中洲のもつ鍋人気ランキング！美味しい福岡名物のお店を厳選して紹介

福岡の博多の中州には、美味しいものがたくさんあります。その中でも「もつ鍋」はさすがに本場だけあって、種類も多く味の探求の成果が遺憾なく発揮されています。中州のおすすめのもつ鍋の美味しい店をいろいろ紹介しましょう。

中州と言えば日本中にその名前が知られていますが、正確に言うと福岡市博多区の地名で、那珂川と博多川の2本の川に挟まれた土地です。ここは日本有数の歓楽街となっています。

中州は九州最大の歓楽街で、東京の歌舞伎町、札幌のすすきのと合わせて「日本三大歓楽街」とも称されているのです。そのせいか、サラリーマンの出張先としての人気はトップクラスといえます。

中州には飲食店、風営法対象業種のクラブやキャバクラ(中州では「ラウンジ」あるいは「ニュークラブ」と言います)、バーなどが集積されています。特に飲食店については、博多っ子の食に対する情熱とパワーを強力に示しています。

もつ鍋は福岡県の郷土料理として大人気を誇っていますが、地元の人達の肥えた味覚に対応できるもつ鍋を提供しつづけているうちに品質も向上してきました。福岡ひいては中州名物のもつ鍋について説明します。

もつ鍋とは、牛または豚の小腸や大腸などの内臓肉を主原料とする鍋料理のことです。これらの内臓肉を「もつ」あるいは「ホルモン」と呼び、もつ鍋とホルモン鍋とは同じものです。

もともとは博多で第二次世界大戦後にもつ肉とニラをアルミ鍋で醤油味に炊いたものです。その後進化して現在では、カツオやコンブでダシを取って醤油や味噌で味付けし、大量のニラ、キャベツ、ニンニク、唐辛子(鷹の爪)を入れ煮込みます。

ニンニクを入れるのはもつの臭みを消すためで、最初からスープをつくる段階で入れ込んでおくこともあります。このようにしてできた中州のもつ鍋は絶品なのです。

鍋物の常として、もつや野菜を食べた後の汁にはウマミが凝縮されています。このスープを利用して「締め」を造るのですが、一般的にはご飯は麺類を入れますが、中州をはじめ福岡では「チャンポン」麺を入れるのがおすすめとなっているのです。

それではいよいよ中州のおすすめもつ鍋人気ランキングを発表します。第12位から第10位のおすすめもつ鍋は次の通りです。

福岡の中州で人気のもつ鍋店、最初におすすめするお店は「もつ鍋ひろ」です。先代の「もつ鍋ひで坊」からの味を大事に引き継ぎながらも、「もつ鍋ひろ」として中州の中でも新たなメニュー開発にも余念がありません。

お店の看板メニューの醤油もつ鍋の人気は不動ですが、変わり種のチーズもつ鍋も、女性客に人気です。店内はまるでログハウスのようなウッディなオシャレ空間です。

昭和61年に創業した老舗の「牛もつ鍋･川端」は中州の中でも伝統を支える存在です。店で使っている「もつ」は卸から直接仕入れる鮮度抜群の国産牛の小腸のみを使用しています。

また秘伝のスープは羅臼コンブでダシをとったまろやかであっさりした醤油味です。もつ鍋の材料は九州産を中心として、全てが国産品となっています。本物指向のもつ鍋を食べたいなら中州の川端へと自負しているのです。

「つくも中州店」は何と言ってもアクセスが便利です。中州川端駅の3番出口からならば徒歩10秒で到着できる、スプーンビル2階にあります。個室のような座席が主となっているので、個室感覚でもつ鍋が楽しめます。

またおつまみもたくさんあり、酢もつを柚胡椒で食べるとお酒が進みます。

続いて中州のおすすめもつ鍋人気ランキングの、第9位から7位の発表に進みます。

「酒一番」は中州で創業以来50年以上営業している老舗の居酒屋です。この店の特徴は安くて美味しいということでコスパが抜群ということです。そのせいか常連が引きも切らず訪れています。

旬の食材を豊富に使用した日替わりメニューや、昔懐かしいおふくろの味や博多名物の数々が安く味わえ、常連ならずともおすすめです。

仙頭中洲店の人気ナンバーワンメニューは「仙頭もつ鍋」です。炭の香りの「炙りもつ」と「塩麹レモン」との絶妙の味わいが、多くの人たちの舌を捉えました。

さらにスタイリッシュな店内も、居心地が良いと女性客に大人気で、女性同士の客も多いのが特徴となっています。

「もつ鍋慶州西中洲店」は、福岡の老舗焼き肉店が手がけているもつ鍋専門店です。九州産黒毛和牛のもつを使用した5種類のもつ鍋が楽しめます。西中洲は大人の雰囲気が漂う街で、店内は西中洲の雰囲気にあったシックな内装になっています。

