白兎神社のご利益は?縁結びのお守りや御朱印・御朱印帳を紹介
鳥取県にある白兎神社は古事記にでも登場する日本医療と動物医療発祥の地です。神話に因んで皮膚病ややけどにご利益ある神社で、参拝された方のほとんどが御朱印やお守りを授与されています。鳥取県鳥取市にある白兎神社のご利益や御朱印、お守りなど紹介します。
目次
鳥取の「白兎神社」について紹介!
白兎神社は神話「因幡の白兎」の舞台にもなった古事記や日本書紀にも出てくる由緒ある神社です。境内に続く道沿いには神話の中でうさぎが傷口を洗って治癒したといわれる池や神話に登場する大国主と八上姫の恋は日本で初めてのラブストーリーとして2010年に恋人の聖地として認定されています。
鳥取県にある白兎神社について紹介します。
白兎神社とは?
白兎神社は大黒さまと白うさぎの神話で知られ、古事記や日本書紀にも登場している由緒ある神社です。神話「因幡の白兎」の舞台でもあり、白兎が体を洗った「御身洗池」が残されています。
白兎神社周辺には神話「因幡の白兎」での白兎の神跡を見ることが可能です。神話の内容から皮膚病にご利益がある神様として信仰され、遠方からも訪れる人が多い医療の神様として信仰を集めています。
神社の歴史
創建された時期は定かではありませんが、古事記や日本書紀にも紹介されている由緒歴然とした古い神社です。1596年~1615年の慶長年間に鹿野城主亀井武蔵守茲矩が、夢に見たお告げによって社殿を再興したといわれています。
御祭神は白兎神と豊玉姫命です。「因幡の白兎」の神社として称され、白兎大明神と呼ばれていた時もありました。
神社の前は白兎海岸ではハマナスが自生していることでも知られ、太古の昔から親しまれてきたところです。白兎神社の本殿は1896年明治26年に建立されています。
大社造りの変形といわれ2012年に改修工事が行われ、社殿には立派な注連縄がかけられています。注連縄は出雲神社と同じで、飯南町しめ縄クラブによって制作された注連縄です。
神話「因幡の白兎」との関係
因幡の白兎の神話はその昔、ウサギが島へ渡ろうとして騙したワニザメに嘘がバレてしまい、皮を剥がれて苦しんでいました。八十神と呼ばれる大国主の兄弟達がウサギに意地悪を思いつき「海水に浸かりなさい」と言い、それを信じたウサギは海に浸かり体を乾かしました。
塩水に浸かった体はもっとヒリヒリするばかりで、そこに八上姫に求婚するために旅をしていた大国主命が通りかかりました。悲しむウサギに「水で洗ったら蒲の穂に包まって休みなさい」というとウサギは元気な姿に戻ることができたというお話です。
恩を感じたウサギは「八上姫は八十神たちではなく、あなた様を選ぶでしょう」と予言し、大国主神は八上姫と予言通りに結婚することができました。白兎神社のご祭神はこの白兎です。
白兎神社のご利益
白兎神社のご利益は皮膚病、やけど平癒、縁結び、夫婦和合などです。神話「因幡の白兎」の内容から皮膚病に霊験あらたかな神様として、また大国主と八上姫との仲を取り持ったことから「縁結びの神」としても信仰を集めています。
白兎神社の御朱印について
白兎神社は名前の通り境内にはウサギがたくさんいます。ご朱印の中にも白兎の押印がかわいいです。
白兎神社をお参りした思い出を振り返ることができるご朱印になります。
受付時間と場所は?
白兎神社のご朱印は社務所で授与されます。授与時間は9:00~16:00までで御朱印の初穂料は300円です。
白兎神社の御朱印帳やお守りがかわいい!
鳥取にある白兎神社の御朱印帳や可愛いといわれているお守りを詳しくみていきましょう。
兎がデザインされた御朱印帳
白兎神社の御朱印帳は古事記に記されている「因幡の白兎」のウサギをご祭神としてお祀りしているので、御朱印帳のデザインにも兎が描かれています。ウサギ好きには嬉しい可愛い御朱印帳で、ウサギに三日月、桜が描かれ、時期は不明ですが御朱印にもウサギが入って新しくなっています。
御朱印帳の初穂料は1,000円です。
兎がモチーフとなっているお守り
お守りは白兎神社と縁を結ぶ大切な絆です。白兎神社のお守りで一番の人気はウサギの形をしたお守りで、特に女性に人気があります。
白色とピンク色があってお守りに耳が付いていて後ろには丸いしっぽまで付いています。可愛いウサギのお守りは持っているだけで、幸せな気分になれそうです。
良縁のお守りなので、良縁を希望する方はご利益が期待できるので男女問わずお持ちください。
白兎神社の縁結びグッズ!
