布引の滝は神戸の人気観光スポット!アクセスや周辺情報を紹介
都会の神戸で自然を堪能できる人気の観光スポットがあります。布引の滝です。ここでは、神戸で人気のスポット、布引の滝の魅力をお伝えします。あわせて周辺の情報も。天気のいい日に少し足を伸ばして、気軽な観光気分で、自然の中でマイナスイオンをたっぷり浴びてみませんか?
目次
神戸の絶景スポット「布引の滝」の見どころを紹介!
神戸にはたくさんのおすすめ人気観光スポットや、美味しいグルメなどがあります。そんな中、ここでは、絶景のおすすめスポットである布引の滝を紹介します。神戸で気軽に自然を堪能できますよ。
布引の滝ってどんなところ?
さて、神戸にある布引の滝とはどんなところなのでしょうか。
布引の滝とは、神戸市中央区を流れる布引渓流にある4つの滝の総称です。六甲山の麓の中腹に位置します。
那智の滝と華厳の滝と合わせて、日本三大神滝とされています。また、日本の滝百選にも選ばれています。
布引の滝の基本情報
布引の滝は、雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓滝(つつみだき)の4つの滝からなる総称です。
それぞれの滝をつなげる歩道が整備されています。四季に応じていろいろな姿を見せる4つの滝を巡りながら、ハイキング気分が楽しめます。
都会にある分、アクセスも大変良く、最寄り駅はJR新神戸駅です。また、神戸の有名なおすすめ観光地の布引ハーブ園からも近く、自然を満喫できるスポットになります。
住所 | 神戸市中央区葺合町 |
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アクセス | テキスト4 |
公式URL | https://www.feel-kobe.jp/facilities/detail.php?code=0000000093 |
4つの滝からなる布引の滝
先にも紹介しましたが、布引の滝は4つの滝からなる総称です。4つそれぞれに特徴があり、見応えがあります。4つの滝について詳しく見てみましょう。
雄滝(おんたき)
4つの布引の滝の中で一番の落差を誇る雄滝。滝の落ち口から滝壺までの距離は、43mの名瀑です。滝壺に流れ込む時には、綺麗に扇形に広がるように流れ込みます。この様子を見るだけでもとても癒されます。
また、この距離を豪快に流れる雄滝は、4つの中では最も迫力のある流れが身近に見られる滝です。
雄滝の右側の階段を上がると「おんたき茶屋」と呼ばれる休憩場所が出てきます。ベンチや机が用意されていて、ゆっくりと周りの景色を楽しむことができます。時間に余裕をもってベンチに腰を下ろしてみるのもいいものです。
夫婦滝(めおとたき)
雄滝の滝壺に目を向けると、そこから、二筋の滝が流れ出しています。2本が寄り添うように流れて、最後には1つの流れになるので、夫婦に例えてその名前が付けられたと言われています。
この滝の前には、橋があり、そこから、雄滝とともに夫婦滝も一緒に眺めることができます。3つの滝の流れが一度に眺められるのはとても魅力でおすすめです。
鼓滝(つづみたき)
鼓滝は、他の3つの滝に比べると、歩道からは少し見づらいところを流れています。よく注意していないと通り過ぎてしまうくらい目立ちません。その代わりに、「鼓瀧」と記された石碑があるので、それで気付けるでしょう。
鼓滝の名前の由来は、滝の流れが鼓の音のように聞こえると言われるところです。流れが視覚で確認しにくい分、耳を良く澄ませて滝の流れを音で感じてみましょう。
雌滝(めんたき)
4つからなるおすすめの布引の滝の紹介の最後は雌滝です。
雌滝は、JR新神戸駅から一番近いところにあり、布引の滝を見に行こうとすると最初に目に入ってくる滝です。滝の落ち口から滝壺までは19mで、雄滝に比べると穏やかな流であり、大きな布を垂らしたように見えるため、布引の滝と呼ばれるようになり、4つの滝の総称となりました。
時間がなく、布引の滝4つを全部見て回れない人でも、この雌滝だけでも見に行ってください。見る価値は十分にありおすすめです。
【神戸】布引の滝へのアクセス①ロープウェイ利用
おすすめの布引の滝へのアクセス方法としては、大きく2つあります。まずはそのうちの、ロープウェイを使っていく方法を紹介します。
布引ハーブ園のロープウェイの料金・運行時間
おすすめの布引ハーブ園のロープウェイは山麓駅~中間駅~山頂駅からなります。山麓駅は、JR新神戸駅から徒歩5分のところにあります。
山麓駅から中間駅までは、930m。中間駅から山頂駅までは、529m。標高にしておよそ400mで、ロープウェイに乗っている時間は約10分間です。乗っている間に、布引ハーブ園の様子を眺めることができます。
