太陽餅は台湾の人気お土産!食べ方やカロリー・おすすめ店舗も紹介
台湾には人気のお土産がたくさんありますが、中でも「太陽餅」がじわじわと人気になってきています。この太陽餅はどんなお菓子なのでしょうか。太陽餅の食べ方やどこで買うことができるのか、ピックアップしました。おすすめのお土産なので、その魅力に迫ってみましょう。
目次
太陽餅は台湾土産に人気お菓子!
台湾旅行でお土産を買うとしたら、たくさんのおやつやおいしいものがあるので、どれにしようかと迷ってしまいます。そんな中、じわじわと人気になってきているおすすめのお土産が、この「太陽餅」(タイヤンピン)なのです。
この太陽餅は、ある程度日持ちがすること、そして幅広い年齢層の人に好まれる味ということから、台湾のお土産にする人が増えてきています。おすすめになっている、台湾で人気のお菓子です。
太陽餅はどんなお菓子なの?
台湾で人気の太陽餅は、パイ生地のお菓子で丸い形をしています。パイ生地の中は、ミルク餅になっていて、おやつにピッタリなほど良い甘さが楽しめます。台湾では赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層の人に愛されているおすすめおやつなので、日本でも好まれるに違いありません。
また、この太陽餅の歴史も古く、昔から台湾の地元の人に愛されているお菓子となっています。本当に通の人が買ってくる台湾のお土産に、この太陽餅が入っているほど、台湾がおすすめしているお菓子になっています。
太陽餅の由来
太陽餅の由来には、いくつかの説があります。もともと太陽餅は、魏清海さん(阿明師)という人がレシピ を考えたとされていて、当時台湾で高価だった砂糖を使わずに、小麦粉や油など材料で作り始めたのが由来となっているといわれています。
また、別の説では、日本が台湾を統治していた時代に、丸いお菓子が四角い紙包みに包まれていて、それを開けると日の丸の国旗のように見えたことから、太陽餅の名前がつけられたともいわれています
太陽餅の味や特徴
台湾のお菓子の種類は豊富で、甘いものが多いですが、この太陽餅は、甘さが控えめになっています。口当たりはサクッとしていて、周りのパイ生地がサクサク、そして中の餡はしっとりというところです。
サクサクのパイ生地としっとりの餡の程よいバランスが人気になっているお菓子なので、ついつい食べ過ぎてしまうこともあるようです。最近では、色々なフレーバー味の太陽餅も出てきています。
太陽餅の特徴は、とにかく日本のお饅頭とは違っているというところです。見た目はお饅頭なのですが、甘さは控えめですし、パイ生地がポロポロしているところが特徴となっています。
食べているそばから、パイ生地がポロポロと落ちるので、食べにくいという声もありますが、それでも台湾で人気で地元の人から愛されているお菓子であることには間違いがありません。
太陽餅の美味しい食べ方を紹介!
台湾のお土産で太陽餅をいただいたり、自分用に持ち帰った場合の食べ方はどうしたらいいのでしょうか。購入したそのままの状態でいただくこともできますが、もっとおいしいポピュラーな食べ方があるのでご紹介します。
【食べ方①】そのままお茶と一緒に
あったかいお茶と、太陽餅はよく合います。太陽餅をそのままいただく場合は、お茶を入れてからいただきましょう。日本の緑茶にも、台湾で人気になっている台湾茶や中国のウーロン茶などにもよく合います。
太陽餅の皮がパサパサしているので、喉に詰まった感じが嫌な方は、お茶と一緒に太陽餅をいただくことで、おいしくいただくことができます。少し苦めのお茶と一緒にいただいても、太陽餅の甘さがお茶の苦さをカバーしてくれます。絶妙バランスの味が楽しめる、おすすめの食べかたです。
【食べ方②】軽く温めて食べる
太陽餅を電子レンジで温めると、さらにおいしくいただけます。温める時間は好みにもよりますが、一般的にはオーブンで160度2分ほど、そして電子レンジでは600W20秒ほどで大丈夫です。太陽餅がふんわりとしてきて、パイ生地がしっとりとして食べやすくなります。
太陽餅の中の餡はトロっとした状態になるので、やけどに気をつけながら食べてください。万が一、温めすぎると、中の餡が葉にくっついて軽くやけどをすることもあるようです。電子レンジで温めた太陽餅は、ほのかに甘く感じられるのでおすすめです。
【食べ方③】温めた牛乳に浸す
最後にご紹介する、太陽餅をおいしくいただく方法は、温かい牛乳に浸して食べる方法です。牛乳と太陽餅はおいしくいただける組み合わせですが、牛乳を温めて太陽餅を浸すことで、太陽餅のパイ生地のパサパサ感がなく、しっとりとした味わいが楽しめます。
子供たちが大好きな食べ方のひとつなので、子供たちがいる家庭ではぜひ試してみてください。
太陽餅のカロリーはどれくらいなの?
