長崎名物トルコライスとは？発祥や由来･おすすめのお店や作り方も紹介

長崎が発祥と言われているトルコライス。ピラフ、スパゲティ、とんかつが一つのお皿にのった贅沢の塊。強欲の表れとも言えるこのトルコライス。なんでトルコライスっていう名前なの？なぜ長崎発祥？その由来とは。

ただ美味しいだけじゃないトルコライスおすすめのお店まで紹介します。

基本はピラフ、スパゲティ（ミートソースかナポリタン）、そしてとんかつ。これら１枚の皿に乗った状態の物をトルコライスといいます。

ただ、あくまでトルコライス発祥のベースがその３品というだけで基本的にルールはないと言われています。最近ではとんかつにカレーをかけたり、ピラフをチャーハンやチキンライスに変えてみたりと各店でトルコライスをうたっているお店ではオリジナルのアレンジを加えているお店も多くそれらはどれも美味しそうなお店ばかりです。アブノーマルなトルコライスもおすすめです。

そんな、気になるトルコライスのカロリーですが炭水化物の料理が２品と揚げ物が１品入ってるのでカロリーはそこそこあります。とりあえず、とんかつ、ピラフ、スパゲティ（今回はナポリタン）のみのカロリーを表にまとめました。

上記の３品だけで６２９kcalもあります。

これに例えばサラダ＆ドレッシング、ドリンク、食後のデザートがついたら一体カロリーはいくつにまでなるのでしょう。。

美味しい物なだけにダイエット中の人にはちょっとおすすめできないくらいのカロリーです。。

トルコライスの発祥や由来とは。様々な説を取り入れて紹介します。

トルコライスには由来となる説がたくさんあり、どの説が正しいのかはわかっていません。下記で紹介する3つの説が有力であると言われています。

トリコロール（三色旗または店名）が転訛してトルコとなった説。

トルコライス発案者がトルコライスを最初にメニューに載せたのが「トリコロール」という店だったからという説があります。それと、新説と称して3つの食材をフランスの国旗に見立てたという噂もあります。

トルコライスを構成するそれぞれの料理をどこかの国・地域にあてはめ、その中間にあるのがトルコだからとする説。2000年代半ば頃から、二つをつなぐ「架け橋」と表現されることもあるのだとか。

チャーハンが中国でスパゲティがイタリア、トルコが東洋と西洋にまたがる国、中東発祥のピラフがアジアでイタリア料理のスパゲティがヨーロッパ、カレーがインド・とんかつが中国・スパゲティがイタリアなど、どの料理をどこに例えるかにも諸説あります。

相当むりやりな感じですが、一番有力なのがこの地理的命名説だそうです。

ビストロ・ボルドー店主の父。

クラブに出入りする日本人女性や従業員のために冷やご飯で焼きめしを作ったが、外国人のクラブのため焼きめしと言えず、トルコのピラフに似せたとして「トルコ風ライス」と呼んだ。

実際にトルコのサフランピラフに似せようとサフランを使ったり、ターメリックを試したりもしたが、カレー粉になったともいう説も。トンカツやスパゲティはおかずを求められて付けたといいます。

次に有力な説としてこのボルドー説。これならなんとなく、理由はわかる気もしますね。

そんなみんなの大好きなトルコライスが食べられるおすすめのお店、有名店を紹介します。長崎だけじゃない東京のおすすめ店も紹介。

長崎を代表するトルコライスの名店。

お客様のご要望や、スタッフの意見を取り入れ、ピラフの味の改良、フライやソース、サイズを選択できるなど長年の月日を経て現在のトルコライスになったそう。「トルコライスの美味しい店」1位に選ばれ、お客様に愛される店として現在も前進中。
郊外にありながら多くのお客様が訪れるトルコライス・洋食店としての名店です。

特徴としては、スパゲティをミートソースかトマトソースかを選べたり、エビフライが乗っているのが他と違うところ。

なんにせよ、こんな贅沢な「大人のお子様ランチ」はなかなか出会えないでしょう。

黒を基調とした落ち着いた雰囲気の喫茶店。こじんまりとした店内はトルコライスをｔ飲むお客さんがほとんど。オーソドックスなトルコライスにスープがついてきてお値段は1000円。お得です。

窓際の席は美しい庭園が眺められインスタ映えスポットにもなっているとか。

 「古き良き日本の洋食」６６DINING。

オムライスやハンバーグ、ナポリタン、ローストビーフなどみんな大好きなあのメニューが必ず見つかる洋食屋さんです。

６６DININGではトルコライスも有名。サラダにトマト、あっさりとしたピラフにデミグラスソースのかかったとんかつのトルコライス。東京でトルコライスが食べたくなったら６６DININGで決まりです。

自宅でトルコライスを作ってみましょう。すなわち、とんかつ、ナポリタン、ピラフですね。簡単なレシピを紹介します。

筋切りした豚ロース肉に塩胡椒を降って下味をつける。溶き卵でパン粉を付けて１６０度くらいの油で４分揚げる。

スパゲティはあらかじめ茹でておく。

材料を細めにスライスしてフライパンで炒める。しんなりしてきたらパスタを入れて調味料を入れてよく馴染ませたら完成。

鳥もも肉を１ｃｍ幅にカット。フライパンでミックスベジタブルと一緒に炒めて加熱する。そのあとご飯を入れてパラパラになるまで炒める。コンソメなどの調味料を入れて味を整えて完成。

大きめのお皿に３つの料理をバランスよく盛り付けて完成。

家庭だとトルコライスは大変に思いがちです。なぜならば揚げ物、ゆで物、炒め物、ご飯を炊いたりたくさんのお鍋や道具を使ったりと時間も手間もかかりがち、それでもとんかつをスーパーで売っている惣菜の物を使えばとても楽に作れることができます。

ピラフは炊飯器で炊ける調味料もスーパーで販売されているのでそれもおすすめ。

あとはナポリタンをつくるだけなんです。

時間がないときはそんな方法でトルコライスをつくてみてばいかがでしょう。

究極の３品が出揃うトルコライスとはなんとも贅沢な料理でした。長崎に行ったら是非とも食べてみたいですね。また自宅でも簡単に作れるレシピも紹介しました。週末家族で作ってみてはいかがでしょうか。

今回はトルコライスについて紹介しました。