沖縄の穴場観光スポット！本島のおすすめ隠れ名所･マイナースポットも紹介

沖縄には、美ら海水族館や首里城など有名な観光地がたくさんあります。もちろん、それらの観光地もおすすめですが、たまにはあまり知られていない観光スポットへ出かけてみませんか。

そこでこの記事では、沖縄通しか知らない沖縄の穴場観光スポットを、「本島北部編」「本島中部編」「本島南部編」「超穴場グルメ編」の4つに分けてご紹介していきます。

これらのスポットへと足を運べば、今まで体験したことがない新たな沖縄の魅力が発見できます。

本島北部にある沖縄の穴場観光スポットを3つ厳選しました。

「赤墓（サダバマ･あかばか）ビーチ」は、沖縄本土の北西部に位置する今帰仁村にあるビーチです。地元の人はもちろん、沖縄通の人には以前から知られている穴場スポットです。

赤墓ビーチの魅力は、何と言ってもひときわ明るく輝く海です。多くの沖縄の海はどこも綺麗さが特徴ですが、ここのビーチは格別です。その秘密は海の中にあります。

なぜなら、ビーチ付近の海は遠浅で珊瑚岩が多くあるため、太陽から海に差し込む光が珊瑚岩に反射して、他にはない明るさを演出しています。青空がいっぱい広がる晴天の日なら、最高に明るく輝く海の姿を眺められます。

さらに、砂浜はサラサラな白い砂が広がりどこまでも平らなので、素足で歩いても珊瑚のかけらや石などがなく心地よい体験ができます。青い海の色とのコラボレーションは最高のロケーションです。

「ター滝」は、沖縄北部の大宜味村にある自然たっぷりの滝です。滝の入り口から滝までは、遊歩道などの整備された道がなく、石がゴロゴロ転がっているような川の中を40分ほどひたすら歩いていきます。

亜熱帯の木々が生い茂る道なき道を、森林浴を満喫しながら進んで行きましょう。途中、川が深いところがありますが、なるべく浅い部分を歩くように心がければ問題ありません。また、苔が生している場所があるので、滑らないように足元に気を付けましょう。

そんなサファリ感覚満載の道の先には、マイナスイオンいっぱいのター滝が姿を見せます。暑い夏なら滝壺で水遊びができるので、水着で出かけるのもおすすめです。知る人ぞ知る沖縄のマイナースポット・ター滝で、大自然を満喫しましょう。

「大石林山（だいせきりんざん）」は、沖縄北部のやんばる国立公園内に位置する知る人ぞ知る観光スポットです。

2億5000万年前に海底で形づくられた石灰岩が、地殻変動により地表へとその姿を現し、さらに、長い年月風雨にさらされることにより侵食された奇岩が林立する、荒々しい景観がつくり上げられました。

大石林山には、2つのトレッキングコースが整備されています。全長約1.2kmの奇岩・美ら海パノラマコースでは、切り立つ岩の荒々しい景観や、頂上からは沖縄の美しい海を一望できます。

また、全長約1000mのやんばる森林コースは、日本最大級の巨大ガジュマルや約6万本のソテツ群落などの亜熱帯の木々に覆われ、日常の喧騒を忘れて爽やかな空気が漂う自然の息吹を満喫できます。

沖縄本島の中部にある穴場スポットを3つご紹介します。

「東南植物楽園」は、沖縄中部の沖縄市にある植物園です。約1300種類の植物が鑑賞できる広大な敷地内には、一日中楽しめるおすすめのスポットがたくさんあります。

さまざまな種類の植物が生い茂る水上楽園エリアでは、世界一長寿の木といわれるリュウケツジュやバオバブの木、シーズンには美しい花を咲かせるハスなど、ここでしか見られない珍しい植物を見られます。

また、ヤギやカピパラなどの可愛い動物たちとふれあえたり、オリジナルのシーサの絵付ができる、大人と子供が一緒に楽しめるエリアなどがあります。そのほか、地元の食材をふんだんに使ったメニューが味わえるレストランなどの施設が充実しています。

「石川公園」は、沖縄本島の中部に位置する、うるま市の石川ビーチに隣接する公園です。大きな広場やのんびり散策が楽しめるコースが整備され、地元の人たちの憩いの場所として親しまれています。

木々に囲まれた散策コースなら、沖縄の強い日差しを避け涼しい風を頬に感じながら、のんびり散歩が楽しめます。また、海に面した海岸コースなら、美しい海を眺めながら沖縄ならではの太陽いっぱいの散策が楽しめます。

そのほか、広々としたグランドが整備され、野球やサッカーを楽しんだり、スケボー台が用意されているので、地元の子供達や観光客がスケートボードを楽しんでいます。沖縄でのんびりとしたひと時を過ごしたい人におすすめの公園です。

「伊計島（いけいじま）」は、沖縄本島の中部の海に浮かぶ周囲約7.5kmの小さな島です。島と本島は橋で陸続きになっており、平安座島（へんざ島）→宮城島（みやぎ島）の橋でつながった2つの離島を経由して車で行くことができます。

