凍天(しみてん)は福島の人気スイーツ!閉店で食べられない?

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凍天(しみてん)は福島県で大人気スイーツです。しかし、凍天(しみてん)を製造・販売していたもち処「木乃幡」が閉店し自己破産してしまったため、もう店舗で買って食べることはできません。この記事では、閉店してしまった理由について詳しく説明します。

凍天(しみてん)は福島の人気スイーツ!閉店で食べられない?

目次

  1. 福島で人気のスイーツ「凍天(しみてん)」について紹介!
  2. 凍天(しみてん)はどんな食べ物?
  3. 凍天(しみてん)が人気の理由
  4. 凍天(しみてん)といえばもち処「木乃幡」
  5. 木乃幡が閉店?凍天(しみてん)はもう食べられない?
  6. 凍天(しみてん)の作り方をチェック!
  7. 凍天(しみてん)を食べたいのであれば自分で料理しよう!

福島で人気のスイーツ「凍天(しみてん)」について紹介!

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福島で人気のスイーツといえば、福島名物の凍天(しみてん)です。凍天は1989年から販売され、1日1000個以上の売り上げを記録していたほどの揚げ菓子になります。

その後、テレビや雑誌などで紹介されたことで福島県民以外の人も凍天(しみてん)を知り、日本全国の人が通販などで凍天(しみてん)を買い求めていました。

この記事では、福島のみならず日本全国で大人気の凍天(しみてん)について詳しく紹介していきます。

凍天(しみてん)はどんな食べ物?

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ここからは福島県民のソウルフードとも言われている凍天(しみてん)がどんな食べ物なのか、詳しく紹介していきます。

ドーナツのような生地の中に凍餅が入っているスイーツ

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凍天(しみてん)は、ドーナツのような生地の中に凍餅(しみもち)が入っているスイーツです。凍餅とは、出来立ての餅を寒い外に晒すことによって凍らせたものになります。

凍餅は鎌倉時代発祥の、寒冷地での備蓄食です。江戸時代の時には、一般庶民が作ることが禁止されていたこともあったようですが、明治時代になってまた凍餅を作ることが許されて再開していったと言われています。

凍天(しみてん)の作り方は?

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凍天(しみてん)の正式な作り方ですが、福島の凍天(しみてん)は、お餅がメインのスイーツです。

お餅は先ほども説明したように、出来立ての餅を真冬の寒い空気に晒すことによって凍らせることでできる凍餅で、凍餅を水で戻してドーナツの生地で包んで油で揚げたものが凍天(しみてん)になります。

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いわば、お餅のお菓子です。凍天(しみてん)という商品名は、「凍餅の天ぷら」という意味があります。

凍天(しみてん)を食べる時には、さらに油で揚げておかき風にしたり、水で戻してお餅として食べているようです。

凍天(しみてん)が人気の理由

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凍天(しみてん)は、もともとは福島の会社であるコワタ食品が「凍餅の天ぷら」という名前で販売し始めて人気が爆発し、1日平均1000個以上も売り上げたことで大きな話題になったスイーツです。

その後は、業態を転換しながら拡大していき、「凍餅の天ぷら」から名前を変えて「凍天」という名前で販売を開始しました。

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テレビや雑誌で紹介されたことがきっかけで、福島の凍天(しみてん)が美味しいとさらに話題になり、福島県に美味しいお餅のお菓子があると大きな話題になったのです。

ここからは、凍天(しみてん)がどうしてそこまで人気が出たのか、理由を詳しく見ていきましょう。

外側の生地ともちの食感がたまらない!

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凍天(しみてん)の人気の理由の1つが、外側の生地ともちの食感にあります。

凍天(しみてん)の作り方は先ほど説明しましたが、水で戻した凍餅をドーナツの生地で包んで油で揚げることで、外の生地はカリッとしていますが中のお餅はもちもちしていて柔らかいのです。

この食感が癖になるといって、凍天(しみてん)を毎日のようにおやつに食べている福島県民は多いようで、福島県の学生も学校帰りに凍天(しみてん)を買って食べていました。

ドーナツのような生地で子供にも人気

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凍天(しみてん)の人気の理由の2つ目は、ドーナツのような生地であることです。凍天(しみてん)は油でカラッと揚げているので、外のドーナツの生地がカリッとしていてとても美味しいです。

