日田(ひた)観光のおすすめスポット!大分の名所や人気グルメも紹介
日田市は大分県北西部にある市です。観光スポットとしての認知度はまだ低いですが、日田市には多くの観光名所や名物グルメがあることをご存じでしょうか。日田市のおすすめ観光スポットやB級グルメなど、この記事を見れば日田マスターになれる情報をお届けします。
目次
【大分県】日田市の観光名所を紹介!
大分県日田市にある観光名所をご紹介します。まだ一般的な認知度は低いですが、日田市はとても自然豊かで、たくさんの観光名所があります。三隈川という水量豊かな川があり、「水郷日田」としても知られています。
昔ながらのノスタルジックな町並みや、寺社・焼き物も有名で、日田焼きそばという名物B級グルメも人気です。日田の魅力を知って、誰よりも早く日田通になりましょう。
日田市とは?
大分県日田市は九州の大分県北西部にある市で、福岡県・熊本県と隣接しているため、比較的アクセスも良いです。最寄りの空港は福岡空港で、高速バス「ひた号」を利用すると約85分で到着します。
江戸時代から残るノスタルジックな町並みが魅力で、九州の小京都とも呼ばれています。タイムスリップしたような非日常を味わえます。
【大分県】日田市の定番観光名所
日田市を訪れたら絶対に立ち寄るべき、定番の観光名所をご紹介します。まずは日田を代表する定番人気スポットを押さえておきましょう。
歴史ある街並み「豆田町」
九州の小京都と呼ばれる中心でもあるのが豆田町です。江戸時代から残る商店や民家が軒を連ね、かわいいノスタルジックな町並みが広がっています。平成16年には、重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
レンタル着物や人力車などもあり、タイムスリップ感満載なので、ぜひタイムスリップ散歩を楽しんでみてください。
住所 | 大分県日田市豆田町 |
電話番号 | 0973-22-2036(日田市観光協会) |
営業時間・定休日 | 店舗により異なる |
アクセス | JR九州久大本線「日田駅」より徒歩15分 |
公式URL |
願い事を叶えてくれる「高塚愛宕地蔵尊」
高塚愛宕地蔵尊は約1200年前、行基菩薩が一体の地蔵尊を彫り、お堂を建てて安置したことが始まりと言われています。神仏混淆の形式をそのまま残している珍しい地蔵尊とされており、諸願成就にご利益ありと評判で、地元では「高塚さん」と呼ばれ、たくさんの方が参拝に訪れます。
住所 | 大分県日田市天瀬町馬原3740 |
電話番号 | 0120-417-381 |
営業時間・定休日 | 8:00~17:00 年中無休 |
アクセス | 大分自動車道「天瀬高塚I.C」より車で約2分 JR九州久大本線「豊後中川駅」よりバスで約10分 |
公式URL |
国の重要文化的景観「小鹿田焼の里」
小鹿田焼の里は1705年に柳瀬三右衛門により開窯された窯元です。小鹿田焼は昔ながらの素朴な焼き方で知られ、世界的にも珍しい全行程手作業を貫いています。昭和45年には、国の記念保存文化財に指定されました。自然豊かな山里で、伝統的な焼き物に触れてみてはいかがでしょうか。
住所 | 大分県日田市源栄町皿山 |
電話番号 | 0973-29-2020 |
営業時間・定休日 | 施設により異なる |
アクセス | JR九州久大本線「日田駅」よりバスで約30分 |
公式URL |
【大分県】日田市観光におすすめの絶景スポット
自然豊かな日田市ならではの絶景スポットがあります。おすすめ絶景スポットをご紹介するので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
間近で見る滝の迫力「慈恩の滝」
慈恩の滝は玖珠町と天瀬町の境の国道210号線沿いにあります。落差約30mの珍しい二段滝で、「天瀬の三瀑」の一つに数えられています。「慈恩」という名前は、昔病に苦しんでいた大蛇を僧侶が癒したという伝説より名づけられました。