もつ鍋のメニューは、石焼きホルモン、激辛石焼旨辛ホルモン、慶州もつ鍋しょうゆ味あるいは白みそ味、慶州もつ鍋塩テール味の中から選べます。

ランキングもいよいよ後半戦に入りました。中州のおすすめもつ鍋ランキングの第6位から第4位を発表します。

博多もつ鍋おおやま本店は1階から3階まで席があります。1階はオープンな掘りごたつで、2階と3階は全席個室となっています。

この店のもつは和牛の小腸のみを用いており、6種類のコース料理もあります。自慢のこだわりスープは下の表の通り充実しています。

博多のもつ鍋の締めのチャンポンはこの店から全国区になったと豪語しているのが「もつ鍋専門店元祖もつ鍋楽天地天神本店」です。この店のもつ鍋は独自のこだわりを持ち続けており、それがクセになる味として高い人気を誇っています。

楽天地天神本店のこだわりの味は下の表の3つの秘密の通りです。

第4位のもつ鍋笑楽福岡本店は、毎日入荷する鮮度抜群の極上和牛ホルモンを使用しています。これは老舗の信用があればこそ入手できるのです。このもつに下処理をしてみがきをかけています。

さらにニラやキャベツは国内で一番旬の産地ものを厳選使用し、もつ鍋の具材としては珍しい「ごぼう」を使用しています。さらに「しょうゆスープ」は味わい深い濃い口醤油と薄口醤油を、コンブ、カツオなどの旨み成分と調合し熟成させています。

「味噌スープ」はコクがある合わせ味噌仕立てのスープで、秘伝の醤油タレを調合して丁寧に仕上げたスープなのです。これらの職人技を駆使しているために美味しいもつ鍋が提供できています。

さて、いよいよトップ3の発表です。中州の人気おすすめもつ鍋の第3位から第1位は次の通りです。

第3位の「もつ幸」には、1978年の創業から守り続けている味があります。新鮮な国産牛のもつ4種(小腸、センマイ、赤センマイ、ハツ)とキャベツ、ニラを鶏ガラベースのスープで炊いて自家製酢醤油につけて食べる水炊き風の味わいです。

好みで柚胡椒や赤唐辛子を入れます。またこの店の特徴は、鍋の上に餃子の皮を乗せてあります。鍋が煮立ってきたらスタッフが混ぜに来るのです。この餃子の皮はトロッとして美味なのです。

昭和60年に博多の大名にグリルドしんちゃんという創作料理の居酒屋を創業したのが「一慶」の始まりです。その後お店が軌道に乗り現在では押しも押されもしないもつ鍋専門店になりました。

一慶の名物といえば、「炙りもつ鍋」です。これは、ひょんな事から発明されました。店主がキャンプに行ってバーベキューをして、網の上に牛もつを残したまま寝てしまいました。

翌朝焼いて食べ残したもつを、もったいないので熱いスープの中に入れて食べてみたら、香ばしくて食感も楽しめ、うまみも増して最高に美味しかったのです。それ以来当店のおすすめとなったわけです。

中州のおすすめもつ鍋のランキング堂々1位を獲得したのは、「梟(ふくろう)」です。この店は完全個室となっており、また博多座、ホテルオークラ、博多リバレイン、キャナルシティ、中州繁華街からのアクセスが良いために人気があります。

多くの有名人がお忍びで利用する、隠れ家的な落ち着いた雰囲気の店です。さらに新鮮で上質な小腸を使用したもつ鍋には独自性があります。ベーシックな「味噌」、「醤油」のほかにテレビや雑誌で有名になった「雪見鍋」もあるのです。

さらに日本初の蒸籠で蒸し上げる「元祖蒸しもつ鍋」、ピリ辛スープが女性に人気の「火山鍋」などがあります。この他にもオリジナル料理や珍味も豊富にあり、「もつ」の苦手な人向けには、他の種類の肉を提供できる心遣いが、1位になった秘訣でしょう。

もつ鍋はヘルシーだという理由で、女性の間にも人気があります。そして本場のもつ鍋を食べるならば、博多の中州に行けば絶品のもつ鍋を楽しむことができるのです。一口にもつ鍋と言っても店によって味わいが異なります。

中州の人気店へ行って、「これが最高のもつ鍋だ」と思っても、他の店に行くとまた違った味わいに感激してしまうでしょう。

中州でどこへ行ったら良いのか迷ったら、このランキングを参考にして自分好みのもつ鍋を探し出して堪能しましょう。