また、凍天(しみてん)のドーナツの生地は、食べていてもボロボロになったりしないので服や車の中を汚してしまって子供が親に怒られることもありません。食べやすいということも人気の理由です。

食べ歩きにもちょうどいいサイズ感

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凍天(しみてん)は食べ歩きにもちょうどいいサイズと言われています。

片手で持って食べることができるのも人気の理由の1つで、「自分には少し大きい」という方はミニサイズの凍天(しみてん)「プチ天」が販売されていたので、そちらを購入して食べ歩きしていたようです。

有名人やメディアの影響により知名度が上がった

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凍天(しみてん)は、福島県民の間では有名でしたが、全国的にはそこまで有名ではありませんでした。

ただ、2016年9月に乃木坂46の松村沙友理さんがテレビ東京系列の番組「乃木坂工事中」で凍天(しみてん)のことを話したことで、知名度がグンと上がったのです。

松村沙友理さんは、「真夏の全国ツアーをやった仙台で食べた凍天(しみてん)というスイーツがめっちゃ美味しかった!」と話しました。

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松村沙友理さんはそれだけでなく、「乃木坂をやめたら凍天(しみてん)の事業を始めようかとも思っている」と話しました。

さらにさらに、「東京で凍天(しみてん)を流行らせたいし、原宿で凍天(しみてん)を売ったらめっちゃ流行る」と凍天(しみてん)への熱い想いを語ったのです。

そのため、「乃木坂工事中」の放送中から、かつてないような凍天(しみてん)フィーバーが起きました。

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番組を見ていた全国の乃木坂ファン・松村沙友理さんのファンが、通販サイトに殺到し、凍天(しみてん)の注文が殺到し、注文数に対して製造数が追いつかないという事態に陥りました。

もちろん、このとき製造元の会社は嬉しい悲鳴をあげていて、公式ツイッターでは松村沙友理さんに対して「仙台でライブがある時には、妻と娘を連れてぜひ参加させていただきたい」と感謝の意を表していました。

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それまでも凍天(しみてん)をテレビで紹介している人はいたようですが、松村沙友理さんが「乃木坂工事中」で紹介した時が一番反響が凄かったとも言われています。

そして、凍天(しみてん)が売れに売れたことがニュースサイトなどでまた報道されたため、「乃木坂工事中」の放送を見ていなかった人も凍天(しみてん)のことを知ることとなりました。

そのため、凍天(しみてん)の通販サイトには毎日のように注文が殺到し、お店にも多くのお客さんが訪れていたようです。

凍天(しみてん)といえばもち処「木乃幡」

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ここからは、凍天(しみてん)を販売しているもち処「木乃幡」について説明していきます。

福島のお餅の専門店

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もち処「木乃幡」は福島のお餅の専門店で、国内唯一の凍天(しみてん)の製造・販売会社です。

もち処「木乃幡」は1965年に創業された会社で、1984年に法人化されました。凍天(しみてん)を主力商品として大きな売り上げを出し、2000年には凍天(しみてん)の製造特許も取得しています。

福島県民だけでなく、日本全国の多くの人に愛されてきた会社です。

凍天(しみてん)以外にもおすすめ商品がたくさん!

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もち処「木乃幡」には、凍天(しみてん)以外にもおすすめ商品がたくさんあります。中にあんこの入ったものや、モッチュロスなど人気の商品は多く、毎日大勢の人がお店に買いに行っていました。

さらに、お店ではソフトクリームも販売されていて、凍天(しみてん)とソフトクリームの両方を食べる子供や大人は多かったです。

ネット通販でも凍天(しみてん)や他の商品は買うことができますが、店舗で買うと割引があったり、実際の店舗でしか買えない商品もあったので店舗に訪れる人は大勢いました。

木乃幡が閉店?凍天(しみてん)はもう食べられない?

