白川郷のお土産おすすめランキング！人気のお菓子やさるぼぼも紹介

白川郷は、日本人のみならず外国人にも人気の高い、日本有数の観光地です。せっかく白川郷を旅するなら、旅の思い出に素敵なお土産を手に入れたいものです。そこで、数ある白川郷のお土産品の中から、ぜひ手に入れてほしいおすすめのお土産物を厳選してご紹介します。

誰もが一度は目にしたことがある郷土玩具「さるぼぼ」も、白川郷で人気のお土産品の一つですが、白川郷モデルとでもいうべき「さるぼぼ」があります。

白川郷ならでは、白川郷でしか手に入らないとっておきのお土産を大公開。白川郷へ行く前に、ぜひチェックしてみてください。

白川郷は、大小100あまりの合掌造りの家屋が残る、岐阜県の山間の集落です。今でもそこで暮らす人々がいることでも知られています。年に一度行われる防火訓練のための放水作業も美しく、ニュースになるほどです。

日本の原風景が残る白川郷は、その景観の美しさとともに、そこで暮らす人々の生活様式、共同体としての結びつきも評価され、1995年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。それと同時に世界中にその名が知れ渡り、日本の美しい里山の風景に惹かれて多くの観光客が訪れます。

白川郷の合掌造りは、「切妻合掌造り」と呼ばれ、正面から見ると茅葺きの屋根の部分が正三角形になっているのが特徴的です。

重い積雪に耐えるための工夫ですが、そのため屋根裏には広く高い空間があります。かってはそこを2層から4層に区切り、村の主要産業であった養蚕の作業場にあてていました。

白川郷は、そんな当時の生活の様子を今も見られる、数少ない貴重な集落です。

世界的にも人気の高い白川郷。お土産品はいくつもありますが、その中でも定番のお土産をご紹介します。どれも白川郷ならではの、おすすめのお土産です。

白川郷で50年以上にも渡って愛され続けている「紫蘇もなか」は、こし餡に紫蘇の葉を混ぜた特製餡を、合掌造りを模したもなかに詰めたお菓子です。創業以来作り続けられている「紫蘇もなか」は、白川郷を代表する銘菓として知られて、白川郷きっての人気お土産となっています。

紫蘇の葉入り以外にも、抹茶餡やチョコ餡をもなかに詰めたバージョンもあります。合掌造りは白川郷のシンボル。まさに白川郷らしい、白川郷ならではのおすすめお土産です。

「田口屋製菓」には、「紫蘇もなか」のほかに、白川郷でしか売っていない「どぶろく羊羹」もあり、こちらも人気です。

白川郷がある白川村周辺の神社では、毎年9月末から10月にかけて、五穀豊穣を願う「どぶろく祭り」が開催されます。昔から伝わる伝統的な祭りで、祭礼には「どぶろく」が用いられ、そのため白川村周辺ではどぶろく造りが盛んです。

「田口屋製菓」の「どぶろく羊羹」に例を見るように、どぶろくを使ったお菓子も名物になっています。

「あずさ屋」の酒蒸しきんつばは、保存料や化学調味料を一切使用せず、飛騨の造り酒屋が醸す「どぶろく」を練り込んだ上品な甘さの和菓子で、焼かずに蒸すことで酒の芳醇な香りがしっかりと残っています。お酒好きの人や、年配の方、甘いお菓子が苦手な人にも喜ばれるおすすめお土産です。

白川郷の定番お土産、最後にご紹介するのは、飛騨の伝統野菜、「飛騨紅かぶ」で作ったのお漬物「赤かぶの塩漬け」です。「赤かぶ漬け」は各地で作られ、売られていますが、白川郷では、種から育てた「飛騨紅かぶ」を、一つ一つ手作業でお漬物にしています。

心を込めて作られた白川郷ならではの美しいお漬物は、やわらかな口当たりで老若男女誰にでも好まれ、お土産に最適です。

美しい里山の風景が評判の白川郷には、若者や外国人の観光客も数多く訪れます。そんな白川郷では、美味しいスイーツお土産も次々と登場しており、おすすめの人気お土産も誕生しています。白川郷で人気のおすすめスイーツをご紹介します。

飛騨牛乳をふんだんに使い、焼き上げられた「白川郷病みつき濃厚チーズケーキ」は、白川郷の「今藤商店」でしか購入できない限定品。その名の通り濃厚でリッチな味わいに虜になる人が続出の、おすすめお土産のニューフェースです。

地元の人の協力を得ながら、何度も試作を重ねて完成した「白川郷病みつき濃厚チーズケーキ」のパッケージには、大きく「結」の文字が書かれています。

「結」とは、白川郷に今も残る住民同士の助け合いの精神。そこからは、新名物の「白川郷病みつき濃厚チーズケーキ」に込められた思いが伝わってくるようです。

白川郷の「大田ファーム」は、夫婦二人だけの小さな農家ですが、白川郷の土に適した美味しい野菜を、極力農薬に頼らず栽培しています。そんな「大田ファーム」で、地産地消をテーマに考案された「キャラメルポップコーン」も、新しい白川郷名物の一つです。

普通のキャラメル味とは一味違う、オリジナルのキャラメルポップコーンは、純国産で安心安全。子どもや健康に気を使う人へのお土産にもおすすめです。購入は「白川郷特産品直売所長助」で。

豊かな自然の恵みを受けた、白川郷産コシヒカリの粉を原料にした「米粉ワッフル」も、「キャラメルポップコーン」同様、「白川郷特産品直売所 長助」でのみ購入できる「大田ファーム」の人気商品です。作り置きをせず、毎日手作りで1枚ずつ焼いています。

