小田原のお土産ランキング!人気の名物・小田原駅構内のお菓子も紹介
神奈川県の小田原は歴史ある城下町として人気の観光スポットです。また、小田原漁港で水揚げされる新鮮な海の幸も魅力のひとつ。そんな小田原に観光に行ったら、どんなお土産を買うべきでしょうか。この記事では、伝統文化と海の恵みから生まれた小田原のお土産品をご紹介します。
目次
小田原ではお菓子・名物グルメなど人気のお土産が買える!
小田原は、源頼朝が石橋山の戦いに勝利し、戦国時代には北条早雲が戦国一の城下町を築き、秀吉の小田原攻めで包囲攻撃にあうなど、歴史の舞台に数々の名を残してきた城下町です。
現在では小田原城を中心とした城下町や、湘南の海でのマリンスポーツの拠点として人気の観光地になっています。
この記事では、小田原の人気のお土産を、ジャンル別にランキング形式でご紹介します。
小田原のお土産人気ランキングTOP3【人気お菓子編】
北条氏の城下町として栄えた小田原では、伝統ある和菓子がお土産として人気です。
【3位】名産品湘南ゴールドを使った「湘南ゴールドゼリー 谷和」
神奈川県が独自に開発した柑橘類の一品種「湘南ゴールド」を使ったゼリーです。
「今村温州」と「ゴールデンオレンジ」を掛け合わせて生み出された「湘南ゴールド」は、明るく輝く黄色の表皮と、上品な甘み、爽やかな香りが特徴です。これをふんだんに使用した谷和の「湘南ゴールドゼリー」は、神奈川のお土産にぴったりなおすすめの商品です。
販売店名 | 小田原駅 |
値段 | 1295円/12個 |
公式URL |
【2位】定番和スイーツ「ういろう お菓子のういろう」
小田原のういろうは、元々京都を本拠としていた「外郎家」が考案したもので、小田原に分家した小田原外郎家にもその製法が伝わったものとされています。
元々薬屋だった外郎家の製造する小田原ういろうは、胃腸虚弱や病後、子供や産婦なども食べられる「栄養菓子」として販売されていて、米粉の優しい味が特徴です。もっちりとした独特の食感と、あっさりとした甘さは、お茶請けに最適です。
販売店名 | ういろう 小田原駅 |
値段 | 700円/1本 |
公式URL |
【1位】お土産に人気の銘菓「虎朱印最中 正栄堂」
5代続いた北条家が公文書に必ず押したのが、「虎朱印」という印鑑です。「禄寿応穏(ろくじゅおうあん)」という文字と、上部に虎が横向きに座った姿が記されています。
北条家の善政と城下小田原の繁栄をしのぶため、この朱印をあしらったもなかが誕生しました。繊細なもなかの生地に大納言小豆と柔らかい求肥が入って、もっちりと食べ応えのあるもなかです。「虎朱印」を食べながら、北条氏のドラマティックな歴史に思いを馳せるのも素敵です。
販売店名 | ラスカ小田原店 二宮店 |
値段 | 2000円/10個 |
公式URL |
小田原のお土産人気ランキングTOP3【食品・グルメ編】
湘南の海に面した小田原は、海産物をはじめとしたグルメもおすすめです。
【3位】人気の老舗ベーカリー「あんぱん 柳屋ベーカリー」
最近ご当地グルメとして人気を集めている柳屋ベーカリーのあんぱんがランクイン。小田原駅から箱根登山線に乗り換え、箱根板橋駅で下りて8分のところにある老舗ベーカリーです。
10種類のあんは「こしあん」「つぶあん」などのオーソドックスなものから、「栗きんとん」「赤しそ」などオリジナリティあふれるものまで様々で、薄くて香ばしい皮の中にあんがたっぷり入っています。
販売店名 | 柳屋ベーカリー |
値段 | 172円/1個〜 |
公式URL | なし |
【2位】海産物のお土産といえばこれ「干物 山安」
江戸時代から続く老舗干物専門店の山安では、小田原港で水揚げされた新鮮なお魚の干物をゲットできます。金目鯛や真あじなど相模湾の海の幸を、冷凍保存せずに朝獲れてそのまま干物にするので、市販の干物とは味が違います。
贈答用の箱入りのものは大切な人へのお土産に、ちょっと傷が入っているけどおいしさそのままのお買い得パックは自分へのご褒美に買って帰るのがおすすめです。
