宮古島のマンゴーが安い!直売所の値段や時期など詳しく紹介!
沖縄の宮古島はマンゴーの名産地です。収穫が始まる夏の時期に農園の直売所に行けば、安い値段でおいしいマンゴーを購入できます。宮古島旅行のお土産として喜ばれることでしょう。宮古島でマンゴーを買えるおすすめの直売所や、購入・飲食時の注意点などをまとめました。
目次
宮古島の特産「マンゴー」が絶品で安い
那覇から南西に約300kmほど移動すると、沖縄の観光名所の一つ・宮古島があります。
きれいな水と温暖な気候に恵まれた沖縄は、マンゴーの生産量日本一のエリア。中でも宮古島は、沖縄県全体の中でも最も多くのマンゴーを栽培しており、年間600~700トンも出荷しています。
宮古島のマンゴーは、安い上に甘くておいしいともっぱらの評判。そこで今回は、宮古島のマンゴーの特徴や具体的な購入方法などを紹介していきます。
宮古島マンゴーの種類
宮古島は巨大な隆起サンゴ礁で形成されており、地下水にはミネラルとカルシウムがたっぷり含まれています。
エネルギッシュな太陽の光を浴び、栄養豊富な水を吸収して栽培されているため、宮古島のマンゴーは他の地域より甘味が際立っているのです。まさにフルーツの楽園と言っても過言ではありません。
まずは、宮古島で栽培されている主なマンゴーの種類を見ていきましょう。
日本の定番マンゴー「アップルマンゴー」
宮古島で最も多く栽培されているマンゴーは、アップルマンゴーです。
一般的なマンゴーは熟すと表面が黄色くなりますが、アップルマンゴーはリンゴのように真っ赤に染まります。甘くておいしい上に低カロリー。ビタミン豊富で、健康・美容効果も備わっている逸品です。
「紅宮美(べにみやび)」というブランド名で全国販売されており、毎年すぐに完売するほどの人気を誇っています。
甘くて幻の「キーツマンゴー」
宮古島でアップルマンゴーに匹敵するほど売れているのが、キーツマンゴーです。
一般的なマンゴーよりサイズが一回り大きく、熟すと表面が緑色になります。口の中でほろりと溶けるような甘さが特徴的です。
キーツマンゴーは栽培している農家が少ない上に、アーウィン種(アップルマンゴー)の旬が終わる8月~9月頃の時期にしか収穫できないため、非常に希少です。宮古島で見かけたら、是が非でも入手しましょう。
宮古島マンゴーの収穫時期や価格
マンゴーは栽培時期の限られているフルーツです。一年中いつでも好きな時に宮古島で食べられるわけではないので、正確な旬の時期を知っておかないと買いそびれる恐れがあります。
宮古島のマンゴーの収穫時期や値段について見ていきましょう。
宮古島マンゴーの旬の時期
宮古島では、年間を通してマンゴーの栽培が行われています。しかし、旬を迎える収穫時期は6月~8月頃に限定されており、他の時期には購入できません。
宮古島でマンゴーを食べたい方は、夏場に現地に行きましょう。体を動かして汗をかいた後に食べるジューシーなマンゴーは格別です。
直売所で購入すれば値段も安い
宮古島でマンゴーを購入する方法として、「農園の直売所」・「パーラー」・「ショップ(市場)」の3種類があります。
生産地で直接買えば流通コストがかからないため、本土より遥かに安い値段で購入可能です。
中でもおすすめは、農園の直売所です。表面に傷がついていたり形のいびつなマンゴーは出荷できないため、直売所で非常に安い値段で販売されています。(天候によって値段変動あり。)
一般的なマンゴーの値段 | 1kgあたり3,000~6,000円前後 |
直売所のマンゴーの値段 | 1kgあたり1,000~2,000円前後 |
直売所限定の訳ありマンゴーの値段 | 一玉300~500円前後 |
宮古島で安くマンゴーが買える直売所
宮古島にはいくつものマンゴー農園がありますが、そのすべてに直売所が併設されているわけではありません。
また、マンゴーの収穫時期(6月~8月頃)は農家の方々も出荷準備で忙しいため、直売所の営業時間が不定になることがあります。足を運ぶ前に、電話確認しておいた方が良いでしょう。
ここからは、宮古島のおすすめマンゴー直売所・市場を紹介していきます。
島の駅みやこ
島の駅みやこは、久貝のバイパス沿いにある年中無休の直売所です。宮古島で生産された食材や加工品などが安い値段で販売されていて、お土産に重宝します。
夏場には、高級木箱に入った贈答用マンゴーからネット入りマンゴーまで多彩な商品を提供。通販で注文すると1kgあたり5,000円前後の値段ですが、現地購入すれば1,000円~2,000円程度の値段で入手できます。
