札幌駅から帯広駅までの距離・行き方!JRや車などの料金・時間などを紹介
北海道の玄関口でもある札幌駅。北海道の地方に行く場合にもアクセスが良いですよ。札幌駅から道東の帯広に行く際にも便利です。そこで今回は、札幌駅から帯広駅までの行き方をご紹介します。帯広駅までの時間重視、料金重視など色々な行き方をご紹介しますよ!
目次
札幌駅から帯広駅までどんな方法で行けばいいの?
グルメに自然と、魅力が多い北海道。道内のどこに行くにしても、まずは札幌駅がスタート地点になることが多いですよね。札幌駅からならどこに行くにしても、アクセスが良いのが魅力です。
今回は札幌駅から帯広駅までのアクセス方法を、タイプ別に詳しくご紹介していきます。帯広は道東に位置します。農産物も有名な十勝地方も含む、自然豊かな場所で、観光で訪れる方も多いですよね。
道内を旅行するのが初めてだと、料金や行き方は心配になるものです。札幌や帯広を訪れる予定がある方は、出発前にしっかりチェックしておいてくださいね。
札幌駅から帯広駅までの距離について
札幌駅から帯広駅までは約200キロメートルあります。同じ北海道の中でもちょっと距離がありますよね。帯広を目指す時もまずは、帯広駅を目的地に設定するのがおすすめ。帯広駅の近くには、北海道の銘菓 六花亭の本店もあったりして、観光に便利ですよ。
札幌駅から帯広駅までのアクセス方法は、電車か車かバスです。それぞれにメリットとデメリットもありますから、それぞれ比較しながら見ていきましょう。
【札幌駅から帯広駅までの行き方①】JRで行く場合
まずは一番体が楽なJRを使ったアクセス方法をご紹介します。札幌駅に着いたら、外に出ることなく帯広駅に向けて移動を開始できるので、とても便利です。初めて訪れた方でも比較的分かりやすい方法かと思います。
ここではJRを使った際の所要時間や、料金、メリットとデメリットについてもご紹介していきます。さっそく見ていきましょう。
特急とかち・おおぞらを利用
札幌駅から帯広駅までJRを使う場合には、利用できる路線が2つあります。1つは特急とかち。札幌から帯広、釧路までをつないでいる電車です。道央から道東を結ぶメインラインと言えますね。基本的には4両で運行しています。
もう1つが特急おおぞら。青いボディが目を引く特急です。こちらも札幌から帯広、釧路をつなぎます。特急とかちよりも1日に出ている本数が多いのが特徴です。車両も基本的に6両者での運航となるので、乗客数が多くなります。
特急とかちとおおぞら合わせて、平均で2時間に1本ずつの割合で運行しています。一度のがしてしまうと、そんなにすぐには次の電車がこないので注意が必要です。
所要時間と料金について
札幌駅から帯広駅までの所要時間は、平均で2時間40分ほどです。およそ10駅ほどで帯広駅に到着します。北海道の景色を堪能しながら移動することができますよ。
普通列車自由席の場合、料金は7260円です。普通列車指定席の場合、料金は7790円になります。観光シーズンなどは、指定席を購入しておくのがおすすめです。
えきねっとトクだ値を使うとよりお得に購入できますよ。普通列車自由席のは、3950円とほぼ半額で購入できる場合も。事前にネット購入しておくのがお得で、安全です。
時刻表の確認方法は?
