グアナファト(メキシコ)はカラフルな街！おすすめ観光スポットを紹介

メキシコ･グアナファトは、街全体が世界遺産になっているメキシコで一番美しい街です。この記事では、メキシコ･グアナファトの人気かつおすすめ観光スポットを紹介していきます。

ここからは、グアナファトでおすすめの人気観光スポット7選を紹介していきます。

「サンディエゴ教会」は立派な彫刻が見れる、フアレス劇場の西隣にあるピンク色の教会です。「サンディエゴ教会」がある場所は、ホテル・レストランが立ち並んでいて、観光客が一番集まるところです。

聖堂内はとてもシンプルですが、光が差し込む神聖な場所となっています。

夜になると、「サンディエゴ教会」のあたりは音楽隊がたくさん出て来てとても賑やかになるので、ぜひ楽しんでください。

「ピピラの丘」は丘から街並みが一望できる観光スポットです。ピピラの丘へ行く方法ですがサンディエゴ教会の裏からケーブルカーに乗って丘を上って行くことができます。

「ピピラの丘」にはメキシコ独立運動の英雄・エルピピラの像が立っています。エルピピラはアロンディガという建物に立てこもったスペイン軍に対して、先陣を切ってアロンディガ入口の扉に火を放ち、制圧しました。

そのため、エルピピラの像は手にたいまつを持っているのです。ピピラの像の後ろにある展望台は10ドルで入ることができます。とても色鮮やかなグアナファトの街を一望できる人気観光スポットなので、ぜひ訪れてみてください。

「グアナファト大学」は、石段が人気のフォトスポットです。「グアナファト大学」は元々は、子供のためのイエズス会の初めての学校として1732年に創設された建物で、グアナファトでは初めての教育機関でした。

「グアナファト大学」は、ラテンアメリカにおいて最も古い大学の1つとなっていて、カラフルな街の中でこの建物だけが真っ白な建物ということでとても目立ちます。

113段の長い階段を上って写真を撮る観光客が大勢います。この階段を上りきると街が一望できるので、ぜひ「グアナファト大学」の階段を上り切ってみてください。

グアナファトのお土産を購入するのであれば「イダルゴ市場」がおすすめです。「イダルゴ市場」は古い駅舎を使った2階建ての市場となっています。

イダルゴ市場は、グアナファト市民の台所とも言われている市場で、市場の外にも青空屋台がたくさん並んでいます。グアナファトの人々がどのように生活しているのか見ることができるので、ぜひ訪れてみてください。

イダルゴ市場でたくさん見かけるのは、革製の靴や刺繍の入ったブラウス・ポーチです。また、イダルゴ市場では値切ることもできたりするので、お土産を購入するときには一度は値切ってみることをおすすめします。

「グアナファト聖母大聖堂」は内装が美しいということで有名な観光スポットです。外観は黄色の大きな教会という感じで、かなり人目を引きます。1671〜1696年にかけて建設された協会で、バロック様式の建築です。

「グアナファト聖母大聖堂」には、メキシコで最古のキリスト教関連の像があります。8世紀に作られた木製の聖母の像は、宝石が散りばめられています。

この像は、イスラム教徒に見つからないために、スペインの洞窟に約800年間隠されていたものでした。この聖母に敬意を表して、聖金曜日の1週間前の金曜日には鉱山労働者が「グアナファト聖母大聖堂」に向かってパレードしています。

カップルにおすすめな人気観光スポットが「口づけの小道」です。この小道には伝説があり、昔敵対していた2軒の娘と息子が恋に落ち、夜ごと窓から身を乗り出して、キスを交わしたという場所です。

この娘と息子は階級が違ったのです。娘は裕福で、息子は貧乏な家の子でした。キスを交わしていた2人を目撃した娘の父親が激怒して、娘を殺してしまったという悲しい伝説です。

「口づけの小道」は、最も狭い場所になると68cmしか空いていません。下から3段目の階段でキスをすると、恋人たちの幸せが7年間保証されるという言い伝えもあります。ぜひ大切な人と訪れてみてください。

「バレンシアーナ寺院」は豪華な装飾のある教会です。「バレンシアーナ寺院」には、鉱山主が寄進した絢爛豪華な祭壇が残っています。グアナファトの坑道の近くには、必ず教会があります。

グアナファトで教会を見つけた場合はそういうことを考えて観光するとより楽しめることでしょう。「バレンシアーナ寺院」は、巨大な絵画と金の祭壇があります。ぜひ、こちらも観光してみてください。

ここからは、グアナファトで観光におすすめの人気博物館5選を紹介していきます。

「ミイラ博物館」は観光客に大人気のスポットです。「ミイラ博物館」には200体ほどのミイラが展示されています。グアナファトの埋葬方法は日本の火葬とは違って土葬になっています。

グアナファトはミイラを作るのにとても適している環境が揃っているため、土葬した遺体は自然にミイラ化します。

公立墓地に埋葬された遺体の中で、税金が支払われないものは掘り起こされてしまって、状態のいいものはミイラ博物館で展示されてしまうとのことです。

人によってはかなりショックを受けてしまう展示が多いですが、興味がある方はぜひ足を運んでみてください。

「ディエゴ･リベラ生家博物館」は芸術好きにおすすめ・人気の博物館です。ディエゴ・リベラはグアナファトの出身の有名壁画画家で、「ディエゴ･リベラ生家博物館」は彼の生家を博物館にしたものです。