下滝には遊歩道が設置され、滝の裏側を散策できます。夜にはライトアップをしており、幻想的なきれいな滝が見られるのでおすすめです。
住所 | 大分県日田市天瀬町赤岩 |
アクセス | JR九州久大本線「杉河内駅」より徒歩5分 |
公式URL |
水郷日田の豊かな水「三隈川」
阿蘇山を水源とする筑後川は、九州最大の規模を誇る河川ですが、九州北部を東から西へ有明海に注ぐ川の上流は三隈川と呼ばれています。水量豊かなことで知られ、日田市は水郷日田と呼ばれるほどです。
夏場は鵜飼が行われ、屋形船より見物を楽しむのがおすすめです。 夏の花火大会の会場にもなり、季節行事の中心地になっています。
住所 | 大分県日田市隈 |
アクセス | 大分自動車道「日田I.C」より車で約15分 |
公式URL |
映画のような素敵な情景「夜明駅」
夜明駅は「よあけ」という名前の美しさから観光客や鉄道ファンに人気の駅です。久大本線、日田彦山線が乗り入れています。現在は無人駅で、駅舎は古い木造駅舎でしたが、2010年に建て替えられ、木造の良さを生かしたかわいらしい駅舎になっています。
駅舎横には夜明の鐘が設置されており、鐘を鳴らすのが観光客に人気です。日田杉を使用し、大分県名物しいたけをイメージして作られています。
住所 | 大分県日田市夜明明中町 |
アクセス | 「久留米駅」よりJR九州久大本線で約50分 |
公式URL | https://www.jrkyushu.co.jp/railway/station/1191929_1601.html |
【大分県】日田市観光のおすすめスポット
日田観光において、まだまだ日田の魅力を存分に味わえるおすすめスポットがあるので、ご紹介してゆきます。日田名物にも触れられるので、お土産に買って帰るのはいかがでしょうか。
各種体験も人気「道の駅 鯛生金山」
道の駅鯛生金山では、新鮮な日田名物を楽しめます。名物カメルーンソフト・黄金うどん・日田の食材を使った料理やスイーツなどが楽しめます。道の駅名物農産物直売所では、中津江村特産のゆずやしいたけなど新鮮な食材が揃っています。
隣接している地底博物館もおすすめです。東洋一の金産出量と言われた金山で、現在は閉山していますが、地底に広がる坑道内が博物館になっており、深い地底探検が楽しめます。見学した後は砂の中から砂金の粒を見つけ出すゴールドハンティングにチャレンジしましょう。
住所 | 大分県日田市中津江村合瀬3750 |
電話番号 | 0973-56-5316 |
営業時間・定休日 | 9:00~18:00 年中無休 |
料金 | 無料(地底博物館・砂金取りは有料) |
アクセス | 大分自動車道「日田I.C」より車で約60分 |
公式URL |
有名な麦焼酎「いいちこ日田蒸留所」
いいちこ日田蒸留所はレンガ造りの貯蔵庫が目印のレトロ感溢れる蒸留所です。焼酎の製造施設の見学が可能で、お酒好きには興味深い内容です。実際に稼働中の仕込タンクや蒸溜機を詳しい説明とともに見学でき、最後には試飲コーナーで原酒や貯蔵酒のテイスティングを楽しめます。
自然豊かな場所に位置しているので、蒸留所周りに散策路があり、自然散策を楽しめます。大人のみならず子供でも楽しめる施設です。
住所 | 大分県日田市西有田810-1 |
電話番号 | 0973-25-5600 |
営業時間・定休日 | 10:00~16:00 定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)・お盆・年末年始 |
料金 | 無料 |
アクセス | 大分自動車道「日田I.C」より車で約10分 |
公式URL |
【大分県】日田市観光におすすめの人気グルメ
日田市には日田名物グルメがあります。ご当地B級グルメとしても人気なので、食事にもこだわって観光を楽しみましょう。
ご当地グルメの日田焼きそばが人気「三久」
三久は日田市のご当地B級グルメ「日田焼きそば」が食べられるお店です。日田焼きそばの中でもNo.1の呼び声高い大人気店です。お昼時は行列必至なので覚悟しましょう。
