ウユニ塩湖(ボリビア)への行き方は?ベストシーズンやホテルも紹介
ウユニ塩湖はボリビアにある世界遺産にもなっている場所です。この記事では、ウユニ塩湖への行き方やかかる時間について詳しく紹介しました。ウユニ塩湖のベストシーズンや、行き方、おすすめの人気の塩のホテルも紹介したので、ぜひチェックしてみてください。
目次
ウユニ塩湖までの行き方について詳しく紹介!
ウユニ塩湖はボリビアにある世界最大の塩原で、世界遺産にもなっています。ウユニ塩湖は岐阜県と同じくらいの面積があり、見渡す限り真っ白な神秘的な景色が広がっています。
この神秘的な奇跡・大地が生まれたのは、大昔にアンデス山脈が海底から隆起したときに大量の海水が山の上に残ったことが理由とされています。
山の上の大量の残った海水が、現在のウユニ塩湖になったということです。この記事では、ウユニ塩湖までの行き方について説明し、それぞれの行き方でかかる時間についても詳しく紹介します。
世界遺産のウユニ塩湖までの行き方は?
ここからは、世界遺産のウユニ塩湖までの行き方を紹介していきます。
日本からボリビアまでの行き方
まず、日本からボリビアまでの行き方について説明していきます。日本からボリビアまでは飛行機で行くことになります。
日本からボリビアへは直行便の飛行機がないので、アメリカや南米の主要都市を経由してボリビアの首都・ラパスにあるエル・アルト国際空港へという行き方になります。飛行機の所要時間は選択するルートによって変化しますが、30〜40時間かかります。
日本からボリビアまで個人での行き方は、飛行機・航空券の費用は往復で15万円くらいからあります。ツアーで日本からボリビアまで行くき方となると25万円くらいからあります。
飛行機のチケットやツアーの費用があまりにも安いものは、乗り換えが多かったり所要時間がかなり長くかかってしまうものもあるので、しっかりと日程を確認してから飛行機のチケットやツアーを予約することをおすすめします。
ボリビアからウユニまでの行き方
ここからは、ボリビアからウユニまでの行き方について紹介していきます。ウユニはウユニ塩湖のある町の名前です。ボリビアからウユニまで、飛行機を利用する行き方の場合と長距離バスを利用する行き方の場合についてそれぞれ説明していきます。
飛行機を利用する場合
ボリビアからウユニまで飛行機を利用する場合の行き方について説明していきます。ボリビアの首都・ラパスからウユニ空港までは、アマゾナス航空・ボリビアーナ航空・タム航空で移動することになります。
ボリビアからウユニまでの航空券の片道料金は12000円前後で、所要時間は50分です。
長距離バスを利用する場合
ボリビアからウユニまでの行き方は、長距離バスを利用する行き方もあります。長距離利用してボリビアからウユニまで行くと、8〜9時間ほどかかります。長距離バスの料金は3000円前後です。
ウユニからウユニ塩湖までの行き方
ここからは、ウユニからウユニ塩湖までの行き方について説明していきます。
ツアーに参加する
ウユニからウユニ塩湖までの行き方は、ツアーに参加する方法があります。ウユニ空港は、ホヤ・アンディナ空港とも呼ばれているボリビアのローカル空港で、ウユニ塩湖からは直線距離で80km離れています。
ウユニの町からウユニ塩湖まではツアーもあるので、初めてウユニ塩湖を見に行くという方はガイド付きの現地発のツアーに参加して向かうことをおすすめします。
ツアーの料金は安いもので45ドルからあり、口コミや評判を確認してツアーが予約できるようになっているので、口コミを確認してからツアーを予約することをおすすめします。
このツアーにかかる時間ですが、半日のものと終日のものがあるため、どれくらい長い時間ウユニ塩湖にいたいかということも考えて自分にあったツアーの行き方を選ぶとよいでしょう。
レンタカーで行く
ウユニからウユニ塩湖まで、レンタカーで行く行き方もあります。ただ、ウユニの町にレンタカーはないので、レンタカーのある場所まで移動する必要があります。
ただ、レンタカーで自力でウユニ塩湖まで行くという行き方は、おすすめしません。理由としてはとても危険だからです。
ウユニ塩湖に自分で行こうとした場合、地面が沈みやすい場所をわからずに車で通ってしまって、車が沈んでしまうこともあります。そのため、自分で車を運転してウユニ塩湖に行くというのは危険なのでやめておきましょう。
ウユニ塩湖にレンタカーで行こうとしたら車が沈んでしまったという人は多く、実際にウユニ塩湖には現在も沈んでしまった車が放置されているところもあります。
ウユニ塩湖の沈みやすい場所を避けて通りながら、ウユニ塩湖の絶景ポイントに自分で行くというのはかなり難しいので、ツアーで行くようにすることをおすすめします。
ウユニ塩湖のベストシーズンは?
