瀞ホテル(奈良)は瀞峡にあるカフェ!ランチや営業時間・アクセスも紹介
奈良の瀞ホテルは、瀞峡にあるカフェです。この記事では、奈良の瀞ホテルでいただけるランチや営業時間・アクセス方法についても紹介しました。また、瀞ホテルの周りにある十津川村観光スポットも紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
目次
奈良・瀞ホテルは瀞峡の崖の上にある人気のカフェ!
奈良・瀞ホテルは、瀞峡(どろきょう)の崖の上にある人気のカフェです。この記事では、瀞ホテルのカフェ・ランチ・アクセス方法について詳しく紹介していきます。
瀞峡とは?
瀞峡(どろきょう)とは、北山川の流れが深い淵となって、断崖絶壁が続いている場所です。毎年5月には、サツキが断崖絶壁に咲きみだれ、瀞峡観光ウォータージェット船による遊覧観光も行なわれています。
瀞峡は、奈良県や三重県・和歌山県の3県に跨っていて、水がとても綺麗な場所です。瀞峡の浅瀬では、とても鮮やかなコバルトブルーを見ることができ、時間を忘れます。
瀞峡では美しい水以外にも、墜落岩・母子の滝・獅子岩などが見どころとされていて、遊覧観光を楽しむ観光客が大勢います。
瀞峡観光ウォータージェット船では、瀞八丁とも呼ばれる大渓谷・自然美の中を、時速約40キロで運行します。天候によっては中止となってしまうこともあるので、ホームページなどで事前にチェックしてみてください。
また、瀞峡観光ウォータージェット船は時期によっては土・日・祝日のみの運行となっているので、やはりホームページなどで事前にチェックすることをおすすめします。
瀞ホテルは現在宿泊はできない
瀞「ホテル」というと、宿泊ができるような気がしますが、実は瀞ホテルは現在宿泊することはできません。
瀞ホテルは、大正6年・1917年に「あづまや」という名前で開業しています。「あづまや」は、山で切り出した材木で筏を組んで運ぶ人たち・「筏師(いかだし)」のための宿泊施設でした。
その後、「あづまや」は「招仙閣」へと名前を変え、昭和初期に現在の「瀞(どろ)ホテル」という名前になりました。当時は、周辺にも宿泊施設があり、宿泊地として賑わっていました。
瀞ホテルは、築100年以上ある老舗中の老舗の旅館でしたが、2003年頃に一度閉館してしまいました。しかし、2013年6月に先代の息子夫婦によって、食堂・カフェとして営業を再開したのです。
瀞ホテルはランチ営業のみ?営業時間など基本情報!
ここからは、瀞ホテルがランチ営業のみなのか、営業時間などの基本情報を紹介していきます。
現在はランチ営業のみ
瀞ホテルは、現在はランチ営業のみです。営業は11時30分からとなっていて、売り切れ次第営業終了となります。
定休日は水曜日と木曜日です。
瀞ホテルの基本情報
瀞ホテルの基本情報について紹介していきます。瀞ホテルの住所は、〒647-1581 奈良県吉野郡十津川村神下405となっています。
瀞ホテルは、店内のどの席からも瀞峡を眺めることができ、ランタン型の灯りなどのかわいいインテリアを楽しむことができます。
- また、瀞ホテルのショップが併設されているので、瀞峡にまつわるアイテムをはじめとした様々な雑貨を購入することもできます。ぜひ、瀞峡にまつわるアイテム・雑貨もチェックしてみてください。
瀞ホテルでおすすめのメニュー3選!