「ディエゴ･リベラ生家博物館」では、ディエゴ・リベラの作品と当時の調度品がそのまま飾られています。小さな博物館ですが、ディエゴ・リベラの生涯についてのビデオも流れていて見応えがあります。

ぜひ、足を運んでみてください。

「旧サン･ガブリエル･デ･ヴァレラ博物館」は農園の博物館です。

18世紀のバロックスタイルで、街の中心から少し離れています。「旧サン･ガブリエル･デ･ヴァレラ博物館」は博物館ですが、とても広く綺麗な庭を見ることができます。

観光客もあまりいないので、落ち着いた静かな場所を散策したい方にとてもおすすめです。

「ドンキホーテ肖像博物館」は絵画や銅像が見れる博物館です。

小説のドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ(Don Quijote de la Mancha)の作者のセルバンテスはスペインの作家ですが、親の仕事の関係のためグアナファトに住んでいたのです。

「ドンキホーテ肖像博物館」ではドン・キホーテにまつわる作品がたくさん展示されていて、コンサートや演劇も行われています。ぜひ、「ドンキホーテ肖像博物館」へ足を運んでみてください。

「アロンディガ デ グラナディータス州立博物館」は、独立戦争の舞台にもなった場所です。先ほど、「ピピラの丘」でも説明しましたが、ピピラがこの場所に火を放ったのです。

「アロンディガ デ グラナディータス」は穀物の倉庫という意味ですが、実際にこの建物が作られた当初は穀物の倉庫として使用されていました。

その後、独立戦争の舞台になったため、1949年からは博物館となっています。「アロンディガ デ グラナディータス州立博物館」の内部には、ホセ・チャベス・モラードが描いたメキシコの自由や主権を表す壁画を見ることができます。

ぜひ、チェックしてみてください。

ここからは、グアナファトでおすすめのホテル3選を紹介していきます。どれも人気のホテルなので、ぜひチェックしてみてください。

立地重視の方におすすめのホテルが「エデルミラ ホテル ブティック」です。

「エデルミラ ホテル ブティック」は、フアレス劇場から徒歩2分のところにあるため、この記事で紹介した観光スポットにもとてもアクセスしやすいので人気です。

ぜひ、「エデルミラ ホテル ブティック」に宿泊してみてください。

「ホテル ポサダ サンタ フェ」は雰囲気の良いホテルです。「ホテル ポサダ サンタ フェ」は100年以上前の歴史建造物なので、とてもモダンな雰囲気があって人気です。

部屋の大きさも雰囲気も一つ一つ異なり、部屋によってwi-fiが届きにくいことがあります。ぜひ、「ホテル ポサダ サンタ フェ」に宿泊してみてください。

「ミシオン グァナファト」は、とても可愛らしいホテルで人気です。館内は迷路のようになっていて、少し迷ってしまう観光客もいます。

朝食やディナーはバイキングとなっていてとても美味しいです。部屋も広いので、ゆったりとした時間を過ごすことができます。観光客が一斉にお風呂に入るとシャワーの出がイマイチになるので、そこだけ注意してください。

グアナファトの治安ですが、グアナファトの治安はかなり良いです。メキシコは観光で成り立っているというところがあるので、かなり治安に気を使っていて、観光している間にも警備の人をよく見かけます。

ただ、それでもスリなどの被害に遭ってしまう観光客はいるので、油断はしすぎないように気をつけてください。

グアナファト旅行に必要な観光日数ですが、2日もあればかなり楽しむことができます。1日だと少し物足りなく感じるという方が多く、3日以上だと見るものがなくなってしまうということが多いようです。

ぜひ、グアナファト旅行に2日使ってみてください。

ここからは、グアナファトへの行き方を紹介していきます。

日本からグアナファトへの行き方ですが、まず飛行機に乗ってメキシコシティまで行ってください。東京からメキシコシティまでは直行便があり、直行便だと所要時間は12時間40分ほどです。

メキシコシティについたのであれば、そこから長距離バスに乗ってグアナファトへ向かうことができます。メキシコシティからグアナファトまでの所要時間は、5時間ほどです。

ただ、メキシコでは過去にバスの乗客が拉致されてしまったという酷い事件がありました。メキシコでバスを利用するのが不安という場合は、国内便を使用しましょう。

メキシコシティから国内便を使用してグアナファトを利用していく場合は、インテルナシオナル・デ・グアナフアト空港(通称レオン空港)へと向かってください。

国内便を利用する場合は、旅行会社にチケットを任せた方が安くなることが多くおすすめです。

インテルナシオナル・デ・グアナフアト空港へ到着したら、そこから空港タクシーでグアナファトまで、定額550ペソで行くことができます。550ペソは日本円で1000円ほどなので安くておすすめです。

メキシコ・グアナファトのおすすめ観光スポットを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。グアナファトは街自体が世界遺産となっている街で、とても見所がたくさんあって人気です。

グアナファトは博物館がたくさんあり、メキシコの歴史を感じることができる観光スポットもたくさんあります。ぜひ、グアナファトのカラフルな街並みを見てみてください。