鳥取県の心霊スポット！有名な廃墟･米子の幽霊が出ると噂の橋も紹介

夏が近づくとなぜか行きたくなる心霊スポット。ドキドキ・ヒヤッとする気分が味わえるので癖になってしまう人も多いのだとか。そこで今回は鳥取県にある怖い心霊スポットについてまとめてみました。

廃墟や幽霊が出ると噂になっている橋など、有名な心霊スポットをジャンルごとにご紹介していきます。気にになる心霊スポットをチェックして、この夏の肝試しの下調べをしておきましょう。

ではさっそくですが、鳥取県にある有名な心霊スポットの情報を見ていきましょう。まずは、鳥取県の怖い心霊スポット2選【廃墟編】です。

なんとなくどんよりとしていて不穏な空気が流れている廃墟。昼間の明るい時間帯でも不気味さを感じることがあります。そんな怖い場所としても有名な廃墟ではどんな心霊現象が起こるのでしょうか？

まず最初にご紹介するのは、鳥取市にある怖い体験ができると噂の廃ラブホ「静山荘」です。こちらは鳥取県の中でも有名な廃ラブホ。不気味な雰囲気を醸し出しており、数年前には死体が見つかったとの噂もあります。

肝試しなどで静山荘を訪れた人の中には「足音が聞こえた」「服に手形がついていた」などの怖い体験をした人も。またホテルの奥の道を進んでいくと「この下を見るな」という看板があり、覗き込むとお地蔵様がいるとの噂も。

何かと怖い体験が絶えない心霊スポットですので、遊び半分で近づかないようにしましょう。

続いてご紹介するのは、倉吉市にある幽霊ホテル「サウナ付ホテル真野原山荘」です。こちらは幽霊ホテルとして地元でも有名な場所。若い女性の幽霊が目撃されていたり、管理人の部屋に人魂やオーブが現れると言われています。

過去に地元でも幽霊ホテルとして取り上げられるほどの有名な心霊スポット。霊的な意味でも危険ですが、老朽化が進んで天井が抜けているなど物理的にも危険ですので近づく際には注意しましょう。

では続いては、鳥取県の怖い心霊スポット3選【橋・トンネル編】を見ていきましょう。

怪談などでもよく登場する橋やトンネル。自殺や事故の多い場所なので、自然と心霊現象も多くなるようです。鳥取県の橋やトンネルでは、どのような体験談があるのでしょうか？

まず最初にご紹介するのは、米子市・幽霊が出ると噂の「旧日野橋」です。こちらは米子市のHPで幽霊が出たと紹介されている珍しい心霊スポット。

ある日この旧日野橋を通りかかったドライバーは美しい女性に車を止められ、乗せてくれないか？と頼まれました。気のいいドライバーはそのまま女性を乗せて走り出し、しばらくしてから「どこまで？」と聞いたそうです。

「もう少し先まで」と言われたのでしばらく車を走らせ、再度聞こうと振り返ったところその女性は消えていたのだとか。またその女性が座っていた席はぐっしょりと濡れていたそうです。

このような体験談が出たのは一度だけではなく複数回あったそうで、当時はすごい話題になったのだとか。

この話以外にも川で入水自殺した親子の遺体が見つかったり、女性の遺体が見つかったりしている旧日野橋。今でも使われている橋ですので、通りかかる時には注意しましょう。

続いてご紹介するのは、倉吉市の有名な自殺の名所「東大山大橋」です。こちらは全長１７０メートルほどの渓谷にある橋。高いフェンスなどは設置されていないので、少し乗り出すだけでも下が見えるようになっています。

そのせいからか昔から自殺の名所としても有名な東大山大橋。幽霊を目撃した体験がある人も多く、鳥取県の心霊スポットとして広く知られています。

続いてご紹介するのは、八頭郡八頭町・子供や男性の霊が目撃されている「本谷隧道」です。こちらは廃墟のように廃れた雰囲気が特徴の心霊スポット。昔から子供や男性の幽霊と会ったという体験談が多く、怖がられています。

トンネルの中は現在でも通れるようになっていますが、水が滴り落ちて不気味なほどにひんやりとしています。人通りもほとんどないトンネルですので、通る際には注意しましょう。

では続いては、鳥取県の怖い心霊スポット4選【山・池・公園編】を見ていきましょう。廃墟や橋・トンネルなどよりはアクセスしやすいスポットですが、怖くないかと言われると別の話です。

身近であるからこそ様々な体験をしたという声が多い場所になっていますので、普段から通りかかっている人は特に注意して見ておきましょう。

まず最初にご紹介するのは、東伯郡琴浦町・多数の死者が出た古戦場だった「船上山」です。こちらは後醍醐天皇方の「名和長年」と鎌倉幕府方の「佐々木清高」が戦った際にたくさんの死者を出した戦の場。

「現在でも落ち武者の生首を見た」「武士の幽霊が出た」という体験が後を絶ちません。成仏できなかった人の怨念が残っている可能性がありますので、遊び半分で見にいくのはやめておきましょう。

