自助餐とは？台北でおすすめの人気店･グルメや利用方法を紹介

台湾の自助餐（ジージューツァン）は、地元の人に人気のセルフサービスの定食屋さんです。

この記事では、台湾の自助餐（ジージューツァン）について詳しく紹介していきます。

自助餐（ジージューツァン）とは、半セルフで食べられる安くて美味しい台湾のお店です。自助餐は、バイキング形式のレストランになっていて、外食文化の台湾には欠かせないお店となっています。

自助餐では、主に台湾の伝統料理や庶民料理が提供されていて、食べ物の値段はすべて計り売りとなっています。観光客からすると、自助餐はローカル度数が高いという理由で、最初は入るのに勇気がいるかもしれません。

ここからは、自助餐の利用方法と注意点について説明していきます。まず、自助餐は日本のレストランとは違っていて、入店しても店員が席まで案内するということはないので注意してください。

そのため、自助餐の店内の席が空いているかどうかを確認して、空いていた場合はメニューを選びましょう。

自助餐は店内で食べることもできますし、テイクアウトすることもできます。

自助餐は、入口付近にトレー・お皿・トング・お弁当容器などが置いてあります。自助餐の店内で食べる場合にはトレーやお皿・トングをとりましょう。

店内で食べる場合はトレー・お皿・トングを、テイクアウトの場合はお弁当容器とトングを取りましょう。

また、お店によっては入口にトングが置いていない場所もあります。入り口にトングが置いていない場合は、おかずの皿のところにトングが置いてあるので、そちらを使うようにしてください。

自助餐では好きなおかずを好きなだけ取って、その量に応じて量り売りをするという仕組みになっています。あまりのも多く取ってしまうと、思った以上に高額になってしまったということもあるので注意してください。

好きなおかずをすべて取り終わったら、レジに並んでお会計をしましょう。レジでは、白飯か麦飯のどちらを選ぶのか聞かれます。好きな方を注文してください。

注文の仕方は、以下の5つになります。

小碗白飯（ライス小）・大碗白飯（ライス大）・小碗糙米（麦飯小）・大碗糙米（麦飯大）・不要飯（いらない）

中国語を喋れないという方や自信がない方は、上の5つの中国語から当てはまるものを指差して店員さんに見せることをおすすめします。その方法で店員さんも分かってくれるはずです。

お会計まで済んだら、席について食事をしましょう。自助餐はスープと飲料コーナーがありますが、スープと飲料は基本的に無料で飲むことができます。

そのため、こちらも好きなだけ食べると良いでしょう。自助餐の店内は、テレビがついていることが多く、ニュース番組が流れていることが多いです。

自助餐を訪れた人々は、ニュース番組を見ながらご飯を食べています。

食事が終わったのであれば、セルフで片付けるようにしましょう。日本でいうと、ファーストフード店・マクドナルドのような感じです。生ゴミ・容器をしっかりと分別して、トレーを返却してください。

片付ける場所やゴミや容器を捨てる場所は、自助餐によって違っていて、店内にある場合と店外にある場合があります。

もし食べ終わった後にどうすればいいか分からない場合は、周りの人と同じように行動しましょう。食べ終わった人を観察してみてください。

ここからは、台北でおすすめの自助餐の人気店とグルメについて紹介していきます。

初心者にもおすすめの自助餐は「丸林魯肉飯」です。中山北路と民族東路の交差点から徒歩3分のところにある自助餐「丸林魯肉飯」は、かなり広いお店で、1階だけでなく地下と2階にもお店があります。

丸林魯肉飯でおすすめのグルメは、魯肉飯（ルーローファン）です。魯肉飯は、台湾の代表的なかけご飯で、台湾の名物料理として有名です。

魯肉飯は、豚ひき肉を醤油で長時間煮込んだもので、それをご飯にかけて食べるというものです。一杯25元なので、日本円で100円未満で食べることができます。

丸林魯肉飯は魯肉飯の専門店なので、かなりこだわりを持って魯肉飯が作られています。

豚ひき肉を煮込む時には、化学調味料などを一切使用せず、隠し味として漢方薬が使われています。仕込みから出来上がるまでには3日かけているようです。

丸林魯肉飯の魯肉飯は大人気で、1日に1200杯以上も売れています。ぜひ、丸林魯肉飯で魯肉飯を食べてみてください。

「民権自助餐」はメニューが豊富なお店です。「民権自助餐」も地元の方が多く来店しているお店となっています。「民権自助餐」は入店してすぐにお盆・トレイを持って、白米かおかゆを選択します。

