福井の久保田酒造で酒蔵見学!きき酒できる商品の種類も紹介
人気の日本酒「鬼作左」などを造っているのが、福井県坂井市にある「久保田酒造」です。福井にある久保田酒造の酒蔵は見学することができ、利き酒で美味しいお酒を楽しむこともできます。ここでは、福井の久保田酒造の見学や利き酒など、さまざまな魅力についてご紹介します。
目次
福井にある久保田酒造の酒蔵見学について紹介!
美味しい日本酒として人気の高い「鬼作左」は、福井にある久保田酒造で造られているお酒です。
実は福井の久保田酒造では、美味しいお酒を造り出している酒蔵を見学することができます。
さらに、お酒好きな人にうれしい利き酒体験も可能で、美味しいお酒の味を楽しむこともできます。
この記事では、福井にある人気の酒蔵「久保田酒造」についてご紹介します!
福井の久保田酒造とは?
まずは、福井の久保田酒造とはどのようなところなのかについてご紹介します。
福井県丸岡町にある老舗の酒造
久保田酒造は、福井県坂井市丸岡町にある老舗の酒造会社です。
久保田酒造が始まったのは、江戸時代である宝暦3年のこと。約260年の歴史があります。
漫画の舞台になった久保田酒造
福井の久保田酒造は、漫画『蔵の宿(くらのやど)』の舞台となった場所です。
こちらの漫画の原作は、地元出身の西ゆうじさんという作家さんが手掛け、田名俊信さんによって作画され、つくられました。
「蔵の宿」は、東京で働く主人公が、実家である酒蔵を急に継ぐこととなり、酒蔵を改装して宿をオープンさせたことに始まる物語で、そこに訪れるお客さんとの心あたたまるストーリーなどが描かれたもの。
福井の風景や久保田酒造をモデルとしたディテールにもぜひ注目です。
どのような銘柄のお酒を造っている?
福井の久保田酒造で造られている日本酒は、福井産の原料にこだわってつくられたものばかりです。
代表的な日本酒は、屋号を商品名にした「超特選大吟醸 駒ヶ瀬屋(こまがせや)」。芳醇な香りと豊かな風味を感じられる高級な日本酒として、特別な日に飲んだりお使い物にしたり、多くの人に愛されているお酒です。
また、地元丸岡の酒販組合と共に造っている「鬼作左(おにさくざ)」も人気。格別の美味しさがありながら比較的リーズナブルに楽しめる、地元の人にも愛されているお酒です。
その他、「純米吟醸 蔵の宿(くらのやど)」や「丸岡城(まるおかじょう)」など、バラエティ豊かです。
女性に人気のリキュールも
福井の久保田酒造は日本酒造りをメインとする酒造会社ですが、季節の果実を使って造ったリキュールも販売されています。
久保田酒造のリキュールは、普段日本酒を飲まない若い人たちや女性などに特に注目されており、ゆずや梅など爽やかなテイストが飲みやすいと人気です。
事前予約で酒蔵見学ができる
福井の久保田酒造では、事前予約することで酒蔵見学ができます。
久保田酒造酒蔵見学では、蔵の歴史や酒造りについて説明があり、実際にお酒を造っている酒蔵を案内してもらうことができます。
最後には利き酒で久保田の美味しい日本酒ラインナップを味わうことができる、充実の見学コース。
ショップでのお買い物を楽しむこともでき、久保田酒造で作られている数々のお酒やここでしか購入できない限定品など、最後まで存分に楽しめます。
酒蔵見学は、一人300円です。
福井にある久保田酒造の酒蔵見学の内容を紹介!
