テオヤンセン展は福井で見れる?過去の展示や越前和紙とのコラボも紹介
風を食べて動く不思議な生物として話題を集めているストランドビーストを体感できる、テオヤンセン展は福井で見れるのかどうかについて調査!テオヤンセン展はいったいどんな展示なのかなどを含め、福井で過去に展示された越前和紙とのコラボのストランドビーストなども紹介!
目次
テオヤンセン展がすごい!砂浜の不思議な生き物に会える
テオヤンセン展は福井で見れる?テオヤンセン展福井で行われた過去の展示や、テオヤンセンと越前和紙とのコラボなどをご紹介します。
テオヤンセンとは?
福井でテオヤンセン展を見られるかどうかの前に、まずテオヤンセンとはいったい何なのか?テオヤンセン展とは?といったことについてご紹介します
オランダ出身の画家•物理学者
テオヤンセン展と話題になっている、テオヤンセンはオランダ出身の彫刻家(キネスティック・アーティスト)兼物理学者です。
テオヤンセンは、1948年3月17日生まれ・オランダのデン・ハーグ、スヘフェニンゲンに生まれた物理学者です。
1968年にオランダのデルフト工科大学で物理学を学び、1975年には画家に転向、その後1990年~ストランドビーストの政策を開始し、アートと科学が融合したテオヤンセンだからこそ出来る芸術作品を数多く制作しています。
1990年からストランドビーストの制作を開始
テオヤンセンの代表作ともいわれているストランドビーストは、1990年から制作をスタートさせました。
ストランドビーストとは、風力で動く不思議な造形物で、オランダ語で砂浜の意味をあらわすストランドと生命体を表すビーストを組み合わせた造語で、テオヤンセンが生み出した創造の生命体です。
ストランドビーストは、プラスチックチューブで構成した造形作品で、風力を受けると歩行をする・本当に生きているかのように滑らかに歩くように動く生命体です。
世界各地で展示会が開催されている
新たな生命体とも呼ばれているストランドビーストを展示するテオヤンセン展は、世界各地で展示会が行われ、日本でも開催されています。
日本で初めて開催されたテオヤンセン展は、2010年に日本科学未来館などをはじめ多くの各地で開催されいます。
風を食べる?ストランドビーストとは
テオヤンセンが制作するストランドビーストは、風を食べる生命体も呼ばれています。
風を食べるとはいったいどういったことなのか?テオヤンセンが作るストランドビーストについて詳しくご紹介していきます。
風を受けて歩く
テオヤンセンのストランドビーストは、風に吹かれることによって、風の力で動く人工生物です。
物理を学んで、彫刻家に転向したテオヤンセンならではの作品で、風に吹かれて歩いている姿は風を食べながら進んでいるようにも見える不思議な生命体です。
展示会の展示ホールなどではそのまま静止されているものの、砂浜に移動させると風邪によって這い回る水を得た魚のように動く、風の力を推進力に変える人工生命体です。
材料は身近なものがほとんど
風を食べるように動くストランドビーストは圧巻ですが、ストランドビーストを制作するために使用されている材料は身近なものがほとんどで、ポリ塩化ビニール管というプラスチック製のチューブで作られています。
1990年に制作した初めてのストランドビーストは、ポリ塩化ビニール管と粘着テープで止めてあるだけの制作物であったにもかかわらず、風を受けてスムーズに動くストランドビーストが完成しています。
簡単な身近な材料で、動くストランドビーストが制作できるのは、パイプの長さなどをち密に計算した比率からなるものだといわれています。
歩く以外にも様々な動きが可能
風を受けて動くストランドビーストは、風を受けて歩く以外にも様々な動きが出来る人工制作物として話題を集めています。
ストランドビーストは風を受けて歩行できますが、展示会場では風がないためひっぱって歩行させることが可能な生物になっています。
2016年~制作されているテオヤンセンのストランドビーストは、風力で動く以外のものもあり、人が引っ張ったことによって、芋虫のように砂浜の上を歩くようなストランドビーストも制作されています。
