長崎のパワースポット！神社や教会•観光におすすめのスポットも紹介

九州屈指の観光地である長崎県には、運気アップに役立つパワースポットがたくさんあります。参拝するだけで金運・仕事運・恋愛運など様々な運勢を改善できる可能性があるため、人生の転換を図りたい時に重宝します。

そこで今回は、長崎のおすすめパワースポットをまとめてみました。長崎の観光スポットに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

長崎県は、九州地方の北西部に位置しているエリアです。五島列島、壱岐島、対馬など数々の離島を擁し、リアス式海岸と呼ばれる複雑な形状の海岸線があることで知られています。

出島や島原城など、江戸時代の歴史を学べる史跡が多いのが特徴的。また、1945年（昭和20年）8月9日に広島に次いで二発目の原爆が投下された場所でもあり、長崎市には当時の資料を展示した原爆資料館があります。

ハウステンボスやペンギン水族館のような華やかな観光施設がある一方、もの悲しい歴史に彩られた街であることも否めません。

神聖なエネルギーが宿っていると言われる神社・遺跡などのパワースポットは、日本全国に存在します。しかし、長崎にあるパワースポットには、他県のものとは一線を画すユニークな特徴が見られます。

まずは、長崎に点在しているパワースポットの特徴について解説していきます。

長崎は、昔から国際貿易の拠点として発展してきた地域です。

奈良時代には、遣隋使・遣唐使が五島列島から大陸に出発。室町・江戸時代には、ポルトガルやオランダなどの人々が続々と平戸に入港し、キリスト教をはじめとした西洋の文化が広まりました。

現在でも長崎には異国情緒あふれる街並みが広がっており、和洋折衷のハイセンスなパワースポットが点在しています。煌びやかな装飾が施された長崎のパワースポットは、芸術性も魅力的です。

海に囲まれている長崎は、山や森など多彩な自然景観にも恵まれています。

四季折々の表情を見せる長崎の景勝地は、眺めているだけでも心が洗われるような癒しの雰囲気に満ち溢れています。現地民にも優しい方が多く、思い出作りの女子旅にもピッタリの行き先と言えるでしょう。

長崎県には一風変わった観光スポットが多く、年間観光客数は例年3,000万人を超えています。訪日観光客数も堅調に推移しており、海外の人々の間でも長崎は大人気です。

まずは、長崎のおすすめ人気パワースポットを見ていきましょう。

鎮西大社諏訪神社（ちんぜいたいしゃすわじんじゃ）は、長崎公園のすぐ近くにあるパワースポット神社です。寛永2年（1625年）に初代宮司・青木賢清が諏訪・森崎・住吉の三社を祀ったのが起源と伝えられています。

長崎名物のお祭り・長崎くんちの所縁の地。境内には、二本足で立っている狛犬や、江頭2:50のような逆立ちポーズをきめている狛犬など不思議な石像が並んでいます。

厄除け、縁結び、海上守護のご利益あり。参道に、男石・女石・両性合体石の3種の石が埋め込まれていて、男性は女石を、女性は男石を踏んだ後に両性合体石を踏んでお参りすれば、縁結びの願いが叶うと言われています。

王位石（おえいし）は、佐世保から西に50kmほど離れた野崎島の北端にあるパワースポットです。沖の神島神社（おきのこうじまじんじゃ）の社殿の奥に、全高24メートル、横幅12メートル、5メートル×3メートルの大きさの石盤が乗ったストーンヘンジがあります。

土着信仰の祭祀と言われていますが、人工的に作られたものなのか自然にできたものなのかすら定かではありません。現地に辿り着くまでの道のりは非常に険しいものの、標高300メートル付近から見渡す周辺の眺望は最高です。

長崎八坂神社は、長崎名物の路面電車・崇福寺駅から徒歩すぐの場所にあるパワースポット神社です。素戔嗚尊（スサノオノミコト）や奇稲田姫命（クシイナダヒメノミコト）などの神々を祀っています。

1620年（元和6年）頃に創建され、その6年後に京都祇園社の御神霊を合祀。長きに渡って祇園社と呼ばれていましたが、明治維新の神仏分離に伴って、八坂神社と命名されました。

境内には「櫻姫美人稲荷（さくらひめびじんいなり）」という社があり、お参りすると身も心も美しくなると言われています。美貌成就のご利益を求める女性におすすめの参拝スポットです。

長崎には、観光旅行時に行くべき定番スポットがたくさんあります。壮大な歴史が宿る史跡に行けば、小さなことでクヨクヨしている自分が馬鹿馬鹿しくなるほどの感動を覚えることでしょう。

続いては、長崎のおすすめ定番パワースポットを見ていきましょう。

眼鏡岩は、相浦川近くの眼鏡岩公園内にあるパワースポットです。高さ10メートル、横幅20メートルの岩の真ん中にくり抜かれたような形状の2つの穴があり、眼鏡のように見えることから眼鏡岩と呼ばれています。

