コタキナバルはマレーシアの穴場リゾート！ボルネオ島の観光スポットも

抜群の透明度を誇る広大な海や冒険心をくすぐられるジャングルなど、魅力的な大自然があるマレーシア。そんなマレーシアには、伝統と近代的な技術が調和した都市部も観光地として人気です。

ベナン島や首都のクアラルンプールなどの大人気観光地に、一度訪れたことがあるという人は多いでしょう。しかし、マレーシアには海外旅行に慣れた人も満足できる穴場リゾートエリアもあります。

今回は、マレーシアの穴場観光スポットとされているコタキナバルについて、詳しく取り上げていきましょう。

ボルネオ島とマレー半島の一部分からなるマレーシアの、ボルネオ島の北西部に位置するコタキナバルは、「KK」と呼ばれることもあるリゾート地です。

サバ州の主都であり、熱帯雨林気候に属しています。日本とは約1時間ほどの時差があり、通貨単位は「リンギット」（RM）です。

人口は45万人とマレーシアでは多く、特に治安が良い地域とされています。マレーシア自体が東南アジアでトップクラスに治安が良い国ですが、現地人が穏やかなコタキナバルでは特に犯罪率が低いのです。

コタキナバルでは、マレーシアの大自然を堪能できる自然アクティビティが充実しています。以下では、コタキナバルのおすすめ自然アクティビティスポットを、6つ紹介していきましょう。

コタキナバルの有名観光スポット「キナバル自然公園」の中にある標高約4,000mのキナバル山は、世界遺産と認められている山です。熱帯ジャングルの麓を超えると、インパクトのある珍しい姿の岩やダイナミックな風景を楽しめます。

山頂の「ローズ・ピーク」に到達するには、1泊する必要がありますが、山の中には観光客用の宿泊施設があるので、安心して登ることができるでしょう。

コタキナバルのおすすめ自然アクティビティスポットには、「クリアス湿地帯」も挙げられます。野生の蛍やテングザルも住めるほど、綺麗な川があるクリアス湿地帯にはマングローブが広がっています。

夜間行われるロマンチックなカヤックツアーで川を下れば、川沿いの人々の生活や動植物を見て学ことができるでしょう。

マレーシアコタキナバルの、おすすめ穴場自然アクティビティ観光地には、可愛い珍動物に出会えるロッカウィ動物園も挙げられます。

木の上で常に生活するという独特の生態から、飼育や人工繁殖が難しいとされるオランウンータンも、解放的な空間で見ることができるのです。世界的にかなり希少とされる人口飼育のオランウータンを、ぜひ見学してみてください。

コタキナバルでも特に観光客から人気の高い離島、マヌカン島やガヤ島といった5つの離島の内、穴場スポットとしておすすすめの島が「トウンクアブドゥールラーマン（TAR）海洋公園」です。

日本ではお目にかかれないような珍しい熱帯魚や、広大なサンゴ礁を透明な海で楽しむことができます。ダイビングに必要な道具は現地で借りることもできるので、ぜひ気軽に訪れてみてください。

サピ島も、コタキナバル観光の際にはぜひ足を運びたいおすすめの自然派穴場観光地です。海の透明度の高さだけでなく、純白の砂浜の美しさにも魅了されるでしょう。砂浜近くでバーベキューを楽しむことも可能です。

野生動物と出会える確率も高いでしょう。

子供と一緒にコタキナバルの穴場おすすめ観光スポットに行きたい人には、子供から特に支持されているナイトインセクトショーが楽しめる「キパンティ・バタフライパーク」をおすすめします。

珍しい南国の花だけでなく、子供に人気の昆虫も展示している人気施設です。光を当てた白い布に、夜間集まって来る珍しい昆虫を観察できるインセクトショーは、親子の楽しい思い出になるでしょう。

