大阪のお土産人気ランキング！定番からおしゃれなスイーツまで紹介

食べ物といい、文化といい、独特の個性で人気を集める大阪。美味しいもの、面白いものを求めて、連日たくさんの観光客や旅行者が大阪を訪れます。そんな大阪には、美味しいお菓子やおしゃれなスイーツなど、お土産にぴったりな商品がいくつもあります。

たくさんのお土産物が溢れる大阪で、大阪ならでは、大阪らしいおすすめの人気お土産品をご紹介します。大阪のお土産ならこれを、と胸を張っておすすめできる商品ばかりです。大阪でお土産を探す際には、ぜひ参考にしてみてください。

まずは大阪のお土産の定番をご紹介します。さすがは食と笑いの街大阪のお土産と、誰もが納得して喜ぶ商品ばかりです。定番だけど古臭くない、もらってうれしい大阪の定番お土産ランキング、第12位から第9位はこちらです。

お土産で喜ばれるのは、ご当地ならではの味や品物。そこに行かなければ手に入らない限定品なら、さらに高評価です。

大阪限定のお菓子やスイーツはいろいろありますが、スナック菓子で有名な「Calbee」が手掛ける、ポテトチップスの高級ブランド「GRAND Calbee（グランカルビー）」が直接買えるのは、「キタ」と呼ばれる大阪の梅田にある、阪急百貨店の梅田店だけ。

素材からこだわった「GRAND」のポテトチップスは、今までのポテトチップスの常識を覆す極厚タイプ。薄味なのに味わい深い、上品な味は、まさに「GRAND（特別な）」一品です。「グランカルビー」なら話題性も抜群で、大阪のお土産にはうってつけです。

江戸時代前期の終わり、延宝年間に創業した「小島屋」の看板商品「けし餅」は、大高を代表するお菓子。300年以上の歴史を持つ、大阪堺の銘菓で、お茶席はもちろん、贈答用や進物としても重宝されています。

大阪、堺周辺は室町時代からけしの栽培が盛んで、安土桃山時代に千利休によって茶道が広まると、それに伴い多くの和菓子が考案され、その一つとしてけしの実の香味をいかした「けし餅」が生まれました。

小豆のこしあんを薄い餅で包み、けしの実をまぶした一口サイズの「けし餅」は、けしの実の香ばしい風味とプチプチとした食感、あっさりとした甘さのあんのバランスが絶妙です。スイーツ好きはもちろんですが、甘い物が苦手な人や、お年寄りへのお土産にもおすすめです。

赤と白のストライプの派手な衣装に丸眼鏡の人形。ウォーリーではありません。大阪で赤白ストライプといえば「くいだおれ太郎」です。

現在は、「キタ」と並ぶ大阪の繁華街、「ミナミ」の道頓堀にある「中座くいだおれビル」に設置されている「くいだおれ太郎」は、1949年に創業、開店し、2008年に閉店した飲食店「くいだおれ」の宣伝用に、1950年から店頭に置かれていました。

電動で表情や動きが変わる「くいだおれ太郎」は、動く宣伝人形として話題を呼び、大阪の名物になりました。現在でも大阪を代表するキャラクターとして人気が高く、お土産用に数多くの「くいだおれ太郎」グッズや「くいだおれ太郎」をデザインしたお菓子などが販売されています。

ポテトチップスの高級ブランドがあるなら、というわけではありませんが、大阪の人気のお土産第9位は、お菓子のポッキーの高級版「バトンドール」です。大阪の道頓堀に行けば嫌でも目に付くグリコの巨大看板が示すとおり、ポッキーの製造元の江崎グリコは、大阪府大阪市に本社を置く、地元企業です。

フランス語で「黄金の杖」を意味する「バトンドール」の名を冠したお菓子は、グリコが百貨店向けに開発した高級ポッキーです。バターをふんだんに使ったプレッツェルに、品質にこだわった滑らかなチョコクリームがマッチした贅沢な味わいは、お菓子のポッキーとは一味も二味も違います。

「グランカルビー」同様、お菓子の認知度が高い分、品質とこだわりの差は歴然で、お土産にすれば注目の的になるに違いありません。高級感あふれるパッケージもお土産には嬉しいです。阪急うめだや高島屋大阪店、伊丹空港で購入できます。

大阪の定番お土産、第8位から第5位は、これぞ大阪の本領発揮、思わず笑ってしまう楽しいお菓子がランクインです。変わらぬ人気を誇る、昔懐かしいお菓子合わせてご紹介します。

