とん蝶は大阪名物のおこわ！種類･賞味期限･買える店舗を紹介

大阪といえば、たこ焼きやお好み焼きなどの粉モノや、岩おこしなどのたくさんの名物がありますが、最近特に注目を集めているのが「とん蝶」です。

大阪に訪れた人がこぞってお土産にしたがる、今話題の人気大阪みやげについて詳しくご紹介します。

大阪みやげとして人気のとん蝶ですが、実際どのようなものなのでしょうか。ここからはとん蝶について詳しくご紹介していきましょう。

とん蝶は、 大阪の老舗和菓子店「絹笠」で販売されている商品。とん蝶は和菓子店で売られていますが、おこわです。

とん蝶は、もち米を蒸して作られたおこわです。もち米は国産のものが使われており、毎日職人さんが蒸し上げた出来立てのものが店頭に並びます。

塩昆布に大豆が混ぜ込まれ、飽きのこないシンプルなテイストがかえって後を引く味。アクセントに添えられたカリカリとした小梅がもっちりとしたとん蝶と合わさることで、食感の絶妙なハーモニーを楽しむことができます。

とん蝶には全部で4種類あり、中には販売店舗限定のとん蝶もあります。それぞれについてご紹介していきましょう。

箱に入ったたっぷりのとん蝶を存分に味わうことができる贅沢なメニュー。とん蝶好きにはたまりません。

一番人気が、こちらの「1包みとん蝶」です。もち米に大豆が入り、梅干しがトッピングされています。

先がとがっているので食べやすく、片手で持つにもちょうどいいサイズ。とん蝶をはじめて食べるという人は、まずこちらから食べてみるのがおすすめです。

七味の入った風味豊かなとん蝶は、ピリリとトウガラシの辛みが効いたクセになる味わいが人気。ビールや日本酒との相性も良く、晩酌のアテにもおすすめです。

スタンダードなとん蝶は大豆が入っていますが、その代わりに黒豆が入っているものです。黒豆とん蝶には大粒の黒豆がごろごろと入っており、お米の色もほんのり黒豆色。

ゴマの香ばしさと昆布だしの味わいが美味しいメニューです。

大阪梅田にある阪神百貨店の本店の絹笠には、限定のトウモロコシ入りとん蝶があります。トウモロコシとん蝶は、独特の甘みと香ばしさが食欲をそそる味。

気が付いたらぺろりと平らげてしまっていたという人が続出する美味しさが人気です。

阪神百貨店本店でしか買うことができないので、遠方からわざわざ訪れる人が多くいます。

とん蝶は生ものなので、消費期限は当日中とかなり短いです。その日にできたばかりのものを店頭に並べているのは絹笠のこだわり。だからこそ、とん蝶は美味しいのです。

さて、とん蝶には夏と冬で賞味期限に違いがあります。さっそくご紹介しましょう。

夏の賞味期限は、購入日当日の19時まで。とん蝶の美味しさを十分に味わいたいのならぜひ早めに食べましょう。

大阪の夏は高温多湿です。とん蝶は、気温が高く湿気の多いところに放置するとすぐに傷むので、購入直後に食べるのが最もおすすめです。

とん蝶の冬季の消費期限は、購入当日の22時まで。気温や湿度が低い分、夏よりも少し長くおいしさを保つことができます。

とん蝶はもち米のおこわなので、冷凍保存が可能です。とん蝶をその日のうちに食べないのならラップに小分けにして包み、素早く冷凍庫に入れましょう。

ただし、一度冷凍してから回答して食べると、本来の出来立ての風味とは少し違ったものになる可能性があります。一番おいしい状態で食べるには、やはり購入当日中の消費期限内に食べるのがおすすめです。

大阪市内にあるとん蝶が買えるお店をご紹介します。とん蝶を販売する「絹笠」は、繁華街や駅に直結したビル、百貨店など買いやすい場所に多く、立ち寄りやすい立地にあります。

絹笠の本社工場でとん蝶が作られています。とん蝶を買いたいなら、徒歩2~3分の所に「鶴見店」があるので、そちらに行きましょう。

絹笠の本社工場から徒歩2~3分の所にあり、本社から最も近い店舗です。地元の人たちでにぎわいます。

大阪メトロ、南海電鉄の各線「なんば」駅から直結のなんばウォーク内にあるお店です。たくさんの人が行きかう場所にあるので、お客さんの数も多く、確実に手に入れたいのなら早めに訪れることがおすすめです。

アベチカにある絹笠は、通路にカウンターが面しているので立ち寄りやすいお店。とん蝶のほかにもお菓子などたくさんの商品が販売されています。

京阪電鉄の「森小路（もりしょうじ）」駅を降りてすぐのところにあるお店です。商店街の一角にあり、お客さんは地元の人たちが中心です。

大阪梅田にある阪神百貨店内にあるお店です。阪神百貨店は普段から食品フロアが大盛況ですが、中でも絹笠はとん蝶目当てに多くの人が訪れる人気店。限定の「とうもろこしとん蝶」が購入できます。

住宅街の中にあるこじんまりとしたお店です。お客さんは地元の人が中心です。

大阪なんばにある高島屋のB1フロアにあります。ここで販売されているのはとん蝶のみ。お菓子などの取り扱いはありません。

大阪府内には5つの京阪百貨店がありますが、全店舗でとん蝶の取り扱いがあります。とん蝶を食べたければ、京阪百貨店に行けば安心です。

地元の人も大好きなとん蝶は、大阪みやげとして今じわじわと注目を集めてきています。素朴な味で食べ飽きず、定期的に無性に食べたくなる美味しさ魅力のとん蝶を、ぜひ一度味わってみてください。