えきねっとで検索しても出てきますし、NAVITIMEなどを使って自分で次の電車を調べることができます。事前に時間を決めて購入したい時は、JR北海道のホームページから、札幌駅と帯広駅間の時刻表をチェックすることができます。
札幌駅から帯広駅に向かう際には「下り」の時刻表を見ましょう。帯広駅から札幌駅に帰ってくる場合は「上り」の時刻表になります。先ほども触れたように、下りも上りも約1時間半~2時間に1本の割合で運行しています。
JR利用のメリット・デメリット
JRを利用して札幌駅から帯広駅に行くメリットは、アクセスが比較的簡単ということです。駅構内から外に出る必要もなく、旅行で訪れた際にも自力で運転しなくて良いので迷うことなく目的地に到着することができます。車内で寝て過ごせば、体力を温存することもできますよ。
デメリットは移動の時間が縛られやすい、ということです。札幌駅と帯広駅間で運行する特急の本数もそこまで多くないので、乗り過ごしたら、という心配が付いて回ります。旅行の予定を臨機応変に変更しずらくなってしまうのが残念ですね。
【札幌駅から帯広駅までの行き方②】車で行く場合
次は札幌駅から帯広駅まで来るまで移動する方法です。車は比較的自由が利くので、人気の移動手段です。札幌駅周辺にはニッポンレンタカー、トヨタレンタカーなど、大手レンタカー店があるので、借りやすいのもメリットですね。
他にも格安レンタカーショップなどもあるので、こちらも出発前にネットで調べて予約しておくのがおすすめです。ここからは、車で移動する際の具体的な方法をご紹介していきます。
高速道路を利用
札幌駅から帯広駅まで来るまで行く場合は、高速道路 道東自動車道を経由します。200キロメートルもあるので、一般道だとかなり時間がかかってしまいます。高速に乗る際は、札幌南インターチェンジを利用します。
高速に乗ったら、千歳恵庭ジャンクションを通過して帯広を目指します。帯広駅の最寄りのインターチェンジは音更帯広になります。そこから車で20分ほど走ると帯広駅周辺に到着です。
所要時間と料金について
車で札幌駅から帯広駅に向かう際にかかる高速道路の料金は4440円になります。人数が多い場合は、かなりお得になりますね。
深夜割引の場合は3110円、休日割引でも同じく3110円になります。高速道路を利用する時間帯や曜日を調整すれば、よりお得に帯広まで行くことができますよ。
所要時間は約2時間40分。高速道路や一般道の混雑状況も考えて、おおよそ3時間で到着すると見込んでいいでしょう。
車利用のメリット・デメリット
車を使用する際のメリットは、時間の融通が利きやすいところです。レンタカーの返却の時間などはありますが、それ以外は突然プランを変更しても大丈夫!高速の途中で行ってみたいところができたら、途中で下りてもOK。
また、荷物が多い場合もトランクに積んで目的地まで到着できるので便利。電車を利用するときのように、自分で持って移動しなくていいのは楽ですね。
デメリットは、到着時間が読めないこともある、ということです。特に観光シーズンの場合は渋滞も考えられるので、予想より大幅に移動時間がかかってしまうことも。また、札幌駅の周辺は繁華街なので、そこから高速道路に乗るまでの道のりが入り組んでいて、初めて北海道を運転する人には難関かもしれません。
【札幌駅から帯広駅までの行き方③】バスで行く場合
次にご紹介するのが、バスを利用して札幌駅から帯広駅に向かう方法。高速を利用する高速バスで、ルートとしては車を利用して自力で行くのと一緒です。あとは気になる料金などを見ていきましょう。
ポテトライナーを利用
札幌駅と帯広駅を結ぶ高速バスは「ポテトライナー」という可愛らしい名称のバスです。赤と白のラインが目印です。札幌駅から乗車する場合は、札幌駅バスターミナルに向かいます。
JRタワーホテル日航札幌を通過して、高速バスターミナルに向かいます。ポテトライナーは16番乗り場から乗車します。バス乗り場が沢山あるので、間違わないように気を付けてくださいね。
所要時間と料金について
高速バス ポテトライナーを利用した場合の所要時間はこちらも車とほぼ同じで2時間40分ほどです。帯広駅に着く前に、帯広市内でいくつか停留所に寄るので、その際に少し時間がかかるかもしれません。
料金は片道3840円、往復で購入の場合は7270円と少しお得になります。学生の場合は3450円、往復で購入の場合は6500円です。ほかにも回数券で購入したりと、お得に購入する方法がいくつかあるので、自分にあったものを見つけてくださいね。
バス利用のメリット・デメリット
バスのメリットは、車と電車の良いとこ取りをしている点でしょう。荷物を預けて、あとは乗っているだけで目的地まで到着するので体が楽です。北海道にくるまでにすでに飛行機に乗って疲れている時など重宝しますよ。
またほぼ1時間に1本の割合で運行しているので、電車よりも時間の融通が利きやすいのもメリットでしょう。観光シーズン以外は当日券も購入しやすいので便利です。
デメリットは、車と一緒で時間が読みにくいところにあります。高速道路の渋滞や、一般道の工事などで思いのほか時間がかかることがあります。また、自分の好きなタイミングでトイレ休憩できないのもストレスになりますね。
札幌駅から帯広駅までの移動手段を徹底比較!
