チリンチリンアイスは長崎県名物!人気のちりんちりんあいすは?
チリンチリンアイスは長崎県の名物です。この記事では、人気のちりんちりんあいすのフレーバーや値段・カロリーについて詳しく説明しました。チリンチリンアイスの名前の由来や販売されている場所・販売時間についても紹介したのでチェックしてみてください。
目次
長崎県の名物「チリンチリンアイス」について紹介!
長崎県の名物「チリンチリンアイス」は、バラの花のような形のデザインが美しいアイスです。この記事では、観光客にも大人気のチリンチリンアイスについて詳しく紹介していきます。
チリンチリンアイスの魅力
チリンチリンアイスは、普通のアイスクリームとは違って、口の中に入れた瞬間に溶けてしまうシャーベットのような口当たりのアイスです。
味もさっぱりとしているので、とても食べやすく夏の暑い時期にはチリンチリンアイスを食べたいという地元の方は大勢います。
チリンチリンアイスは、長崎のガイドブックにも毎年載っています。長崎に来た観光客は、眼鏡橋を見ながらチリンチリンアイスを食べている人が多く、長崎に来たらチリンチリンアイスを食べるというのが定番です。
チリンチリンアイスはいくつか種類があるのですが、プレーン味1個のカロリーは45キロカロリーしかないため、カロリーを気にすることなく食べることができます。コーン1本のカロリーは17キロカロリーで、45キロカロリーには含まれません。
チリンチリンアイスの魅力は口当たりや味にもありますが、やはりその美しい花の形が魅力的です。チリンチリンアイスの販売員の方は、素晴らしい手さばきでお花の形にアイスを盛っていきます。
チリンチリンアイスを注文した場合は、ぜひ販売員の方の手さばきに注目してください。
チリンチリンアイスの名前の由来
チリンチリアイスの名前の由来について説明していきます。チリンチリンアイスという名前は、チリンチリンアイスを製造販売している前田冷菓が、昭和30年代にベルを鳴らしながら商人が売り歩いていたことが由来となっています。
このベルが「チリンチリン」となることから、チリンチリンアイスと言われるようになり、名前が定着していきました。当時はチリンチリンアイス以外にも、豆腐や野菜を売り歩いている人も多かったのです。
商人が鳴らすベルの音を聞いて、多くの人が家から出て来て、お目当の商品を購入していました。現在はチリンチリンアイスを売り歩く人はいませんが、販売している屋台にベルを置いているお店は多いです。
チリンチリンアイスの種類とおすすめの人気の味は?
ここからは、チリンチリンアイスの種類とおすすめの人気の味について紹介していきます。チリンチリンアイスには、プレーン味・いちご味・カステラ味・そのぎ茶味・ゆうこう味・チョコ味【出島限定】・復刻バナナ味があります。
それぞれの味について、詳しく紹介していきます。
定番の「プレーン味」
チリンチリンアイスの定番の味と言えば、「プレーン味」です。プレーン味は、昔ながらのアイスクリームといった感じの味で、甘みがそれほど強くなくカロリーも気にせずに食べることができる人気商品です。
チリンチリンアイスの原材料には人工甘味料や香料・着色料を使用していないため、安心して食べることができるアイスです。
チリンチリンアイスのプレーン味は、創業当初から長く愛されて来た味です。ぜひ、ポピュラーなチリンチリンアイスの味・プレーン味を食べてみてください。
長崎県産のイチゴを使った「いちご味」
チリンチリンアイスの「いちご味」には、長崎県産のいちごが15%配合されています。
チリンチリンアイス「いちご味」のカロリーは1個約57キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。プレーン味同様に、いちご味も人工甘味料や香料・着色料を使用していないので安心して食べることができます。
チリンチリンアイスの「いちご味」では、いちごの自然な風味を味わうことができるため、ぜひこちらのアイスも食べてみてください。
長崎県の名物を味わえる「カステラ味」
チリンチリンアイスには、「カステラ味」もあります。チリンチリンアイスと長崎県の名物カステラとのコラボ商品で、本物の長崎のカステラが10%配合されています。
本物のカステラの風味とチリンチリンアイスの口当たりがとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。カステラ味のチリンチリンアイスのカロリーは、1個約71キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。
長崎産の「そのぎ茶味」
