関門橋は下関の海峡大橋!写真スポット・ライトアップなどを紹介
関門橋は、本州と九州を結ぶ吊り橋です。1973年11月14日に開通し海底の関門トンネルとともに本州と九州の物流を支えています。周辺には公園や展望台など見どころも数多くもあり、観光スポットとしても有名。今回は関門橋の見どころスポットを一挙公開!
目次
関門橋は下関市と北九州市をつなぐ海峡大橋!
関門橋は、本州の下関市と九州の北九州市をつなぐ吊り橋です。1973年に開通しました。海底を通っている関門トンネルとともに、本州と九州の人の流れと物流を支える、重要な吊り橋です。現在、関門橋は関門自動車道の一部として両端がそれぞれ中国自動車道と九州自動車道に接続していて、高速道路として運営されています。
橋の特徴は、その大きさと吊り橋独特の美しさ。開通当初は、東洋一の吊り橋と評され当時の日本の建築技術を世に知らしめました。そんな関門橋を一望できる海峡に面した絶景ポイントや見どころ、観光おすすめスポットをご紹介します。
関門橋の絶景写真スポット3選!
関門橋はフォトジェニックなスポットがいっぱい。こちらで展望台など、海峡の下関側と北九州(門司)側合わせて見どころと絶景写真スポットをご紹介しましょう。
①めかりパーキングエリア
こちらは海峡の九州側、門司に位置する高速道路のパーキングエリアです。関門自動車道には海峡の九州側と本州側にそれぞれ1つパーキングエリアがありますが、それぞれ片側ずつ配置されています。めかりパーキングエリアは本州に向かう上り線に設けられています。
駐車スペースが橋の袂のすぐそばに設けられているので、臨場感ある眺めを体感できます。車で福岡から方面から走る際は休憩だけでなく、ぜひとも立ち寄りたいパーキングエリアです。
住所 | 北九州市門司区大字門司3491−1 |
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電話番号 | 093-331-4940 |
営業時間・定休日 | 午前8時~午後9時 |
料金 | 駐車は無料。売店併設。 |
アクセス | 九州自動車道(関門自動車道)上り線 |
②めかり公園(第2展望台)
公共交通機関でアクセスして、関門橋を眺めるならココ!昔、門司城があった古城山の山腹にある展望台です。関門海峡も対岸の下関市も一望のもとに。
橋以外の見どころでもある「源平壇之浦合戦絵巻壁画」は、1400枚もの有田焼の陶板で構成された国内最大級の陶板壁画。源氏と平氏が最後に戦った壇ノ浦の合戦を詳細に描いたものです。訪問の際にはぜひご鑑賞ください。
住所 | 北九州市門司区旧門司2丁目6 |
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電話番号 | なし |
営業時間・定休日 | 入場随時可能 |
料金 | 無料 |
アクセス | 西鉄バス和布刈行「和布刈公園前」バス停より徒歩約10分 |
③火の山ロープウェイ
関門橋を下関市側から眺めるのなら、火の山公園からの眺めがおすすめ。表高268mの高台から下関市内はもとより北九州市、関門海峡・瀬戸内海・日本海を一望できます。海運交通の要所である関門海峡。次から次に船がやってきます。
ロープウェーで麓から公園まで直行できます。360度の眺めをぜひ楽しみながらご乗車ください。春先は、あたり一面にお花が咲き誇り見どころがいっぱいでこちらもおすすめ。
住所 | 下関市みもすそ川町 |
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電話番号 | 083-231-1838 |
営業時間・定休日 | 午前10時~午後5時(運休期間あり 要ホームページチェック) |
料金 | 往復520円(小人260円) |
アクセス | サンデン交通 国民宿舎前行きバス15分「火の山ロープウエイ」下車 |
公式URL | https://shimonoseki.travel/event/index.php?eid=79&year=2017&month=3&day=&area%5B%5D= |
関門橋を徒歩で渡れるトンネル人道の見どころ3選!
関門海峡の下には、関門国道トンネルトンネルがあります。関門橋と並びこちらも下関と北九州を結ぶ交通の要。苦難の工事の末1958年に開通しました。メインは車道ですが、その下には歩行者と自転車、原付自転車向けの道路も通っています。こちらの見どころをご紹介しましょう。
住所 | 【下関市側】下関市みもすそ川町22 【北九州市側】北九州市門司区大字門司関門トンネル人道入口 |
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電話番号 | 093-618-3141 |
営業時間・定休日 | 午前6時~午後10時 年中無休 |
入場料 | 無料・原付20円 |
①海底の国道
関門国道トンネルは、高速道路に指定されている関門橋とは違い、国道2号の一部である一般道路です。ただし、トンネル設備は西日本高速道路株式会社が担っていて、この区間は有料区間になっています。
その下に設置されているのがこちらでご紹介する「関門トンネル人道」。歩行者は地上からエレベーターで地下のトンネルまで降りていきます。全長は780mで国内でも珍しく、海底の県境をリアルに体験できるスポットです。下関側・門司側の双方から入ることが可能です。
②県境スポット
関門トンネル人道の必見の見どころは最深部の県境。くっきりと線で書かれているので見逃すことはありません。
関門橋と関門海峡の下を通る海底トンネルですから、海上の県境と同じ地点で区分されます。全長780mの人道の最深部が県境になっています。人道は仕事や観光、トレーニングで多くの人が利用しています。
③関門TOPPA!記念証
関門橋に隣接し、海底部を通る関門トンネル人道。その両端には半円状のスタンプが用意されています。こちらを両方押して下の表に記載してある事務局で提示すると「関門TOPPA!記念証」をもらうことができます。
時期によって複数バージョンがある記念証。すべてコレクションして楽しむのも面白いかもしれません。下関市では他にも記念証を発行しています。観光の際は必ずチェック!
