大分県の名物料理！有名なご当地グルメ･名産の美味しいものも紹介

大分は、四国・愛媛との間にある豊後水道（ぶんごすいどう）や日豊海岸(にっぽうかいがん)で獲れる海の幸が豊富な場所。美味しい海鮮をはじめ、ご当地料理やB級グルメなど、名物がたくさんあります。

大分県発祥のグルメも多く、大分に行けば存分に「食」を楽しむことができるでしょう。

ここでは、大分県のおすすめ名物料理と名物料理を食べられる人気店をご紹介します。

まずは、大分県でおすすめの名物料理3選として「海鮮料理編」をご紹介します。

「りゅうきゅう丼」は、タレに漬けた刺身をのせた丼。アジやサバをはじめ、カンパチやブリなどの魚が使われます。ショウガやごまなどで和えられ、香ばしい香り食欲をそそる大分名物です。

 「二代目与一」の琉球丼は、味の切り身を使用。味付けがしっかりとしていてどんどんかきこめます。

かぼすブリは、エサとして大分特産のカボスを与えて育てられたプライドフィッシュ。カボスのおかげで、一般的なブリに比べると変色や臭みが少なく、脂がのっているのにさっぱりと食べられることが特徴です。

臼杵市にある「みつご」では、かぼすブリをコース（￥4,000～）で味わうことができます。

「ひゅうが丼」は、マグロの赤身を使用した丼。 マグロがよく食べられる津久見市(つくみし)では、マグロを使ったりゅうきゅう丼のことを「ひゅうが丼」といいます。

大分県津久見市 にある 「浜茶屋（はまぢゃや）」が有名。第３回全国丼グランプリで金賞をとった名物丼です。

続いては、大分県でおすすめの名物料理3選として「麺料理編」をご紹介していきましょう。

カリッとした麺が美味しい「日田やきそば」は、クリスピーな食感が人気のB級グルメ。鉄板の上で十分に焼かれた麺に豚肉やもやしを加え、ソースで味付けをすれば出来上がりです。

日田市にある「想夫恋（そうふれん）総本店」では、注文を受けてから焼き上げるので、アツアツ＆パリパリの美味しい名物グルメを味わえます。

別府冷麺は、大分の別府に満州から移り住んだ人たちによって広められた麺料理。小麦粉の多いラーメンのような麺で、太麺と中細麺が主流です。和風だしのスープであっさり食べられる、大分ならではのご当地グルメです。

別府市にある「六盛(ろくせい)」は、市内屈指の人気店。昆布味のスープが特徴です。

「ごまだしうどん」は、佐伯市でよく食べられている郷土料理。ごまだしとは、大分でよく獲れる「えそ」という魚の焼き身をほぐし、砂糖や醤油、ゴマなどをブレンドして作るご当地タレで、シンプルに素うどんにかけて食べるのが定番です。

佐伯市にある「 味愉嬉食堂（みゆきしょくどう）」のごまだしうどんは、地元の人に人気の高いお店です。

ここでは、これまでご紹介した海鮮や麺の名物のほかに、大分県でおすすめの名物料理を3つご紹介します。

全国的にも有名な中津の唐揚げ。発祥の大分県中津には、たくさんの唐揚げ店が軒を連ねています。かつて、中津にはたくさんの養鶏所があったことからよく鶏料理が食べられており、手に入りやすくて安価だったことから唐揚げが広まりました。

中津唐揚げの発祥といわれているのが「 中津からあげ 総本家もり山 三光本店」。自家製ニンニクと、継ぎ足して使われ続ける旨味たっぷりの揚げ油が独特の美味しさを生み出しています。

有名なご当地グルメ「とり天」。 鶏の天ぷらを酢醤油やポン酢につけて食べます。ふんわりとした食感とジューシーな味わいが美味しい、大分県民にとってのソウルフードです。

別府市にある「東洋軒」は、とり天発祥のお店。TBSの人気番組『バナナマンのせっかくグルメ！！』をはじめ、これまで数々のマスコミに取り上げられている有名なお店です。

大分の郷土料理「だんご汁」は、小麦粉を練ったものをみそ汁の中に入れたもの。地元の人にとっては小さなころから食べなれた、親しみのある料理です。

「甘味茶屋（あまみじゃや）」では、 だんごを手延べで作ったオリジナルだんご汁や定食を食べられます。

大分県でおすすめの名物料理3選！【スイーツ編】のご紹介です。

大分・別府の自然を利用したスイーツが地獄蒸しプリン。高温の温泉噴気で蒸して作られる、ご当地ならではの人気メニューです。

地獄蒸しプリンといえば「岡本屋」が有名。大分のご当地メニューも豊富です。

「やせうま」の材料は、だんご汁と同じ。出来上がっただんごに砂糖ときな粉をまぶしたものです。

だんご汁が人気の「甘味茶屋（あまみじゃや）」では、やせうまも人気。だんご汁とやせうまをセットで食べられる定食があります。

「石垣もち」は、サツマイモがごろごろと入っている様子が石垣のように見えることから、その名がつけられたお菓子。農家の人が仕事の合間に食べるおやつとして広まり、家庭でもよく作られています。

おすすめは、別府にある「荒巻商店」のもの。程よい大きさで食べやすいと人気です。

大分で食事をしたら、ぜひお土産も忘れずに。大分でおすすめのお土産を2つご紹介します。

「ざびえる」は、大分で50年以上愛されている銘菓。お土産の定番です。

バターの風味豊かな川の中に白あんが詰められた「銀」と、ラム酒風味のレーズンをブレンドした「金」の2種類あります。

甘さとほんの少しの塩気が何ともいえず後を引く味わい。コロンと丸い瓶に入った様子も可愛いと人気です。湯布院の名物なので、お土産におすすめです。

人気商品なので完売してしまうことも。ぜひお早めに。

大分は、ご当地ならではの名物やB級グルメが豊富で、食を楽しみたい人に最適な観光地です。

大分でしか味わうことのできないおいしい料理を、ぜひ楽しんでください。