チリンチリンアイス「そのぎ茶味」は、長崎県の名物「そのぎ茶」を使用したアイスです。このお茶は、抹茶とは違うのですが、適度な渋みがあって香りや渋みを楽しむことができます。
チリンチリンアイス「そのぎ茶味」は、大人の方に人気のアイスで、茶葉の香りや味がとても美味しいため「そのぎ茶味」のリピーターになる方も多いです。
そのぎ茶味のチリンチリンアイスのカロリーは、1個約61キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。そのぎ茶味のチリンチリンアイスも、人工甘味料や香料・着色料を使用していないため、安心して食べることができます。
長崎の幻果実を使用した「ゆうこう味」
チリンチリンアイスには「ゆうこう味」という聞き慣れないものもあります。
「ゆうこう」とは長崎の幻果実とも言われているものです。「ゆうこう」はミカン科ミカン属の常緑小高木柑橘類に分類されていて、ユズやダイダイなどと同じ香酸柑橘類の1つです。「ゆうこう」の形や見た目も、ユズにとてもよく似ています。
「ゆうこう」は大変珍しいため、希少価値も高いです。長崎の幻果実とも呼ばれているような果実ですが、チリンチリンアイスではフレーバーの1つとして「ゆうこう」を楽しむことができます。
チリンチリンアイスの「ゆうこう味」は、ユズやレモンまでの強い柑橘系ではなく、とても食べやすくておすすめです。ゆうこう味のチリンチリンアイスのカロリーは、1個約54キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。
出島限定!「チョコ味」
チリンチリンアイスの「チョコレート味」は、出島限定商品です。実は、長崎の出島はチョコレート発祥の地なのです。
そのため、チリンチリンアイスの「チョコレート味」は長崎・出島でしか販売されていません。チリンチリンアイス独特のさっぱりとした食感を残したまま、苦味のあるチョコレートがブレンドされていて、とても美味しいです。
チョコレート味のチリンチリンアイスのカロリーは、1個約63キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。
懐かしい味わいの「復刻バナナ」
チリンチリンアイスの「バナナ味」は、創業1960年当時に発売していた「バナナ味」の復刻版です。
チリンチリンアイスの「バナナ味」は2018年6月1日から再発売されるようになった商品で、創業当時に販売していたバナナ味をそのまま復興しています。
そのため、当時バナナ味のチリンチリンアイスを食べていた方も、懐かしさを感じながら食べているようです。チリンチリンアイスの「バナナ味」の色は黄色で、美しい黄色のバラのような見た目になっていてとても人気です。
チリンチリンアイスの「バナナ味」のカロリーは、1個約59キロカロリーです(コーン1個17キロカロリーを含む)。
チリンチリンアイスが購入できる場所
ここからは、チリンチリンアイスが購入できる場所について説明していきます。チリンチリンアイスが買える場所は、長崎の観光スポットです。
具体的に名前をあげると、めがね橋・長崎ペンギン水族館・グラバー園の登り口・平和公園の入口・新地中華街・長崎水辺の森公園周辺・出島・稲佐山展望台などです。
各スポットの営業時間や営業期間・詳しい販売場所については、前田冷菓の公式ホームページで確認してください。
また、チリンチリンアイスは、長崎市内でイベントを開催しているときに屋台を出すこともあります。花火大会などではよく見かけますし、その他にも結婚式や幼稚園・小学校の運動会にも来てくれることがあります。
チリンチリンアイスは、東京で開催された物産展にも出店することがあるので、こうした物産展の時には東京でもチリンチリンアイスを味わうことができます。
チリンチリンアイスの販売期間
チリンチリンアイスは長崎市内の観光スポットで、毎年3月半ばから11月くらいまで販売されています。チリンチリンアイスが買える場所によって、営業時間や販売期間に違いがあります。
ちりんちりんアイスの出店場所であるめがね橋では、3月中旬〜11月下旬が販売期間となっています。
グラバー園登り口の出店場所では、販売期間は4月・5月・8月・11月の偶数日のみ、3月・6月・7月・9月・10月の奇数日のみ販売されています。
平和公園入り口の出店場所では、3月中旬〜11月下旬が販売期間となっています。稲佐山展望台入口の出店場所では、夏季のみ18時30分から22時まで販売しています。
長崎ペンギン水族館の出店場所では、4月初旬から10月末の土日祭日に販売されています。毎年、販売時期は微妙に違うので、チリンチリンアイスの公式サイトで確認するようにしてください。
天候により営業時間が変更するので注意!
