久高島(沖縄)の観光スポット！パワースポットや人気グルメも紹介

沖縄の久高島は、島全体がパワースポットと言われているとても人気の観光地です。ただ、久高島は神様の島とも言われていて、入ってはいけない立ち入り禁止の場所もあります。

この記事では、沖縄の久高島について詳しく紹介していきます。

ここからは、久高島はどんな場所なのか、アクセス方法についても詳しく紹介していきます。

久高島は、神様の島と言われている神聖な場所です。実際に神様が降りたつ場所とされていて、立ち入り禁止の聖域もあります。

この記事でも後ほど説明しますが、立ち入り禁止の場所と知らずに中に入ってしまって色々な不幸に見舞われた観光客もいるので十分に気をつけてください。

また、久高島からは何も持って帰ってはいけません。小石や久高島で見つけられる「星砂」なども持って帰ってはいけないのです。何一つ持って帰ってはいけないので、思い出だけ作って持って帰るようにしてください。

久高島へのアクセス方法について説明していきます。久高島へは、沖縄本島南部南城市の安座真港より定期フェリーか高速船で行くことができます。

定期フェリーだと、久高島の徳仁港まで25分くらいかかります。高速船だと15分くらいです。定期フェリーの料金は、大人が片道670円で往復1280円、小人が片道340円で往復650円です。

高速船の料金は、大人が片道760円で往復1460円、小人が片道390円で往復750円です。

ここからは、久高島でおすすめの観光スポット6選・人気編を紹介していきます。

ロマンスロードは、久高島の北西部にあります。徳仁港からは約2キロの場所です。ロマンスロードは整備されていて、遊歩道があります。遊歩道は600メートルほどです。

レンタサイクルで訪れる人も多いですが、歩いて景色を楽しんでいる観光客もとても多いです。ロマンスロードの途中にはベンチが置かれていてのんびりできる広場があり、家族づれで海を眺めて楽しんでいる方もいます。釣りを楽しむ人もいます。

ロマンスロードは切り立った場所となっていて、美しい海を眺めることができます。久高島の絶景ポイント・ロマンスロードに、ぜひ訪れてみてください。

ウパーマ浜は、久高島の東海岸にあるビーチで、久高島内で一番広いビーチです。砂浜と岩のビーチで、美しい海を見ることができます。

ウパーマ浜にシャワーやトイレはないので、海を見て楽しみましょう。また、ウパーマ浜では「星砂」を簡単に見つけることができます。「星砂」とは、星の形をした砂です。実際には砂ではなく、「有孔虫」の殻です。

他の場所では、星砂は滅多に見つけることができず、ハワイなどでも見つけることはできません。星砂は限られた場所でしか見つけることができないので、ぜひウパーマ浜で星砂を探してみてください。

イシキ浜は、まだ狩猟採取していた時代に、「五穀の入った黄金の壺」が漂着したと言われている浜です。この場所から久高島や沖縄本島へ穀物が広まったと言い伝えられています。

琉球王国の時代には、イシキ浜は五穀発祥の地として手厚く保護されました。また、イシキ浜には旧暦4月と9月に「ニライカナイの神々」がここに停泊するとも言い伝えられています。とても神聖な場所です。

イシキ浜は聖域なので、遊泳禁止となっています。浅瀬の海辺には、色々な生物がいるのでぜひチェックしてみてください。カニや海鳥・なまこ・ヒトデ・ヤドカリなどを見つけることができます。

フボー御嶽(うぷうがみ)は、島民以外の観光客等は一切立ち入りを認められていない場所です。ただ、立ち入り禁止という看板もあるのですが、看板が雑草に埋もれてしまっていることも多いです。

それだけでなく、立ち入り禁止のロープが切れてしまっているため、そういう場所と知らずに中に入ってしまう観光客もいるようです。中に入ってしまった場合は、様々な悪いことが起きてしまうと言われています。

フボー御嶽の中には絶対に入らないようにしてください。入口あたりに石があるのですが、観光客が行けるのはその石までです。

カベール岬は島の最北端にある岬で、島の人からはハビャーンと呼ばれています。琉球開闢の神「アマミキヨ」が降り立った地とされていて、現在も祭祀が行われているとても大切で神聖な場所です。

