スガラボは完全予約･紹介制の人気フレンチ！ドレスコードは？

ここからは、人気のフレンチレストラン「スガラボ」について詳しく紹介していきます。

須賀洋介シェフは、ミシュランの星を持つジョエル・ロブションシェフの弟子としても有名です。

ジョエル・ロブションはフレンチの巨匠として有名な方で、「世界一星を持つシェフ」とも言われています。須賀洋介シェフは、そんなジョエル・ロブションの秘蔵っ子です。

2003年には東京・六本木ヒルズに「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」がオープンしましたが、須賀洋介シェフは「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の総料理長に26歳で抜擢されたのです。

こうしたことからも、須賀洋介シェフがどれほどの実力の持ち主でジョエル・ロブションが須賀洋介シェフにどれくらい期待しているのかが伺えます。

須賀洋介シェフは、2006年にニューヨーク店の立ち上げにも携わっていて、世界で活躍している人物です。

須賀洋介シェフは、1976年に生まれました。出身は愛知県で、両親はフレンチレストランを経営していたようです。こうしたことから、幼い頃からフランス料理に精通していた須賀洋介シェフは、フランスで料理留学し日本に帰国しました。

須賀洋介シェフは2１歳の時に、「フレンチの神様」と言われているジョエル・ロブションと出会います。

そこから5年で須賀洋介シェフは、東京・六本木ヒルズの「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の総料理長に抜擢されるまでになったのです。その後も須賀洋介シェフは、ジョエル・ロブションの系列店でヘッドシェフを歴任しています。

須賀洋介シェフは2014年に満を持して自身の会社である「SUGALABOInc.」を設立しました。2015年には「SUGALABO（スガラボ）」を開業して独立を果たしています。

順風満帆の人生のようにも思えますが、須賀洋介シェフには苦難の時もありました。

フランスに留学した際、 ビザの関係で帰国することになった須賀洋介シェフは、父親の紹介でホテル西洋銀座にていきなりメインダイニングで働くことになったのです。 

周りに全然ついて行けなかった須賀洋介シェフは、なんとか追いつくために睡眠時間を削って励みますが、1年ほど立って菓子部門に移動しました。しかし、ホテル西洋銀座を結局3年で辞めることになったようです。

その後、須賀洋介シェフは恵比寿にある「アラジン」で働き始めますが、腰を痛めてしまったことが原因で半年で退職してしまいます。この時の挫折感は相当なものだったようです。

「アラジン」を退職後に実家に戻った須賀洋介シェフは再びフランスに留学し、 ジョエル・ロブションと付き合いのある方と知り合います。

そして、このことがきっかけでジョエル・ロブションは須賀洋介シェフが働いていた実家のフレンチ料理を食べることとなり、ジョエル・ロブションのお眼鏡に叶った須賀洋介シェフはジョエル・ロブションの元で働き始めました。

須賀洋介シェフは、フジテレビの人気料理番組「アイアンシェフ」に出演していました。以前は「料理の鉄人」という番組名だったので、こちらの方がピンとくる方が多いかもしれません。

「アイアンシェフ」では、イタリアンやフレンチ・和食・中華など、各ジャンルの頂点を極めたシェフたちが登場して様々な話題のレストランの料理人からの挑戦を受けて、料理バトルを展開していきます。

フレンチの「アイアンシェフ」として抜擢されたのが、須賀洋介シェフだったのです。

当時、須賀洋介シェフは海外に住んでおりジョエル・ロブションの右腕として働いていたため、ジョエル・ロブションも日本での番組出演にあまり良い顔をしなかったと言います。

しかし、須賀洋介シェフは「料理人も注目する番組であり、自身も視聴者として楽しんでいた番組だったから」という理由で、「アイアンシェフ」に出演することを決めました。

「アイアンシェフ」に出演するために須賀洋介シェフは、片道10時間以上かけて東京に飛んできて、収録が終わったらすぐにパリ・ニューヨークに帰るという生活をしていたようです。

須賀洋介シェフは「アイアンシェフ」にて、7戦5勝2敗でという高い勝率を納めていました。

スガラボでは、新しいフレンチ料理が味わえると話題です。フレンチ料理なのですがフレンチのジャンルにとどまらず、これまでに食べたことのない新しい食材や組み合わせの料理を食べることができます。

ここからはスガラボの予約方法について説明していきます。

スガラボは完全会員制のレストランになります。そのため、スガラボのある場所や住所は分かっていても、スガラボの電話番号は公式サイトに記載されていません。

完全会員制ということで、かなりの高所得者がターゲットとなっているようです。

スガラボの会員は紹介制となっているため、スガラボで食事を楽しみたい方はすでにスガラボの会員になっている人から紹介してもらってスガラボの会員になるしかありません。

超高級レストラン・料理店ともなると、お客さんがレストランを選ぶのではなく、お店・シェフ側が料理の素晴らしさやクオリティを理解することのできるお客さんを選ぶというのが常識になっているのです。

