ジップライン日本一は福井！全長1kmのコースや料金•アクセスなどを紹介

福井にあるジップラインというのは、ZIP-LINEといって木と木の間にワイヤーロープを張って、そこをプーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りる遊びのことです。この遊びは古くからあり、紀元前250年の中国華南の毛筆の絵にも描かれています。

さらにインドや中国では険しい山岳地帯やサルウィン川などの河を渡る輸送手段として何千年もの間使用されています。

ジップラインは世界中でスリル満点の遊びとして流行していますが、福井にあるメガジップラインは目を見はるものがあります。いったいどのようなものなのでしょう。

福井にあるTree Picnic Adventure IKEDA(ツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダ)のメガジップラインは、規模の大きさに驚嘆してしまうでしょう。福井のジップラインの日本一のすごさと魅力を紹介します。

福井のツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダに設置されているメガジップラインは、規模の大きさで他を寄せ付けないスケールを持っています。ジップラインは本来は木と木の間に張ったワイヤーロープを使った遊びとなります。

そのため、せいぜい数十メートル程度なのが普通です。もちろんそれだけでも、実際やってみたらスゴイスリルを味わえるはずです。ところが、福井のメガジップラインは、長さは全部で1kmもあり、さらに地上からの高さは60mもあります。

この規模は日本一であり、スリル満点というレベルを超して、まるで天空を鳥のように飛び回っているように感じるに違いありません。福井で自分が鳥になった気分が味わえる日本一のメガジップラインは、正に奇跡の乗り物のようでしょう。

百聞は一見にしかずというわけで、上の動画を見てみればメガジップラインで天空を滑降している様子がわかります。まず、遠くの山を目指して地から足を離した途端に、自分が地上を歩き回っていた存在であることを忘れます。

圧倒的な福井の大自然の中を、木々の上を越えて大パノラマを楽しみながら飛んでいくのです。景色と大自然を楽しみながらスピードに乗ってまっしぐらに飛んでいくと、やがて遠くに目的地のゴールが見えてきます。

無事にあそこまで行けるのだろうかと思う間もなく、安全にゴールに到達するのですが、しばらくの間は感動に打ち震えることでしょう。さすがに福井のジップラインは日本一のジップラインの貫禄です。

とにかく度肝を抜くことは確実な、福井にあるTree Picnic Adventure IKEDAのメガジップラインの実際のコースについて説明しましょう。

福井のメガジップラインは全長約1kmのコースを誇り、まさに日本一の長さです。前半のファーストラインと後半のセカンドラインの2つのコースで構成されており、ファーストラインは長さが480mです。

まずはジップ広場にあるジップハウスでトイレを済ませてから出発しましょう。緊張感もピークに達しそうですが、ここからスタートタワーまで107段の階段を登って行きます。そこでいよいよファーストライン480mの滑空に挑戦です。

ファーストラインの興奮も冷めないうちに、108段の階段を登って中間デッキへと進むと、ここからセカンドライン復路510ｍへのチャレンジが始まります。後にも先にも鳥になった様な感覚を味わえるのは、もうこの復路だけです。

始めは怖かったスタートも、復路となると少し余裕も生まれていることでしょう。ここからは、思いっきり大空の体験、復路510ｍを楽しみましょう。セカンドラインは、ファーストラインよりも30m延長されています。

ファーストラインの経験があるとしても、やはり谷底を見ると高さ60mというのは迫力満点です。いずれにしてもセカンドラインに乗らなければ、この険しい山岳地帯を歩いて戻るしかありません。意を決して飛び立ちましょう。

日本一の長さを誇る福井のメガジップラインの料金はいくらなのでしょうか。利用条件とあわせて紹介します。

福井のツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダにあるメガジップラインは利用料金一人3700円、所要時間は1時間です。利用条件は身長が140㎝以上で体重が100㎏未満となっています。よほど小さいかあるいは巨漢でなければ利用可能です。

その他お得なセットプランも用意されており、ツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダの施設に宿泊か、町内の対象施設に宿泊の場合メガジップラインが3700円から3000円と700円割り引きされます。

さらにWアクティビティプランとして、メガジップライン3700円とディスカバリーコース3700円の二つを楽しむ場合には、合計額7400円から900円割り引かれ、6500円で提供されています。

福井のメガジップラインを楽しむ場合は、事前予約が必要です。当日運良く空きがあれば現地での直接申し込みも可能ですが、基本は完全予約制です。もともと人気があるアトラクションなので遠方から訪れる際には予約が必須となります。