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実は、そんな大人気の凍天(しみてん)はもう食べることができません。凍天(しみてん)を製造・販売していたもち処「木乃幡」が閉店してしまったのです。

ここからは、もち処「木乃幡」が閉店してしまった理由について説明していきます。

木乃幡が自己破産

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もち処「木乃幡」は自己破産してしまいました。もち処「木乃幡」が自己破産申請の準備に入ったのは2019年4月22日で、この日で事業を停止しています。

負債額は2018年6月末の時点で7億7400万円となっていて、借金の負担が収益を圧迫していたようです。

福島第一原発事故による風評被害

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福島県民に大人気だった凍天(しみてん)・もち処「木乃幡」を苦しめたのは、2011年3月11日の東日本大震災によって起きた福島第一原発事故による風評被害でした。

もち処「木乃幡」の本店があったのは福島県南相馬市原町区で、福島第一原発事故の旧警戒区域に含まれてしまっていたのです。そのため、風評被害によって売上が減少してしまいました。

工場や本店の移転

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その後、もち処「木乃幡」はJR仙台駅や宮城県内にもお店を出して、宮城県名取市に新工場を建てて移転させるなどの企業努力を続けましたが、経営回復には至らなかったようです。

クラウドファンディング期間中に事業継続を断念

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そうした困難に見舞われながらも、凍天(しみてん)は事業継続を諦めていませんでした。2019年3月14日には「CAMPFIRE」のクラウドファンディングで1500万円の資金調達を募ったのです。

しかし、クラウドファンディング期間中に、度重なる不測の事態が起きてしまったことでクラウドファンディングは中止になり事業継続は断念することとなりました。

不測の事態とは、不動産業者の変更によってクラウドファンディングの内容変更が余儀なくされたこと、予算の再構築が必要になったこと、東電の和解金の実際の振込金額が想定より低い金額であった事と報告されています。

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もち処「木乃幡」が福島第一原発事故によって受けた被害は8億円とされていました。にも関わらず、東京電力が出した和解案は1600万円弱だったのです。およそ50分の1の和解案に、多くの人々から批判が上がりました。

さらに、東電の和解金は2019年4月上旬の時点でも振り込まれていなかったようで、凍天(しみてん)の会社・もち処「木乃幡」はどんどん追い込まれることとなりました。

そのため、2019年4月12日をもってクラウドファンディングは中止となり、その後凍天(しみてん)は自己破産手続きを開始したのです。

凍天(しみてん)の作り方をチェック!

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凍天(しみてん)を製造・販売していたもち処「木乃幡」が倒産してしまったのであれば、凍天(しみてん)を食べる方法はもう自分で作るしかありません。


凍天(しみてん)は自分で作ることもできるスイーツではあるので、福島県民の人は今でも家庭で凍天(しみてん)を作っていると言われています。


用意するものは、凍餅・ホットケーキミックス・卵です。凍餅がない場合は、よもぎ餅などで代用しましょう。ホットケーキミックスがない場合は、薄力粉・ベーキングパウダーでも大丈夫です。

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まず、凍餅を水につけて戻しておきます。よもぎ餅を代用した場合は、柔らかければ水につけなくてもいいですが、固いのであれば水につけておきましょう。


ホットケーキミックスに卵を入れ、かき混ぜます。その中に水につけて戻した凍餅(またはよもぎ餅)を入れてドーナツの形を作ります。ここまでできたら、油の用意をしましょう。油は160度くらいに設定してください。

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真ん中にお餅が入った状態のドーナツを160度くらいの油で揚げて、綺麗に形を整えていきましょう。焼きあがったら完成になります。


凍天(しみてん)を手作りするコツは、160度くらいの低温の油でじっくりと揚げることです。お子さんがいる方は、子供と一緒に手作りすることができる美味しいスイーツになります。

凍天(しみてん)を食べたいのであれば自分で料理しよう!

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凍天(しみてん)について説明してきましたが、いかがだったでしょうか。

残念ながら凍天(しみてん)を製造・販売していたもち処「木乃幡」は、自己破産してしまっています。多くの人に愛された凍天(しみてん)の、あまりにも悲しい結末は、多くの人にショックを与えました。

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凍天(しみてん)のファンは多く、今でも凍天(しみてん)を食べたいという人は多いですが、製造・販売していたもち処「木乃幡」はもうないので、お店で買うことはできません。

凍天(しみてん)をどうしても食べたいという方は、調理方法はそこまで難しくないので自分で作ってみることをおすすめします。自分で作りつつ、もち処「木乃幡」の味に近づけてみてはいかがでしょうか。

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