この地で昼寝をしていた巨大な鬼が起きるために足を伸ばした際、うっかり足元にあった岩に穴をあけてしまったという伝説があります。佐世保八十八箇所霊場の一つにして平戸八景に数えられている奇岩は、見ているだけで圧倒される迫力に満ちています。

キリシタン洞窟は、長崎県若松島の南端にある奥行き50メートル、横幅5メートルほどの史跡です。

幕末から明治初期の時代に五島崩れと呼ばれるキリシタン弾圧が起こり、数名の隠れキリシタンが船でしか行けないこの小さな洞窟に身を隠しました。しかし、焚き火の煙を漁船に見つけられ、捕縛された後にひどい拷問を受けて処罰されたと伝えられています。

宗教徒の悲劇を憐れみ、1967年には洞窟の入口に高さ4メートルの十字架と3.6メートルのキリスト像が建てられました。キリスト教徒でなくても、悲しい歴史に心が痛みます。

山王神社は、長崎大学の近くにある神社です。1638年（寛永15年）、島原の乱の鎮圧のために長崎に赴いた松平信綱が、比叡山と似ている景色に心を打たれ、長崎代官の末次平蔵と共に創建したと伝えられています。

1945年（昭和20年）8月9日午前11時02分、長崎市に原爆が投下された際、爆風で神社の大半が大損失を被りました。被爆によって絶えかけた自然は奇跡的な復活を遂げ、復興のシンボルとして親しまれています。

半壊している鳥居は現在でもそのままになっており、想像を絶する戦争の悲劇に心が痛みます。

長崎の人気観光名所には連日多くの観光客が訪れているため、のんびり時間を過ごしたい時には不向きです。

そういう時には、穴場のパワースポットに行きましょう。比較的人の少ない場所なら、周りを気にせず自分の世界に没入できます。

ここでは、長崎のおすすめ穴場パワースポットを見ていきましょう。

田平教会（田平天主堂）は、瀬戸池の近くにあるカトリック教会です。1918年に丘の上に建てられた赤レンガ造りの施設で、教会内はイタリア製の煌びやかなステンドグラスで彩られています。

2003年に国の重要文化財に指定され、どなたでも無料で自由に教会内を見学できます。（ただし事前連絡が必要。）堂内は、写真撮影・飲食・喫煙などが禁止されているので、観光の際には必ずルールを守りましょう。

鬼の窟古墳（おにのいわやこふん）は、壱岐島の県道174号線近くにある史跡です。西都原古墳群の中で唯一開口した横穴式石室を持つ円墳で、全長16.5メートル、直径45メートル、高さ13.5メートル。6世紀後半～7世紀前半頃に作られたと見られています。

コノハナサクヤヒメに惚れた鬼が父神であるオオヤマツミノカミに結婚を申し出た際、困ったオオヤマツミノカミは「一晩で石の岩屋を造れたら娘をやる」と返答。鬼は本当に一晩で岩屋を完成させたものの、疲れて眠っているうちにオオヤマツミノカミが岩屋の天井石を1枚抜き取ったため、諦めて退散したという伝説があります。

鬼が作ったと言われる鬼の窟古墳は壱岐の人気観光スポットになっていますが、内部には野生のコウモリが住み着いているので観光の際には注意が必要です。

長崎のパワースポットには悲劇的な歴史を持つ史跡が多いですが、ロマンティックなスポットもあります。デートや女子旅の際には、こちらのパワースポット巡りがおすすめです。

ここでは、長崎のその他のおすすめパワースポットを見ていきましょう。

グラバー園は、長崎市の南山手町にある観光スポットです。イギリス人商人のグラバー氏が住んでいた国指定重要文化財である旧グラバー住宅をはじめ、旧リンガー住宅や旧オルト住宅など幕末から明治時代に建てられた9つの洋館建築物を移築復元してオープンしました。

園内の石畳の中にハート型の敷石（ハートストーン）が2か所埋め込まれていて、これを探し出して手で触れると恋愛が成就すると言われています。高台からの眺めも美しく、カップルにおすすめの観光名所です。

平戸ザビエル記念教会は、平戸市街地の丘の上にあるカトリック教会です。禁教が解けた1931年（昭和6年）に建てられたゴシック様式の施設で、献堂40周年の1971年（昭和46年）に聖フランシスコ・ザビエル像が建立されたことからザビエル記念聖堂と呼ばれるようになりました。

周辺の景観とマッチした宮殿風の外観が印象的。日没後には教会全体がライトアップされ、荘厳な雰囲気を醸し出します。特に、クリスマスの時期のイルミネーションは神秘的な美しさです。

今回は、長崎のおすすめパワースポットを紹介いたしました。

世界各国の歴史・文化が結集している長崎には、非常にユニークなパワースポットがたくさんあります。長崎を訪れる際は、ぜひ本記事を参考にしてお気に入りのパワースポットを探してみてください。