カベール岬は徳仁港から約3.3キロ離れているため、レンタサイクルで向かう人がほとんどです。白い一本道は舗装されていないので気をつけてください。

カベール岬からは、波によって削られたサンゴの岩肌、美しい海を楽しむことができます。旧4月と9月のハンジャナシーの祭祀が行われている日は立ち入り禁止となっているので注意してください。

ヤグルガーは、神女が祈りの前に身を清めたという禊の場所で、とても神聖な場所です。

2020年3月現在、立ち入り禁止となっているので立ち入り禁止のコーンが置いてある場所から先には行かないようにしてください。

とても美しい場所で、階段の上からでも綺麗な海を見ることができます。

ここからは、久高島でおすすめの観光スポット3選・グルメ編を紹介していきます。

「けい」は、地元のおばあちゃんがやっている飲食店です。料金は前払いとなっていて、携帯やスマートフォンの充電をしたい場合は300円かかるので注意してください。

ゴーヤーチャンプルーや沖縄そばはとても美味しいという口コミは多く、ゴーヤチャンプルは地元産のアバシーゴーヤが使われています。

アバシーゴーヤーは粒が大きなゴーヤで、苦味がそこまでなく食べやすくなっています。ぜひ、「けい」の美味しい料理を食べてみてください。

食事処とくじんは、久高島でしっかりした定食を食べることができる唯一の場所です。入口のドアには「猫が入らないように入店して下さい」と書いてあるので、猫が入らないようにしてあげてください。

食事処とくじんの人気メニューは、ゴーヤチャンプルです。冬の時期はメニューにないこともあるので注意してください。

豚の生姜焼き定食もとても人気です。単品メニューの「ニガナの和えもの」も少し苦味はありますが、とても美味しいのでぜひ注文してみてください。

さばには、徳仁港から徒歩1分のところにある飲食店です。オープンエリアやテラス席もあるので、空いていたらぜひそちらを利用してみてください。

さばにでのおすすめメニューは、あぐー丼です。あぐーは甘辛く炒め煮されていてとても美味しいので、ぜひ食べてみてください。

ここからは、久高島で人気の宿泊施設・ホテル2選を紹介していきます。

やどSAWAは、比較的新しい宿です。看板が小さめなので見落としてしまうこともありますが、迷ったりすることはないでしょう。

個室が2部屋と大部屋という宿で、個室はテレビとエアコンが付いています。トイレとシャワーは別となっています。

お酒を飲んでいると、優しい女将のSAWAさんがマグロ刺身を差し入れてくれることもあるようです。ぜひ、やどSAWAに宿泊してみてください。

久高島宿泊交流館は、修学旅行の宿泊施設のような場所です。洗濯機は無料で使用できて、乾燥機は有料となっています。洗剤は無料で使用できるので長期の旅行・宿泊をする予定のある方におすすめの宿泊施設です。

シャワー施設も清潔で、トイレも綺麗なので安心してください。テレビは部屋にはなく、ロビーのみにあります。各階に共有の冷蔵庫があり、湯沸かしポットもあります。自由に使うことができるので、こちらも使用すると良いでしょう。

レンタサイクルもあるので、宿泊する場合はこちらでレンタサイクルを借りるのもおすすめです。

久高島はレンタルサイクルで観光するのが人気です。島全部を歩くこともできますが、レンタサイクルで自転車を借りて島を回るのもおすすめです。

ほとんどの自転車がママチャリですが、数台電動自転車もあります。子供用のシートが付いた自転車もありますが、かなり台数が少ないので早い者勝ちとなっています。

レンタサイクルの料金は、ママチャリが1時間300円となっています。電動自転車は3時間で1400円となっていて高いので注意してください。

久高島でアクティビティを楽しむならツアー参加もおすすめです。海釣り体験やダイビングの体験・シュノーケリング体験もできます。

ぜひ、ツアーに参加して、美しい久高島の海でのアクティビティを楽しんでください。

沖縄・久高島の観光スポットやパワースポット・グルメについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。久高島は神様の島と言われている神聖な場所で、観光客が立ち入り禁止となっている聖域も多くあります。

ただ、立ち入り禁止の看板が雑草に埋もれてしまっていたり、ロープが切れてしまったりしているためか聖域に入ってしまう観光客もいます。聖域に入ると良くないことばかり起きてしまうので、絶対にやめましょう。

また、久高島からは何も持って帰ってはいけません。「星砂」なども持ち帰ってはいけません。必ずルールを守って美しい景色を楽しんでください。神様の島・久高島の観光を、ぜひ楽しんでください。