いちぎん食堂は沖縄県那覇市の24時間食堂!メニューは全部大盛り?
那覇市の中心部には、いちぎん食堂という24時間営業の飲食店があります。沖縄の郷土料理からステーキまで多彩なメニューが揃っていて、コストパフォーマンスも抜群です。いちぎん食堂のおすすめメニューやアクセス方法などをまとめました。
目次
沖縄県那覇市の「いちぎん食堂」について紹介!
沖縄本島の南西部に位置している那覇市は、沖縄の中心的エリアです。国際空港である那覇空港は、本土や諸外国をつなぐ重要な交通拠点。波の上ビーチや沖縄県立博物館、2019年10月に発生した火災から再建中の首里城など、観光スポットも枚挙にいとまがありません。
那覇最大の繁華街・国際通りには多くの飲食店が立ち並んでいて、昼夜問わず国内外の観光旅行客で賑わっています。初めて沖縄を訪れた方の中には、どの店を選べば良いのか迷ってしまうことでしょう。
そこで今回は、沖縄県那覇市の人気料理店「いちぎん食堂」について紹介していきます。沖縄のグルメに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
沖縄では定番の有名食堂
いちぎん食堂は、国際通り傍の久茂地(くもじ)エリアにある大人気料理店です。以前は「一銀スーパー」というスーパーマーケットでしたが、現在では沖縄の郷土料理やステーキなどをオーダーできる飲食店になっています。
食券型の店舗で、入店したら最初に券売機で食券を購入して注文します。沖縄は本土より物価が安いので、おいしい料理を安い価格でオーダーできるのが特徴的です。
ちなみに、いちぎん食堂近くの県道222号線が「一銀通り」と呼ばれているのは、沖縄海邦銀行の前身にあたる「第一相互銀行」が交差点にあったからだそうです。いちぎん食堂の店名は一銀通りに由来しており、「いちぎん」という名前のオーナーが経営しているわけではありません。
24時間営業
いちぎん食堂は、24時間営業の飲食店です。しかも日祝日にも休まず営業しており、自分の好きなタイミングで入店できるメリットがあります。
あえていちぎん食堂の欠点を挙げるとすれば、個室が無く、禁煙ルールが設定されていないことです。全席喫煙可能なので、夜の時間帯には店内がタバコの煙で充満しています。
タバコを吸わない方、子連れの方は、日中に足を運んだ方が良いでしょう。
住所 | 沖縄県那覇市久茂地2-12-3 |
電話番号 | 098-868-1558 |
営業時間・定休日 | 24時間営業 無休 |
平均予算 | ランチ:1,000円~2,000円程度 ディナー:3,000円~4,000円程度 |
アクセス | ゆいレール美栄橋駅または県庁前駅から徒歩5分程度 |
公式URL | https://tabelog.com/okinawa/A4701/A470101/47001939/ |
いちぎん食堂のメニューは全部大盛り?
いちぎん食堂は、メニューの量が多いことで有名です。おいしい上にボリューム満点なので、お店を出る時には腹一杯の幸福感に満たされていることでしょう。
特に、コストパフォーマンスの高いステーキメニューがおすすめ。ライス・スープ・サラダ付きのステーキ400gを1,000円台でオーダーできるのは、ステーキ大国・沖縄ならではの魅力です。
いちぎん食堂でおすすめのメニュー
いちぎん食堂には、沖縄の郷土料理から一般的な定食まで多彩な料理メニューが揃っています。しかも24時間営業であり、朝・昼・夜、好きな時間帯に腹ごしらえできる利便性もあります。
ここからは、いちぎん食堂のおすすめ人気メニューを紹介していきます。初めていちぎん食堂に足を運ぶ際は、これらのメニューをオーダーしてみてはいかがでしょうか。
安い!「サーロインステーキ」
沖縄・那覇の国際通りには様々なステーキハウスが軒を連ねていますが、いちぎん食堂も負けていません。分厚いサーロインステーキ200gをわずか1,100円でオーダーできます。
250gは1,380円。400gは1,900円。しかも、スープ・サラダ・ライスまで付いてこの価格であり、消費税率引き上げ後もお得な料金体系をキープしています。
