札幌•三吉神社で御朱印をもらおう!初詣やどんど焼き•お祭り情報を紹介
札幌にある三吉神社は「さんきちさん」と呼ばれ親しまれている神社です。厳格な雰囲気のある三吉神社は秋田の三吉神社の神様の菅原道真公をお祀りしています。三吉神社のお祭りや御朱印、御利益など纏めてました。札幌の三吉神社のお祭りやご利益、御朱印情報など紹介します。
「さんきちさん」と慕われる札幌の三吉神社へ行こう!
三吉神社は札幌市の中心地にある大通公園のすぐ近くにあります。明治に創建された当時は、秋田の三吉神社から学問の神様で名高い菅原道真公をご分霊して祀ったのが始まりとなります。
街の中心地にありますが、境内はとても厳格な雰囲気がある神社です。鳥居をくぐると空気がピリッとした空気を感じ、静かな境内は聖域のような雰囲気があります。
毎年5月のお祭りにはたくさんの屋台が並んで賑やかになります。
札幌•三吉神社とは?
札幌の地元の方は、三吉神社のことを「さんきちさん」と親しく呼ばれていますが、さんきちさんとは秋田の城主であった太平山城主藤原三吉のことです。幕末に起こった戊辰戦争の時に霊験あらたかだったところから「三吉霊神」として祀られています。
神社や神棚は東向きと南向きに建てた方が良いといいますが、三吉神社は南向きの建てられたお社です。大平山三吉神社の御祭神は、大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)藤原三吉神(ふじわらみよしのかみ)金比羅宮(ことひらぐう)天満宮(てんまんぐう)をお祀りしています。
札幌中心街にある神社
地下鉄大通駅と東西線西11丁目駅のちょうど中間辺り、本当に街中のビルの谷間に三吉神社があります。
明治11年に秋田県の神社の分霊を豊平川に祀った
三吉神社は北海道の開拓黎明期の1878年(明治11年)に、秋田に住んでいた木村藤吉氏が同じ秋田にある太平山三吉神社のご分霊を豊平川の畔にお祀りしたのが由来とされています。
明治12年に現在の場所へ遷座
豊平川の畔は大火があった時の防火用の危険を緩和する役割を果たす役割のある場所だったので移されることになりました。豊平川の畔から今の場所に移されたのは翌年の1879年(明治12年)で、当時札幌の中心地に移ってきた最初の神社で、最古二神社です。
三吉神社のお祭りはいつ?
三吉神社では毎年5月14日15日に例大祭が行われています。三吉神社のお祭りを詳しくみていきましょう。
例祭日は5月15日!例大祭は5月に開催
例祭日にあたる15日には神輿が街の中心部を渡御し、境内にある神楽殿では能楽など伝統芸能が奉納されています。札幌では初夏を告げるお祭りとしては一番早いものです。
三吉神社は秋田県に起源があるので、例大祭のときに「悪い子はいね~が」の掛け声と共になまはげも登場します。境内には新鮮野菜の販売や北海道産の食材など提供しているブースなど、格安でビールも飲むことが可能です。
催事内容には変更する可能性もありますのでご注意ください。
例大祭では野外ステージも!
札幌で最も早い由緒ある三吉神社の例大祭ではステージでパフィーマンスやライブなどが行われています。大いに盛り上がる2日間です。
三吉神社のジンクス!