関門TOPPA!記念証 | 受取窓口 |
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下関側 | JR下関駅観光案内所、JR新下関駅観光案内所、 カモンワーフ事務局、長府観光会館 |
門司側 | 旧門司三井倶楽部 |
公式URL |
関門橋の夜景ライトアップは見逃せない!
日中でも、船の往来や瀬戸内海と日本海の双方、そして激しい潮の満ち引きなど雄大な姿を我々に見せてくれる関門海峡。夜になっても見どころはなくなりません。関門橋はライトアップされ、往来の車のヘッドライトとテールランプで幻想的な世界が広がります。
下関側であれば火の山公園から、門司側であればめかり公園からぜひその景色を楽しんでください。
関門海峡クルージングなら関門橋と周辺の名所も楽しめる!
関門橋を海上からでも満喫したかったら、クルージングがおすすめです。関門汽船が週に1度観光クルーズを出港させています。関門橋を下からくぐるだけでなく、壇ノ浦や巌流島など周辺の観光名所を合わせて周ることができる、お得なプランです。
乗船定員の問題等ありますので、利用の際はまずは電話で乗船可能かどうかご確認をお願いします。
出港場所 | 門司港レトロ内桟橋 |
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出港日時 | 毎週土曜日 午後1時出発 |
電話番号 | 093-331-0222 |
航路 | 門司港レトロ内桟橋⇒ 関門橋・壇ノ浦・巌流島など遊覧約40分 ⇒関門連絡船乗場到着 |
料金 | 大人 1,200円 小人 600円 |
関門橋近くのおすすめグルメ店2選!
見どころいっぱいの関門橋。ただ、高台に登ったり、人道を歩いたりとなかなかアクティブな旅になるのは間違いないところ。そんなときはやはりお腹もすきますね。
せっかくですので、名物に舌鼓を打ちましょう。こちらでおすすめのお食事処をご紹介します。
①下関市入り口側「平家茶屋」
関門海峡と関門橋を一度に眺めながら、資格も味覚も贅沢なお食事ができるのが、この「平家茶屋」。旬のふぐといか、そして山口名物瓦そばなど下関の海の幸を満喫できます。
ランチも設定されていて、贅沢な食材をリーズナブルに楽しむことができるのも嬉しいですね。火の山公園ロープウェー乗り場の近くにあるので、周辺の散策の際にはぜひ立ち寄ってみてください。
住所 | 下関市みもすそ川町1-1 |
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電話番号 | 083-222-2022 |
営業時間・定休日 | 昼11:00-15:00(L.O.14:30) 火曜日定休 |
予算 | ランチ:1,500~3,000円 ディナー:3,000~10,000円 |
アクセス | サンデン交通 国民宿舎方面行「御裳川」下車すぐ |
公式URL |
②北九州市入り口側「若松屋」
門司側には地元のソウルフード、おでん屋さんが関門橋の袂にお店を構えています。店内から外を眺めることはできませんが、ここはテイクアウトしてから外で食べるのがおすすめ。海峡独特の強い風で冷えてしまった体には、おでんの温かさが嬉しいところです。
おでんの他にも定食も充実しているので。散策で疲れた体を癒やすなら「若松屋」をぜひどうぞ。
住所 | 北九州市門司区大字門司3492 |
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電話番号 | 093-332-2039 |
営業時間・定休日 | 平日:午前10時~午後3時 土日:午前10時~午後4時 |
予算 | 500~1,000円 |
アクセス | 西鉄バス 和布刈行き「和布刈神社」下車すぐ |
公式URL | なし |
関門橋の絶景写真スポットや人道トンネルへ行ってみよう!
いかかがでしたか?本州と九州を結ぶ、交通の要所「関門橋」。周辺には、源平合戦の壇ノ浦や宮本武蔵の巌流島、維新期の下関、戦前の海運で賑わった門司港など見どころもいっぱいです。
橋だけでも楽しい観光スポットがいっぱいで、見逃してしまうのはもったいない。西日本への旅を考えている際には、ぜひ目的地の1つに「関門橋」を設定し、優雅な旅程を満喫してください。