ステーキとロブスター半身のセットが2,780円。朝っぱらから脂たっぷりの肉料理を食べられるお店は大変貴重です。
沖縄といえば「ゴーヤー定食」
いちぎん食堂では、沖縄の名物料理・ゴーヤーチャンプルーも食べられます。沖縄産のゴーヤーと島豆腐や卵などの食材を混ぜ合わせたゴーヤーチャンプルーは、ビタミン豊富でとてもヘルシーなメニューです。
単品でもオーダー出来ますが、定食なら刺身やポーク玉子も付いて約900円。盛り付け量も多く、朝食としてオーダーする方が少なくありません。
具沢山!「みそ汁定食」
いちぎん食堂では、具沢山のみそ汁定食も人気があっておすすめです。島豆腐やポークランチョンミートなど栄養豊富な食材がたっぷり入っていて、体に優しいメニューになっています。
しかも味噌汁を注ぐお椀が非常に大きくて、まるでラーメン丼並です。ご飯や刺身なども付いて値段は約800円。朝食としてオーダーすれば、新しい一日を気分よくスタートできることでしょう。
沖縄のご当地グルメ「ソーキそば定食」
いちぎん食堂では、沖縄の伝統的な人気料理・沖縄そばも取り扱われています。細い麺に豚のスペアリブ煮込みをトッピングした「ソーキそば」は、那覇観光のおすすめ料理の一つです。
いちぎん食堂のソーキそば定食は、ボリューム満点のソーキそばに加え、ご飯、サラダ、刺身なども付いてきます。ソーキそばの量が多すぎて圧倒される方も少なくありません。約900円の料金で炭水化物をたらふく食べたい方におすすめです。
体調が悪い時でも食べられる「ゆし豆腐」
沖縄は日本屈指の豆腐消費エリアであり、独自の豆腐文化が根付いています。中でも、ふんわり柔らかい「ゆし豆腐」は島人のソウルフード。にがりを加えて固まる前に掬い上げることで、体調の悪い時でも気軽に食べられる食感に仕上がっています。
いちぎん食堂では、ゆし豆腐定食を約500円でオーダー可能。ご飯とポーク玉子がセットになっていて、胃にもたれない優しい献立になっています。年配の方でも安心して食べられることでしょう。
定番メニュー「Bランチ定食」
いちぎん食堂には主に、Aランチ(約900円)・Bランチ(約800円)・Cランチ(約700円)という3種類のランチ定食メニューがあります。Aランチ>Bランチ>Cランチの順で分量が異なります。
この中で最も人気があるのは、料金とボリュームのバランスが良いBランチ定食メニューです。ハンバーグ・野菜コロッケ・とんかつ・エビフライ・目玉焼きの組み合わせになっていて、豪勢な食事を楽しめます。
ちなみに、メニュー名に「ランチ」と付いていますが、朝や夜の時間帯にもオーダー可能です。泡盛と併せて注文する方もたくさんいます。
家族連れに大人気の「お子様ランチ」
いちぎん食堂には、子供向けのお子様ランチもあります。約700円の料金で、ハンバーグ・唐揚げ・目玉焼き・ベーコン・エビフライ・ポテトフライを食べられます。
ボリューム満点で、育ち盛りのお子さんにピッタリ。店内は全席喫煙OKなので子供を連れていくのを避けている親御さんも少なくありませんが、家族で一緒にいちぎん食堂で食事したい時におすすめです。
いちぎん食堂の注文方法
いちぎん食堂の注文方法は、2014年から券売機方式に変わりました。
一般的なレストランでは、食事が終わった後に伝票をレジに持って行って会計する後払いが主流です。しかし、いちぎん食堂では食べたいメニューの食券を購入してからオーダーする先払いタイプになっています。
店内に設置されている券売機で食券を買い、客席に着いてからスタッフを呼んで食券を手渡してください。料理が出来上がったら、席まで運んできてもらえます。
いちぎん食堂はテイクアウトできる?
料理店の中には、店内で食べきれなかったメニューをケースに入れて持ち帰れるサービスを提供している所が少なくありません。支払った代金を無駄にせずに済むため、比較的料金の高いメニューも安心してオーダーできるメリットがあります。
ここでは、いちぎん食堂のテイクアウト対応の可否について解説していきます。
定食をお弁当にして持ち帰れる!