ちなみに、島の駅みやこで10,000円以上の買い物をすると、商品を配送料無料で自宅などに発送してくれるサービスが適用されます。買い過ぎて持ち帰れなくなる心配がないので、安心して爆買いしてください。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字久貝870-1 |
営業時間・電話番号 | 9:00~19:00 0980-79-5151 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
栄福果樹園
栄福果樹園は、周囲をさとうきび畑に囲まれたマンゴー農園に併設されている直売所です。農園長である嵩原弘夫妻とご家族、スタッフによって育てられたおいしい宮古島マンゴーが販売されています。
アップルマンゴーやキーツマンゴーに加え、希少な「金蜜マンゴー(ゴールドハニー)」も取り扱われているのが特徴的。値段は品質によってマチマチですが、高級品は1kgあたり5,000円前後です。
2018年1月に園長の嵩原弘氏が亡くなられ、少人数でマンゴー栽培・販売を行っているため、営業時間や定休日は不定。来園前に電話確認することをおすすめします。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根添3481 |
営業時間・電話番号 | 11:00~16:00 0980-72-9580 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
クマザ農園
クマザ農園は、糖度の高い宮古島マンゴーを栽培・販売している直売所です。完熟するまでマンゴーを出荷しない方針を貫いており、品質の高さに定評があります。
高級マンゴーの値段は1kgあたり5,000円前後。夏の時期には農園に併設されているパーラークマザにて、マンゴージュースやマンゴーかき氷などのメニューが提供されています。
ちなみにクマザ農園のマンゴーは、昔日本テレビで放送されていた「松本紳助」という深夜番組内で取り上げられたことがあります。人気が高い分すぐに売り切れてしまうので、旬の時期になったら完売前に足を運びましょう。
住所 | 沖縄県宮古島市城辺長間2202-3 |
営業時間・電話番号 | 10:00~16:00 0980-77-7209 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
へんとな農園
へんとな農園は、辺土名忠志氏が代表を務めているマンゴー栽培・直売所です。約30年の歴史があり、宮古島で最も有名なマンゴー農園と言っても過言ではありません。
アップルマンゴーやキーツマンゴーに加え、玉文・ヘーデン種・紅龍などの希少な品種も取り扱われています。
贈答用マンゴーの値段は1kgあたり5,000円前後。訳ありマンゴーなら、3個1,000円程度で購入できる可能性があります。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字島尻304-1 |
営業時間・電話番号 | 9:00~17:00(土曜日・日曜日・祝日は定休日) 0980-72-5181 |
アクセス | 宮古空港から車で約30分 |
あたらす市場
あたらす市場は、JAおきなわが運営しているファーマーズマーケットです。野菜やフルーツなど現地で栽培された特産品が販売されています。
夏の時期にはレジに長蛇の列ができるほどマンゴーが大人気。1玉1,000円~2,000円と高品質なマンゴーを比較的安い値段で購入できます。
宮古空港のすぐ近くにあるので、観光旅行のお土産に重宝します。無料の試食イベントが開催されていることもあり、何度も足を運びたくなる親しみやすさが魅力的です。
住所 | 沖縄県宮古島市平良西里1442-1 |
営業時間・電話番号 | 9:00~19:00 0980-72-2972 |
アクセス | 宮古空港から車で約5分 |
ワイドー市場
ワイドー市場は、地元の農家が生産した食材・加工品の直売所です。トウガン、ゴーヤ、ナンコウなど、宮古島ならではの野菜・フルーツが販売されています。
夏の時期にはマンゴーも店頭に並びます。農家が自由に価格を設定できるシステムになっており、時には1玉100円という破格の安さで宮古島マンゴーを買えるのが特徴的です。
あたらす市場に比べると利用者数はやや少なく、のんびり買い物を楽しみたい方におすすめ。イオンタウン内にあるので、車の置き場所にも困りません。
