セーヌ川はフランス・パリの世界遺産!クルーズで観光スポットを巡ろう
セーヌ川はフランス・パリの世界遺産です。この記事では、セーヌ川をクルーズで観光する方法や観光スポットについて紹介していきます。セーヌ川付近にある有名な世界遺産・美術館のアクセス方法についても紹介したので、ぜひチェックしてください。
目次
フランス・パリの世界遺産「セーヌ川」について紹介!
フランス・パリを流れる世界遺産「セーヌ川」は、パリの中心を上下・北と南に分ける形に流れています。
セーヌ川は1991年には、イエナ橋からシェリー橋までの8kmほどの河岸が世界遺産として登録されました。
この記事では、花の都・パリを流れるセーヌ川について詳しく紹介していきます。
セーヌ川を観光する2つの方法
ここからは、セーヌ川を観光する2つの方法を紹介していきます。
好きなスポットに行ける水上バス「バトビュス」
セーヌ川を観光する1つ目の方法は、「バトビュス」です。バトビュス(BATOBUS)は小型水上バスで、面倒な予約・手続きは必要なく、思い立った時にすぐに乗ることができます。
バトビュス(BATOBUS)乗船スポットも9カ所あるのでとても使いやすく、使用している観光客は多いです。また、どの乗船スポット・停留所でもチケットが購入できるのでチケット購入の方法に戸惑うこともありません。
料金は一般であれば、一日券が17ユーロで、二日券が19ユーロとなっています。3歳から15歳までは一日券が8ユーロで二日券が10ユーロとなっています。ただ、メトロやバスのNavigoカードを持っているのであれば割引されます。
観光スポットを巡る「クルーズ」
セーヌ川を観光する2つ目の方法は、「クルーズ」です。観光スポットを巡るクルーズは、パリ観光の定番ともされています。
セーヌ川はパリの中心部を流れているということもあり、セーヌ川の川沿いにはルーヴル美術館・エッフェル塔・ノートルダム大聖堂・オルセー美術館といった誰もが一度は名前を聞いたことがある観光スポットがあります。
遊覧クルーズはであれば料金は14ユーロ前後で、時間は1時間ほどです。ランチクルーズは59ユーロからとなっています。ディナークルーズはとても人気なので、99ユーロ以上の料金がかかります。
セーヌ川観光ができるクルーズ3社
ここからは、セーヌ川観光ができるクルーズ3社を紹介していきます。どのクルーズ船も、極端な悪天候になった場合やセーヌ川が増水してしまった場合は中止になることもあるので、注意してください。
バトー・パリジャン
バトー・パリジャンは、1階建てのクルーズ船でガラス張りとなっています。乗り場はイエナ橋のたもとからです。
バトー・パリジャンには、ランチクルーズやディナークルーズがあり、コース名はエトワール・デクヴェルト・プリビレージュ・プルミエの4種類あります。エトワールが一番安く、プリミエが一番高価なものとなっています。
バトー・ムーシュ
バトー・ムッシュは、セーヌ川観光ができるクルーズの中で一番有名なクルーズ社になります。乗り場はアルマ橋のたもとからとなっています。
バトー・ムッシュのクルーズ船は2階建てで、2階はオープンエアとなっています。そのため、見晴らしがかなり良くとてもおすすめです。
バトー・ムッシュは、ランチクルーズやディナークルーズがあるので、興味がある方はそちらも利用してみると良いでしょう。
ヴデット・デュ・ポン・ヌフ
ヴデット・デュ・ポン・ヌフは、バトー・パリジャンやバトー・ムッシュと比較すると船は小さくなります。ただ、他の船よりも小さいということもあって、他の船よりも水面近くを走ります。
パリの景色を見るよりも水面や波を感じたいという方におすすめです。発着はポンヌフのたもとからで、所要時間は1時間ほどです。そのため、気軽に乗る観光客はかなり多いです。
ネット上には2ユーロ割引してもらえる割引券があるため、そちらを印刷して持っていくことをおすすめします。ヴデット・デュ・ポン・ヌフは予約をしてから乗ると5ユーロ割引してもらえるのでお得です。
セーヌ川観光の見どころ
ここからは、セーヌ川観光の見どころについて紹介していきます。
パリの象徴「エッフェル塔」
パリの象徴「エッフェル塔」は、1889年の万国博覧会に合わせて建設された塔です。エッフェル塔の名前は、塔の設計および建設者だったギュスターヴ・エッフェルに由来しています。
エッフェル塔までのアクセス方法は、シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル駅とビル・アケム駅が最寄駅となります。こちらの駅を出るとエッフェル塔が見えるので、見える方向に歩いていくとたどり着きます。
営業時間ですが、6月15日~9月1日までは9時〜24時まで、9月2日~6月14日までは9時30分~23時までとなっています。
最上階までのエレベーター利用は、大人が17ユーロ・12~24歳が14.5ユーロ・4~11歳が8ユーロ・4歳未満であれば無料となっています。
住所 | Champ de Mars, 5 Avenue Anatole France, 75007 Paris, フランス |
電話番号 | +33 892-7012-39 |
営業時間・定休日 | 6/15~9/1 9:00~24:00 9/2~6/14 9:30~23:00 年中無休 |
料金 | 最上階までのエレベーター利用 大人 17ユーロ 12~24歳 14.5ユーロ 4~11歳 8ユーロ 4歳未満 無料 |
アクセス | 【メトロ】 9号線Trocadéro(トロカデロ)駅 6号線Bir-Hakeim(ビラケム)駅 8号線École Militaire(エコール・ミリテール)駅 【RER】 C号線 Champs de Mars – Tour Eiffel(シャン・ド・マルス・ トゥール・エッフェル)駅 【バス】
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公式URL |
ゴシック様式の大聖堂「ノートルダム大聖堂」