福井にある久保田酒造を訪れたなら、ぜひ酒蔵見学をしてみることがおすすめです。
久保田酒造の見学には、日本酒が好きな人はもちろん、飲食店の経営者やバーテンダー、ソムリエなど、お酒のプロも訪れます。
ここでは、久保田酒造の酒蔵見学で具体的にどのようなことが行われるのが、順序に沿ってご紹介しましょう。
①蔵の歴史を説明
福井の久保田酒造の酒蔵見学では、まず蔵の歴史の説明から始まります。
久保田酒造は、現代まで約260年酒造りを続けている老舗。
久保田酒造の始まりは江戸時代、越前丸岡藩の第3代藩主であった有馬 孝純(ありま たかすみ)の命により造られることとなり、「富久駒(ふくこま)」という屋号でスタートしました。
久保田酒造の酒蔵は、築175年で、現在の酒蔵は増築されているそうです。
②酒造りの説明
続いて、久保田酒造で行われているお酒造りの説明を受けます。
久保田酒造が大切にしているのは、地元福井の米で酒造りをするということ。
久保田酒造で造られている酒のほとんどは、酒蔵近くにある田んぼで自社栽培した「山田錦」を使用しています。
酒蔵の入口には、酒造りの工程がパネルによって紹介されており、説明をより深く理解することができます。
③酒蔵の案内
久保田酒造の歴史や酒蔵について説明を受けた後は、いよいよ酒蔵の内部へ。
「釜場や洗い場」から始まり、「仕込み蔵」、「自動圧搾機」など、工場内の様々な施設を回ります。各入り口や付近には写真が貼られており、説明の内容をより深く理解することができます。
毎年11月~2月の仕込み期は、実際の酒造りの現場を体感することができるのでおすすめ。そのほかの期間は、工場の施設や工場内の雰囲気を楽しむ見学となります。
④きき酒体験
酒蔵見学のラストは、利き酒タイム。
試飲用の日本酒は10種類程度(時期によって種類が少なくなることもあります)あります。
「鬼作左」や大吟醸の「一筆啓上」、「蔵の宿」など、久保田酒造を代表する日本酒をはじめ、季節限定ものや市販されていない生原酒を味わうことができることも。
その時によって、利き酒用として用意されている日本酒の種類には違いがあるそうです。
好きなお酒を見つけたら、すぐに購入することができます。お気に入りのお酒を実際に味わって見つけることができる、嬉しいサービスです。
⑤お酒のお買い物
酒蔵見学が終わったら、ラストはショッピングタイムです。
酒蔵に併設されたショップで、久保田酒造の造った日本酒などさまざまな商品が販売されています。
期間限定品や、ここでしか買うことのできない限定品もあります。
福井の久保田酒造できき酒・購入できるお酒の種類は?
福井の久保田酒造では、どの種類のお酒をきき酒&購入することができるのでしょうか。福井の久保田酒造できき酒・購入できるお酒の種類についてご紹介します。
①日本酒
久保田酒造の利き酒で味わうことができるのが、「鬼作左」や大吟醸の「一筆啓上」、「蔵の宿」などの、久保田酒造を代表するお酒です。
その他、季節限定の「富久駒」や、市場に出回らない、酒蔵ならではの生原酒を味わうこともできます。
②リキュール
久保田酒造で人気の梅酒やゆずのお酒なども利き酒することができます。甘くておいしいので、飲みすぎないように注意しましょう。
お土産用としても人気です。
③限定商品
久保田酒造では、看板商品の日本酒や人気のリキュールのほか、季節限定商品やその他レアな商品も試飲(きき酒)することができます。
ただし、いつも特別なお酒を試飲できるわけではないので、もし試飲できればとてもラッキーでしょう。
福井の久保田酒造へのアクセス
福井の久保田酒造へのアクセスは、北陸自動車道「丸岡IC」から車で約10分、もしくは、丸岡城から車で約10分です。
丸岡城は、日本最古の天守閣として知られる観光名所なので、丸岡城の観光と合わせて立ち寄っていただくにも便利です。
駐車場は、乗用車が10台停められるスペースがあり、見学者の多くは車で訪れます。
住所 | 〒910-0207 福井県坂井市丸岡町山久保27-45 |
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電話番号 | Tel: 0776-66-0123 Fax: 0776-67-2367 ※酒蔵見学は前日までに予約が必要。当日予約不可。 |
営業時間・定休日 | 酒蔵見学 9:00~16:30 (所要時間約45分) 休業日 12月30日~1月3日 |
料金 | 酒蔵見学:300円(お土産におちょこがつきます) |
アクセス | 北陸自動車道「丸岡IC」から車で約10分 丸岡城から車で約10分 |
駐車場の有無 | 無料の駐車場あり 大型バス2台、乗用車10台 |
公式URL |
福井にある久保田酒造で美味しい日本酒を味わおう
福井にある久保田酒造では、酒蔵見学や利き酒で日本酒の魅力を堪能することができます。
特に、見学のラストにある利き酒体験のプログラムは、普段なかなか口にすることのできないたくさんの種類の日本酒を一気に味わうことができる、とても楽しいイベント。
10種類近くのお酒を飲み比べできる、大変貴重な機会となるでしょう。
飲食店経営者などのプロも足を運ぶ見学は、ためになることばかり。
福井を訪れたら、ぜひ久保田酒造に足を運んでみませんか。