販売店名 | 山安 小田原駅前店 山安 ターンパイク店 山安 鎌倉店 |
値段 | 骨までパクッとお魚詰め合わせ 3780円 (一例) |
公式URL |
【1位】名物小田原かまぼこ「板かまぼこ 鈴廣」
干物と並んで小田原の海産物として人気なのがかまぼこです。200年の伝統を誇る小田原のかまぼこは、冷蔵庫のなかった当時、小田原のおいしいお魚を、参勤交代や湯治で滞在する箱根の逗留客へと届けるために考案されました。
鈴廣の看板商品である「特上」「謹上」「上板」には、グチなどの天然魚のみが使用され、スーパーのかまぼことは一線を画すおいしさです。このかまぼこを食べてからスーパーのかまぼこは食べられなくなったという人もいるほどです。
販売店名 | 鈴廣蒲鉾本店/鈴なり市場 鈴廣蒲鉾小田原駅前店 鈴廣蒲鉾石橋店 |
値段 | 特上蒲鉾 1600円/1本 (一例) |
公式URL |
小田原のお土産人気ランキングTOP3【雑貨編】
昔ながらの城下町である小田原では、伝統工芸のおみやげも豊富です。食べものだけでは味気ないという方は、形に残る雑貨のお土産がおすすめです。
【3位】200年の歴史ある伝統工芸「箱根寄木細工」
小田原駅から乗り換えてすぐの箱根温泉では、昔から寄木細工が伝統工芸として人気です。様々な色合いの木材をモザイクのように配置して模様を描き出す手法で、箱やお盆などの木工製品が制作されてきました。
小田原市内でもいくつかのお店で手に入るので、精巧な模様をぜひ手にとって眺めてみてください。ピアスやペンダントなどのアイテムも制作されているので、生活に取り入れやすいこれらの商品は特におすすめです。
販売店名 | WAZA家 クラフトエイト |
値段 | 箸置き 3500円/5個 (一例) |
公式URL |
【2位】手作り体験もおすすめ「小田原ちょうちん」
東海道の宿場町小田原では、昔から旅人の携帯用に提灯が作られていました。安くて軽くて折り畳めると評判になった小田原の提灯は、童謡「お猿のかごや」などを通して有名になり、現在では毎年7月に「小田原ちょうちん夏祭り」が開催されます。
ミニサイズならお部屋のちょっとしたアクセントにもなり、おすすめです。また、小田原駅から徒歩で約15分の「小田原宿なりわい交流館」では自分で絵付けなどの体験ができるワークショップも開催されていて、子供連れの観光客に特に人気です。
販売店名 | 山崎提灯店 |
値段 | ミニ提灯 1000円 (一例) |
公式URL | なし |
【1位】室町時代から続く「小田原漆器」
室町時代から続く小田原の伝統工芸が「小田原漆器」です。箱根山から産出する豊富で良質な木材を使った漆器は、北条早雲が城下町に職人を集めてその活動を支援したことで、工芸品として飛躍的に発展しました。
透明漆が主体で、一つ一つ風合いの異なる自然の木目の美しさが人気です。漆器はちょっと高価かも、という方には、箸置きや茶筒用の茶杓などがお手軽で持ち運びしやすいのでおすすめです。
販売店名 | WAZA家 クラフトエイト |
値段 | 汁碗 3780円/1個 (一例) |
公式URL |
小田原のお土産人気ランキングTOP3【小田原駅構内で買える編】
観光に時間がとられてお土産をどうしよう、という方は、小田原駅構内で確実に買えて、しかも評判も上々のこちらのお土産がおすすめです。
【3位】漆黒のまんじゅう「ご黒うさん 菜の花」
小田原市内で明治38年から店を構える和菓子店「菜の花」の「ご黒うさん」は、ごまあんを、黒糖と竹炭を練り込んだ生地で包んだおまんじゅうです。新月の目に見えないけれどそこにある月をイメージして作られ、旧暦の月の始まりである新月の「出発」をイメージしたおめでたいお菓子です。
いつもお世話になっている方に「ごくろうさん」とお渡ししたいおすすめのお土産です。
販売店名 | 夢屋・菜の花 和菓子 菜の花 和菓子 菜の花 ダイナシティ店 |
値段 | 1500円/12個 |
公式URL |
【2位】日持ちする人気お土産「足柄茶まんじゅう」