ロープウェイの料金や運行時間は、下記の表の通りです。
営業時間 | 始発 | 終発(上り) | |
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春 3/20~7/19 秋 9/1~11/30 | 平日 土日祝 | 9:30 9:30 | 16:45 20:15 |
夏 7/20~8/31 | 全日 | 9:30 | 20:15 |
冬 12/1~3/19 | 全日 | 9:30 | 16:45 |
料金 | 往復 | 片道 | 備考 | |
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通常営業 | 大 人 小 人 未就学児 | 1,500円 750円 無料 | 950円 480円 無料 |
小・中学生
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ナイター営業 | 大 人 小 人 | 900円 550円 | - | 17:00以降に販売。 往復券のみ。 |
山麓駅⇒中間駅(片道) | 大 人 小 人 | ー | 750円 380円 | 片道県は 山麓駅~中間駅のみ |
布引ハーブ園から布引の滝への行き方
山麓駅から山頂駅へロープウェイで進みます。そして、山頂駅に降り立てばすぐ目の前におすすめの布引ハーブ園が広がっています。
布引ハーブ園から歩道があり、その歩道をたどっていけば最終は三宮に到達できます。その途中に布引の滝があります。ちゃんと道案内の目印が出ているので、その案内に従って歩いて行けばよいのです。眼下には神戸市街地が一望できるところもあります。
歩道といっても、場所によってはかなり細かったり、道案内の目印が見にくかったりする場所もあります。気を付けながら布引の滝に向かってください。
布引ハーブ園の基本情報
JR新神戸駅から徒歩5分。ロープウェイの山麓駅から10分で着くおすすめの布引ハーブ園は、日本最大のハーブ園です。標高400mのところにあり、神戸の街並みや海を見下ろすことができます。
園内には、約200種75,000株の花やハーブが植えられています。四季の庭や、オリエンタルガーデン、ラベンダー園など12ガーデンに分けられて植えられており、順に回って花や匂いを楽しむことができます。これだけの種類が植えられているので、四季折々に違った姿を見せてくれて、何度も行ってみたくなります。
ロープウェイの山頂駅を降りてすぐのところには、展望レストハウスがあり、そこにはレストラン、カフェ、ショップが入っています。
ハーブ園で育ったハーブをふんだんに使ったおすすめ料理が味わえます。オリジナルブレンドハーブティーや、ハーブ園オリジナルソーセージ盛り合わせ、布引ハーブバーガー、ガーデンソフトクリームなど、ここでしか味わえないメニューでいっぱいです。
住所 | 兵庫県神戸市中央区北野町1-4-3 |
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電話番号 | 078-271-1160 |
営業時間・定休日 | 営業時間 10:00~17:00
定休日 なし |
アクセス | ロープウェイハーブ園山頂駅下車すぐ |
公式URL |
【神戸】布引の滝へのアクセス②駅からハイキング
布引の滝へのもう一つのアクセス方法は、徒歩です。JR新神戸駅から徒歩で向かうのです。歩道もしっかりと整備されており、ハイキング気分で歩いてみましょう。
新神戸駅からの行き方
都会からわずかな時間で大自然の空気が味わえるのが、布引の滝のいいところです。JR新神戸駅から2分も歩けば、緑に覆われた空間に出会うことができます。
新神戸駅に着いたら、まず、バス乗り場のある1階を目指しましょう。そこに行くと目に入ってくる壁に、布引の滝と大きな文字と共に矢印が書いてあるのでその方向へ進みます。
2分程歩くと砂子橋が出てきます。そこを渡って左に進むと、分岐点が出てきます。右の階段を上がると雄滝に、左に進めば雌滝に着きます。雄滝は、布引の滝の中で一番奥にある滝なので、先に奥に進んでしまわずに、手前から順に眺めていける左へ進むコースをおすすめします。
分岐点で左に進んで、歩道に沿って歩いて行けば、雌滝、鼓滝、夫婦滝、雄滝と順に見ていけます。一番遠くの雄滝でも、新神戸駅から10分ほどで行ける距離です。
新神戸駅の基本情報
新神戸駅はJR西日本の駅で、在来線は通らない、新幹線単独の駅です。₍在来線に乗り換えたい場合は、隣接する神戸市営地下鉄の新神戸駅から地下鉄に乗り、三宮に出る。) 新幹線はずべて停車する主要駅の1つになります。
新幹線が、東西に広がっている神戸市街地を避け、六甲山の麓を通っているため、新神戸駅も六甲山の麓にあります。