住所 | 沖縄県宮古島市平良松原551-4 |
営業時間・電話番号 | 9:00~19:00 0980-72-7684 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
宮古島でマンゴーを味わえるスポット
宮古島のマンゴーをその場で飲食したい方には、フルーツパーラーがおすすめです。パーラーではマンゴーを使った魅力的なスイーツメニューが安い値段で提供されており、自宅まで持ち帰る手間を省けます。
ここからは、宮古島のおすすめパーラーを紹介していきます。
マンゴー生ジュースも味わえる「栄福果樹園」
大人気直売所の栄福果樹園には、マンゴーハウスも併設されています。ハウス内ではカットマンゴーやマンゴーの生ジュースが500円で提供されており、宮古島マンゴーを現地で飲食可能です。
広大なさとうきび畑を眺めながら甘くておいしいマンゴージュースを飲めば、日常生活の疲れや悩みを全て忘れられることでしょう。
住所 | 沖縄県宮古島市平良字東仲宗根添3481 |
営業時間・電話番号 | 11:00~16:00 0980-72-9580 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
マンゴーパフェが人気の「ユートピアファーム」
ユートピアファーム宮古島は、2001年10月にオープンした観光農園です。マンゴーやパイナップルなど、亜熱帯気候の宮古島で栽培されている様々な植物を見学できます。(入園料は360円、中学生以下は無料。)
また、フルーツパーラーも併設されていて、美しい花々を眺めながらマンゴーカレー・マンゴーレアチーズケーキ・マンゴーパフェなどのメニューをオーダー可能。値段も500円前後と非常に安いので、家族で一緒に出かけたくなる魅力があります。
住所 | 沖縄県宮古島市上野字宮国1714-2 |
営業時間・電話番号 | 10:00~17:00(日曜日は休園) 0980-76-2949 |
アクセス | 宮古空港から車で約10分 |
マンゴーの気になる疑問を解決
リンゴやミカンなどと比べると、マンゴーは扱いの難しいフルーツです。間違った保管の仕方をしたせいで、せっかく購入したマンゴーが台無しになってしまうこともあります。
ここでは、宮古島マンゴーをおいしく味わうための豆知識について解説していきます。マンゴーを食べ慣れていない方は要チェックです。
マンゴーの美味しい食べ方は?
マンゴーの内部には楕円形の種があります。包丁が中心部の種に当たらないように気を付けながら、マンゴーの実を縦に3カットしましょう。
種を含まない左右の2枚が食用部分になります。さいの目状のカットを施したり、直線状に切断したりして、食べやすい大きさにしてください。
生のまま食べるもよし、生クリームやシロップなどをトッピングして食べるもよし。自分の好みに合わせて楽しみましょう。
マンゴーの食べ頃サインは?
マンゴーは常温保存で追熟させると甘味が増します。冷蔵庫内や直射日光のあたる環境で保存するのは避けましょう。
表皮に湿り気が出て柔らかくなってきたら、マンゴーの食べ頃サインです。できるだけ早めに食べてください。(追熟後は洗ったり冷蔵庫に入れたりしてもOK。)
マンゴーを飛行機で持ち帰りできる?
宮古島から本土に帰る際、飛行機内への持ち込みが禁止されているものがあることに注意してください。
例えば、サツマイモや紅イモなどは内部に害虫が寄生している可能性があり、手荷物として本土に持って帰れません。那覇植物防疫事務所などに消毒を依頼してから郵送してもらう必要があります。
一方、マンゴーは平成5年に規制解除の対象になっており、県外への持ち出しが許可されています。申請を行わなくても、宮古島産のマンゴーを自由に持って帰って構いません。
ただし、機内に持ち込める手荷物の重量は原則10kg以内。調子に乗ってお土産のマンゴーを買い過ぎると搭乗できなくなる恐れがあるので、大量に購入する場合は現地でゆうパック発送した方が良いでしょう。
宮古島の直売所でおいしいマンゴーを手に入れよう!
今回は、宮古島のマンゴーの特徴やおすすめの直売所・パーラーなどをご紹介いたしました。
通販で注文すると送料が加算されて値段が上がってしまいますが、現地の直売所なら鮮度抜群のマンゴーを安い値段で買えるメリットがあります。
宮古島を訪れる際には、ぜひマンゴー農園の直売所やパーラーにも立ち寄ってみてください。きっと充実した時間を過ごせることでしょう。