日本中で知らない人はいないほど有名なお土産お菓子「白い恋人」。全国のお土産お菓子、スイーツランキングでは、常に上位に登場する北海道の人気お菓子です。そんな「白い恋人」をもじったのが、笑いの殿堂、吉本興業（旧よしもとクリエイティブ・エージェンシー）が発売した「面白い恋人」です。

パクリ、偽造品と言われても仕方がないほどパッケージデザインもロゴも「白い恋人」にそっくりな「面白い恋人」は、「間違って買ってしまった」などの苦情が相次ぎ、特許を巡って訴訟騒ぎにもなりましたが、その後和解が成立し、話題になったこともあって、大阪のお土産として定着しました。

「面白い恋人」の中身は、「白い恋人」とは似ても似つかないみたらし味のゴーフルで、どこまでもお笑いを追求する大阪らしいエッセンスが込められています。ウケ狙いのお土産には、これ以上の物はないかもしれません。

「面白い」は、大阪では「おもろい」と発音されることが多いですが、ここは本家の「白い恋人」にちなんで、「おもしろい」と読むのがおすすめです。

今大阪でブレイク中のスイーツといえば「ええもんちぃ」。日本人の食の原点であるお米と、日本の農作物を使った新しい洋菓子を、追求し続ける新進気鋭のパティスリー「五感（ごかん）」の人気商品です。

旬の食材と、国産のお米にこだわった「五感」のスイーツはどれも絶品。季節限定のスイーツも多いので、いつでも手に入るというわけではありませんが、言い換えれば、季節ごとに新しいお菓子に出会える喜びもあります。

「五感」には、大阪のお土産におすすめのスイーツがいくつもありますが、とくにおすすめなのは、持ち運びしやすく日持ちもする「ええもんちぃ」です。

国産の米粉を使ったしっとりとしてきめ細やかな生地に、大粒の丹波黒大豆が入った和洋折衷のマドレーヌの「ええもんちぃ」。一口食べれば、滋味豊かで奥ゆかしい甘さが、口いっぱいに広がります。

甘辛いたれが後を引くみたらし団子。老若男女を問わず、昔から人気がある和スイーツです。ただ、食べるときに手が汚れたり、たれが垂れてしまったりすることがあるのが難点といえば難点です。それを解消しようと老舗和菓子屋が開発したのが、餅でたれをくるんだ「みたらし小餅」です。

食べることへの情熱と執念は生半可ではない大阪人ならではの発想の転換は、お見事の一言に尽きます。手でつまんで一口でパクッと食べられる「みたらし小餅」はお土産に最適と、瞬く間に大阪名物となりました。

発売以来30年以上にもなりますが、今も変わらぬ人気で大阪の人のみならず、多くの観光客、旅行者の人気を集めています。そのままでも美味しいですが、軽く焙って温かくして食べても美味しいです。

1984年創業の「青木松風庵」が手掛ける和洋菓子、「みるく饅頭 月化粧」は、おおさかのお土産品として開発されました。バターが香る生地で、北海道産の2種類のいんげん豆をブレンドし、北海道産のミルクとバターを練り込んだ白あんを包み、しっとりと焼き上げた艶やかなお菓子です。

和と洋の味と技術が見事に融合した風味豊かなスイーツで、小さな子供からお年寄りまで、誰にでも喜ばれる優しい味で、お土産の定番と呼ぶにふさわしい一品です。

大阪では知らない人はいない人気菓子メーカーの「青木松風庵」は、地域貢献にも熱心で、大阪銘菓となるお菓子を開発する一方で、「月化粧」の売上金の一部を、環境保全のために寄付し続けています。

お土産といえばお菓子やスイーツが定番。大阪の人気お土産ランキング第4位から第1位にも、美味しいスイーツが堂々のランクインですが、それでは終わらないのが大阪。

一度食べたらくせになる、大阪らしいスナックや、新幹線のホームでも買える、大阪の顔とも言える食べ物もランクインです。

ロールケーキブームを巻き起こしたパティスリーモンシェールの「堂島ロール」。連日の大行列はニュースにもなるほどの人気ぶりでした。その人気ゆえ、一気に全国に広がり、食傷気味に感じられた時期もありましたが、本物の味はやはり支持され、人気は不動のものになっています。