白兎神社のご利益が高い縁結びグッズをみていきましょう。
5つのご縁と結ぶ「結び石」
白兎神社の参道にあるウサギの像や鳥居にたくさんの白い石が積まれています。この白い石は「結び石」といって「縁」と赤く刻まれたものです。
白い石には「良縁、子宝、繁昌、飛躍、健康」の五縁を結んでいます。鳥居の上に乗せたり、参道にいるウサギにお供えしたり持ち帰ってお守りにしたりできます。
兎の形をした「縁結び御守り」
白兎神社のウサギの縁結びの御守りは、ウサギが縁を結んでくれます。白兎神の白ウサギご縁に因んだお守りを授与し良縁を呼んでくれるお守りです。
白ウサギの導きで男女問わず人と人の縁を末永く結んでくれるありがたいお守りになります。
兎が描かれた「絵馬 縁結び」
白兎神社の白ウサギの絵馬は可愛いハート型をしています。見るからに縁結びのご利益が授かれそうな絵馬です。
白兎神社の見どころ
白兎神社では神話の世界が体験できる神社です。境内には普通の神社では見られないような珍しいスポットがあります。
白兎神社の見どころをいくつかみていきましょう。
白兎の縁を結んだシーンを再現
白兎神社の二ノ鳥居をくぐった左手に大国主命と八上姫と白兎の砂像があります。二柱の神様が仲良く手を取っている姿を見守る白兎のようすが表現されています。
白兎が予言した通りになったことから日本最古のラブストーリーといわれる二人の姿は、ここだけしか見れないのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
白兎が体を洗った「身洗ノ池」
白兎神社の境内には、因幡の白兎のお話に出てくる、白兎が傷ついた体を洗ったとされる身洗ノ池(みたらしのいけ)が残されています。傷んだ体をくるんだといわれる「蒲(がま)」も今も神社の境内に残っているので、見ることが可能です。
身洗ノ池は大雨が降っても日照りが続いても池の水位は、ほとんど変化がないといわれ「不減不増の池」と呼ばれています。
ラブレターを投函したい
白兎神社の鳥居の横にピンク色のポストがあります。白兎神社で販売しているお守り型のハガキに熱い思いを込めて書いてポストに投函するとご縁が叶うといわれています。
ぜひ挑戦してみてください。あなたの熱い思いが相手に届くことでしょう。
白兎神社へのアクセス方法
白兎神社へのアクセス方法をみていきましょう。
公共交通機関を利用する場合
公共交通機関で白兎神社へアクセスする場合は、JR西日本の山陰線「JR鳥取駅」で下車します。鳥取駅から出ている日ノ丸バスの「鹿野営業所行き」に乗り、約40分で「白兎神社前」のバス停に到着します。
バス停を降りるとすぐ白兎神社です。
車で行く場合
白兎神社へ車でのアクセスは中国自動車道の作用ジャンクションから鳥取自動車に進みます。鳥取自動車道「鳥取インターチェンジ」で下り、車で約20分で白兎神社に到着です。
作用ジャンクションからでも車で1時間半で白兎神社にアクセスできます。白兎神社の駐車場は道の駅の「神話の里 白うさぎ」です。
無料で125台の駐車スペースがあります。
住所 | 鳥取県鳥取市白兎603 |
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電話番号 | 0857-59-0047 |
営業時間:定休日 | 参拝自由 |
アクセス | JR鳥取駅から日ノ丸バスで約40分 「白兎神社前」バス停下車すぐ 鳥取自動車道「鳥取インターチェンジ」 から車で20分 |
駐車場の有無 | 有 道の駅「神話の里 白うさぎ」駐車場 と共用 |
公式URL | https://hakutojinja.jp/ |
白兎神社で縁結びの御利益を授かろう!
日本で一番古い恋のお話が残る山陰は、縁結びに深い関係がある場所です。古のころから縁を結んできた場所だけに、良縁を結ぶ人気のパワースポットになっています。
神様の良縁を結んだ白兎、白兎神のご利益を授かりたくなったらぜひ白兎神社にお越しになってください。きっと白兎が良い縁を結んでくれることでしょう。
白兎神社にお参りして縁結びのご利益を授かってください。