そのため、須賀洋介シェフの「スガラボ」だけでなく、師匠のジョエル・ロブションの手がけている三つ星レストランも会員制になっていて、紹介がないと入ることもできません。

スガラボの料理を食べたいという方は、すでにスガラボの会員の方に紹介してもらいましょう。

レストランが紹介制と聞くと、気分を害される方も日本では多いですが、高級レストランが紹介制をとっているのには理由があります。

1つの理由は、店内の客層を一定以上のレベルにするためです。心地よい空間・おしゃれな空間を作り出すためには、服装やマナーも一流である必要があります。そのためには、紹介制を取るしかないともいえるでしょう。

もう1つの理由は、お客さんに合わせたタイミングで料理をお客さんの元に運ぶためです。スガラボでは、お客さんの食事の進み具合に合わせて、ベストのタイミングで次のメニューを用意してくれています。

お客さんが殺到してしまっては、このようなサービスをすることはできません。スガラボのような高級レストラン・料理店ではこうした理由から、紹介制をとっているようです。

スガラボでは、スガラボ会員でない方に予約方法を伝えていません。スガラボを予約するには、すでにスガラボの会員の方に紹介してもらってスガラボの会員になるしかありません。

どうしてもスガラボの予約をしてスガラボで料理をいただきたいという方は、スガラボ会員の方と知り合う必要があります。

スガラボのメニューは、須賀洋介シェフが厳選した「おまかせメニュー」のみです。

「おまかせメニューはコース料理となっているのですが、コースのメニューにも書いていない料理が何品か出されるというサプライズも楽しめます。メニューは前菜からデザートまでで10品ほどです。

前菜のメニューの例ですが、「ペルシュウとペルシュウを包んで食べる一口いなり」「海鼠腸と雲丹の最中」「淡路島産玉ねぎの一口パイシュー」といった、スガラボでしか食べられないものばかりです。

メインのメニューには、根室沖釣りキンキであったり薩摩黒毛和牛などの、全国各地の名産品を使った絶品メニューをいただけます。

「スガラボ」では、日本で唯一「パルマハム職人」という称号を持っている方が48ヶ月熟成して作った生ハムを食べることができるのですが、この生ハムを扱っているお店は都内で2件だけです。

さらに「スガラボ」ではシンボルマークの「エッフェル塔」の焼印がされた最中を食べることができ、この最中の中にはカラスミやイクラなどの、その時期が旬の新鮮な食材が詰められていて楽しむことができるようです。

ここからは、スガラボでのドレスコードについて紹介していきます。スガラボに初めて行くという方は参考にしてください。

スガラボのような高級フランス料理店に入る場合、男性のドレスコードは一般的に、スラックス・ジャケット・革靴です。

大きなバッグを持っているのであれば、上着と一緒に預けてしまいましょう。

女性のドレスコードは、無難にワンピースドレスなどが上品に見えて素敵だと思います。

足元はパンプスやヒールなどを履きましょう。

女性のパンツスーツはよくないと言われているので、スカートやワンピースドレスなどを着用するのがベストです。

ここからは、スガラボの基本情報について説明していきます。

スガラボの会員になることができ予約が取れた方は、アクセス方法についても気になることでしょう。

スガラボの住所・場所は、東京都港区麻布台1-11-10日総ビル1Fです。東京メトロ日比谷線の神谷町駅から徒歩4分のところにあります。

ただ、スガラボの入り口は非常に分かりにくいとも言われていて、中がお店とは思えないくらいのドアとも言われています。初めて行く場合は迷うことも考えて、時間に余裕を持って行くようにしましょう。

スガラボは紹介制だから予約できないけれど、どうしても須賀洋介シェフ監修の料理が食べたいという方は「COTEAU（コトー）」もおすすめです。

「COTEAU（コトー）」では、須賀洋介シェフ監修のフレンチをいただくことができます。スガラボと違って会員制ではないので、予約も可能です。

「COTEAU（コトー）」では、季節ごとに選りすぐりの新鮮な食材を使ったコース料理をなんと6900円でいただくことができます。

「COTEAU（コトー）」の料理も十分の美味しいので、スガラボは予約が取れないし敷居が高すぎると感じている方は、ぜひ「COTEAU（コトー）」の料理を召し上がってみてください。

高級料理店・スガラボについて説明してきましたが、いかがだったでしょうか？スガラボは会員制のお店なので、紹介がなければ予約をすることができません。

どうしても須賀洋介シェフの料理を食べたいという方は、「COTEAU（コトー）」で須賀洋介シェフ監修のフレンチをいただくことをおすすめします。「COTEAU（コトー）」はスガラボと違って会員制ではないので、予約も可能です。