水原(韓国)の世界遺産華城(スウォン)を紹介！見どころや観光スポットも

韓国・水原で一番有名な見どころの観光スポットは華城行宮を中心とした水原華城です。18世紀末に李氏朝鮮時代のお城で城壁は約5キロメートルあり、私たちが現在見学できるのは1997年に復元されたものになります。

東西南北に広がる敷地内には門、砲台、訓練所などの見どころの観光スポットがあります。

韓国・水原の水原華城の見どころは朝鮮王朝の壮大な城壁です。水原の中心部を取り囲むようにある華城は、1794年第22代正祖(チョンジョ)王が父を悼み2年８ヶ月かけて造りました。

華城は朝鮮古来の築城方法で、それに加えて石と煉瓦はを使った近代建築技法を清（中国）から取り入れた総面積130ヘクタール全長5.7キロメートルの見どころの建造物です。

第22代王・正祖(チョンジョ)の父は、政争に巻き込まれ世継ぎでありながら悲しい最期を遂げました。父の死を悼んで、父の霊を弔うために風水的に最高の地に選ばれたのが水原です。

父のお墓を水原に改葬し、父の側にいられるようにソウルから都を移そうと考えて築造したのが華城です。1794年着工し1796年に完成しましたが、その直後に正祖が亡くなってしまい水原への遷都は幻となって消えてしまいました。

見どころは約5.7キロメートルの城壁には蒼龍門、華西門、八達門、長安門の４つの門があります。

韓国にある行宮の中では見どころの規模が一番大きく、美しいといわれています。正祖が水原に華城を築城した後は八達山の東の麓に建てられ官営として使われていました。

1789年水原の新邑治を花山から八達山に移転した際に規模を大きくし、行宮として完成したものです。完成した当時は600くあいのお堂があったといわれています。

見どころの韓国・水原華城を観光に要する時間は城壁を一周すると約４時間は掛かります。短いコースでも３時間は掛かっていまいますが、効率よく回るおすすめの方法を紹介します。

八達門を起点に見学するコースです。200メートルの高台を超えてひたすら城壁沿いをどんどん進んで行きます。高台を歩いて行くので見晴らしも良く、気持ちがいいです。

進んで行くと見えてくる観光スポットの順番は①八達門②栄洞市場③城壁入口④蒼龍門　⑤東将台（錬武台）⑥訪花随柳亭⑦華虹門⑧長安門⑨華西門⑩華城行宮⑪華城行宮うまいもん通り⑫八達門観光案内所になります。

水原花城は半日から1日かけて観光することをおすすめします。

時間がない人には御車に乗ると効率よく水原華城を一周できます。チケットは国弓体験コーナーがある東将台（錬武台）と華城行宮にあります。料金は大人4,000ウォン、学生2,500ウォン、子供1,500ウォンです。

①練武台 ②華虹門 →③華西門 ➃ 長安門 ⑤ 華城行宮 ⑥八達門市場 ⑦水原華城博物館 ⑧練武台と観光スポットを一周していきます。

韓国・水原華城周辺にあるおすすめの観光スポットをみていきましょう。

水原将台は軍司令官の指揮所で、東将台は兵士達を訓練させたところになります。裏手の城壁には昔の武器の仏狼機のレプリカが配置されています。

 四方を見渡すことのできるなだらかな丘の上に建てられた、兵士達を訓練させたところです。 

韓国・水原華城の上空に浮かぶロープに繋がれたヘリウムガス式の展望気球です。上空からは水原華城全体が一望でき、特に夜景は綺麗とおすすめの観光スポットで、150メートル程の空の上から景色を楽しむ気球になります。

週末は混み合うので平日利用がおすすめです。

7つのアーチ型をした門で、石橋の上には楼閣が建っています。この門は敵の侵入を防いだり川の氾濫を防ぐ役割を持っていました。

地上の商店街はごちゃごちゃした韓国の地元の市場です。地上だけではなく地下にもショッピング街が広がっていて、見るだけでも充分楽しめるおすすめの観光ショピングスポットです。

韓国・水原の美味しいおすすめのグルメをみていきましょう。

韓国ドラマの出てきそうな雰囲気のある市場です。華城からすぐの場所にある地元の人の買い物スポットになっていて、衣料品を取り扱っているお店が多いです

庶民的な活気のある観光客向けのお店もありますが、どちらかというと韓国の地元民相手のお店が多いです。市場の商品を見ていると韓国・水原に住んでいる人の生活や文化を見れます。

韓国・水原でも有名なお店で、建物からも老舗と伝わってくるような佇まいをしています。韓国の水原といえば「水原カルビ」が有名で、おすすめは「韓牛味付け骨付きカルビ定食」です。

韓国に来たのだから韓牛を味わいうことをおすすめします。お肉は柔らかくてとても美味しく、パンチャンもたくさんでてきます。

人気の激辛トッポッキチェーンのお店です。トッポッキは、辛さが甘口(スナンマッ)、普通(チュンガンマッ)、辛口(メウンマッ)の３段階に分かれているので好みに合わせることができます。

トッポッキは少し小さめで食べやすい大きさです。

夕方にはズラッと行列ができるほど人気の病みつきになるという、フライドチキンのお店です。1羽を丸揚げにする フライドチキンがとてもビールに合うと評判です。

韓国・ソウル近郊から水原へのアクセスは、電車・地下鉄・バスがあります。それぞれの行き方を紹介します。

韓国・ソウル駅から水原行は、特急セマウル号とムグンファ号があり所要時間は約30分、一番早く水原に行くことができます。本数は１時間に1～2本です。料金はセマウル号4,800ウォン、ムグンファ号2,700ウォンになります。

韓国・ソウル駅から地下鉄１号線で乗り換えなしで水原駅に着きます。交通費が一番安い T-moneyカード 2,300ウォン、現金 2,650ウォンで、15分間隔で運行しています。所要時間は約１時間20分掛かります。

韓国ソウルから地下鉄２号線江南（カンナム）駅の５番出口と6番出口の間にあるバス停から水原行が出ています。水原華城の最寄駅は八達門前でし下車、運行間隔は約15分で約1時間で水原に到着です。

料金はT-moneyカード 2,300ウォン、現金 2,650ウォンになります。

韓国の首都ソウルから電車で1時間足らずで行ける観光スポット水原には見どころがたくさんあり、美味しいグルメも豊富です。中でも人気があるのは水原カルビで、水原を訪れた観光客のほとんどが水原カルビを食べて行くほど人気があります。

城壁を歩きまわって疲れたら、水原カルビを食べてエネルギー補給をしてください。韓牛の美味しさにきっと感動します。