駅構内には、2016年11月にオープンした商業施設アントレマルシェ新神戸店があり、気軽に買い物が楽しめます。
住所 | 兵庫県神戸市中央区加納町1丁目3-1 |
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電話番号 | 0570-002-486 |
営業時間・定休日 | みどりの窓口 5:30~23:00
定休日 なし |
アクセス | JR三ノ宮駅下車神戸市営地下鉄乗り換え 西神・山手線乗車新神戸駅下車 地下道直結 |
公式URL |
【神戸】布引の滝周辺の見どころ
布引の滝だけでも見応えはかなりありますが、それ以外にも周辺には、見逃せない見どころがあります。いくつか紹介します。
可愛い吊り橋「猿のかずら橋」
雌滝、鼓滝、夫婦滝、雄滝と順に布引の滝を見ていくと、その先に猿のかずら橋があります。布引の滝の上流にかかる橋です。
この橋は、サルナシという名前の植物の蔓を使って造られた可愛らしい橋で、インスタ映えも狙えますよ。
六甲山の瀬戸内海国立公園編入50周年を記念して、「祖谷のかずら橋」に似せて造られました。
日本ダム湖100選の一つ「布引ダム」
新神戸駅から15分ほど歩いたところにあるダムです。布引五本松堰堤や布引五本松ダムとも呼ばれています。
布引ダムが堰き止めている布引貯水池は、2005年に制定された制度の、ダム湖100選の1つに選ばれています。また、2006年には布引水源地水道施設の一部として、国の重要文化財に指定されました。
夏期の夜間にはライトアップがされ、北野町や布引ロープウェイから眺めることができます。
ダム周辺でバードウォッチング「野鳥観察所」
布引ダムによって作られる貯水池には、オシドリやホシハジロなどいろいろな野鳥が飛んできます。その鳥を観察できるように、貯水池の横には、野鳥観察所が設けられています。
よく見られる野鳥を絵で開設した看板や、ベンチが設置してあり、ゆっくりしながら池の野鳥を眺められます。
そして、観察ノートと呼ばれるノートが置かれていて、この場所で野鳥観察した人が自由にその時に見た野鳥などの情報を書き込めます。知らない人と野鳥で繋がり、情報交換ができるのも楽しいですね。
【神戸】布引の滝にハイキングする際のポイント
布引の滝は、神戸市の中心地から時間をかけずに自然と触れ合える絶好の場所です。布引の滝を回るだけでも、ハイキングに行った気分が味わえます。
都心から近い分、どんな格好でどんなものを持っていけばいいのか、気を付けたいポイントをあげておきます。
ハイキングの持ち物
新神戸駅から近く、4つの滝の中で一番遠くにある雄滝でも歩いて15分程度ですから、4つの滝を見るために歩き回っても、大変気軽なハイキングコースだと言えます。その分、手ぶらでも行けると言ってもいいでしょう。
ただ、せっかくのハイキングですから、絶対に必要という訳ではありませんが、持っていったら良いのでは、というものがあります。
まずは、カメラです。もちろんスマートホンのカメラ機能を使うので大丈夫です。せっかく壮大な滝の流れを見られるのです。その様子をカメラに収めないのはもったいなくはないですか。
そして、4つの滝をつなぐ歩道には、ところどころ休憩所が設けられています。せっかくなら、お気に入りの飲み物を持っていって休憩所で腰を下ろし、ゆっくりと飲み物を味わってみるのもいいでしょう。
布引の滝は駅から近い分、これがないと困るという持ち物は正直ありません。代わりにあったらよりハイキングが楽しめるというものは、考えればいろいろありそうです。
ハイキングの服装
神戸市街地に近いということで手軽にハイキング気分を味わえる布引の滝。手軽だからといって市街地で買い物をするような服装ではさすがに無理があります。
1番新神戸駅から近い雌滝までくらいなら、かかとの高いお洒落な靴でも歩道が整備されていることもあり、行けないことはありませんが、4つの滝を全部見て回ろうと思うと、やはり足元はスニーカーなどの運動靴をおすすめします。
また、女性の場合、ワンピースやスカートでも歩けないことはありませんが、4つの滝を見て回るのならば、動きやすいズボンスタイルがベストでしょう。
駅から近いということで、気軽さはありますが、山道を歩くということを頭に置いて、服装を決めることが大事です。
気軽にハイキングが楽しめる布引の滝へ出かけよう!
ハイキングと構えず、気軽に楽しめるのが駅から近くにある布引の滝のいいところです。その利便さを活かして、自然と触れ合いに布引の滝にハイキングに行ってみましょう。
あっという間に、普段の喧騒から離れられますよ。マイナスイオンを浴びながら、ハイキングを楽しみましょう。