古宇利島のおすすめランチ！グルメや子連れ向けのカフェ･レストランも紹介

白い砂浜と美しい海で知られる沖縄の中でも、「最も美しい景色が見られる」と評判の高い古宇利（こうり）島。レジャーも盛んですが、農産物、海産物にも恵まれ、サトウキビやかぼちゃ、海ぶどうやうにが名物として知られています。

美しい風景、豊かなグルメを求めて多くの観光客が押し寄せる古宇利島には、おすすめのカフェやレストランがたくさんあります。そんな中から、グルメなランチにぴったりな素敵なカフェやレストランをご紹介します。子連れに優しいカフェもありますので、古宇利島ランチの参考にしてみてください。

日本有数の南国リゾートのメッカとして人気の沖縄県は、本島のほかに、360を超える有人、無人の島々から成っています。そんな沖縄では、定番のマリンアクティビティやグルメのほかに、離島観光も人気のレジャーの一つ。

古宇利島は、橋で本島とつながっており、気軽に離島気分を味わえる有人島として、子連れの観光客にも人気のスポットです。南北に長い沖縄本島の真やや北寄り、西に飛び出した屋我地島の北に位置します。

那覇から車で1時間半ほどで行けるため、ドライブコースとしても人気で、沖縄本島随一の絶景スポットとしても知られています。また、古宇利島は、琉球人の起源となった男女の伝説が残る島でもあるため、「恋島」とも呼ばれ、恋愛にまつわるパワースポットとしても人気があります。

人が多く集まる古宇利島には、グルメなランチが楽しめるおすすめのお店がたくさんあります。目を奪う絶景もご馳走の一部で、人気のグルメカフェやレストランは立地にもこだわっている所が多いです。

古宇利島で人気のグルメランチは、南国ならではの食材を使い、古宇利島らしさを押し出したものがメイン。とくに、古宇利島の農産物、海産物を豊富に使った古宇利島グルメがランチには大人気。和、洋、イタリアンと変幻自在に調理された古宇利島のグルメな食材を堪能できます。

古宇利島の名物グルメのうに丼は、観光客には一番人気のランチメニュー。ぜひ食べてほしいところですが、漁期の関係で食べられる期間は限られています。

例年7月から9月上旬ごろまでが漁期にあたりますが、過去にはうにの減少で禁漁になったこともあるので、うに丼目当てに古宇利島を訪れる際は、事前に確かめておきましょう。

古宇利島は、沖縄本島と古宇利大橋でつながった離島です。那覇空港からは、順調なら車で90分ほどの距離です。

那覇空港から国道331号線を使って「豊見城・名嘉地I.C」で那覇空港連絡道に入り、「西原JCT」で沖縄自動車道に合流し、終点の許田I.Cへ。国道58号線を北上し、「真喜屋」交差点を左折し、県道110号線を進み、奥武島、屋我地島を経由して古宇利大橋へ。

橋を渡ればそこが古宇利島です。

もったいぶらずに、古宇利島でおすすめの、人気のグルメランチを一挙に10店ご紹介します。和食も洋食も、イタリアンもあります。デートにぴったりの、ロケーション抜群のガフェもあります。どのお店に行っても、それぞれ自慢の古宇利島グルメが堪能できる、おすすめの人気店ばかりです。

ジャニーズの嵐を起用したJALのCMに登場し、一躍有名になった「ハートロック」。二つ並んだハート型の岩を一目見ようと、たくさんの恋人たちが押し寄せる人気スポットです。

そんな「ハートロック」にほど近い「カフェ＆コテージ オーシャンブリーズ（OCEAN BREEZE）」は、2010年にオープンした、カフェを併設した宿泊施設。ペットと一緒に宿泊できるコテージは子連れにも人気です。

カフェのおすすめメニューは、地元乙羽岳（おっぱだけ）で飼育される牛のミルクを使った「おっぱのアイスクリーム」やタコスボウル。海を一望できる抜群のロケーションもグルメの一部です。

本島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋を渡ってすぐ近くにある「古宇利島カフェ」は、ビーチにも近く、沖縄らしいグルメが楽しめる人気のカフェ＆レストラン。白い砂が敷き詰められた店内は温かい雰囲気で、初めての人でも優しく包み込んでくれます。

ソーキそばやタコライスが人気ですが、おすすめは古宇利島名物のうにをたっぷり使った海鮮丼です。

沖縄本島一の絶景との呼び名も高い、「美らテラス」からの展望。沖縄ならではのグルメを食べながら、美しい景色を楽しめる観光商業施設で、ショップも充実。沖縄らしい外観と美味しいランチやディナーで人気上昇中のスポットです。

沖縄グルメが楽しめるガーデンレストランや手ぶらで行けるBBQも人気ですが、おすすめはボリューム満点の古宇利島バーガー。沖縄名物のラフテーをバンズで挟んだラフテーバーガーやまぐろのカツカレーバーガーなど、古宇利島ならではのグルメを楽しめます。