また、ストランドビーストの中には風を受けると、求愛行動をするかのように頭を振りあうような生物もいて、様々なストランドビーストを楽しめるのがテオヤンセン展です。
福井でのテオヤンセン展
風力で動くストランドビーストを見ることが出来ると人気を集めている話題のテオヤンセン展について詳しくご紹介していきます。
福井県でもテオヤンセン展が見られるのかどうか?などについてもご紹介します。
2019年にサンドーム福井で開催
新しいテオヤンセンが制作した人工生命体のストランドビーストを実際に見ることが出来るテオヤンセン展は、2019年に福井で開催されました。
2019年の9月21日から10月27日までテオヤンセン展イン福井として、サンドーム福井で開催されました。
福井県で開催されtあテオヤンセン展では、毎日動く巨大なストランドビーストを体感出来たり、構造の動きの仕組みなどを明らかにした、テオヤンセンの魅力を存分に楽しめる展示として話題を集めました。
越前和紙とのコラボ作品も展示
福井県で行われたテオヤンセン展では、福井県の伝統のある1500年の歴史がある越前和紙とコラボレーションした事でも話題を集めました。
テオヤンセンが作るストランドビーストに、越前和紙で制作された帆をつけて、風力で歩き出すストランドびーすろを作ったことで話題を集めました。
通常の帆にはパラシュートなどに使用される耐久性のある布を用いているため、今回の越前和紙とのコラボレーションは初で話題を集めました。日本の工芸をリスペクトしているテオヤンセンが制作したもので、日本発のストランドビーストが楽しめる人気の展示となりました。
福井でのテオヤンセン展の予定
福井県で行われたテオヤンセン展は大盛況で終了しましたが、今後のテオヤンセン展は福井県で行われるのか?福井県以外でもテオヤンセン展はどこで見られるのかなどについてご紹介していきます。
福井県で行われたテオヤンセン展は、2019年10月27日をもって終了しました。
日本で開催されるテオヤンセン展としては、2020年7月11日~9月27日まで兵庫県の神戸にて開催される予定をしていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の為テオヤンセン展は中止になりました。
世界各国で行われる展示会も新型コロナウイルスの影響で開催されず、中止されることが多くなっており、開催されるかどうか未定となっているものが多いです。
しかし、この期間にもテオヤンセンは新しいストランドビーストを制作中なので、新型コロナウイルスの影響が収まれば、様々な新しいストランドビーストを見ることが出来ると楽しみにする声も多く上がっています。
今後の開催予定は未定
新型コロナウイルスの影響で、開催が中止になっているテオヤンセン展が多く、今後福井県で開催されるかどうかはもちろん、日本のどこで今後いつ開催されるかなどのめどは全く立っておらず未定になっています。
しかし、このコロナウイルスの影響で展示会が軒並み中止になっている今だからこそ、テオヤンセン展がウェブの展覧会として、2020年8月7日から9月30日まで開催されていました。
そのため、今後もウェブで福井県でもテオヤンセンの展示物を楽しめる展覧会が再び開催される運びになったり、今後福井県でまたテオヤンセン展が開かれる可能性もあるので、今後の動向には要チェックです。
テオヤンセン展を思う存分楽しもう!
日本でも日本各地で行われているテオヤンセン展は、風で動くストランドビーストを見ることが出来る人気の展示会になっています。
現在テオヤンセン展は、新型コロナウイルスの拡大などの影響で開催が中止になっており、次どこでテオヤンセン展が行われるかどうかは未定となっています。
こんな今だからこそ、ウェブでの展覧会など新たな試みが始まるなど、テオヤンセン展を心待ちにする人が多いため、今後展覧会の開催情報は要チェックです。
テオヤンセン展は福井はもちろん、他の日本各地でも開催されたら、ぜひとも不思議で魅力的なストランドビーストを生で体感してみてはいかがでしょうか?