三吉神社と北海道神宮にはお祭りのジンクスがあります。札幌の三吉神社の祭りの日が「雨」だと翌月に行われる北海道神宮のお祭りは「晴れ」で、三吉神社が「晴れ」だと
北海道神宮では「雨」ということです。楽しみなお祭りはどちらも晴れがいいですが、このようなジンクスがささやかれています。
三吉信仰
三吉霊神は勝負の神、曲がったことが大嫌いで弱気を助け、邪悪なものをくじく神様です。太平の城主藤原鶴寿丸三吉は面倒見がよい名君で、他の豪族に妬まれ追い出されたために世を捨てて太平山に籠りました。
大己貴大神と少彦名神を深く信仰し修行の末、力を身につけ神様といて祀られた郷土の神様になりました。霊験談は数多く残されていますが、中でも明治元年戊辰戦争の際に霊験があらたかだったので、特に勝利成功、事業繁栄のお社として信仰が始まったといわれています。
地元はもとより北海道、東北、関東など遠方からも崇敬者が訪れ現在に至っています。
初詣•どんど焼きには毎年多くの人が訪れる
札幌にある三吉神社は合格祈願や出世祈願にご利益があるといわれています。お正月には地元の人など大勢の人が初詣に訪れる神社です。
特に大晦日から元旦にかけては初詣客で大賑わいになりますが、元旦の深夜1時を過ぎると人も少なくなります。元旦になったばかりの深夜、御守やおみくじ等は深夜2時くらいまでは販売されています。
1月7日から1月14日のが三吉神社では焼納するものを預ける期間です。神様から授与された古いお神札や御守、しめ縄、破魔矢、しめ飾りは焚き上げをしてもらい無病息災を祈りしましょう。
焼納(焚き上げ)する際に出る煙と、お正月の神様が帰って行かれると伝えられています。
三吉神社のご利益&御朱印
三吉神社の顔となっているのが天満宮、御祭神の菅原道真公です。菅原道真公を全面的を押しているので、合格祈願にご利益があります。
そのためか菅原道真公のキャラクターが描かれた絵馬の形や絵馬掛けが境内にあり、御朱印は神社の社務所で授与されます。三吉神社は全国にいつくもあるので、ここでは「札幌」と記されていて、デザインも以前のものと変更になっています。
現在の御朱印は三吉霊神が前面に出たタイプの御朱印に切り替わっていて、初穂料は500円です。
三吉神社の御祭神は5柱
札幌三吉神社は大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)、藤原三吉神(ふじわらみよしのかみ)、金刀比羅宮(ことひらぐう)、天満宮(てんまんぐう)です。
由緒にもありますが、秋田県の大平山三吉神社の御分霊なので大己貴神(おおなむちのかみ)少彦名神(すくなひこなのかみ)、藤原三吉神(ふじわらみよしのかみ)が御祭神になっています。藤原三吉神は力の神様、勝負の神様、勝利成功の神様としてご利益があります。
御祭神 | ご利益 |
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大己貴神(おおなむちのかみ) | 国土経営 開拓の神様 |
少彦名神(すくなひこなのかみ) | 国土経営 医薬 酒造の神様 |
藤原三吉神(ふじわらみよしのかみ) | 力の神 勝負の神 勝利成功 事業繁栄 |
金刀比羅宮(ことひらぐう) | 海上交通の守り神 |
天満宮(てんまんぐう) | 学問の神 |
商売繁盛!出世稲荷を参拝しよう
三吉神社境内に稲荷社があります。お稲荷様は本来は五穀豊穣を願う農業の神様で、産業全体の神様として信仰を集めてきました。三吉神社の稲荷社は出世開運の神様として出世にご利益があるといわれています。
ぜひ小さな祠の出世稲荷をお参りください。
社務所で御朱印がもらえる!
本殿側にある社務所で御朱印も授与されます。社務所には御守や商売繁盛の木札が購入することが可能です。
札幌•三吉神社へのアクセス方法
札幌にある三吉神社へのアクセス方法をみていきましょう。
市電や地下鉄を利用するのが便利!
札幌の三吉神社の最寄駅は札幌市電の「西8丁目」駅になります。市電を降りて徒歩約1分の距離です。地下鉄では東西線「西11丁目」駅で3番出口を出て約5分で到着します。
距離にして約400メートルです。札幌市電から来る場合は正面から三吉神社に入ることができます。
大通公園を歩いて行くのもおすすめ
地下鉄や札幌駅から歩いて来る際は、大通公園3丁目か4丁目を歩いて来ることをおすすめします。大通公園を歩いて8丁目まで来ると、滑り台のようなオブジェがあります。
「ブラック・スライドマントラ」と言いますが、これが見えると「札幌ビューホテル大通公園」が見えるので、ビューホテル側に移動します。札幌ビューホテル大通公園の前を通過し、ビューホテルの脇の小道に入ると三吉神社の社が見えてきます。
こちらは裏側になるので、正面から入りたい方は、ぐるっと廻ってください。
住所 | 北海道札幌市中央区南1条西8丁目17 |
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電話番号 | 011-251-3443 |
営業時間:定休日 | 自由参拝 |
アクセス | 市電西8丁目 地下鉄大通駅又は東西線西11丁目下車 |
公式URL |
三吉神社に参拝しよう!
札幌の三吉神社は札幌の中心地にある大通公園に近い神社です。小さな神社なのですが、とても厳粛なムードが漂う神社で、合格祈願や出世祈願のお願いする方が多くお参りしています。
ご利益があると人気のパワースポットなので、札幌観光にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。お参りしたことでご利益が授かります。