次に、前菜を10種類くらいの中から選択し、メインメニューを20種類くらいの中から選択します。お野菜・お肉・お魚などなんでもあるので、好きなものを選ぶと良いでしょう。スープは3種類の中から選ぶことができます。

「民権自助餐」は、食べたいメニューを指差すと、店員さんが盛ってくれてトレイに乗せてくれます。

このお店は、おかずの金額の記載がないので不明ですが、そこまで高くないので予算をオーバーすることはないでしょう。白米とスープの値段は、それぞれ10台湾ドルと分かっています。

民権自助餐でおすすめのグルメは、トマトと卵の炒め物・レバー炒め・とろとろの三枚肉です。味付けも日本人の舌に合うような味なので、とてもおすすめです。ぜひ、民権自助餐で食事を楽しんでください。

「梁記嘉義鶏肉飯」は鶏肉飯（ジーローファン）が美味しいお店です。「梁記嘉義鶏肉飯」へのアクセス方法ですが、台湾駅から徒歩約6分の距離にある北門駅から、台北MRTに乗って約2駅進んだ松江南京駅で下車して、松江南京駅から徒歩約6分で行けます。

「梁記嘉義鶏肉飯」は、2018年の春に改装されたので、店内もとても綺麗です。「梁記嘉義鶏肉飯」では、食べたい料理を指差して店員さんにお皿に盛ってもらうという、セルフサービスシステムになっています。

梁記嘉義鶏肉飯でおすすめのグルメは、鶏肉飯（ジーローファン）という鶏肉を裂いたあっさり味の鶏をご飯の上に乗せた丼ぶりです。鶏肉飯（ジーローファン）を食べることのできるお店は台北でも珍しいため、行列が絶えないお店となっています。

鶏肉飯の上に目玉焼きをのせて食べるのが、通の人の食べ方のようです。

梁記嘉義鶏肉飯の鶏肉飯は、多くのメディアで取り上げられています。ぜひ、梁記嘉義鶏肉飯で鶏肉飯を食べてみてください。

「晴美自助餐」は地元民の方に愛されているお店です。「晴美自助餐」までのアクセス方法ですが、MRT「双連」駅出口1を出て右に進み、中山北路の横断歩道を渡ったら右折、2つ目の路地を左折すると左手側にお店があります。

「晴美自助餐」はチェーン店で、台湾ではとても有名なお店です。毎日変わるメニューもあるため、毎日のように「晴美自助餐」に通っている地元民も多いです。

「晴美自助餐」も食べたい料理を指差すと、店員さんがおかず用のプレートに盛ってくれるセルフサービスシステムとなっています。白いご飯は自分で盛って食べることができます。

「晴美自助餐」でおすすめのグルメは、フライドチキンです。香ばしく揚がったフライドチキンはジューシーで、とても美味しいです。

また、台湾風目玉揚げもおすすめです。表面がカリカリになっている台湾風目玉揚げは、ご飯にのせて食べるという食べ方を現地の人はよくしています。

「晴美自助餐」に訪れた際には、ぜひフライドチキンと台湾風目玉揚げを食べてみてください。

台北の自助餐でお得に食べる方法は、13時以降にお店に行くことです。お店にもよるのですが、12時くらいにお店に行くよりも、13時以降にお店に行った方が10〜20％くらい料金が安くなっています。

ただ、13時以降に台北の自助餐に食べに行くと、おかずが少し冷えてしまっていたり、おかずの種類自体が少なくなってしまっていることもあります。それでも安く食べたいのであれば、13時以降にお店に行くようにしてください。

台北の自助餐（ジージューツァン）の人気店や利用方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。台北の自助餐は、主に台湾の伝統料理や庶民料理が提供されているお店で、食べ物の値段はすべて計り売りとなっています。

お店によってはメニューの値段が表示されていないところもありますが、全体的に値段設定はとても安いので予算をオーバーしてしまうことはほとんどないでしょう。また、台北の自助餐では13時以降にお店に行くと安くなることが多いです。

お店にもよりますが、台北の自助餐は12時くらいにお店に行くよりも13時以降にお店に行った方が、10〜20％くらい料金が安くなっているのでお得に食べることができます。ぜひ、自助餐で台北の庶民料理を食べてみてください。