金魚カフェは大阪で話題の人気スポット!メニューやアクセスを紹介!
大阪阿倍野区にある金魚カフェはレトロな雰囲気が満喫できると人気のスポットです。レトロ雑貨と江戸川乱歩に囲まれたお店の中で金魚を眺めつつノスタルジックな気分に浸れます。そこで今日は大阪で人気の金魚カフェについて見どころや、メニューやアクセスについて紹介します。
目次
大阪の人気スポット「金魚カフェ」を紹介!
レトロで可愛くて、ミステリアスな雰囲気だと人気の金魚カフェが大阪にあります。人を惹きつけてやまない、その魅力を紹介していきます。
金魚カフェとは
古くは、ねこカフェ・ドックカフェからはじまり、今ではふくろうカフェ、フェレット、ハムスター、うさぎ等々、動物カフェは人気は高まる一方です。
金魚カフェも東京や宮城など全国に点在しておりどのお店も人気ですが、ほとんどの金魚カフェは店内の水槽で金魚が泳いでいたり、提供されるコーヒーやパンケーキに金魚の模様が施されていたりすることがほとんどです。
ですが、大阪昭和町の金魚カフェはただ金魚が水槽で泳いでいるだけの可愛いカフェではありません。もともと店主が何かお店を始めようと思った時に、「金魚カフェ」というネーミングの響きが可愛いから、という理由で金魚カフェと名付けられました。
ですがオープン当初、店内に金魚は泳いでいなかったという逸話がある、最初から少し風変わりなカフェでした。
現在は当然、店内で金魚を眺めることができますが、金魚以外にも金魚カフェには所狭しと店主のコレクションが飾られています。建物の雰囲気と相まってミステリアスな、それでいて訪れる人を引き付けてやまない魅力があります。
まずは、次項で金魚カフェの見どころから紹介していきましょう。
金魚カフェの見どころ①レトロで懐かしい空間
金魚カフェは大正末期に建てられた木造長屋を改装して営業しているカフェです。昔の長屋は1家が縦に細長い、俗に言う鰻の寝床という造りになっています。カフェに入ると、まず手前にカウンター席、中央に畳の座敷、奥にテーブル席という構造になっています。
木造の長屋は住んだことが無くても、日本人なら建物だけでもノスタルジックな思いに満たされる空間です。
細長い店内の中央部分、畳の座敷席は、沢山の本やミシン、古い小道具入れや子供の頃だったら怖かった古い人形などが飾られており、田舎のおじいちゃんの家に行った時のような懐かしさが感じられる席です。
奥のテーブル席からは外の緑がガラス越しに見え、座席自体にスペースがあるのでゆったりとくつろぐことができます。大きなテーブル以外にも、足踏み式の古いミシンをテーブルにした席もあります。レトロ好きにはたまらない席です。
金魚カフェの見どころ②金魚が泳ぐ水槽
冒頭でお話ししたように、実はオープン当初、金魚カフェなのに金魚はいませんでしたが、今では座敷席とテーブル席の間に大きな水槽が置かれ、ゆらゆらと金魚が泳いでいるのが眺められます。
実はこの水槽は、近所の熱帯魚屋さんの売れ残りですが、レトロな佇まいでお店の雰囲気を一層引き立てています。
金魚カフェの見どころ③店主のコレクション
金魚カフェなのに可愛いだけではなく、ミステリアスでディープな雰囲気を作り出しているのが、店主のコレクション達です。店主は江戸川乱歩が好きなため、店内には江戸川乱歩の本がずらっと並んでいます。この江戸川乱歩の本は店内で自由に読むことができます。
レトロな小物やアンティーク家具、そして江戸川乱歩以外にも、魔術学や人体模型、自分の部屋に飾るには少し怖い人形など、所狭しと並べられたコレクションはディープで混沌とした世界を作り出しています。
店主のコレクションの中をゆらゆらと泳ぐ金魚がより一層、ミステリアスな雰囲気をかもし出し、混沌とした空間なのに不思議と落ち着く、なぜかまた来たくなる、という気分にさせてくれます。
金魚カフェのおすすめメニュー
カフェの建物やコレクションだけでなく、インスタ映えする、フォトジェニックなメニューも人気の理由の一つです。金魚カフェの代表的なおすすめメニューを紹介していきます。
名物金魚ソーダ「クリームソーダ」
インスタ映え間違いなしの、金魚鉢に入ったクリームソーダはお店の看板メニューです。アイスクリームの上にちょこんとのっている赤い金魚、コースターとストローの赤にクリームソーダの緑色が映えます。
メニューではクリームソーダは、みどり(メロン)とあか(ストロベリー)から選べますが、ほとんどの人が色のコントラストが可愛いからか、みどり(メロン)を選んでいます。
懐かしい味「パンケーキ」
昔ながらのホットケーキが3枚重なった、金魚カフェのパンケーキです。昔お母さんが作ってくれたような懐かしい、ホッとする味がします。パンケーキセットを注文すると、上にはクリームだけですが、本日のパンケーキの場合、クリーム+アルファでバナナや季節によってはイチゴなどがトッピングされています。
その他ドリンクメニューも金魚鉢で!
