岐阜のバラ園は花フェスタ記念公園！世界最大級の見頃･入場料を紹介

咲き誇るバラの花を見て、きれいだと思わない人はいないでしょう。そんなバラの花が見られる、岐阜にある「花フェスタ記念公園」をご存知ですか。

ここでは、岐阜にある「花フェスタ記念公園」について詳しく紹介していきます。きれいなバラの花を見に行ってみませんか。

岐阜にある「花フェスタ記念公園」とはどんなところなのでしょうか。

花フェスタ記念公園は、最大級のバラと花のテーマパークです。バラを中心にたくさんの花を愛でることができます。

敷地の広さは広大で、およそナゴヤドームの約17個分(80.7ha)。そんな広大な敷地の中に、日本一の品種数7000品種30000株のバラが植えられたバラ園のほか、企画展示を行う「花のミュージアム」・1年を通じて季節の花木が楽しめる大温室「花の地球館」・高さ45ｍの「花のタワー」・屋外イベントホール「プリンセスホール雅」など特徴ある施設を展開しています。

7000品種のバラは「世界のバラ園」「バラのテーマガーデン」の２つのエリアを中心に植えられています。

バラは1年中咲く花ではありません。それでは、花フェスタ記念公園のバラ園の見ごろはいつ頃なのでしょうか。

まず春5月下旬頃～6月上旬頃。春から霜が降りる時期まで繰り返し咲く「四季咲き」のバラのほかに、この時期にしか咲かない「一季咲き」のバラを見ることができます。

そして夏は、日差しの強い暑い時期ではありますが、繰り返し咲く「四季咲き」のバラが見られます。

秋の10月下旬頃には、「四季咲き」のバラが咲いています。気温がゆっくりと下がるこの時期に咲くバラは、鮮やかな花色と芳醇な香りが特徴で、春や夏に咲く同じ種類のバラでも違った一面を見せてくれます。

冬は残念ながらバラの花の時期ではありません。しかし、12月中旬過ぎから、「つるバラ」の剪定・誘引作業を見ることができます。この作業はプロならではの技。間近でそんな技を見る価値はありますよ。

このようにバラ園の見どころは四季を通してあると言えますが、バラ園の見頃は春と秋の2シーズンになります。

花フェスタ記念公園の入場料はどうなっているのでしょうか。

1年の中で、きれいなバラの花が見られる春と秋には少し入場料が上がります。また、その頃に「春のバラ祭り」「秋のバラ祭り」が開催されます。

およそナゴヤドームの約17個分の広大な敷地の花フェスタ記念公園には、いろいろな見どころがあります。ここからは、そんな花フェスタ記念公園の見どころを紹介していきます。

花フェスタ記念公園の見どころ1つ目は、世界各国のバラを集めた「世界のバラ園」です。

「世界のバラ園」は、イギリス・フランス・日本など世界各国で生まれたバラを集めた庭園です。

現代バラを代表するハイブリッドティーやフロリバンダだけでなく、人気のイングリッシュローズやオールドローズも数多く植栽されています。そのほか、原種のバラや修景用のバラなどさまざまなバラを植栽しており、多彩なバラを楽しむことができます。 　

花フェスタ記念公園の見どころ2つ目は、香りや品種の違いが分かる「バラのテーマガーデン」です。

「バラのテーマガーデン」は、バラエティ豊かなバラを多様なテーマに沿ってみることができます。

バラの魅力のひとつである色や香りをテーマにした庭園など、それぞれに趣向をこらした多彩なガーデンと美しいバラたちに癒される空間です。こちらの見頃は、5月下旬～6月上旬と10月下旬です。

花フェスタ記念公園の見どころ3つ目は、見頃の時期におすすめの展望デッキ「バラのベルベデーレ」です。

「バラのベルベデーレ」は、バラのテーマガーデンを最も美しく見渡せる展望デッキです。

「花のミュージアム」と「バラのテーマガーデン」そして「 花の地球館」をつなぐ回廊の途中にあり、バラの最盛期の時期には、是非「バラのベルベデーレ」に登ってバラ園を眺めてみて下さい。圧巻ですよ。 