島に渡ったすぐのところには、青い海と美しい砂浜が広がる伊計ビーチがあります。さらに車で１０分ほど進めば、広々として透明度抜群の大泊ビーチに行くことができます。

また、縄文時代後期ごろの村落跡とされるイチの里仲原遺跡や、数百年前に築城されたといわれる伊計グスクなど、多くの見どころに溢れています。

沖縄本島南部にあるおすすめ穴場観光スポットを3つご紹介します。

「ウミカジテラス」は、那覇空港から車で約15分のところにある、瀬長島の傾斜地を利用してつくられたアイランドリゾートです。傾斜地に白壁の店舗が立ち並ぶ様子は、アイランドリゾートの名前にふさわしい美しい景観を創造しています。

施設内には、沖縄ならではの珍しい果物や新鮮な野菜を使ったメニューが味わえるレストランや、石垣島の職人がひとつひとつ手作りしたジェリーなどを販売するショップなど、魅力ある店舗がたくさんあります。

「ガンガラーの谷」は、沖縄本島の南部に位置する南城市にある、豊かな森が広がる神秘的なパワースポットです。数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩壊して、人の手が入らないそのままの自然が残っています。

約14500坪の広さを誇るガンがラーの谷では、歩行距離約1kmのツアーが行われています。定員制となっているので、あらかじめ予約をすれば誰でも参加できます。所要時間約1時間20分のツアーに参加して、亜熱帯の森を満喫しましょう。

また、ガンガラーの谷の入り口にあるケイブカフェは、鍾乳洞そのままのオープンカフェです。多彩な味を楽しみながら、くつろいだひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

「久高島」は、安座真港から高速フェリーで約15分の海に浮かぶ神秘的なムードが漂う島です。久高島には、古来からある独特な文化を伝えるたくさんの史跡が残されています。

琉球開闢の祖アマミキヨが現れた聖地とされるハビャーン（カベール岬）や、五穀発祥伝説のイシキ浜、村の主要な催事が行われた御殿庭（うどぅんみゃー）など、久高島ならではの珍しい見どころがたくさんあります。

沖縄で手付かずの自然に身を委ねながら、のんびり過ごしたい人におすすめの穴場観光スポットです。

最後に、旅を豊かにするには欠かせない、沖縄の超穴場グルメスポットを3つご紹介します。

「チャコオキナワ」は、那覇市松山の裏通りにあるステーキハウスです。香ばしい炭火の香りが漂う店内で、最上級のA3～A5ランク厳選牛が食べられます。

ランチなら、サーロインステーキにサラダやスープ、ライス、コーヒーがセットになったランチステーキがおすすめです。ステーキにピッタリなワインや、泡盛などの沖縄のお酒も味わえます。

ほとんどの観光客に知られていない、地元の人たちに人気のステーキハウスに、ぜひ味を確かめに足を運んでみてください。

「田舎　公設市場南店」は、ゆいレール「牧志駅」から徒歩約8分のところにある人気のソーキそば専門店です。こちらでは、リーゾナブルで美味しい本格的なソーキそばが味わえます。

透明感のあるカツオだしのスープと、とろとろに煮込まれたソーキが絶品です。もともとは地元の人に人気でしたが、徐々に観光客にもその味が広まりだしている穴場グルメスポットです。

「紀ノ川食堂」は、美ら海水族館から車で約20分のところにある、地元で人気の食事処です。ソーキそばやチャンプルーなどの沖縄料理のほか、とんかつ定食や天ぷら定食などの安くてボリュームたっぷりなメニューが約60種類も取り揃えられています。

カップルや家族連れはもちろん、1人でも気軽に立ち寄れる沖縄の穴場的グルメスポットです。

沖縄というと初夏から夏のイメージが強く、そのため、ゴールデンウイークや夏休みに沖縄を訪れる人がたくさんいます。もちろん、そのシーズンに出かけるのも良いのですが、沖縄の穴場観光スポットをもっと楽しむなら秋冬のオフシーズンがおすすめです。

秋冬のオフシーズンなら人出が少ないので混雑を避けられたり、閑散期の料金が適用されるので、初夏や夏に訪れるよりも格安の旅行代金で沖縄観光が楽しめます。また、浮いたお金で美味しい食事を楽しんだり、ワンランク上のホテルにも宿泊できます。

もし、あなたのスケジュールが許されるのであれば、秋冬のオフシーズンでの沖縄旅行を検討することをおすすめします。

いかがでしたか。沖縄には有名な観光スポットがたくさんありますが、たまには、あまり知られていない穴場スポットを訪れてみましょう。

そこには、今まで見たことがない絶景スポットや、味わったことがないグルメスポットなど、新たな体験ができる魅力溢れる観光スポットがたくさんあります。

今回ご紹介したおすすめの穴場スポットの中から、あなたが出かけて見たいスポットを見つけ、早速旅の計画を立ててみましょう。いつまでも忘れられない貴重な旅が楽しめます。