ふっくらとした生地でたっぷりのクリームを抱き込んだ「堂島ロール」は、一般的なロールケーキとは違い、ケーキというよりほとんどがクリーム。こだわり抜いた絶品クリームを堪能できる「堂島ロール」は、甘い物が好きな女子にはたまらないお土産です。

「りくろーおじさんのチーズケーキ」は、ふわっふわの焼きたてチーズケーキで人気の大阪のお店です。店舗は大阪にしかないので、通販サイトでは申し込みが殺到しているくらい人気のショップです。

デンマーク直輸入のクリームチーズと、鮮度と味にこだわった食材を使い、毎日店舗で焼き上げるチーズケーキは口の中でとろけるような滑らかさです。まだ温かい焼きたてのチーズケーキの香ばしい香りとしゅわしゅわの口どけは店舗でのみのお楽しみです。

お持ち帰りのお土産用なら、常温、冷蔵、レンジで温めてと、3通りの美味しさを楽しむことができます。6号サイズのワンホールが725円といで低価格なのも、お土産には嬉しいです。

大阪といえばたこ焼き。本場大阪のたこ焼きをお土産にしたいけれど、アツアツのたこ焼きを持ち帰るわけにはいかないし、冷めたたこ焼きなんてお土産にならないしと、諦めてはいけません。

自宅で本場の味が楽しめるお土産用の冷凍たこ焼きがちゃんとあります。しかも発売しているのは、日本で最初にたこ焼き割烹を開いたと言われる老舗のたこ焼き専門店「たこ昌」です。人気の歓楽街道頓堀に本店を構えているので、知っている人も多いのではないでしょうか。

お土産用の冷凍たこ焼きは、生地の秘伝の出汁を加えた「たこ昌」オリジナルの「しょうゆ味たこ焼き」。ふわりと柔らかい生地に歯ごたえの良いたこがゴロッと入っています。レンジで温めるだけで本場大阪のたこ焼きが味わえる、おすすめのお土産です。

大阪の定番お土産の第1位は、新幹線のホームでも買える「551」の豚まん。「肉まんじゃないの？」と思うかもしれませんが、そこは大阪らしく「豚まん」で。ちょっと小ぶりですが、肉汁たっぷりの豚肉がぎっしり詰まった豚まんは、おやつや小腹がすいたときの軽食にぴったり。

蒸気の上がった蒸し器で蒸すか、レンジで温めれば出来たての味が楽しめます。そのままでもしっかり味がついて美味しいですが、添え付けの芥子をつけても美味しいです。軽いお菓子や、スイーツが多いお土産ですが、お腹にたまるガッツリお土産も、大阪らしくておすすめです。

せっかくの大阪のお土産なら、ばらまき用にも大阪らしいひねりが欲しいところ。ここは、センスの見せ所。もらった瞬間、「大阪のお土産だ」と気付いてもらえる、大阪らしいばらまき用お土産をご紹介します。

看板人形のくいだおれ太郎にグリコの巨大看板、幸福の神様ビリケンさんと並ぶ大阪のシンボル「通天閣」。その通天閣を模ったお菓子が、お菓子の老舗モロゾフが販売している「お持ち帰り通天閣」。チョコレートでできたミニチュアサイズの通天閣です。

サクサクのシリアルを滑らかなホワイトチョコレートでコーティングし、酸味のあるクランベリーを混ぜ込んだ、大阪らしさ満載のばらまき用お土産お菓子です。

大阪のお土産には、「グランカルビー」や「バトンドール」など、定番お菓子の高級版が人気ですが、どちらも高級と銘打つだけあって、ばらまくにはちょっと値が張ります。

そこで、ばらまき用には、ハイブランドとは言ってもお手ごろ価格のハッピーターンの高級版、「HAPPY Turn's」がおすすめです。しかも、「HAPPY Turn's」が手に入る常設展は全国でも3店舗のみ。大阪では阪急うめだで購入できます。「HAPPY Turn's」は、お土産に欠かせない希少性と話題性が抜群です。6つのフレーバーがあり、いろいろ選べるのも楽しいです。

定番お菓子の地域限定フレーバーも、お土産には人気です。スナック菓子のじゃがりこは、地域ごとにいろいろなフレーバーや限定品があり、お土産にも人気です。大阪名物たこ焼き味は、おやつにおつまみにぴったりで、お土産にもおすすめです。