金魚鉢で提供されるのは、クリームソーダだけではありません。アイスコーヒーやアイスティー、コーヒーフロート、レモンスカッシュなど、冷たい飲み物はすべて金魚鉢で提供されます。
金魚カフェの主なメニュー
金魚カフェで提供されている主なメニューを紹介します。(2020年4月4日現在のメニュー・料金です。価格やメニュー内容は変更になる場合があります。)
ドリンク | フード |
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コーヒー 500円 紅茶 500円 カフェオレ 550円 コーヒーフロート 650円 クリームソーダ 650円 レモンスカッシュ 600円 バナナジュース 600円 ココア 650円 | メープルトースト 700円 フォンダショコラ 500円 アップルパイ 500円 飲み物とセットなら50円引き |
フードメニューは、先月あったシフォンケーキが今月は無かったのに、2ヶ月後に行ったら復活していた等々、かなり頻繁に変更されます。また、クリームソーダの上に金魚のクッキーが載っていたり、金魚の形にカットされたイチゴがサービスされたりすることもあります。
これは店主の都合(気分)によるものですので、当日のお楽しみとするしかありません。
金魚カフェのアクセスと基本情報
レトロでディープな空間、金魚カフェへの行き方と基本情報を紹介します。
金魚カフェへの行き方
一番近いのは、大阪メトロ御堂筋線の「昭和町駅」です。4番出口から徒歩3分ほどで金魚カフェへたどり着けます。他にも大阪メトロ谷町線「文の里駅」から徒歩7分、 阪堺電軌上町線「松虫駅」から徒歩7分程度の距離です。
バスの場合、大阪市バス阿倍野ループ「阪南町二丁目」停留所から徒歩2分、大阪市バス47「地下鉄昭和町」停留所から徒歩3分、大阪市バス阿倍野ループ「阪南町二丁目南」停留所から徒歩4分ほどです。
金魚カフェはとても立地が良く、なんばからは大阪メトロで10分程度ですし、観光やハルカス、天王寺動物園へ行ったついでに立ち寄ることができます。
金魚カフェの基本情報
金魚カフェの営業時間は午後1時から夜7時までです。週末の午後3時頃は満席になる場合もあり、その場合は強制ではありませんがカフェでの滞在時間は1時間ほどにして欲しいという店主からのお願いがされています。
定休日は毎週火曜日・水曜日となっていますが、店主の都合で突然休みになることが多々あります。遠方から大阪観光を兼ねて金魚カフェを訪れる人は、スケジュールに余裕を持って置いた方が良いでしょう。
定休日以外の急なお休みは金魚カフェ公式Twitterにアップされますが、Twitterを見る限り、当日告知がほとんどです。お昼ごろにTwitterのチェックをすることをおすすめします。
住所 | 大阪府大阪市阿倍野区阪南町1-52-5 |
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電話番後 | 06-6622-0021 |
営業時間・定休日 | 13:00~19:00 定休日:火・水曜日 その他不定休 |
料金 | 入店:無料 予算:500~1,500円 |
アクセス | 大阪メトロ御堂筋線「昭和町駅」下車 4番出口より徒歩3分 |
公式URL |
金魚カフェのディープな世界観を満喫しよう!
レトロで混沌とした空間の中で、ゆらゆら泳ぐ金魚を眺めつつ、ディープな世界を覗いてみるには金魚カフェが一番おすすめです。なぜかもう一度行きたくなる、不思議なカフェでのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。