静岡の中田島砂丘は日本三大砂丘の一つ！浜松の名所の見どころを紹介

静岡県にある砂丘、「中田島砂丘」は、テレビや映画などの撮影地として使用されているほど、日本の砂丘の有名な観光スポットとなっています。また、色々なイベントが開かれる場所でもあるので、静岡でも年間を通して多くの人が訪れる場所です。

今回は、静岡の中田島砂丘にスポットをあてて、静岡の中田島砂丘の魅力を存分にご紹介していきます。静岡の中田島砂丘は、ただ観光するだけの場所ではないことがすぐにわかることでしょう。

それでは早速、日本の三大砂丘である静岡の中田島砂丘の魅力を見てみましょう。自然が好きな方だけでなく、砂丘に行ったことがない人でもすぐに、静岡の中田島砂丘の魅力が分かります。

静岡県の中田島砂丘は、浜松市にある遠州灘に隣接している砂丘です。丘は東西4km、南北6kmもある、日本では鳥取砂丘や九十九里浜と並ぶ、日本の三大砂丘の一つとされています。 

魅力満載の静岡の中田島砂丘なので、知れば知るほど年間を通して多くのお客が訪れる理由に納得することでしょう。次に静岡の中田島砂丘の見どころからご紹介します。

静岡の中田島砂丘の魅力のポイントや見どころを知っておくと、実際に静岡の中田島砂丘に行ってすぐに観光することができます。楽しみが倍増するので、ぜひチェックしておきましょう。

砂丘と言えば風紋が楽しみになります。遠州灘から吹き寄せる「からっ風」が砂丘に吹き付けることで、砂丘の上に見事な風紋ができます。風の強さや方向によって風紋が違ってきますし、同じ風紋は二度とできないことを知ると、じっくりと中田島砂丘の風紋を見てみたいと思うのではないでしょうか。

静岡の中田島砂丘の観光の目玉として、風紋の上に自分の足跡を付けてみるのも楽しみです。写真に収めると、芸術品のような仕上がりになるはずです。試してみてください。

静岡の中田島砂丘には、砂浜でもたくましく育つ海浜植物を見ることができます。ハマヒルガオの花をはじめ、ハマボウフウやハマニガナなどの珍しい海浜植物がたくさん生息しています。

海浜植物は、砂丘という水が少なく紫外線や乾燥の地なので、背丈が低く、葉っぱが肉厚の植物がたくさんあつまっています。これら海浜植物は一般的に見ることが出来ないものもあるので、ぜひ観光の際に見て回ってください。

中田島砂丘の魅力の中に外すことが出来ないものとして、海がけの産卵場所という見どころがあります。毎年、アカウミガメが産卵にやってくる場所となっているのです。

アカウミガメの産卵は、毎年5月から8月です。全長１ｍ以上、体重100kgを超える大きなアカウミガメが海から上がってきて、前足を使って砂をかき分け、後ろ足で穴を掘り、その中に卵を産み落とすのです。

珍しいこのアカウミガメの産卵はとても貴重なので、自然環境を保護するという意味でも自分勝手に観察することはできません。中田島砂丘の入り口にある「サンクチュアリネイチャーセンター」を通して、この珍しい産卵を観察できるようになります。保護柵などにもアカウミガメの卵が保護されていますし、子ガメの観察会なども行われています。

次に、中田島砂丘のおすすめ絶景ポイントをご紹介します。まだまだ中田島砂丘には、魅力的なポイントやエリアがたくさんあります。知らないとソンすることだらけです。

中田島砂丘から見える絶景として、初日の出の絶景ポイントがあります。初日の出を拝みたいと思っている人は、中田島砂丘に足を向けましょう。海から吹き付けるからっ風のために、中田島砂丘付近はかなり寒くなりますが、それでも中田島砂丘から見る初日の出のご来光は見るだけの価値があります。

綺麗な初日の出が海から登るのを、いまかいまかと、多くの人が中田島砂丘にあつまって楽しみにしているスポットです。時間の余裕を持って出かけてください。

中田島砂丘の楽しみのひとつに、中田島砂丘は遠州灘に面しているので、砂丘に居ながら遠州灘に落ちてゆく夕日を見ることができます。この夕日が絶景と、多くの人の間で人気になっているほどです。

一直線に見える海の中に、夕日が静かに落ちていく光景は、「美しい」の一言につきます。シャッターチャンスなので、カメラを構えながら夕日が落ちてゆく様子を見守ってください。

天気が良い日は、中田島砂丘から見る満点の星空がとても綺麗です。中田島砂丘の対面が遠州灘になっているだけあって光がないぶん、キラキラと光る星空が楽しめる絶景スポットなのです。

日頃見えない星が、この場所では綺麗に輝き続けます。絶景の夕日を見た後に少し中田島砂丘にとどまって、満点の星空を見てから帰るのも悪くありません。

ここでは、静岡・中田島砂丘の別の魅力をご紹介します。知らず知らずにテレビや映画などを通して中田島砂丘を見ていることもあるかもしれません。

また、中田島砂丘ではいろいろなイベントが行われているので、それらに参加して中田島砂丘の魅力を知ることもできます。

 中田島砂丘は、砂丘がきれいなことや、夕日などの絶景スポットがあるので、有名な音楽アーティストのプロモーションビデオのロケ地として使用されています。 

また、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」では、常子と母の君子が二人三脚をするシーンにも使われています。テレビや映画などでも使われている場所であることを知ると、じっくりと見て回りたいという気持ちになるのではないでしょうか。

実際に、この中田島砂丘では、自分自身が映画の一場面に入りこんだ、もしくはプロモーションビデオの一部に入り込んだかのようにして、写真を撮っている人が少なくありません。

宇宙航空研究開発機構であるJAXAは、中田島砂丘で月面探索ロボットの施策走行を行ったこともあります。月面の砂地の走行状態を見るために、この中田島砂丘の砂丘の急斜面を利用したのです。

砂丘の急斜面でも埋もれないかどうか走行を確認することで、月面での走行の様子などが分かるそうです。

月に行くことはできないとしても、月面走行の実験場となったということで、その砂丘の走行感覚を自分でも確かめてみることができます。

中田島砂丘はコスプレの聖地としても魅力ある場所になっています。自分の重い思いのコスプレをして、 中田島砂丘で写真を撮ることができるのです。その先駆けとなったのは、浜松フィルムコミッションです。

この浜松フィルムコミッションでは、個人でも申し込みをすることで、本格的なコスプレ撮影を依頼することができます。日本とは思えない、砂丘を利用したコスプレにピッタリの撮影ができることでしょう。 

中田島砂丘はアクセスのよい場所にあります。車で訪れる際には、東名高速「浜松IC」で降りて、車で約20分ほどの距離です。遠州灘海浜公園内に駐車場があるので、そこを利用しましょう。

また、JRを利用して中田島砂丘に行くのであれば、JR浜松駅で下車し、バスで「中田島」行に乗ります。そして「中田島砂丘 」で下車すれば、すぐに中田島砂丘が見えます。

静岡の中田島砂丘の魅力を知れば知るほど、次のお出かけスポットにしたいと思う人も少なくありません。日本では三大砂丘に数えられるほどのスポットなので、家族揃って、そしてデートでもぜひ中田島砂丘に足を向けてみましょう。きっとお気に入りの場所になるはずです。