コタキナバルには、老若男女におすすめの観光名所もたくさんあります。以下では、コタキナバルの定番おすすめ観光名所も、取り上げていきましょう。

コタキナバルの人気おすすめ名所には、コタキナバルのガヤ島に住んでいたという、巨大クジラの標本を見学できる「サバ州立博物館」が挙げられます。他にも、民族衣装や伝統的な楽器類などが豊富に展示されており、サバ州の伝統もじっくり学ぶことができるでしょう。

コタキナバルの観光には、コタキナバルの市立モスクもおすすめです。繊細さとダイナミックさが両方感じられる美麗なモスクは、世界的にも注目されている建築物です。

12,000人もの人が入ることができる広大なモスクは、現在も現地のイスラム教徒が祈祷の場として使用しています。そのため、お祈りの時間の間はモスク内に入ることができないので、注意してください。

2009年に開店したばかりの人気大型ショッピング施設「スリアサバモール」は、買い物でもマレーシア旅行を楽しみたい人にぴったりのおすすめスポットです。

8階まである店内では、お得に良質なお土産が購入できるブランド店や、地元の美味しい料理を味わえるフードコート、ゆったりした時間を過ごせる図書館などがあります。映画館もあるので、長時間楽しむことができるでしょう。

第二次世界大戦中も耐え抜いたという歴史ある建物、アトキンソン時計台もコタキナバル観光ではぜひ訪れたいおすすめスポットです。

コタキナバルの漁師たちを守ってきた灯台でもあるこの時計塔は、日本では明治時代にあたる年代に建てられました。ぜひこの時計台で、コタキナバルの歴史に触れてみてください。

サバ州の役所として使用されていた30階建てのモダンな建物「メナラ・トゥン・ムスタファ」は、ワイヤーと支柱を使った独特の建築技法で建てられました。

上部は緩やかに回転しており、18階の展望レストランからは、素晴らしい景色を360℃楽しむことができるのです。映画館や展示場なども入っているので、ぜひ訪れてみてください。

1977年創立のサバ州立モスクも、人気のコタキナバル観光スポットです。全体が煌びやかな黄金色で、16個あるとされる可愛いドームの屋根は見どころの一つでしょう。

本物の金も使用されているというこのモスクでは、イスラム伝統のデザインと近代の建築技術のコラボレーションを楽しめます。

コタキナバルの治安は、マレーシアの国々の有名都市の中でも特に良いとされています。親日家が多い国でもあるので、特に日本人観光客にとっては、のびのびと観光できる街と言えるでしょう。

しかし、違法な賭博に誘う詐欺やスリといった観光客狙いの犯罪も起きているので、油断しきらないことをおすすめします。

綺麗なビーチが多いコタキナバルの、観光に適したシーズンは5~8月とされています。丁度乾季の期間なので、じめじめとした熱帯雨林地域特有の不快感を感じにくいでしょう。

また、海も適温となっているので、思う存分ビーチで楽しめます。

コタキナバルには、観光客の気分をさらに盛り上げてくれる人気ホテルも多くあります。以下では、コタキナバルで特におすすめのホテルを、2つ紹介しましょう。

コタキナバルの名所近くにある「ル ホテル コタキナバル」は、市内からアクセスしやすく、ショッピング施設も近くにある人気ホテルです。海を見渡せる豪華な部屋でも、リーズナブルな価格で予約できます。

落ち着いた色合いで統一されている部屋はどれも清潔なので、より観光気分を盛り上げられるでしょう。

コスパを重視してコタキナバル旅行を楽しみたいという人には、リーズナブルな料金が魅力の「パークホテル」がおすすめです。コタキナバル国際空港から車ですぐという好立地のホテルで、周辺には買い物を楽しめます。

今回は、コタキナバルの穴場スポットや、おすすめのホテルなどを紹介しました。コタキナバルには、まだ日本人には知られていない魅力的な観光スポットが多く存在しています。

コタキナバル旅行を特別な思い出にしたい時には、ぜひ今回取り上げたスポットに訪れてみてください。