続いてご紹介するのは、鳥取市・鳥取砂丘に近い心霊スポット「多鯰ヶ池」です。こちらは鳥取県の有名な観光スポット「鳥取砂丘」の近くにある心霊スポット。この池が心霊スポットとして有名になったのは、近づくと池に引き込まれるという噂からです。

この多鯰ヶ池は戦前「水葬」の場所として使用されていた池。そのためこのような噂が出たのかもしれません。そのほかにも「大蛇が住んでいる」「水の神様がいる」など、たくさんの噂がある心霊スポットとなっています。

続いてご紹介するのは、西伯郡大山町・都市伝説がある「赤松の池」です。この赤松の池には有名な都市伝説があります。その都市伝説によると、髪の長い女性が池のほとりに座って髪をとかしているのですが、見ているとどんどん髪の毛が伸びてくるのだとか。

その伸びた髪は女性と一緒に池の中へと沈んでいき、最終的には大蛇となってしまうという話のようです。またこの都市伝説以外にも入水自殺した女性がいるという話も。

様々な噂や都市伝説を持つ鳥取県の有名な心霊スポットですので、気になる人は一度確かめてみてはいかがでしょうか？

続いてご紹介する心霊スポットは、東伯郡琴浦町・戦時中に亡くなった人の霊が出る「高松公園」です。

こちらは戦争で亡くなった人の幽霊が出ると有名な心霊スポット。単にぼやっとした影が見える、という訳ではなく白い目をした人間型の幽霊が出るということで話題になりました。

この怖い体験をした人は一人ではなく複数人いたこと、また全員が同じような人型の幽霊を見たことから、非常に信憑性が高いと言われています。

では続いては、鳥取県の怖い心霊スポット3選【その他編】を見ていきましょう。

まず最初にご紹介するのは、鳥取市・首切り地蔵がある「鳥取藩処刑場跡」です。こちらは「首切り地蔵」がある有名な心霊スポット。首切り地蔵と一緒に元文５年（1740年）の題目石と寛永２年（1625年）の南無阿弥陀仏の石碑が立てられています。

百姓一揆を指導した人たちが処刑され、その供養のために建てられたと言われているこの石碑。たくさんの命がなくなった場所です。

続いてご紹介するのは、東伯郡琴浦町にある大規模な墓地「花見潟墓地」です。花見潟墓地は、鳥取県東伯郡琴浦町に存在する大規模な自然発生型の墓地。

この墓地は海岸に面して約2万ものお墓が約350メートルに渡って並んでおり、西日本では最大級の規模の墓地となっています。 

そんな花見潟墓地では、深夜となる午前2時～午前4時前後の刻限になると何かを求め探す様な、さまよう老婆の幽霊が出るという噂が。そのほかにもたくさん幽霊がいそうなので、暗くなってからは近づかないようにしましょう。

最後にご紹介するのは、米子市・甲冑を着た幽霊の目撃情報有り「米子城跡」です。こちらは昔米子城があったとされている場所。城が討ち落とされた際に死んでしまった武士の幽霊が今でも出ると言われています。

幽霊の姿を見た人によると「甲冑を着ている人がいた」「甲冑を着ている兵士が大勢更新して城へ向かっていった」などの体験談が多数。

またそのほかにも怪談播州皿屋敷で有名な「お菊井戸」の怪談が生まれた場所であるとの言い伝えも。たくさんの人の怨念が集まっている場所ですので、危険な場所であると考えた方が良いでしょう。

鳥取県の有名な観光スポットである「鳥取城跡」ですが、こちらがテレビで心霊スポットとして取り上げられたことで一躍有名になりました。心霊現象としては「夜中になるとうめき声が聞こえる」「落ち武者の霊が出る」「着物姿の女性の幽霊が見えた」などです。

しかしこのテレビの放送に対して鳥取県知事が事実誤認であると抗議。心霊現象のVTRを放送したフジテレビも誤っていたことを認めて謝罪しました。

実際に地元住民らも鳥取城跡を心霊スポットとしては認識しておらず、ただの観光地であることは間違いありません。このように間違った情報が出回っていることもありますので、心霊スポットへ行く際にはしっかり確認してから出かけるようにしましょう。

今回は鳥取県にある怖い心霊スポットについてご紹介してきました。廃墟や橋・トンネル、山・池・公園など様々な場所に心霊スポットが溢れていることがわかったと思います。

今回ご紹介した鳥取県の心霊スポットは歴史上多くの人が処刑や討伐された場所が多く、武士や着物を着た幽霊がよく見られることが特徴だと思います。長年にわたって棲み着いている幽霊が多いということなので、秘めている怨念も強いのではないでしょうか？

心霊スポットへと出かける際には、事故や事件に巻き込まれないよう十分に注意する必要がありますが、幽霊の持つ力が強いと更に注意が必要です。遊び半分や軽い気持ちで出かけると怖い体験をすることになるので、十分に注意して出かけましょう。