ここまでで、電車・車・高速バスの移動方法をご紹介してきました。ここからは、それぞれのメリットとデメリットを踏まえながら比較していきましょう。自分が何を重視するのかを考えながら見てみてくださいね。
1番所要時間が短い移動手段は?
まずは、移動時間で比較してみましょう。実は、移動時間はどれもほとんど変わりません。電車も平均して2時間40分ほど、車と高速バスも2時間40分~3時間ほどです。あとは、どれが確実か、という観点から決めると良いでしょう。
メリットとデメリットの部分でも触れたように、到着時間が最も安定しているのは電車移動でしょう。人身事故などが無い限り、ほぼ定刻で着くので逆算もしやすいです。短い移動時間重視で選ぶ方には電車がおすすめです。
1番料金が安い移動手段は?
次は料金の観点から比較してみましょう。電車は大人が片道7260円、往復で14520円になります。車の場合、片道で4440円、往復で8880円です。高速バスの場合は、片道3840円、往復で7270円になります。
こうして見てみると、料金重視の方には電車はあまりおすすめできません。えきねっとなどで少しお得に購入できても、往復で一人1万円はかかりますね。
人数が多い場合は、車がお得になります。4人や5人で乗り合わせていけば、レンタカー代と高速料金を割って、一人当たり確実に1万円以下で目的地まで行くことができますよ。
お得な一人旅がしたい場合は高速バスを選びましょう。特に学生さんなら、定価よりもよりお得な価格で購入することができるので、割安になります。レンタカー代など、交通費以外で必要な出費も無いので、最低限の賃金で帯広まで行くことができますよ。
札幌駅から帯広駅まで行く方法でJR・バスは事前予約がおすすめ!
今回ご紹介した方法の中でも、JRを利用した方法と、高速バス ポテトライナーを利用する方法の場合は、事前予約がおすすめです。特に観光シーズンの利用の場合は、予約が可能になるタイミングでセーブしておきましょう。
えきねっとを利用する場合は、乗車の1カ月と1週間前から予約することができます。事前予約でよりお得に購入することもできるので、サイトやみどりの窓口でチェックしてみてくださいね。
高速バス ポテトライナーを利用する場合は、2カ月前から予約可能です。インターネットを使っても予約することができるので、北海道に在住していなくても気軽に予約することができますよ。
自分の都合に合う移動手段で札幌駅から帯広駅まで出かけよう!
今回は、札幌駅から帯広駅までの行き方を3パターンでご紹介してきましたが、いかがでしたか?所要時間はどれもほぼ同じですが、料金面ではそれぞれ違いがありますし、メリットとデメリットも違います。一人旅なのか、団体なのかによっても変わってきますよね。
旅の際に自分は何を一番重視したいか考えながら、自分にぴったりの移動手段を見つけてくださいね。どの手段を使うにしても、事前に調べて予約しておくとよりスムーズで、おすすめですよ。札幌駅から帯広駅までの行き方をマスターして、快適な北海道旅行を楽しみましょう!