ハタハタの卵(ぶりこ)の食べ方!ネバネバ卵の特徴・食感やレシピを紹介
ハタハタは、秋田県の県魚になっている魚で日本海側でよく食べられています。この記事では、ハタハタの卵・ぶりこの食べ方について紹介しました。ネバネバの卵の特徴や食感・レシピについて紹介したので、ぶりこを美味しく食べたい方はぜひチェックしてみてください。
ネバネバ?ハタハタの卵について紹介!
ハタハタは、スズキ目に属する魚の一種でカミナリウオやシロハタとも呼ばれています。 ハタハタの魚は関東地方ではあまり知られていませんが、日本では日本海側で食用にされていて、秋田県の県魚になっています。
ハタハタ自体は煮魚・焼き魚として調理されて、干物や味噌漬けにして食べることが多いです。
この記事では、ハタハタの卵について紹介していきます。
ハタハタの卵(ぶりこ)の特徴や食感
ハタハタの卵は、ぶりこと言われています。ハタハタの卵の見た目は、虹色でカラフルな見た目をしているので、初めて見たときには驚くことでしょう。
ただ、ハタハタの卵は食感が独特で味もクセになるという人も多く、ハタハタの卵を狙って食べるという人もいます。
ハタハタ自体の旬は10月〜12月です。ただ、この時期はハタハタの身が一番美味しいという旬になるので、ハタハタの卵の旬ではありません。ハタハタの卵の旬は11月〜1月と言われています。
10月〜12月には産卵期を迎えているメスのハタハタの身に油が多く乗っていて、11月〜1月には卵に栄養が行くのでハタハタの卵・ぶりこが美味しい時期となっています。
ハタハタの卵は固い?
ハタハタの卵は固いので、初めて食べたときには驚く方が多いです。さらにハタハタの卵はネバネバとした食感も特徴で、卵同士が強い粘着力を持っていて互いにひっついて離れません。
そのため、ハタハタの卵は「離れない子」という意味で不離子(ぶりこ)と言われている説もあります。
ハタハタの卵の美味しい食べ方とレシピ
ここからは、ハタハタの卵の美味しい食べ方とレシピについて紹介していきます。ハタハタの卵・ぶりこを美味しく食べたいという方は、ぜひ食べ方をチェックしてみてください。
シンプルで美味しい!「塩焼き」
ハタハタの卵・ぶりこは、塩焼きするとシンプルで美味しいです。ぶりこの作り方ですが、まず卵付きのハタハタに塩を振って20分ほど馴染ませます。
塩をハタハタに馴染ませた後で、グリルで弱火で15分ほど焼き上げましょう。ハタハタの両面がこんがりと焼けたのであれば完成です。ハタハタの身とブリコを食べてみてください。
焼き上げる前はネバネバしていたぶりこが、火が通ったことでプチプチしていてとても美味しいです。
おかずやおつまみにおすすめ「醤油漬け」
ハタハタの卵・ぶりこは、醤油漬けにするのも美味しい食べ方の1つです。醤油漬けは、ハタハタの卵・ぶりこの固い食感を楽しみたい人にオススメの食べ方です。
まず、卵を持っているメスのハタハタの腹を切り開いて、卵を取り出します。取り出したぶりこを軽く水洗いして、50度くらいのお湯で軽くかき混ぜて粘液を取り去りしょう。
その後、卵を潰さないようにしながら流水で優しく洗って、水を切ります。その後、白だしと醤油みりんを混ぜて作ったタレに1時間ほどぶりこをつけたら、ぶりこの醤油漬けの完成です。
醤油漬けにしたことで日持ちもしますし、おかずやおつまみになるので、ぜひ醤油漬けで食べてみてください。
煮込むだけ簡単!「煮付け」
- ハタハタの卵の食べ方では、煮付けにして食べるのもおすすめです。
- まず、鍋に水50ccとお酒100cc・醤油大さじ4を入れて、煮立たせます。その後、鍋にハタハタの卵を8匹分加えて20分煮込めば完成します。
- ハタハタの卵の量に合わせて水やお酒や醤油の量を調節してみてください。
ハタハタの卵(ぶりこ)を美味しくいただこう!
ハタハタの卵(ぶりこ)について詳しく説明してきましたが、いかがだったでしょうか。
ハタハタの卵は独特な食感・見た目・味なので、初めて食べたときには驚くかもしれません。ただ、食べているとその独特な味や食感がクセになるという方も多いので、ぜひハタハタの卵を食べてみてください。