ウユニ塩湖のベストシーズンですが、天気に恵まれやすいのは4月の後半〜11月の乾季の時期となっています。この時期はほとんど雨が降らず、綺麗に晴れてくれます。
ただ、ウユニ塩湖が一面鏡張りになっているという写真のような状態になるのはこの時期ではなく、1〜3月のことです。1〜3月にはウユニ塩湖のあたりに集中して雨が降ります。
ウユニ塩湖が鏡張りになるためには雨が降る必要があるので、写真で見るようなウユニ塩湖を見たいのであれば1〜3月に行くことをおすすめします。
ウユニ塩湖は乾季に絶対に鏡張り・鏡面の景色が見られないというわけではなく、一部では水たまりがあってそこで鏡面の景色を見ることができます。
ただ、1〜3月よりは規模が小さくはなるので、絶景を見たいのであれば1〜3月にウユニ塩湖に行くことをおすすめします。
ウユニ塩湖に行く際の費用はどれくらい?
では、ウユニ塩湖に行く際の費用はどれくらいなのでしょう。日本からウユニ塩湖まで行くのは、ツアーで行くのが一番おすすめですが、ツアーの費用は50万円前後となっています。
時期によってツアーの価格はかなり変動するので、注意してください。
ウユニ塩湖の特徴や魅力は?
ここからは、ウユニ塩湖の特徴や魅力について説明していきます。
富士山と同じくらいの標高に位置する
ウユニ塩湖は、富士山と同じくらいの標高に位置しています。ウユニ塩湖がある標高は約3700メートルとなっているため、高山病になってしまう方もいます。
スケジュールがキツすぎたり、高度順応して行かないと高山病になりやすいので、注意してください。薬を飲んでおくのも良いでしょう。
見渡す限り真っ白な世界
ウユニ塩湖には、見渡す限り真っ白な世界が広がっています。これは、猛烈な日差しによって湖の水が蒸発して塩原が出現するからです。
雨季は鏡張りの景色を楽しむことができ、乾季は雲が少ない上に空が澄んでいるため美しい星を鮮明に見ることができます。
ウユニ塩湖は視界を遮るものが360度どこにも無いので、遠近法を利用して撮影するトリック写真もとることができます。ウユニ塩湖でしか味わえない景色なので、この真っ白な世界を体験するために多くの観光客が訪れています。
ウユニ塩湖は塩のホテルの宿泊もおすすめ!
