札幌から釧路まで移動するには？電車•バスの料金や移動距離を紹介

同じ北海道に属しながらも、その距離は新潟と東京の距離と同等とされるほど離れている札幌と釧路。釧路も札幌も大人気の観光地であることから、北海道旅行ではこの2つのエリアを効率的に移動して、観光をより楽しいものにしたい人は多いでしょう。

札幌から釧路までは車や電車、バスなどの様々な手段で移動できます。今回は、札幌から釧路への移動距離や移動にかかる料金などについて、詳しく取り上げましょう。

北海道での移動に慣れていないと、札幌から釧路の距離がイメージしにくいでしょう。そこで、まず札幌から釧路の距離について、具体的に説明したいと思います。札幌から釧路への移動を予定している人は、特によく確認してください。

札幌から釧路までの直線距離は、なんと約300kmもあるのです。その距離の長さは、名古屋から東京、神戸市から広島県までの距離に相当します。北海道の面積の広さを強く感じられる距離と言えるでしょう。

そのため、札幌から釧路に移動する旅行を計画する時には、移動時間や交通費もしっかり確認しておく必要があります。

豊かな大草原が広がる北海道には、釧路や十勝などの魅力的な観光地が点在しています。そのため、移動距離について深く考えず、大雑把な北海道旅行の計画を立ててしまうと、旅行当日に移動時にトラブルが頻発しやすなってしまうのです。

特に、北海道旅行に慣れていない人が陥りやすい失敗とされています。そのため、北海道観光の初心者は、行きたい観光地と観光地の間の移動についても、事前にしっかり確認しておきましょう。

札幌から釧路までは、電車で移動することが可能です。ほぼ時刻表通りに運航されている電車を活用すれば、移動時間の乱れを気にせずに、観光に集中できるでしょう。以下では、札幌から釧路までの電車での移動時間や料金を、具体的に紹介します。

札幌から釧路までの電車移動には、JRの「特急おおぞら」への乗車がおすすめです。移動所要時間は約4時間で、他の移動手段の中でも比較的早いと言えるでしょう。特急あおぞらの1日当たりの運行本数は約6本です。

また、始発時間が早く終電時間が遅めなので、観光中の札幌から釧路までの移動スケジュールに合わせやすいでしょう。ただし、途中でいくつかの駅に停車するため、多少移動時間が長くなることもあるので、時間に正確に移動したい人は注意してください。

札幌から釧路まで「特急あおぞら」で移動した場合は、どのくらいの費用がかかるのでしょうか？「特急あおぞら」の札幌か釧路までの片道料金は、平均約1万円とされています。

「特急あおぞら」には、グリーン席と指定席、自由席の3種類があり、それぞれ料金が異なります。運賃約6,800円にその積料金がプラスされるので、選択する席によって料金が変わるのです。

席の料金については、JR北海道の公式HPで確認できます。「特急あおぞら」を利用して札幌から釧路を移動したい人は、必ず確認してください。

札幌から釧路まではかなりの距離があるため、なるべく移動費用を抑えて、観光地で使えるお金を増やしたいという人は多いでしょう。実は、札幌から釧路までの電車移動でも、費用をなるべく低くできる方法があるのです。

得におすすめの方法には、JR東日本のサイト「えきねっと」の会員となり、割引切符を購入する方法が挙げられます。割引率は約2割から4割と比較的高いので、活用できればコスパ良く札幌から釧路まで電車移動できるでしょう。

ただし、割引切符には様々な制限があるので、事前確認は怠らないようにしてください。

札幌から釧路まで、ゆったりと進みながら北海道の爽やかな景色を楽しみたい人には、バスがおすすめです。以下では、バスで札幌から釧路まで移動する際の料金や移動時間の目安を、取り上げていきましょう。

札幌から釧路まで高速バスで移動する場合は、「スターライト釧路号」か「釧路特急ニュースター号」を利用することになります。両バス共に移動所要時間は約5時間で、料金もほぼ同じです。

北海道中央バスと阿寒バス、くしろバスの有力バス会社が連携しながら運航しているため、安心して乗車できるでしょう。一日の運行本数は約5本となっています。

2つの高速バスは、停留所や社内設備が異なるので、自分が利用しやすい方のバスを選んでみてください。ちなみに、スターライト釧路号では、映画やテレビ番組を楽しめる機材や、フットレストやスリッパといったリラックスできる設備が充実しています。

また、スターライト釧路号の出発地点は、札幌駅のバスターミナルです。しかし、深夜便は東急百貨店前の停留所が出発地点となるので、深夜利用する際には注意しましょう。

一方で、釧路特急ニュースター号が出発する停留所は、「市電すすきの前」です。釧路特急ニュースター号にはプラズマクラスターイオンを放出する設備があり、車内の空気が爽やかに保たれています。

また、座席1つ1つを仕切るカーテンも付いているので、プライバシーもしっかり確保できるでしょう。便利なコンセントも設置されています。

校則バスで札幌から釧路まで往復する時の平均運賃は、約1万円となっています。 「スターライト釧路号」でも「釧路特急ニュースター号」でも、平均運賃に大きな違いはありません。

片道切符も購入可能ですが、往復切符や回数券などのほうが圧倒的にお得なので、往復する予定がある場合は、ぜひ往復切符か回数券の購入を検討してみてください。 また、それぞれの高速バスの停車駅や発着スケジュールなどは、各バス会社のHPで確認可能です。

高速バスは、天候や道路の混雑具合によって移動時間が長くなる可能性もあるので、移動時間には余裕を持たせておくことをおすすめします。

札幌から釧路までの移動手段には、自由度が高い車もおすすめです。以下では、車で札幌から釧路まで移動する場合の注目ポイントや時間などについて、詳しく取り上げていきましょう。

札幌から釧路まで、車で高速道路の道東自動車道を利用しながら移動した場合の平均時間は、約4時間半です。2018年に道東自動車道が釧路市内にも開通したことから、高速道路で札幌から釧路までスムーズに移動できるようになりました。

しかし、車での移動では休憩時間を設ける必要もあるので、移動所要時間は約5時間ほどと予定しておくことをおすすめします。さらに、吹雪や道路の凍結などでトラブルが起きやすくなる冬季には、さらに時間がかかることを覚悟しておきましょう。

また、一般道で札幌から釧路まで車移動する場合は、約7時間の時間がかかると予想されます。

札幌から釧路までの車移動の最大の魅力は、好みのタイミングで寄り道ができるということが挙げられます。 札幌から釧路までの道路沿いには、地元のお土産がグルメが揃う道の駅や、絶景のビューポイントなどがたくさんあるのです。

心惹かれるポイントで気ままに休憩できるので、時間に縛られない北海道旅行がしてみたい人には特にぴったりな移動手段でしょう。

今回は、札幌から釧路までのおすすめの移動手段や、それぞれの手段の平均移動時間などに注目しました。意外と離れている札幌と釧路までの移動がある観光旅行では、綿密な移動計画を立てることが重要です。

札幌から釧路まで移動する旅行の予定がある人は、ぜひ今回取り上げた移動に関する情報を参考にしてみてください。