ここからは、瀞ホテルでおすすめのメニュー3選を紹介していきます。
①特製ハヤシライス
特製ハヤシライスは、瀞ホテルの奥様が作っている絶品の料理です。見た目は、瀞峡のイメージのようになっていて、少し苦味・コクのある大人の味わいとなっています。
牛肉の旨みがとても強く出ている特製ハヤシライスは、瀞ホテルの看板メニューとなっています。
また、瀞ホテルの食事場所はとてもレトロ感があって、初めて行ったという方でも帰ってきたかのような落ち着きを感じることができます。テーブルの向かい側には瀞峡が広がっているので、絶景を眺めながら美味しい食事をすることができます。
ぜひ瀞ホテルの特製ハヤシライスを食べてみてください。特製ハヤシライスは950円です。
②スコーン
瀞ホテルのスコーンも絶品です。瀞ホテルのメニューの中でスイーツらしいものは、このスコーンだけです。スイーツ・甘いメニューを食べたいという方は、スコーンを頼んでみることをおすすめします。
瀞ホテルのスコーンを注文すると、自家製ジャムと共に運ばれてきます。チョコレートチップのスコーンとなっていて、表面にもチョコレートがそのまま乗せてあるので、焼きたてのスコーンによってチョコレートが少し溶けてとても美味しいです。
スコーン自体も、サクサクとした食感で、とても美味しいです。バターの香りやチョコチップのほろ苦さも絶妙なので、気にいることでしょう。
瀞ホテルのスコーンはとても人気なので、早めに注文しないと売り切れてしまうこともあります。ランチの後でスコーンを食べたいという方は、先に注文しておくことをおすすめします。
瀞ホテルはコーヒーも美味しいので、ぜひコーヒーと一緒にスコーンも食べてみてください。また、スコーンは持ち帰ることもできるので、お腹がいっぱいになってしまったけれどスコーンも食べたいという方は持ち帰るのもおすすめです。
自家製ジャム付きのスコーンは600円です。
③自家製ジンジャエール
瀞ホテルの自家製ジンジャエールも絶品です。瀞ホテルのジンジャーエールは、自家製のジンジャーシロップを使用した風味豊かな飲み物です。
とても美味しいので、ぜひ瀞ホテルの自家製ジンジャエールを飲んでみてください。自家製ジンジャーエールは500円です。
瀞ホテルでは席の事前予約はできるの?
瀞ホテルでは、席の事前予約をすることもできます。瀞ホテルは秘境にあり、とてもアクセスのしづらい場所なのですが、観光客は大勢いるので席を事前に予約していないとすぐにお店に入れないということも多いです。
そのため、瀞ホテルでランチを食べたい・食事をしたいという方は、席の事前予約をしていくことをおすすめします。
また、瀞ホテルは平日の14時から空いていることが多いので、空いている時間帯に瀞ホテルでのんびりとした時間を過ごしたいという場合は、平日の14時以降に行くことをおすすめします。
瀞ホテルへのアクセス・駐車場について!
瀞ホテルには駐車場があるので、車でのアクセスをおすすめします。駐車場は無料で、駐車場のスペースは20台の乗用車を止めることができます。
瀞ホテルにはバスでアクセスすることもできるのですが、瀞ホテルのある場所は秘境と呼ばれるような場所なので、バスで行こうとするとかなりの時間がかかります。
バスでアクセスする場合は、近鉄八木駅・五条バスセンターからJR紀勢本線新宮駅方面のバスに乗車して、十津川村役場停留場で下車するようにしてください。所要時間は、3時間30分ほどとなっています。
十津川村役場停留場からタクシーに乗って、40分ほど移動してタクシーを降ります。タクシーから降りて5分ほど歩くと、やっと瀞ホテルに到着します。
一緒に行きたい!瀞ホテル以外の十津川村観光スポット4選!
