大阪の五大新地!今里新地や信太山新地の料金などの比較も紹介
大阪で「新地(しんち)」と呼ばれる場所は5つあり、日本屈指の大人の遊び場。昼間はひっそりとしており、夜になると賑わいを見せます。大阪各所にある新地は、昔ながらの風情を残す場所としても人気。そこでここでは、大阪にある五大新地についてご紹介します。
目次
大阪の五大新地は遊郭の建物が残るディープスポット!
大阪は、観光名所やショッピングスポットが多く、西日本で最もにぎわう街。
大阪には、五大新地と呼ばれ、20歳以上の大人しか体験することのできない楽しみを味わえる、ディープな人気観光スポットがあります。
この記事では、大阪の五大新地のおすすめの魅力と楽しみ方についてご紹介します。
五大新地ではレトロな遊郭が見どころ
大阪の五大新地が盛んになり始めたのは、昭和初期頃から。
「大人の遊び場」としての賑わい見せた遊郭は、現在でもその面影を残したまま街角にたたずみ、風情を感じさせてくれる名所として、人気観光スポットになっています。
全盛期に比べると営業している軒数は減りましたが、五大新地のブランド力もあり、地元に定着。
中には、現在料亭として営業し、普通の居酒屋や食事処と同じように、家族で利用することができるところもあるほどです。
大阪の五大新地は、風俗街でありながら、明らかに隔離された場所にあるのではなく、地元に自然に溶け込んでいるというのが特徴です。
大阪にある五大新地の特徴や場所・料金について!
それでは、ここからは大阪にある五大新地のそれぞれのおすすめや特徴、料金相場についてご紹介しましょう。
①コリアンタウンになってきている「今里新地」
今里新地(いまざとしんち)は、大阪のコリアンタウンとして有名な鶴橋のすぐ近くにあるエリア。
土地柄、在日韓国人が多く暮らしており、お店の看板にもハングル文字が目立ちます。
今里新地は昭和初期に誕生した花街で、今でもレトロな雰囲気が漂う街。
住宅街を歩いていると突如現れ、近くには子供たちが遊ぶ公園や小学校があるなど、地域に溶け込んでいますが、夜になると雰囲気が一変します。
スポット名 | 今里新地(いまざとしんち) |
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住所 | 〒544-0001 大阪府大阪市生野区新今里3丁目9−5 |
アクセス | 今里駅から徒歩5分程度 鶴橋駅から徒歩10分程度 |
料金相場 | 30分 1万3000円~1万5000円程度 |
②大人の遊び場「信太山新地」
「信太山新地(しのだやましんち)」は、大阪から南下した和泉市にある現代の遊郭街です。
歴史は古く、江戸時代に熊野参詣の精進落としのための遊里として栄えた場所だそう。また、戦後には慰安所として使われたなど、人々の生活に寄り添ってきました。
信太山新地では、10代~30代の若い従業員が多いと口コミで話題。
入口にいる店員さんに好みのタイプを伝えて選んでもらう「置屋方式」で、昔ながらの雰囲気で遊びを楽しめます。
日中から開いているお店も多く、昼間にもお客さんが途切れることはありません。
スポット名 | 信太山新地(しのだやましんち) |
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住所 | 〒594-0005 大阪府和泉市幸1丁目5 |
アクセス | 信太山駅から徒歩で5分 |
料金相場 | 20分 1万円程度~ |
③ちょんの間と呼ばれる風俗街「飛田新地」
五大新地の中でも1,2を争う人気スポットが、大阪市西成区にある「飛田新地(とびたしんち)」です。
ちょんの間と呼ばれる風俗街であり、日本の遊郭文化を見に訪れる観光客の姿も多い観光スポットでもある、一風変わった場所。
昔ながらの遊郭の面影が色濃く残る街で、夜になるとたくさんの人が訪れ、特に週末には大きくにぎわうおすすめのスポットです。
こちらは、店頭に女の子が待機する「顔見せ」の方式で、通りを歩きながら好みのタイプの子を見つけたら交渉に入ります。
価格や時間を交渉し成立すればそのあとはお楽しみタイム。
飛田新地は一種のブランドなので、他の新地に比べると料金は高めの設定です。しかし、女性の容姿やサービスのクオリティが高いと評判のため、納得することができるでしょう。
国の登録有形文化財の遊郭を見られる
飛田新地にある「鯛よし百番」は、国の登録有形文化財に認定された大正時代の元遊郭。
現在は料亭として営業中ですが、店内には遊郭だった当時の様子がうかがえるさまざまなディテールを見ることができるおすすめの場所です。
スポット名 | 飛田新地(とびたしんち) |