もっちりとした歯ごたえは後を引く美味しさ。そのまま食べたりアイスクリームをのせたりとアレンジも豊富。子どもから大人まで、誰にでも喜ばれる安心で安全で、美味しいお土産です。

続いての白川郷でおすすめのお土産は、白川郷でしか味わえないグルメです。旅先でしか味わえない郷土料理は、旅の醍醐味の一つ。その土地ならではグルメは、お土産としても大人気です。とっておきの白川郷グルメはこちらです。

「城山館」は、白川郷にある、明治末期に建てられた趣のある宿で、国の重要伝統的建造物にも指定されています。そんな歴史のある「城山館」で、100年以上にも渡って朝食に提供されてきた朴葉味噌焼きの味噌を、お土産用に商品化したものが、「自家製味噌」です。

小さな子どもでも食べやすいように、少し甘めに仕上げているのが特徴です。そのままご飯にのせて食べてもいいですし、野菜スティックにつけてディップにしても美味しいです。白川郷の歴史が詰まった素朴な味は、お土産にぴったりです。

白川郷産のコシヒカリ100%で作られた「白川郷べーめん」は、米粉ならではのモチモチとした歯ごたえのある食感と米の風味が特徴の麺です。

風味豊かな「白川郷べーめん」は、和洋中何にでも合うので、アイディア次第で料理の幅が広がります。小麦粉を使用していないので、小麦アレルギーのある人でも安心して食べられるのも嬉しいところです。

白川郷ならではの伝統食も、お土産にぴったりでおすすめです。白川村周辺では、雪に閉ざされる冬、大豆を通常よりたくさん使った硬い豆腐を、保存食として食べていましたが、「宮部豆腐」の「石とうふ」は、通常の豆腐の2倍もの大豆を使用して作られる、文字通り石のように硬い豆腐です。

沖縄の名物「島豆腐」に使いですが、それよりもっと硬いです。白川郷では、そのまま薄く切って刺身のようにして食べるのが一般的ですが、崩れにくいので煮物にしたり、焼き物にしたり、揚げ物にも使えます。料理好きな人へのお土産にいかがでしょうか。

白川郷のおすすめお土産、食べ物が続きましたが、最後にご紹介するのは雑貨です。飛騨地方の郷土玩具、名物お土産の「さるぼぼ」も、白川郷でなら白川郷独特の「さるぼぼ」が手に入ります。さっそく、白川郷ならではのおすすめ雑貨をご紹介します。

黒い前掛けを付けたのっぺらぼうの赤い人形、誰もがどこかで一度は目にしたことがある「さるぼぼ」は、元は母親が子供のために手作りした人形だったそうですが、いつの間にか、子どもを厄災から守るとされ、古くから郷土玩具として飛騨地方で受け継がれてきました。

飛騨地方のお土産としてつとに有名で、人気の麺でも他の追随を許しません。赤と黒のコントラストが印象的な「さるぼぼ」ですが、最近ではカラーバリエーションも豊富で、いろいろなタイプの「さるぼぼ」が誕生しています。

白川郷では、白川郷限定の、「こげ茶さるぼぼ」がお土産として大人気。ほかでは手に入らない限定品は、やはりお土産としてはてっぱんです。

「白川郷限定こげ茶さるぼぼ」に並んで人気があるのが、白川郷のシンボル「合掌造り」をデザインしたビーズのストラップです。屋根に使うビーズの色を変えることで、四季折々の合掌造りを表現しています。

決して華やかさはありませんが、一つ一つ丁寧に手作りされた素朴なビーズ細工は、「結」の心がいつまでも受け継がれるようにとの願いが込められています。合掌造り集落の中にある特産品店「山峡の家」で販売されています。

伝統を受け継ぎながら現代風にアレンジされ人気を集めている「さるぼぼ」。かわいいキーホルダーやストラップも人気です。「御福さるぼぼ根付キーホルダー」は、色もカラフルで種類も豊富。ちょっとしたお土産にぴったりです。

若い人にも人気のキュートな「御福さるぼぼ根付キーホルダー」。家族や仲の良い友達とおそろいで持つと、「結」の絆が深まるかもしれません。

岐阜県の山間にある小さな集落、白川郷。冬は雪に閉ざされる秘境で、かつては訪れるのも一苦労でしたが、交通網や周辺道路が整備され、今ではアクセスも簡単になりました。白川郷に行ってみたい人のために、白川郷へのアクセス方法をご紹介します。

車、バス、飛行機、新幹線と、アクセス方法はいろいろありますが、白川郷周辺には鉄道が通っていないので、最後はバスか車での移動になります。

東京から白川郷へ行くには、東海道新幹線で名古屋へ出てバスに乗り換える方法もありますが、白川郷は岐阜県とはいえ、富山や石川との県境に位置しているので、北陸新幹線を利用する方法もあります。

新幹線の乗車時間自体は、東海道新幹線のほうが短いですが、新幹線を降りてからのアクセスは金沢駅からのほうが便利です。名古屋経由でも金沢経由でも、所要時間は2時間半～3時間で、アクセス抜群です。

名古屋駅からも金沢駅からも、白川郷行きのバスが出ていますから、迷う心配はありません。白川郷行きのバスは、名古屋駅、金沢駅のほか、高岡駅や富山駅からも出ていますから、お好きなルートを選んでください。

世界遺産の里、白川郷では、白川郷の素晴らしい伝統を後世に残すべく、地元の人たちが知恵を絞り、協力し合い、努力を重ねています。そこで生み出されるお土産品は、どれも白川郷愛が詰まった逸品ばかりです。

白川郷に行ったら、ぜひ、白川郷でしか手に入らない、白川郷の自慢のお土産品を手に取ってみてください。美しいだけではない、白川郷の魅力がきっと伝わってくるはずです。