日田焼きそばの特徴は、焦げるほど硬く焼いた麺で、パリパリの食感が新しいです。セットにはラーメンスープも付いて、ボリュームも満点なので、きっと満足のいく日田焼きそばを楽しめるでしょう。
今は日田焼きそばが全国的な人気となり、ほとんどの方が日田焼きそばを注文しますが、元々はらーめん中心のお店でした。今でも元祖三九らーめんが残っているので、こちらもおすすめです。
住所 | 大分県日田市亀山町1-1 |
電話番号 | 0973-22-2545 |
営業時間・定休日 | 11:00~19:00 定休日:火曜日(不定休) |
平均予算 | ~999円 |
アクセス | JR九州久大本線「日田駅」より徒歩10分 |
公式URL |
可愛い竹籠弁当「大はら茶屋」
大はら茶屋は日田名物「花てぼ弁当」で有名なお店です。柄の付いた籠のことを日田地方では花てぼと呼び、花てぼ弁当とはその籠の中に地元の野菜や山菜をふんだんに盛り込んだ華やかな弁当のことです。日田でしか食べられない豪華なお弁当をぜひ食べてみてください。
大はら茶屋は、大正時代から続く古民家を移転・改装しており、その佇まいもとても趣があります。小鳥のさえずりが聞こえる自然豊かな山里のゆっくりした空間で、食事を楽しめます。
住所 | 大分県日田市田島2-656-6 |
電話番号 | 0973-24-7577 |
営業時間・定休日 | 11:30~16:00 不定休 花てぼ弁当が売り切れ次第終了 |
平均予算 | 3,000円~3,999円 |
アクセス | JR九州久大本線「日田駅」より徒歩15分 |
公式URL |
【大分県】日田市観光におすすめの季節のお祭り
日田市は伝統的な季節のお祭りも盛んで、観光と合わせてお祭り行事も楽しめます。おすすめの季節のお祭りをご紹介するので、地元の方々と一緒にお祭りに参加してみましょう。
珍しいひな人形も「天領日田おひなまつり」
天領日田おひなまつりは2月中旬から3月下旬にかけて開催されるお祭りです。豆田町や隈町を中心に開催されます。昭和58年に、江戸時代から大事に保管してきたひな人形を町おこしのために公開したことがきっかけで始まりました。
市内十数か所の旧家や資料館で、全国的にも珍しいひな人形から紙と布で作る「おきあげ雛」と呼ばれるひな人形まで、バラエティー豊かなひな人形が展示されます。
綺麗な花火「日田川開き観光祭」
日田川開き観光祭は、水の町とも言われる水郷日田に夏の訪れを告げる祭りとして開催されます。例年5月下旬の土日に、日田市内の三隈川周辺で行われます。水の事故や災害がないように祈りを捧げる神事で、音楽パレードやカーニバルなど各種イベントで盛り上がります。
メインイベントである夜の大花火大会も見逃せません。2夜連続で、約1万発の花火が打ち上がります。観客と花火の位置が近い花火大会としても人気で、大迫力の花火を楽しめます。
夏の風物詩「日田祇園祭」
日田祇園祭は約300年の伝統を誇る夏の伝統行事で、ユネスコの無形文化遺産にも指定されており、九州三大祇園祭の一つです。毎年7月20日過ぎの土日に行われます。疫病や風水害を払い、安泰を祈願するために行われ、高さ10mを超える豪華絢爛な山鉾が祇園囃子の音色とともに町の中を大迫力で巡業します。
幻想的な光景「千年あかり」
千年あかりは日田天領まつりの夜に行われるイベントで、里山の保全と町おこしを目的に2005年に始まりました。毎年11月の第2金・土・日曜に開催されます。日田市豆田町や花月川を中心に、約3万灯の竹灯籠が並べられ、幻想的な夜の町へと誘います。
豆田の人々を中心に手作りされた竹灯籠には、自然を守りたいという真心が込められています。日田の人々の思いが詰まった竹灯籠をぜひ見学してみましょう。
情緒たっぷりの日田市観光を楽しもう!
日田市はノスタルジックで情緒あふれ、人の温かみを感じられる町です。大分県は「温泉県」としても有名なので、宿泊すれば温泉も合わせて楽しめます。人気観光スポットやおすすめ名物グルメもたくさんあるので、ぜひ次回の旅行先として検討してみてはいかがでしょうか。