ここからは、瀞ホテル以外の十津川村観光スポット4選を紹介していきます。
①十津川温泉
十津川温泉は、二津野ダムにある温泉です。十津川温泉では、ボート遊びやフナ・コイ釣りを楽しむことができます。
十津川温泉の湯は、十津川の支流ぞいの下湯から引いているのですが、この下湯は1690年頃に炭焼職人が発見したと伝えられています。十津川の上流には上湯があるのですが、こちらの温泉もとても素晴らしく訪れる方が大勢います。
下湯に向かう途中には谷川があり、鉄線を張り「やかた」をのせた綱をたぐりながら渡る人力ロープウェイ「野猿」が観光スポットとなっています。
公衆浴場「庵の湯」には奈良県第1号の飲泉場があり、温泉施設はすべて源泉かけ流しとなっています。十津川温泉へのアクセス方法ですが、駅からバスで行くというのが一般的です。
大和八木駅・五条駅・新宮駅からバスで行くことができます。どの駅から行く場合でも下車するバス停は「十津川温泉」です。
住所 | 〒637-1554 奈良県吉野郡十津川村大字平谷 |
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アクセス | 大和八木駅からバスで250分 (十津川温泉下車) (十津川温泉下車) (十津川温泉下車) |
②玉置山
玉置山(たまきさん)は、奈良県吉野郡十津川村にある山で、一番高い場所の標高は1076メートルとなっています。玉置神社は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されている、とても歴史ある神社です。
古くから聖地として開けていた神社で、多くの史実を有しています。玉置山では、朝早くには雲海を見ることができ、玉置山の9合目には熊野三山の奥の院である玉置神社があります。
この玉置神社は、とても不思議な場所・神社としてと知られていて、「神様から呼ばれない・歓迎されていないとその場所にたどり着けない」といわれています。
実際に玉置神社に行こうとした人の中には、タイヤがパンクしてしまって途中で断念したという人も多いです。
神様に歓迎しているのかどうなのか知りたいという方は、玉置神社に向かってみると良いでしょう。玉置神社の境内では、「老巨杉郡」という天然記念物かつ樹齢3000年の御神木があるので、たどり着けた場合はぜひ「老巨杉郡」を見てみてください。
住所 | 〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村大字玉置川 |
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アクセス | 八木駅からバスで十津川温泉下車 五條駅からバスで十津川温泉下車 |
③谷瀬の吊り橋
熊野川に架る谷瀬の吊り橋は、長さ297メートルの橋です。川面からの高さ54メートルの日本屈指の長さの鉄線橋で、1954年に地元の住民が出資して建設された吊り橋で、生活用吊り橋としては日本一長い吊り橋となっています。
谷瀬の吊り橋は、渡る時に味わえるスリル感や吊り橋から見える絶景が素晴らしいということで、村の観光名所となっています。谷瀬の吊り橋は、安全のため一度に渡ることができるのは20人までと決められています。
ゴールデンウィークとお盆の期間中は、多くの観光客が訪れるため、一方通行規制となります。ぜひ、谷瀬の吊り橋を観光してみてください。
住所 | 〒637-1106 奈良県吉野郡十津川村大字谷瀬 |
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アクセス | 大和八木駅からバスで180分 |
④道の駅十津川郷
「道の駅十津川郷(とつかわごう)」は、十津川村のほぼ真ん中にある道の駅です。源泉かけ流し温泉や、雄大な自然に囲まれた十津川村の旅のオアシスとして親しまれている観光スポットです。
1階には、総合案内所と特産品販売コーナーがあります。地下1階には、「むかし館」という名前で、先人の生活の知恵や村の歴史を物語る伝統民具が展示されています。
2階には、そば処「行仙」があり、手打ちのそばをいただくことができます。また、足湯施設もあるので、ぜひ足湯も楽しんでください。
住所 | 〒637-1333 奈良県吉野郡十津川村大字小原225-1 |
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電話番号 | 0746-63-0003 |
営業時間・定休日 | 8:00~17:30 定休日は1月1日 |
駐車場の有無 | 有り 大型バス2台 普通乗用車18台 身障者用2台 |
アクセス | 車で行く場合は国道168号線を通って 路線バスで185分 (JR新宮方面行バス) |
瀞ホテルで絶景を見ながらのんびりカフェタイムを楽しもう!
奈良・瀞ホテルにあるカフェのランチや営業時間・アクセスについて詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。瀞ホテルは、瀞峡にあるカフェで、昔は宿泊施設として利用されていましたが、現在は宿泊することはできません。
ランチ・カフェ営業のみの瀞ホテルですが、絶景を眺めながら特製ハヤシライスやスコーン・自家製ジンジャーエールをいただくことができるということで、予約が必要なほど人気があります。
瀞ホテルが空いている時間帯は、平日の14時以降です。予約をしないと席に座れないということも多いので、予約をして行くことをおすすめします。ぜひ、瀞ホテルで瀞峡の絶景を見ながら、のんびりカフェタイムを楽しんでください。