気の置けない友だちや、ちょっとした知り合いへのお土産には、じゃがりこのたこ焼き味をぜひどうぞ。

たこ焼き味が病みつきになるソーススナック「たこべえ」。大阪らしいジャンクスナックといえば、「たこべえ」の右に出るものはありません。おやつにおつまみにぴったりで、ばらまき用お土産に最適。秘伝ソース味、マヨネーズソース味、関西だしじょうゆ味、わさびマヨネーズ味など、味もいろいろです。

値段が安いので、ばらまき用にたくさんお土産が必要な時にはとても重宝です。

変わったもの、面白いものばかりが大阪のお土産ではありません。大阪には女子が喜ぶ美味しいスイーツやかわいいお菓子もいっぱいあります。味はもちろん、見た目も大事な女子へのお土産。選ぶのはけっこう難しいもの。

そんな女子へのお土産に困ったら。こちらのランキングを思い出してみてください。仲良しの女友達や、ちょっと特別な女子へのお土産におすすめの、人気の大阪のお土産トップ4はこちらです。

女子が喜ぶ見た目がかわいいお土産お菓子第4位は、キャンディ菓子で有名な UHA味覚糖の新感覚グミです。専門店の「Cororo」には、まるで果実のようなジューシーなグミがずらりと揃っています。

シャインマスカットやナガノパープルなど、高価で貴重な果物の果汁を原料にしたものや、チョコレートをコーティングしたものなど、他では見られない斬新なグミばかりです。

期間限定の催事場を除けば、手に入るのは阪急うめだのショップのみと、希少性も抜群です。パッケージもかわいいので、女子ウケすること間違いなしです。

テレビで取り上げられ、話題になったマダムシンコの「マダムブリュレ」は、一時期は数か月待ちは当たり前の人気商品でした。熱狂的なブームは一段落しましたが、大阪のお土産として根強い人気を誇っていることに変わりはありません。

キャラメリゼしたバウムクーヘンは、密度の濃いスポンジと、キャラメルの濃厚な甘さが特徴です。甘さ控えめなんてどこ吹く風、一口食べれば満足の、しっかりとした甘さのスイーツです。

アニマル柄のド派手なパッケージも、インパクトがあってお土産にはぴったりです。

コロコロとしたかりんとう風味の米菓子の「うぐいすボール」は、大阪ではなく兵庫県神戸市が発祥。1930年から販売されているロングセラー商品で、関西ではスーパーでも手に入る身近なお菓子です。

指でつまんでパクッと食べられる気軽なお菓子で、原料はもち米なのでヘルシー。小さな子供でも食べられます。ちょっとレトロなパッケージはおしゃれな女子にも人気。

小袋に入っているものはばらまきお土産にはぴったりです。定番のかりんとう風味のほか、抹茶やコーヒーなどのバリエーションもあります。

冷凍パン生地製造販売所のIZM CORPORATIONがプロデュースする、マフィン専門店「Muffins」は、大阪の阪急うめだに店舗を構えています。

店頭には、シンプルなマフィンから、宝石のようにフルーツを散りばめたマフィン、季節限定の特別なマフィンなど、マフィンズならではのオリジナルマフィンの数々が並びます。

大阪でしか手に入らない絶品スイーツ、マフィンズのマフィンは、お土産にすれば注目を集めること請け合いです。

レトロなブリキの容器がかわいい星菓庵の金平糖は、お土産にすれば喜ばれること間違いなしの人気お菓子。金平糖のフレーバーのバリエーションに合わせて、入れ物もバラエティに富んでいます。

中味を食べ終わった後は、容器は小物入れにもなります。クラシックで上品なデザインは飾っておくだけでも気分があがります。容器目的のためだけにでも買う価値ありのお菓子です。

いかがでしたか？気になるお土産は見つかったでしょうか。ここにご紹介した商品以外にも、大阪にはおすすめの人気のお土産がまだまだたくさんあります。ぜひ大阪に行って、美味しいお菓子や素敵なスイーツなど、お気に入りのお土産を見つけてみてください。

人気の観光地にはお土産はつきもの。大阪でも、毎年たくさんの新しいお土産品が生まれては消えていきます。そんな中から、人気ランキングの上位に入ったり、定番になって残っていったりするお土産は、ほんの一部です。

だからこそ、長年定番お土産として人気を博している商品は、間違いがありません。しかも大阪は食の街。人気のお土産品が美味しくないわけがありません。大阪に行ったら、テッパンの大阪お土産からまずチェックするのもいいかもしれません。