ゴシック様式の大聖堂「ノートルダム大聖堂」は、1991年に世界遺産として登録された建物です。
ノートルダム大聖堂は聖母マリアに捧げられ名付けられた教会堂です。「ノートルダム」 はフランス語で「私達の貴婦人」という意味で、こちらも聖母マリアを指しています。
残念ながら、ノートルダム大聖堂は2019年4月15日に大規模な火災があり、大きく破損してしまいました。そのため、現在はノートルダム大聖堂に入ることはできません。
住所 | 6 Parvis Notre-Dame - Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, フランス |
電話番号 | 01-42-34-56-10 |
営業時間・定休日 |
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料金 |
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アクセス | 【メトロ】 メトロ4号線シテ(Cité)駅 【RER】 RER A・B線サン・ミシェル=ノートルダム(Saint Michel Notre-Dame )駅 |
公式URL |
王宮として使われた「ルーヴル美術館」
王宮として使われた「ルーヴル美術館」は、美術品や収蔵品がとにかく多いことでも有名です。1日で回りきれないので、すべての作品を見るためには何日もかける必要があります。
ルーヴル美術館にアクセスする場合は、メトロのPalais-Royal Musée du Louvre( パレ・ロワイヤルーミュゼ・デュ・ルーヴル)駅から行くのが便利です。駅からルーヴル美術館まで直結しています。
料金はオンラインチケットが17ユーロで、美術館でチケットを購入した場合は15ユーロとなっています。ピラミッド中央出入口、またはポルト・デ・リオンから退館した場合に再入場はできないので注意してください。
住所 | Rue de Rivoli, 75001 Paris, フランス |
電話番号 | +33 1-40-20-50-50 |
営業時間・定休日 | 月・木・土・日:9:00〜18:00 水・金:9:00〜21:45 休館日は毎週火曜日 1/1、5/1、12/25 |
料金 | オンラインチケット:17ユーロ
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アクセス | 【メトロ】 1番線または7番線 Palais-Royal Musée du Louvre ( パレ・ロワイヤルーミュゼ・ デュ・ルーヴル)駅 |
公式URL |
フランス美術を堪能できる「オルセー美術館」
フランス美術を堪能できる「オルセー美術館」は、印象派の画家の作品が多く収蔵されていることで有名な美術館です。
アクセスは、メトロの12号線Solférino(ソルフェリーノ)駅が最寄駅となっています。
料金は大人が14ユーロ、18歳未満が無料となっています。入館無料日もあり、毎月第1日曜日は無料でオルセー美術館に入ることができます。
住所 | 1 Rue de la Légion d'Honneur, 75007 Paris, フランス |
電話番号 | +33 1-40-49-48-14 |
営業時間・定休日 | 9:30~18:00 木曜日:9:30~21:45 休館日は毎週月曜日、5/1、12/25 |
料金 | 大人:14ユーロ 18歳未満:無料 入館無料日:毎月第1日曜日 |
アクセス | 【メトロ】 12号線 Solférino(ソルフェリーノ)駅 |
公式URL |
セーヌ川観光で橋巡りは欠かせない!
ここからは、セーヌ川観光する際には欠かせない橋巡りについて紹介していきます。
最も美しい橋と言われる「アレクサンドル3世橋」
「アレクサンドル3世橋」は、セーヌ川にかかる橋で最も美しい橋と言われています。
アレクサンドル3世橋は、フランス大統領サディ・カルノーとロシア皇帝アレクサンドル3世の間に結ばれた友好の証として、ニコライ2世によって1900年のパリ万国博覧会にあわせて建設され、パリに寄贈されたものです。
橋の入口には、金色の2頭のペガサスが装飾されています。四隅にある柱塔には、中世・ルネサンス・ルイ14世・近代の4つの彫刻があるので、そちらもチェックしてみてください。
カップルの愛の誓いに使われた「ポン・デ・ザール橋」
「ポン・デ・ザール橋」は、カップルの愛の誓いに使われた橋です。恋人がお互いの名前を書いた南京錠を橋の欄干・フェンスに取り付けて、その南京錠の鍵をセーヌ川へ投げ捨てることで永遠の愛が手に入れられると言われていたのです。
ただ、2014年6月にはポン・デ・ザール橋のフェンスが大量に取り付けられた南京錠の重みに耐えることができず、壊れてしまったというニュースが報道されています。
その後は、南京錠をかけるのを自粛する動きが広がっています。
映画の舞台にもなった「ポン・ヌフ橋」
「ポン・ヌフ橋」はレオス・カラックスの映画「ポンヌフの恋人」の舞台にもなった場所です。
パリに現存する最も古い橋と言われていて、白い石材が光り輝いているため、訪れる観光客は多いです。
シテ島への橋の真ん中には、ポンヌフ橋の建設を命じたアンリ4世の騎馬像が立っているので、こちらもチェックしてみてください。
セーヌ川クルーズ以外のおすすめの楽しみ方
セーヌ川クルーズ以外のおすすめの楽しみ方は、パリ・ブラージュです。パリ・ブラージュは、セーヌ川沿いに作られた人工のビーチのことを指します。
バカンスの時期には、貯水池を利用したプール・子供向けアスレチック・野外コンサート会場などが用意され、大人も子供も楽しむことができます。
ぜひ、パリ・ブラージュでパリのバカンスを満喫してください。
セーヌ川を観光を満喫しよう!
セーヌ川観光について詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。ぜひ、世界遺産となっているセーヌ川観光を満喫してください。