チリンチリンアイスは、天候によって営業時間が変更するので注意してください。荒天候時には臨時休業になる場合もあります。
移動販売車によって味が違う!
実は、チリンチリンアイスは移動販売車・屋台によって提供しているアイスの味が違います。青い販売車では、昭和の懐かしい味である「プレーン味」をメインで販売していて、赤茶色の販売車では新開発した「オリジナルアイス」をメインで販売しています。
2種類の味を搭載したダブルタイプの販売車もあるので、屋台の色を目印に探してみてください。
チリンチリンアイスの値段は?
チリンチリンアイスの値段は、長い間1つ100円で販売されていましたが、2014年から値上げして150円になりました。2019年4月1日からまた値上げとなり、2020年現在は1つ200〜300円という値段で販売しています。
長崎市のチリンチリンアイスが100円から150円、300円までに値上がりした理由は、天災害や猛暑による観光客の減少・業績の長期低下傾向・原材料費・人件費等の高騰などによるものだったようです。
100円や150円で販売していては採算が合わないということで、値上げしていったとチリンチリンアイスの製造販売元である前田冷菓は説明しています。チリンチリンアイスはどのフレーバー・味でも、すべて同じ値段です。
ちりんちりんアイスはお土産にもおすすめ!
ちりんちりんアイスは、お土産にもおすすめです。チリンチリンアイスは、製造販売元の前田冷菓が地方発送もしているので、地方の方でも食べることができます。
通販で注文する方法
チリンチリンアイスを通販で注文する方法を紹介していきます。製造販売元の前田冷菓のホームページ・公式サイトに行くと、「地方発送」というページがあるので、そちらから注文してください。
無料会員登録をすると、1個につき500円の追加送料がゼロ円になるので、無料会員登録をすることをおすすめします。
また、ホームページからだけでなくFAX注文することもできます。ホームページにFAX発注用紙があるのでそちらを印刷して、記入した上で095-800-8117にFAXするようにしてください。
長崎名物チリンチリンアイスを食べよう!
長崎県名物チリンチリンアイスについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。長崎県名物のチリンチリンアイスは、バラの花のような美しい形のデザインが特徴的のアイスです。
チリンチリンアイスという名前は、チリンチリンアイスを製造販売している前田冷菓が、昭和30年代にベルを鳴らしながら商人が売り歩いていたことが由来となっています。
このベルが「チリンチリン」となることから、チリンチリンアイスと言われるようになり、名前が定着していきました。
チリンチリンアイスには、プレーン味・いちご味・カステラ味・そのぎ茶味・ゆうこう味・チョコ味【出島限定】・復刻バナナ味があり、移動販売車・屋台によって提供しているアイスの味が違います。
青い販売車では、昭和の懐かしい味である「プレーン味」をメインで販売していて、赤茶色の販売車では新開発した「オリジナルアイス」をメインで販売しています。
チリンチリンアイスは、通販でも注文することができるので、ぜひ長崎県名物のチリンチリンアイスを食べてみてください。