もしも都合が悪くなり、やむを得ずキャンセルする場合には、電話のみの受付になります。予約のキャンセル料金は予約日の2日前から発生するのです。キャンセル料金は2日間前10%、前日30%、当日100%となります。

なにしろ日本一のメガジップラインなので、せっかく予約できたのだったら万難を排して当日行って体験できるようにしたいものです。これを体験すれば日本中で自慢出来るのです。

ツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダのメガジップラインは、予約時間の30分前にはセンターハウスにて受付、支払い、誓約書に記入を済ませます。開始時刻の30分前になっても連絡が無い場合は、自動的にキャンセル扱いになります。

予約時刻に間に合わない場合には、きちんと連絡がされていれば、別の時間帯に変更してもらう事も可能ですが、あくまでも空きがあればです。

やはり日本一のメガジップラインに搭乗するためには、念には念を入れて搭乗時間の1時間前くらいにはセンターハウスに到着していたいものです。余裕を持って搭乗するようにしましょう。

誓約書は参加者本人の署名が必要ですので、事前に書いて持っていくのがおすすめです。誓約書は公式HPから印刷できるので、事前にアウトプットしてチェックしておきましょう。

誓約書で確認すべきことは、妊娠中でないこと、アルコールや薬物を服用していないことのほか、健康状態についても注意があります。首･背中･足腰の障害がないこと、心臓の障害がないこと、その他体調不良がないことが必要です。

その他、身長･体重の測定や飲酒検査をすることがあることに同意をします。

メガジップラインと一緒に楽しめる施設に「アドベンチャーパーク」｢アドベンチャーボート」「樹上テント」があります。それぞれどんな施設なのか詳しく紹介します。

アドベンチャーパークでは「ディスカバリーコース」「キッズコース」「リトルキッズコース」「ツリークライミングムコース」の4つのコースがあります。

スリル満点のアドベンチャーゾーンに木の上でハンモックに抱かれてリラックスできるピクニックゾーン、この二つを楽しめるのが「ディスカバリーコース」です。

その他のコースも含め、料金、利用条件など下記にまとめてみました。

足羽川の源流を下る全長2.1㎞のミニラフティングコースです。ライフジャケットを身につけて、ゆれる水面を楽しみながらゴールを目指します。初体験でも安心してラフティングが楽しめます。

途中水しぶきを浴びたりと、ドキドキする体験もあるかもしれませんが、浅瀬の川なので子供でも大丈夫です。同じボートに乗ってハラハラ体験をすれば、仲良しになれるはずです。

樹間に浮かぶデッキの上でのテント泊が体験できるのが「樹上テント」です。ゆらゆらとゆったりと、今まで経験したこともない、まさに空中で過ごす極上の時間を楽しめます。

夜には降り注ぐような星々を見ながら、天空に思いを馳せるのも一興です。樹上体験は、きっと一生の思い出になるでしょう。

メガジップラインのあるツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダへ行くには車がおすすめです。北陸自動車道武生インターチェンジから約22キロメートルの国道417号沿いにあります。

北陸自動車道福井インターチェンジからは約33キロメートルの距離になります。

福井駅からは車で約45分かかります。福井駅から向かう場合は、タクシーかレンタカーを利用しましょう。

メガジップラインを楽しむなら、駐車場はセンターハウス下駐車場がおすすめです。センターハウスには薪ストーブのある「カフェピクニック」があり、池田町の食材を使ったご当地メニューが用意されています。

小腹が空いていたらご当地メニュー「池田バーガー」はどうでしょう。池田牛のパテに米粉のバンズと特製ソース、トマトにレタスと野菜も入ってジューシーな味わいが人気のバーガーです。

ボリュームがあるものが食べたいなら、「ご当地どんぶり」もあります。カフェピクニックの商品は、園内の好きな所で食べることができるのも魅力です。テラスで自然に囲まれた中、小鳥のさえずりを聞きながら過ごすこともできます。

ツリー･ピクニック･アドベンチャー･イケダの名物である「メガジップライン」で空を飛ぶ快感を是非味わって下さい。20階建ての高層ビル並みの高さですから、スタートするまでの間のスリル満点のドキドキ感は、最高の緊張をもたらすでしょう。

恐怖から解放されて、思いっ切り空中を堪能した後は、自然の中からしか感じ取れない感動で心が満たされているはずです。まさに日本一のスリルと素敵な体験を味わえます。