アメリカ･インディアナ州観光！インディアナポリスや治安についても紹介

インディアナ州はアメリカ合衆国の中西部に位置する州で、五大湖の南に位置しています。アメリカ合衆国を構成する50州の中で陸地面積では第38位とそれほど地理的に大きな州ではありませんが、人口では堂々の第15位です。州都はインディアナポリスで人口は87万人以上です。

インディアナ州の人種構成は、白人が79.2%と圧倒的に多く、その次に黒人9.7%、ヒスパニック7.0%、アジア2.4%と続きます。産業はトウモロコシや大豆を中心とする農業と、鉄鋼や自動車を主軸とする工業が盛んです。とかく見過ごされがちな、インディアナ州の魅力をこれから紹介します。

旅行者にとってまず気になるのは、インディアナ州の治安です。残念ながらインディアナ州は全米50州の中で治安が悪いワースト17位にランクインしています。特に強盗と窃盗の件数が多く、旅行者は特に注意する必要があります。

もちろん、インディアナ州全ての治安が同じように悪いわけではないので、観光の際には旅行者が多い場所から一人で離れないようにしましょう。

旅行者にとって次に気になるのは、インディアナ州の気候です。スーツケースに入れて持って行く服はそれによって決まるからです。インディアナ州の州都インディアナポリスは秋田市と同緯度です。気候区分も日本と同じ温暖湿潤気候です。3月から5月までが春で朝晩の気温差が10度あるので服装に気をつける必要があります。

夏は6月から9月までで、日本と同様蒸し暑くなります。秋は9月から11月までで、比較的温暖です。冬は12月から2月までで、特に1月と2月は気温が氷点下-6度から-7度まで下がり、雪が降る日も多く、寒さ対策が必要です。

日本からインディアナ州へのアクセスは飛行機となりますが、現在の所、直行便は運行していません。乗り継ぎをして目的地に向かうことになります。路線は現在多くありますが、シカゴ経由、サンフランシスコ経由、ロサンゼルス経由が最も多い路線です。

所要時間は、成田空港からの出発の場合、シカゴまで11時間30分、サンフランシスコまでは10時間です。国内線の所要時間はシカゴ経由の場合は1時間、サンフランシスコ経由の場合は4時間15分です。

日本とインディアナ州との間にある時差は13時間です。例えば、日本が1月22日の午前9:00の場合、インディアナ州は1月21日の午後8:00になります。注意すべき点は、アメリカ合衆国はサマータイムを採用していることです。サマータイム適用時の際の時差は14時間となるので注意が必要です。

ここからは、インディアナ州の州都インディアナポリスのおすすめの観光スポットを紹介します。ニューヨーク、ロサンゼルス、マイアミ、ラスベガスと言ったアメリカ合衆国の中で最も多くの観光客が訪れる人気都市にはない、インディアナ州独自の魅力と自然を楽しめる観光スポットを5つ紹介します。

最初に紹介するインディアナポリスのおすすめの観光スポットは「インディアナポリス子供博物館」です。インディアナポリス子供博物館は1925年にオープンした歴史ある子供博物館で、大きさと博物館の展示作品が他の同様の子供博物館と比べ群を抜いていることで知られています。

この子供美術館の特徴は、ただ展示物を閲覧するだけでなく、子供たちが実際に参加できることです。恐竜の化石探しやミイラ捜しなどを体験できます。

2番目に紹介するインディアナポリスのおすすめの観光スポットは「ホワイト・リバー州立公園」です。 ホワイト・リバー州立公園は、インディアナポリスの7つの指定文化地区の1つで、ダウンタウンエリアの西端にある250エーカーの広さの州立公園です。

公園内を流れる川を水上ボートで渡ることができます。また公園内の芝生の上でゆったり食事を楽しむこともできます。また2012年にソメイヨシノの苗木が日本から寄贈され、ここに植樹されました。 

