伊豆の心霊スポット•旧天城トンネルとは?心霊現象やアクセス方法を紹介
伊豆にある旧天城トンネルは有名な心霊スポット。不思議な現象がたくさん起きています。そこで今回はそんな旧天城トンネルの心霊現象やアクセス方法について調べてみました。伊豆の中でも特に有名な心霊スポット。この夏の肝試しにいかがでしょうか?
目次
旧天城トンネルは伊豆の有名心霊スポット!
伊豆にある旧天城トンネルは有名な心霊スポット。背筋が凍るような恐ろしい話が数多く残されています。夜はもちろん、お昼でもヒヤッとするような不気味な雰囲気を持つ旧天城トンネル。一体どんな場所なのでしょうか?
そこで今回は伊豆の旧天城トンネルがどんな場所なのか、また旧天城トンネルの噂やアクセス方法について調べてみました。この夏の肝試しにもぴったりの心霊スポット。ドキドキする心霊体験を伊豆でしてみませんか?
旧天城トンネルとは?
ではまずは、旧天城トンネルがどんな場所なのか見ておきましょう。旧天城トンネルは静岡県伊豆市にある古いトンネル。現存する石造道路のトンネルでは日本最長の445mの長さを保持し、現在でも100年前の建造物とは思えないほどしっかりしています。
そんな旧天城トンネルは自動車が一台通れるほどの横幅になっていますが、トンネルができた大正時代にはバスや車が往来する交通路として非常に栄えていました。人や物が数多く行き交い、伊豆の人々の暮らしを支えていたと言われています。
正式名称は「天城山隧道」
旧天城トンネルとしての名前が有名なこちらですが、正式名称は「天城山隧道(あまぎさんずいどう)」と言います。このトンネルができるより昔は、現在の伊豆市と河津町を行き来する際に起伏の激しい天城峠を越えるか、海側を迂回する方法しかありませんでした。
その不便さを解消するために作られたのが、この天城山隧道です。このトンネルができたおかげで伊豆の南北間の通行がとても便利になり人や物の流通が栄えるようになりました。
歴史的建造物として観光にも人気
そんな旧天城トンネルは、1904年(明治37年)に竣工された歴史のある建造物。国の重要文化財にも指定されており、伊豆の観光地としても人気です。現在でも妖しい雰囲気を持つトンネルと美しい自然の対比を見に訪れる人は少なくありません。
また重要文化財に指定されているため、旧天城トンネルの周辺がきちんと整備されているのも観光に人気のポイント。周辺には休憩所や公衆トイレが設置されているので安心して観光を楽しむことができます。
山の中にあるので夏場でも涼しく軽いハイキングにもぴったり。道が悪いところもあるので、お子さんと一緒に観光する際には気をつけながら進みましょう。
小説「伊豆の踊り子」にもゆかりがある
今は伊豆心霊スポットとして有名になってしまった旧天城トンネルですが、過去には川端康成の有名な小説「伊豆の踊り子」にも登場しています。この有名作品に登場していることも、観光名所として栄えている理由の一つでしょう。
秋は紅葉の名所としても知られる
新緑のイメージが強い旧天城トンネルですが、実は伊豆の紅葉の名所としても有名。赤と黄色の美しいコントラストを楽しむことができます。
旧天城トンネルの心霊現象
では続いては、旧天城トンネルの心霊現象について見ていきましょう。数々の不可解な現象が起きている旧天城トンネル。心霊スポットと言われるだけあって背筋が凍るような話がたくさんあります。
旧天城トンネルに行って見たいと思っている人は、事前にどんな出来事が起きているのか確認し、自己責任で訪れるようにしましょう。
女性の霊が目撃されている
まず最初の心霊現象は、女性の霊の目撃情報。旧天城トンネルを通った際に、トンネルの真ん中に女性の霊が立っているという噂が何件も出ているようです。
真っ暗な旧天城トンネルの中に女性が一人で立っていることなど、通常なら考えられません。人間とは考えにくいので、女性の霊だと考えるのが妥当でしょう。
トンネル内で車がエンストする
続いて噂されているのは、トンネル内で車がエンストするという心霊現象。またそれだけではなく、車のステレオが急に止まってしまったりと機械に関するトラブルの声もよく上がっているようです。