結論から言うと、いちぎん食堂はテイクアウトに対応しています。
いちぎん食堂は大盛りメニューに定評があるため、店内で食べきれずに残してしまう少食の方が少なくありません。店側もその点に配慮しており、希望者は残った分を専用のケースに詰めて弁当として持ち帰ることが可能です。
特に追加料金は無く、スープなどの液体も持ち帰りできます。いちぎん食堂のおいしい食事を宿泊施設に帰ってから食べられるのは大きな魅力です。
ランチ時に販売されるお弁当もおすすめ!
いちぎん食堂は、イートイン用のメニューだけでなく、テイクアウト専用のお弁当も販売しています。
料金は弁当の種類によって異なりますが、おおよそ300円~500円前後。卵スープやお茶等もセットになっていて、非常に良心的です。
お昼頃になると、那覇在住の方々がいちぎん食堂に足を運んで弁当を買っていきます。職場、自宅、公園など、好きな場所で弁当を広げてランチタイムを満喫している人々を見ていると、いちぎん食堂がいかに多くの人々から愛されている存在か分かります。
いちぎん食堂への行き方
沖縄の那覇市内には、ゆいレールという鉄道が走っています。那覇空港と首里駅を繋いでいて、沖縄観光の重要な交通手段として重宝されています。
ゆいレールに乗ったら、美栄橋駅または県庁前駅で下車してください。その後、久茂地川に沿って歩いていけば、一銀通り(県道222号線)にあるいちぎん食堂が見えてきます。駅から徒歩で10分もかからないでしょう。
なお、那覇空港から歩いていくと、久茂地のいちぎん食堂まで徒歩で1時間くらいかかる可能性があります。
下手に交通費をケチろうとせず、素直に那覇空港駅からゆいレールに乗ることをおすすめします。那覇空港駅から県庁前駅まで、運賃は大人270円(子供140円)、所要時間は10分少々です。
駐車場はある?
残念ながら、いちぎん食堂には専用の駐車場がありません。車でいちぎん食堂まで行く場合は、レンタカーを利用するよりタクシーの方が効率的です。
どうしても自分で車を運転していちぎん食堂に行きたい方は、最寄りのコインパーキングを利用しましょう。いちぎん食堂のすぐ近くに、24時間営業の駐車場があります。いちぎん食堂利用時に大変おすすめです。
駐車場名 | リパーク那覇市久茂地2丁目 |
所在地 | 沖縄県那覇市久茂地2丁目12-8 |
営業時間 | 24時間営業 |
料金 | 30分200円 |
収容台数 | 8台 |
車両制限 | 高さ2m 長さ5m 幅1.9m 重量2t |
支払い方法 | 1,000円札 交通系カード 電子マネー Tポイント など |
いちぎん食堂の最寄りのコインパーキングは駐車台数が少ないため、来店時に満車になっている場合があります。
その際は、久茂地川の反対側になりますが、「リパーク那覇市牧志1丁目第3駐車場」を使うと良いでしょう。駐車台数が16台なので、たいてい空きがあります。
駐車場名 | リパーク那覇市牧志1丁目第3 |
所在地 | 沖縄県那覇市牧志1丁目11-6 |
営業時間 | 24時間営業 |
料金 | 40分200円 最大料金1,000円 |
収容台数 | 16台 |
車両制限 | 高さ2m 長さ5m 幅1.9m 重量2t |
支払い方法 | 1,000円札 クレジットカード 交通系カード 電子マネー Tポイント など |
沖縄旅行の食事はいちぎん食堂がおすすめ!
今回は、沖縄県那覇市の人気料理店・いちぎん食堂のサービス内容やおすすめメニューなどを紹介いたしました。
那覇にはたくさんの観光スポットがあるため、市内のあちこちを巡っているとお腹が空きます。ゆいレールの駅の近くにある24時間営業のいちぎん食堂は、観光旅行時に最適な休憩スポットと言えるでしょう。
沖縄の那覇に出かける予定のある方は、ぜひ本記事を参考にしていちぎん食堂に足を運んでみてください。アットホームな雰囲気の中で楽しい食事の時間を過ごせます。