花フェスタ記念公園の見どころ4つ目は、移動に便利な「ロードトレイン ポッポ」です。

園内を走る「ロードトレイン ポッポ」は所要時間およそ15分で園内を移動します。園内の移動にたいへん便利です。

車窓から見える色とりどりの景色を園内ガイドと共に楽しむことができます。広い園内を歩き疲れたときにもおすすめです。

乗る時には乗車料を支払って乗ることになるので気を付けて下さい。

花フェスタ記念公園の見どころ5つ目は、休憩にピッタリ「織部庵」です。 

茶室である「織部庵」は、周囲1,600㎡の広さを利用して作った純日本風の庭園が広がります。名前は、天下一の茶人として知られる「古田織部」にちなんでつけられました。

「織部好み」と呼ばれる独創的な様式が随所に見られ、本格的な茶事を行うことができます。

四畳半台目小間「織部庵」や、一席22名の大寄せ茶会や日本古来の伝統文化の行事にも幅広く使用できる「広間」に加え、気軽に抹茶を楽しめる「立礼席」があります。また、秋の紅葉は、1枚の絵を見るようなたたずまいに変化します。　

花フェスタ記念公園の見どころ6つ目は、バラのスイーツやグッズが揃う「shop&café THE GARDEN」です。

ショップでは、“バラや花、植物を楽しむ暮らしの提案”をコンセプトに、バラの美容グッズや香りの商品・花や植物をモチーフにした雑貨・ガーデニングやピクニックを楽しむためのアイテム・花フェスタ記念公園のお土産などが提供されています。

カフェでは、美味しいコーヒーやバラを使ったスイーツやパフェ・ソフトクリーム・こだわりの本格インドカレー・軽食が頂けます。

花フェスタ記念公園の見どころ7つ目は、子供連れにおすすめ「霧のプレリュード」です。

「霧のプレリュード」は、高さ25mから階段状に流れ落ちる滝と、霧が発生する噴水から成ります。滝や噴水で噴水の前には、藤棚やベンチが設置されいるので、ゆっくりと休憩することもできます。子ども連れでも気軽に利用できる場所になります。 　

続いて、「花フェスタ記念公園」へのアクセス方法を紹介します。

まず公共機関を利用する場合、JRか名古屋鉄道いわゆる名鉄を利用します。JRは太多線「可児駅」、名鉄は広見線「新可児駅」が最寄駅です。平日と土曜は運賃200円で、駅からシャトルバスが出ているので利用しましょう。日曜・祝日はタクシーを利用することになります。タクシーではおよそ10分です。

車を利用する場合は、東海環状自動車道の「可児御嵩IC」が最寄りのICになります。そこからの所要時間は約5分です。また、中央自動車道「多治見IC」からも所要時間約20分で到着できます。

最後に、「花フェスタ記念公園」以外で、岐阜でバラが楽しめる場所を紹介します。

岐阜でその他におすすめのバラ園1つ目は、春と秋に開園する「岐阜市畜産センター公園 バラ園」です。

「岐阜市畜産センター」は、岐阜市街地から3kmほど北にある、山間の緑に囲まれたところにあります。

この公園のテーマは“みどりと自然に親しみ、明日への活力を養う場所”です。園内には子ども向けの遊具施設をはじめ、乗馬体験やスポーツが行えるグラウンド、35000㎡もの広大な芝生広場などがあり、市民の憩いのスポットとして利用されています。

その園内にある「バラ園」は、バラの開花に合わせて、春と秋に開園します。開園時期の目安は、5月中旬～ 6月下旬と10月初旬～11月中旬になります。

その時期には、きれいなバラの花を見ようと多くの人でにぎわいます。およそ約272種517本のバラを目当てに、家族連れやアマチュアカメラマンたちも訪れます。

岐阜でその他におすすめのバラ園2つ目は、バラまつりも開催される「大野町バラ公園」です。

バラ苗生産日本一である大野町に、平成9(1997)年に開園したのが「大野町バラ公園」です。150種類2,000株の多種多様なバラが所狭しと咲き揃っています。また、園内には、バラのアーチ・遊具・縁台が完備されていて、ゆっくりくつろげる憩いの場にもなっています。

毎年5月に開催される『バラまつり』では、満開のバラ公園を自由に見られることはもちろんのこと、イベント期間中は会場内でバラ苗生産者から直接バラ苗が購入できるようになるため、毎年ガーデニング愛好家の方を中心に県内外から多くの方が来場します。 

バラと花のテーマパークである「花フェスタ記念公園」、いかがでしたか。

きれいなバラの花やバラの香りを楽しみたい時には是非足を運んでみて下さい。目や鼻など五感を研ぎ澄ませてきれいなバラを楽しみましょう。