神奈川県農協が開発したこのお菓子は、小田原近郊の銘茶の産地足柄で採れたお茶の葉を練り込んだ蒸し饅頭です。小ぶりなサイズで食べやすく、すっきりとしたお茶の香りとあっさりめのあんこが間違いない美味しさです。
お値段も手ごろなので、職場用と自宅用など、たくさん買って帰れるのも嬉しいポイントです。
販売店名 | 小田原駅 神奈川県農協茶業センター足柄茶直売所 |
値段 | 1080円/16個 |
公式URL | なし |
【1位】うさぎ柄のかわいいどらやき「小田原うさぎ 菜の花」
「ご黒うさん」と同じく「菜の花」の看板お菓子なのが「小田原うさぎ」です。普通のどら焼きかと思いきや、食べてみるとバターの香りが香ばしく口の中に溢れます。
バターとあんこという外れのない組み合わせですが、どら焼きの中に入っているのはちょっと珍しいのではないでしょうか。
パッケージにはかわいいウサギがあしらわれていて、お土産にも、帰りの電車の中でもおやつにもおすすめの一品です。
販売店名 | 夢屋・菜の花 和菓子 菜の花 和菓子 菜の花 ダイナシティ店 |
値段 |
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公式URL |
小田原でおすすめのお土産屋スポット2選!
小田原の観光スポットは大きく分けて小田原城周辺エリアと、湘南の海が眩しい沿岸部エリアにわけられます。ここでは、2つのエリアのおすすめお土産スポットをご紹介します。
①アクセス便利で観光客から人気「小田原駅」
新幹線、JR在来線、箱根登山鉄道、小田急など複数の路線が乗り入れるターミナル駅の小田原駅は、観光客も数多く利用する大きな駅です。小田原駅構内には複数のお土産屋さんがあるので、観光スポットで買う時間がなかったり、買い逃したものがあっても安心です。
新幹線口近くの「キオスク」や「旅の友おべんとう」ではグルメアイテムを中心にお土産が揃っているほか、在来線小田原駅の「小田原駅名産店」でも小田原の名産が手に入ります。
ちょっと時間に余裕がある場合は、駅ビルの「ラスカ小田原」の1階の食料品店エリアでじっくり選ぶのもおすすめです。
住所 | 〒250-0045 神奈川県小田原市城山1丁目1−1 |
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電話番号 | 0465-24-2055 |
営業時間・定休日 | - |
駐車場の有無 | なし |
アクセス | 新幹線「こだま」で東京駅から約30分 新幹線「ひかり」で新大阪駅から約2時間半 |
②人気の道の駅「漁港の駅TOTOCO小田原」
湘南の海に面した小田原漁港の併設された道の駅「漁港の駅TOTOCO小田原」では、新鮮な魚介類や加工品を手に入れられます。
あさりの佃煮や小魚のせんべい、雲丹醤油など、ここでしか手に入らない海の恵みが目白押し。特にかつおやいわし煮干などのお魚をじっくり煮出した出汁パックは、ちょっとごちそうに腕を振るいたいときに嬉しい「いいお出汁」として人気のお土産です。
道の駅ですが、駅から徒歩10分のアクセスの良さも魅力です。
住所 | 〒250-0021 神奈川県小田原市早川1番地の28 小田原漁港西側エリア |
電話番号 | 0465206336 |
営業時間・定休日 | 9:00-17:00 無休 |
駐車場の有無 | 有 |
アクセス | 西湘バイパス早川ICから車で2分 小田原厚木道路小田原西ICから車で4分 JR東海道本線早川駅から徒歩10分 |
小田原で人気のお土産は通販でも購入できる?
小田原のお土産の多くはネットなどでお取り寄せが可能です。詳しくは、各おみやげの公式サイトにアクセスしてみてください。おうちでも小田原のグルメや伝統工芸を楽しんでみましょう!
小田原でお気に入りのお土産を手に入れよう!
歴史ある城下町として、また湘南の海の恵みを受けるグルメの町として人気の小田原。この記事では、そんな小田原の人気のお土産を、ジャンル別のランキング形式でご紹介しました。ぜひ小田原観光の際に参考にしてみてください。