武士の霊が周辺を行進している
そして最後にご紹介するのは、武士の霊が行進しているという心霊現象。この心霊現象に関してはトンネル内ではありませんが、甲冑を身にまとった武士の幽霊が山の上を夜中に行進しているという噂があるようです。
なのでトンネルに入らなければ大丈夫というわけではないので、冷やかし気分で旧天城トンネルへ行こうとしている人は注意しましょう。
旧天城トンネルが心霊スポットと言われる理由
様々な心霊現象が報告されている旧天城トンネル。そんな旧天城トンネルが心霊スポットと言われるようになった理由にはどんなものがあるのでしょうか?こちらにも様々な説があるようなので、それぞれチェックしておきましょう。
女性が暴漢に殺害された説
まず最初の説は「女性が暴漢に殺害された」というもの。こちらはあるときに暴漢に乱暴をされた女性が、そのままトンネル内で殺されてしまったという説。事件に関する信ぴょう性は定かではありませんが、最も有力であるとされています。
この殺されてしまった女性の怨みや怒りが成仏できずにトンネル内にのこってしまっているため、幽霊として度々現れるというのが、心霊スポットとしての始まり。
男性2名、女性1名で肝試しに出かけると怪奇現象が起こるという噂もありますので、肝試しの際には注意しましょう。
武士の墓を壊した説
もう一つの噂は「武士のお墓を壊してトンネルを作った」という説です。こちらはこの旧天城トンネルを建設する際に、近くにあった武士の墓を壊してしまったのが心霊スポットとしての始まりだという説。
そのお墓の中で眠っていた武士が、墓を壊されたことで怒り幽霊としてトンネルやその周辺に現れていると言われています。
こちらも本当にそんな出来事があったのかは解明されていませんが、実際に武士の行進を周辺で見たという目撃情報もあるので否定することもできないでしょう。
旧天城トンネルへのアクセス方法
では最後は、旧天城トンネルへのアクセス方法をおさらいしておきましょう。旧天城トンネルは静岡県伊豆市湯ヶ島に位置しているトンネル。山の中にありますので、電車で向かうことはできません。
またバスを利用する際は、伊豆箱根鉄道修善寺駅で下車後、東海バスに乗車します。35分ほど走った後「水生地下(すいしょうちした)」のバス停で下車しましょう。そこから徒歩約40分で旧天城トンネルに行くことができます。
車を使用する場合には、東名沼津ICで高速を下ります。その後、国道136号線と国道414号線を経由し、下田方面へ1時間20分ほど車を走らせます。無料駐車場が近くにありますので、そちらを利用して観光してみましょう。
旧道は道が悪い所もあり注意が必要
旧天城トンネルまではバスでのアクセスが不便なので車で向かうという人も少なくないでしょう。しかし伊豆市側から旧天城トンネルへ向かう際の旧道は整備がされておらずかなり運転がしづらいのが現状です。
舗装されていないガタガタの道なので、車高が低い車などはたどり着くことができないでしょう。また細い道になっているので、対向車が来た時にすれ違うこともできません。バックで山道を戻らないといけない場面もあるので、運転に自信がない人には厳しいでしょう。
トンネルの反対側の河津側からのアクセスならば、伊豆市側よりは運転しやすいようですが、どちらにせよ初心者向けではありません。車で旧天城トンネルに向かう際にはそのことをしっかりと頭に入れておきましょう。
住所 | 〒410-3206 静岡県伊豆市湯ヶ島 |
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伊豆の心霊スポット・旧天城トンネルへ行ってみよう!
今回は伊豆の有名な心霊スポットである、旧天城トンネルについてご紹介しました。昼間は歴史的建造物として国の重要文化財にも登録されている旧天城トンネルですが、夜になると一変して伊豆の有名心霊スポットへと早変わり。
女性の霊や武士の霊などの目撃情報が相次ぐ心霊スポットの名所です。現存する石造道路のトンネルでは日本最長である約445mの長さを持つ伊豆の旧天城トンネル。長い長い暗闇なの中でヒヤッとする体験をしてみませんか?