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住所 | 〒557-0001 大阪府大阪市西成区山王11 |
アクセス | 新今宮駅 or 動物園前駅で下車、徒歩10分程度 |
料金相場 | 15分で1万1000円、60分で4万円程度 |
④美しい熟女が好きならここ「滝井新地」
大阪市に隣接する守口市(もりぐちし)にあるのが「滝井新地(たきいしんち)」。大阪にある五大新地の中で最も規模が小さく、数軒しかないためこじんまりとしています。
レトロな遊郭はなく、廃れている建物もチラホラ。大人の女性が多く、落ち着いた雰囲気がお好み人におすすめです。
スポット名 | 滝井新地(たきいしんち) |
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住所 | 〒570-0076 大阪府守口市滝井西町2丁目3−11 |
アクセス | 京阪本線「滝井」駅から徒歩3分 |
料金相場 | 30分で1万5千円前後 |
⑤飛田新地と同じく人気の場所「松島新地」
五大新地の中で人気の高い飛田新地と並び、人気の場所が「松島新地(まつしましんち)」です。
明治初期に「松嶋遊郭」として生まれ、明治末期に最盛期を迎えるころには貸座敷が280軒ほど、娼妓が4000人以上と、大規模に。
第二次世界大戦の頃に戦火で焼失した後は一時的に廃れてしまいましたが、今では再び活気を取り戻しています。
松島新地では飛田同様、女の子が入り口に座って待つ「顔見せ方式」。
飛田新地より少しだけリーズナブルに楽しめるおすすめスポットです。
スポット名 | 松島新地(まつしましんち) |
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住所 | 〒550-0027 大阪府大阪市西区九条1丁目11−19 |
アクセス | 地下鉄中央線九条駅、阪神なんば線九条駅から徒歩3分 |
料金相場 | 20分で1万円程度~ |
大阪の五大新地の風俗を比較して料金が1番安いのはどこ?
大阪にある五大新地の中で最もリーズナブルだといわれているのが、和泉市にある「信太山新地」です。
逆に、最も高いのは飛田新地。次に、松島新地が続きます。
大阪の五大新地で気を付けること!
五大新地に訪れた際に気を付けたい注意点についてご紹介します。
時間は守る
遊ぶときは、制限時間を守ることが大切。あまりにも楽しいからと時間をオーバーして滞在しようとする人がいますが、それはルール違反です。
延長したい時は改めて交渉し、交渉が成立してから続きを楽しみましょう。
写真撮影はご遠慮を
珍しい新地の風景を写真に収めようと、たくさんの人がカメラやスマホを構えます。
しかし、新地ではそれはマナー違反。
夜の街は、写真を撮って明らかにするものではなく、記憶の中でベールに包まれているのがいいのです。
女性同士やカップルでの冷やかしはNG
新地見学に、女性同士やカップルで訪れる人は多いです。
しかし、新地は基本的に男性の街。冷やかしで訪れた人は、お店の人からもそこに訪れたお客さんからも冷ややかな目で見られることでしょう。
また、特に女性同士で新地を歩くことは、予期せぬ危険が伴います。
冷やかしで訪れることはやめておきましょう。
大阪の五大新地以外も!関西では「かんなみ新地」もおすすめ!
大阪のすぐ隣、兵庫県の尼崎市にある「かんなみ新地」もおすすめです。
尼崎市は、県をまたぎますが、大阪から電車で10分程度で到着する場所。気軽に訪れることができるおすすめの新地です。
遊郭から始まったわけではなく、元バラックからスタートしたというかんなみ新地は、長屋風の建物にちょんの間が密集し、ずらりと並びます。
値段が手ごろなのにクオリティが高いと人気で、近隣の府県からわざわざ訪れる人もいる場所。
「顔見せ方式」で、20分で1万円以下で遊べるお店もあるそうです。
スポット名 | かんなみ新地 |
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住所 | 〒660-0885 兵庫県尼崎市神田南通3丁目90−43 |
アクセス | 阪神「出屋敷」駅から徒歩5分 |
料金相場 | 20分で1万円前後~ |
大阪の五大新地へ遊びに行く時は気を付けて行こう!
大阪の「五大新地」と呼ばれる場所をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
五大新地は、どこも大人の遊び場です。
それぞれの新地には独自のルールがある場合もあるので、ぜひ下調べをしてから訪れることが安心でしょう。
新地での楽しみ方を知れば、何度でも通いたくなる魅力があるおすすめの場所。ぜひ気を付けて遊びに行きましょう。