ウユニ塩湖へ行くのであれば、塩のホテルの宿泊もおすすめです。塩のホテルとは、壁・テーブル・椅子・ベッドが何もかも塩でできているホテルのことを言います。
ここからは、塩のホテルを紹介していきます。
ルナ サラダ
ルナサラダはウユニ市街から車で30分のところにある、塩レンガで作られたとても独創的なホテルです。ルナサラダでは、ビュッフェ式朝食が毎日用意されていて、レストランではアンデスの料理が提供されています。
食事はとても美味しく、満足する方が多いです。ルナサラダのホテルの部屋にはテレビはありません。ロビーや廊下などには共用スペースが充実していて、テーブルフットボールや卓球をみんなで楽しむことができます。
ホテル内にはお店がないので、レストラン営業時間外に喉が渇いたりした場合には飲み物に困ることもあります。飲食物を持参することをおすすめします。
住所 | A 25 Km De Uyuni, ウユニ ボリビア |
電話番号 | +591 2 2770885 |
アクセス | ウユニ市街から車で30分 |
パラシオ・デ・サル
ウユニの遊歩道の近くにあるパラシオ・デ・サルは、天井や柱が塩でできているホテルです。パラシオ・デ・サルは、ウユニ塩湖で最初にできた塩のホテルで、4500平方メートルの敷地を誇るモダンな仕様のホテルとなっています。
ウユニ塩湖のほとりにあるホテルなので、ホテルからすぐにツアーなどでウユニ塩湖に行くことができ、とても便利です。部屋にもよるのですが、坪庭のようなスペースがありそこから綺麗な夜空を見ることもできます。
ロビー棟では、ワイファイが無料で利用することができるため、旅行者・観光客にとても人気です。メイン棟のバー・レストランでは、地元ボリビア料理やビュッフェ式朝食を食べることができ、美味しいと評判です。
住所 | 25 Km de Uyuni 25, Potosí, ボリビア |
電話番号 | +591 68420888 |
アクセス | ウユニの遊歩道の近く |
プラヤ・ブランカ
プラヤ・ブランカは「白いビーチ」という意味のホテルです。ウユニ・ホヤ・アンディナ空港から25キロのところに位置している簡易宿泊施設で、普段は塩の博物館として使用されています。
プラヤ・ブランカには水道もなく、泊まるにはかなり不便な場所になります。消灯時間後にはトイレに行くのも大変で、電気がないので懐中電灯を持ってトイレに行く必要があります。トイレットペーパーがないこともあるので注意してください。
またトイレを使用するのはお金がかかります。受付のお兄さんに、現地の通貨である5ボリビアーノを支払ってください。ドアが壊れて外れていることもあります。
夕食も具なしパスタが提供されるなど、かなり質素です。本物の大自然での宿泊を求める方にお勧めのホテルです。
住所 | Salar de Uyuni, Bolivia |
電話番号 | 記載なし |
アクセス | ウユニ・ホヤ・アンディナ空港から25キロ |
クリスタルサマーニャ
クリスタルサマーニャは、コルチャニ村の近くにありウユニ塩湖にも隣接しているホテルです。クリスタルサマーニャはウユニ塩湖に近いので、ウユニ塩湖の朝日や夕日を見たい方にとてもおすすめです。
クリスタルサマーニャは部屋がとても寒いですが、電気毛布が準備されています。塩で作られた可愛い人形がホテルの至るところにあって、部屋もすべて塩で作られています。ホテル全体から塩の匂いがします。
以前は観光客が殺到していたため、ホテル側が対応できず不満を訴える宿泊者が多かったのですが、最近では改善されホテルも改装されています。ワイファイも以前よりは繋がりやすくなっているので、おすすめです。
住所 | Carretera de ingreso al salar a 4 Km de Colchani, ウユニ ボリビア |
電話番号 | +591 71440042 |
アクセス | コルチャニ村の近く |
美しい景色が広がるウユニ塩湖を見に行こう!
ボリビアのウユニ塩湖への行き方やベストシーズン、ホテルについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ウユニ塩湖に行くためには、まず日本からボリビアまで飛行機で行って、ボリビアからウユニまで向かい、ウユニからウユニ塩湖に向かう必要があります。
日本からボリビアまでは飛行機・直行便がないため、アメリカや南米の主要都市を経由してボリビアの首都・ラパスにあるエル・アルト国際空港に行くことになります。
ボリビアからウユニまでは、飛行機か長距離バスで行くことができます。ウユニからウユニ塩湖までは、ツアーで行く方法とレンタカーで行く方法がありますが、ウユニの町にはレンタカーがないのでツアーで行くのがおすすめです。
ウユニ塩湖のベストシーズンですが、天気に恵まれやすいのは4月の後半〜11月の乾季の時期となっています。この時期はほとんど雨が降らず、綺麗に晴れてくれます。
ただ、ウユニ塩湖が一面鏡張りになるのは、1〜3月のことでです。1〜3月ではウユニ塩湖のあたりに集中して雨が降るため、写真で見るようなウユニ塩湖を見たいのであれば1〜3月に行くことをおすすめします。
ウユニ塩湖は乾季に絶対に鏡張り・鏡面の景色が見られないというわけではなく、一部では水たまりがあってそこで鏡面の景色を見ることができます。
ただ、1〜3月よりは規模が小さくはなるので、絶景を見たいのであれば1〜3月にウユニ塩湖に行くことをおすすめします。ぜひ、ウユニ塩湖に広がる美しい景色・絶景を見て楽しい時間を過ごしてください。