白川郷でひぐらしのなく頃にの聖地巡礼！雛見沢のモデル地を観光しよう

白川郷とは、岐阜県にある庄川地域の呼び名です。牧歌的な風景や独特の建築様式からユネスコに高く評価され、世界遺産にも登録されています。

白川郷には大きく分けて上白川郷と下白川郷と呼ばれる2つの地域があり、現在「白川郷」と呼ばれているのは下白川郷の方です。大きな三角形に見える屋根が特徴的な合掌造りの建物などが目を引きます。

他にも自然豊かな場所が多く、白川郷は全国から注目を集める場所として有名です。今回は白川郷の見所などを紹介しましょう。

白川郷は人気アニメ作品「ひぐらしのなく頃に」の舞台・雛見沢のモデルとなった場所でもあります。凄惨な殺人事件が起こる中、サスペンスや謎解きを強調したストーリーで瞬く間に話題を呼びました。

雛見沢の風景には白川郷の建物もよく使われており、アニメを見ていれば気付く箇所も多いハズです。実際にひぐらしの聖地巡礼として、白川郷を訪れる人も大勢います。

白川郷は山に囲まれた小さな村であり、その風景はひぐらしでもちゃんとオマージュされています。あまりに原風景が美しい事から日本のみならず、海外からの観光客も多いです。

ひぐらしファンの間では「聖地」と呼ばれ、聖地巡礼としてのツアーも頻繁に行われているようです。合掌造りの家なども見応えがあります。

白川郷はその美しさから、1995年にユネスコ世界遺産に登録されています。山に囲まれ、森と緑が豊かな自然溢れる白川郷は、国内から海外まで多くの人々を魅了する場所です。

江戸時代から現在まで残っている家屋もあり、そこで生活する人までいるのには驚きの一言です。こういった歴史の長さも魅力と言えるでしょう。

雛見沢村は自然に囲まれたのどかな田園地帯という設定です。ひぐらしにおいても白川郷の美しさはちゃんと再現されています。

キャラクター達が暮らす家や通った道など、アニメを見ていればモデルになった場所がどこか気付くかもしれません。

ひぐらし聖地巡礼のスポットとして、まずは登場人物の家と関連した場所を紹介します。合掌造りの家屋はもちろん、立派なお屋敷もあるなど種類は様々です。

中には一般の観光客があまり訪れない場所もあり、それによってひぐらしファンかどうかを判別する材料になります。気軽に声を掛けてみれば打ち解けられるかもしれません。

主人公・前原圭一の住んでいる家のモデルとなった場所です。意外にも白川郷で有名な合掌造りではなく、白いコンクリート壁の建物となっています。

モデルの下水処理センターは白川郷道の駅の裏手にあります。ここで撮影しているとひぐらしファンと見抜かれてしまう場合もあるなど、一般の観光客はあまり訪れないようです。

園崎本家のモデルとなった家屋の1つであり、現在は重要文化財に指定されています。和田家は白川村に現存する家屋の中でも一際大きく、300年以上の歴史を誇る建物です。

現在は一般開放されており、家屋の一部は有料で見学する事ができます。白川郷バスターミナルから徒歩4分と、アクセスも抜群です。

園崎家のモデルは和田家以外にも複数存在し、その中でも有力とされる家屋です。この神田家も重要文化財に指定されており、国内外を問わず高い評価を受けています。

和田家とも深い縁があり、元々は160年以上前に分家として建てられたものです。神田家も合掌造りとしての完成度が高く、内部を見学する事ができます。

ひぐらし聖地巡礼のスポットとして、次はファン必見とされる白川郷の名所を紹介します。神社や診療所など、本編でも重要な位置を占める場所が多いです。

現在は取り壊されてしまい、残っていない場所もありますが、その跡地に足を運ぶファンもいるようです。見つかりにくいスポットもあるので、注意深く探していきましょう。

ひぐらしヒロインの1人である古手梨花の実家・古手神社のモデルとなった場所です。雛見沢村では大切に扱われている古手神社ですが、そのモデルの白川八幡神社も地元の人達に愛されています。

特に鳥居は非常に大きく、心に深く印象に残るとの事です。近くにある明善寺鐘楼門と合わせて見れば、旅の思い出として胸に刻まれるでしょう。 

作中で重要なキーワードとなる病気「雛見沢症候群」を研究している、入江診療所のモデルとなった病院です。

白川診療所は2015年に取り壊されてしまい、現在は残っていません。そのため現在は「入江診療所跡」として、ファンの間で聖地として語り継がれているようです。

オープニングに登場する用水路のモデルです。お休み処ちとせは白川郷の有名な飲食店ですが、裏手に隠れている事から見つけるのに苦労するという声もあります。

近くには最終回で登場したバス停など、ひぐらしゆかりのスポットもいくつか見受けられます。観光の際は注意深く見張っていると、思わぬ場所で雛見沢のモデルが見つかるかもしれません。

ひぐらし聖地巡礼のスポットとして、最後は名シーンを再現した場所などを紹介します。雰囲気をそのまま再現している場所が多く、ファンなら一目見て気付くかもしれません。

また場所が近い事からアクセスしやすく、直接行き来できるのも魅力的です。聖地巡礼の際はまとめて訪れるようにしてみましょう。

ヒロインの1人・北条沙都子が梨花と共同生活していた家のモデルです。雰囲気はそのままなので一目で梨花の家だとわかるでしょう。

何の変哲もない民家ですが、現在は誰が住んでいるのかわかりません。アングルによって存在感が変わってくるので、ファンにとってのこだわりポイントとされています。

白川郷を一望できる展望台です。アニメでも梨花が雛見沢を見下ろしているシーンなどで何度か登場しているので、ファンの間ではお馴染みの場所と言えるでしょう。

集落からは坂道も含めて徒歩20分かかりますが、近くには梨花ちゃんハウスもあります。展望台から見る白川郷は絶景なので、記念撮影をするにはおすすめです。

ヒロインの1人・竜宮レナが圭一に対して「嘘だッ！！！」と叫んだ場所のモデルです。ひぐらしは知らなくてもこのセリフは知っているという人も多いでしょう。

この場所は梨花ちゃんハウスと繋がっており、他のスポットにもアクセスしやすくなっています。聖地巡礼の際はまとめて足を運んだ方がいいかもしれません。

白川郷はユネスコの世界遺産に登録されており、一般の観光地としても多くの人々が集まっています。汚したり壊したりする行為は厳禁なので、他の観光客や地元の人達に迷惑をかけないよう心掛けましょう。

また断りもなく家や人の写真を撮影したり、庭に侵入するといった行為もマナー違反です。観光地に触れさせていただくという感謝の心も忘れないで下さい。

白川郷は「ひぐらしのなく頃に」のモデルであると同時に、世界遺産にも登録されている重要な場所です。聖地巡礼の際は地元の人や観光客に失礼のないように注意しましょう。

ひぐらしの世界観では白川郷の景色を忠実に再現しており、見覚えのある場所もいくつか見受けられます。実際に足を運び、自然豊かな風景を満喫して下さい。