3番目に紹介するインディアナポリスのおすすめの観光スポットは「インディアナポリス動物園」です。インディアナポリス動物園は、インディアナポリス中心部にあるためアクセスがとてもよく、多くの家族連れで賑わっています。水族館が併設されているので、陸と海の動物を3,000種以上楽しめます。

4番目に紹介するインディアナポリスのおすすめの観光スポットは「ホワイト・リバー・ガーデンズ」です。さきほど紹介した「ホワイト・リバー州立公園」と共に楽しんでいただきたいおすすめのスポットです。

美しく手入れの行き届いた庭園や大温室には、四季折々の花が植えられています。静かで景観のいい場所である故に、ウエディング会場、またプロポーズのスポットとしても活用されています。

5番目に紹介するインディアナポリスのおすすめの観光スポットは「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」です。 インディアナポリス・モーター・スピードウェイは収容人数400,000人を誇る世界最大のサーキット場です。

世界3大モーターレースの1つである「インディ50マイル」が開催される会場とし有名です。併設する博物館には、インディの歴史やこれまでの優勝レーシングカーなどが展示されています。

インディアナ州の魅力的な観光スポットは、州都のインディアナポリスにしかないわけではありません。州都から離れた郊外にも多くの観光客が訪れる観光スポットがあります。これからインディアナ州が誇る2つの観光スポットを紹介します。

最初に紹介するインディアナ州のおすすめの観光スポットは「ディープ・リバー・ウォーターパーク」です。ディープ・リバー・ウォーターパークは、全米で2番目に大きいウォーターパークです。

インディアナ州クラウンポイントにあり、夏季限定でオープンします。営業期間はアメリカの祝日であるメモリアルデー（5月の最終月曜日）前の金曜日から、同じくアメリカの祝日である労働者の日（9月の第一月曜日）までです。14の異なるアトラクションを楽しめます。冬場はスケート場としてオープンします。

次に紹介するインディアナ州のおすすめの観光スポットは「ミシガン湖」です。 ミシガン湖は五大湖の1つで、世界で5番目に大きい湖です。ミシガン湖は美しい砂丘でも有名です。多くの観光客が足を運ぶ人気スポットですが、中でも帆船での遊覧観光は目玉の一つです。

季節によって顔を変えるのもミシガン湖の特色で、特に寒い冬が到来すると、ミシガン湖周辺は凍りつき、夏の時期には決して見られないミシガン湖の別の顔を見ることができます。 

観光で海外に行ったら、現地の散策や観光スポットの見学以外に、現地ならではのお土産を物色するのも楽しみの一つです。これからインディアナ州にあるおすすめのお土産やお店を紹介します。

最初に紹介する、インディアナ州のお土産やお買い物におすすめのスポットは「エディンバラ・プレミアム・アウトレッツ」です。エディンバラ・プレミアム・アウトレッツは、インディアナ州のアウトレットモールで、多くの買い物客や観光客で賑わう人気のショッピングスポットです。営業している85店舗が毎日最大65%のディスカウントを行っています。

週末には特別セールも開催します。滞在するホテルによっては、アウトレットモールの割引クーポンを提供するとこもあるので、賢くショッピングを楽しむことをおすすめします。

次に紹介する、インディアナ州のお土産やお買い物におすすめのスポットは「Silver In The City」です。Silver In The Cityは、シルバーアクセサリーと雑貨を中心に販売しているお店です。日本ではあまり見かけない個性的な商品が数多く陳列されています。

スーツケースに嵩張ってしまうような大きさではなく、値段も手頃なので、お土産を購入するならおすすめのスポットです。

アメリカのインディアナ州には、私たちが知らない魅力ある観光スポットがたくさんあります。豊かな自然とアメリカの近代史が詰まったインディアナ州は、今も世界中の観光客を引きつけて止みません。

アメリカ旅行を計画する際には、インディアナ州にも足を伸ばし、おすすめの観光スポットを訪れ、新たなアメリカを再発見して見ましょう。