「古宇利島カフェ」と同系列の「海の家 YOSHIKA」。古宇利大橋を渡ってすぐのところにある、気軽なドミトリー「古宇利島ゲストハウスYOSHIKA」の2階にあるので、見晴らしは抜群。古宇利島名物の海ぶどうやうにを使った「4色丼」は、一品で島のグルメを堪能できる優れもの。

幻のアグーと呼ばれる、地産の「古我知アグー」と海ぶどうをのせた「古宇利島丼」も人気です。島の名物、サトウキビを使った、オーナー考案の「島プリン」も濃厚で美味しいです。レンタルサイクルもあるので、古宇利島観光の拠点としてもおすすめです。

島の内側にある「むらの茶屋」は、入り組んだ細い道を何度も曲がった先にひっそりとある隠れ家のようなカフェです。高台にあるので内陸部にもかかわらず眺望は抜群です。

古宇利島で獲れた食材をふんだんに使った料理はどれも絶品。海ぶどう丼、うに丼（時価）、アグー定食など、他では味わえない古宇利島グルメを堪能できます。小鉢の一つにもこだわりがあり、旬の古宇利島食材がふんだんに使われています。

海抜82mの高さから島全体を眺めることができる「オーシャンタワー」は、人気の展望スポット。滝の流れる庭園、貝の博物館、地元素材を使ったスイーツや土産物など、旅のお楽しみが詰まった複合施設です。

もちろんグルメなランチやディナーが楽しめるカフェやレストランも併設。グルメなランチメニューはいくつもありますが、おすすめは、本格的な石窯で焼かれたピザです。ふっくらモチモチの生地に、沖縄ならではの具材がベストマッチ。とくにおすすめは「島豚アグーとたっぷり野菜のピッツァ」です。

古宇利大橋を渡ってすぐ左側、古宇利島を訪れたなら一度は立ち寄っておきたい施設が、古宇利島の魅力をわかりやすく伝える「古宇利島ふれあい広場」です。おすすめのグルメランチスポット「食と館」はその中にあります。

島のおばぁが作る沖縄の家庭料理が堪能できるほか、季節限定のうに丼や、名物のソーキそばなどが人気です。

「ここにいる」。何ともロマンティックな店名のイタリアンレストラン「Coco Neel」。古宇利島ではなく、本島、運天灯台の近くにあります。

満点の星を眺めながらイタリアンを楽しむことができる、ムード満点のイタリアンレストランで、良質の食材を、手を抜かずに丁寧に調理した本格イタリアンながら、値段はリーズナブル。

もちろん展望は抜群で、海の向こうに古宇利島を望みます。カップルにはムーディなディナーはもちろんですが、青い海と広い空、島を眺めながらのランチもおすすめです。

沖縄グルメが詰まった創作料理が人気のカフェと雑貨の「とうらく」。併設の工房で作られたこだわりの器で、丁寧に作られた沖縄料理が供されます。おすすめの人気メニューは、旬の地元食材を使った「創作ランチ」です。メインは肉と魚からチョイス。

テラス席からは海が見渡せ、ゆったりとした時間が過ごせます。

赤い大きなシーサーが目印の「しらさ食堂」。コンクリートむき出しの武骨な外観ですが、古宇利島グルメを堪能するならここ、というくらい評判の高いランチスポットです。古宇利島名物のうにがたっぷりのうに丼（期間限定）は絶品。もう一つの名物、海ぶどうがたっぷりのった海ぶどう丼も見過ごせません。

食堂の2階は格安の個室民宿になっていて、全室オーシャンビュー。BBQもできる広いテラスつきです。

古宇利島は観光地だけあってどの店も子連れでも安心して入ることができますが、とくに子連れに優しいランチスポットをあげておきます。子連れでも周りに気兼ねせず古宇利島グルメランチを楽しみたい人は、こちらをどうぞ。

肉汁溢れる島豚のハンバーグが人気の「Cafe フクルビ」。ワンコイン以下のドリンクバーはフレッシュなトロピカルフルーツジュースが何種類も飲み放題。キッズスペースやおむつ替えシートがある子連れに嬉しいカフェです。ペットの同伴も可なので、子連れだけでなくペット連れにも優しいです。

「ハートロック」があるティーヌ浜から至近なので水着での入店もできます。高台にあるので展望も抜群です。

一日一組限定のラグジュアリーホテル「ONE SUITE Hotel&Resort」にある「Restaurant L LOTA (レストラン エル ロタ）」は、銀座の名店で腕を磨いたシェフが腕を振るうレストラン。本格フレンチから軽食まで、絶景を眺めながらシーンに応じて絶品グルメを味わうことができます。

敷居が高そうに見えますが、子供用の椅子もあり、常識的なマナーが見に着いていれば、子連れでも気後れすることはありません。たまには子連れでもエレガントな時間を過ごしたい人におすすめです。

海岸線をぐるっと回っても8kmにも満たない小さな古宇利島ですが、おすすめの人気ランチスポットがたくさんあります。探せば、知る人ぞ知る穴場のカフェやレストランがもっとあるに違いありません。

沖縄に行ったら、ぜひ古宇利島まで足を延ばして、絶品グルメランチを楽しんでみてください。