お菓子といえば気になるのがカロリーです。太陽餅のカロリーは、購入するお店によって記載が違っていますが、一般的には約200kcal/個から450kcal/個までの幅があるようです。
甘さが控えめな太陽餅なので、高カロリーというところまではありませんが、それでもそこそこのカロリーになるので、食べすぎには注意しましょう。台湾のお菓子はおいしいのでついつい手が出てしまうので要注意です。
太陽餅が購入できる台湾のおすすめ店4選!
台湾のいろいろなお店で太陽餅を購入することができます。観光している間にも、きっと太陽餅が目の片隅に入るくらい有名ですが、せっかくお土産として太陽餅を購入するのでしたら、老舗や有名店で購入してみるのはいかがでしょうか。
太陽餅を購入できるお店の中でも、お土産用の箱やパッケージが違っていますし、それぞれの特徴も少しずつ違っています。そんな太陽餅が有名な台湾の中で、はずすことができない、おすすめのお店を4店ご紹介します。
①宮原眼科
「宮原眼科」という名前を見て、病院と錯覚する人もいることでしょう。その通り、以前は病院として利用されていた建物を、 台湾名遺物の「土鳳梨」のパイナップルケーキで有名な台中の日出グループ の手で出店させました。
この宮原眼科の店内では、パイナップルケーキやチョコレートなどがところ狭しと置かれています。その中でも人気になっている太陽餅なので、店員さんに尋ねるとすぐに売り場に案内してくれます。宮原眼科の太陽餅は、パッケージが台湾離れしたおしゃれなつくりになっています。箱入りにしてもらって購入すると、お土産として喜ばれます。
住所 | 台中市中山路20号 |
電話番号 | 04-2227-1927 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 10:00~22:00 【定休日】 無休 |
アクセス | 台鉄「台中」駅から徒歩約5分 |
②太陽堂老店
1954年にオープンした歴史がある「太陽堂老店」も、太陽餅を代表するお店となっています。緑色の看板が目印になっている太陽堂老店は、街をあるくとすぐに見つけられます。太陽堂老店の太陽餅は、この場所で作られているので、新鮮な太陽餅をお土産にすることができます。
お店の2階は太陽餅文化館になっていて、太陽餅の歴史を知ることができます。また別フロアでは、太陽餅をつくっている厨房があります。100層にもなる薄いパイ生地を重ねてつくる太陽堂老店の太陽餅は、地元の人にも愛されるお菓子になっています。
住所 | 台中市自由路二段25號 |
電話番号 | 04-2220-0012 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 8:00~22:00 【定休日】 無休 |
アクセス | 台湾鉄道台中駅から車で約10分 |
③犁記餅店
パイナップルケーキで有名になった「犁記餅店」ですが、この犁記餅店の太陽餅も外すことができないほどのおいしさで人気になっています。この犁記餅店が人気になっている理由は、調味料や防腐剤を一切使っていないところです。体に良いもの、そして天然材料でつくることをモットーとしているお店です。
犁記餅店で出されている太陽餅は、原味であるプレーン、黒ゴマ、リュウガン、キャラメルの4種類があります。ほんのりとした甘みとうまみが人気になっているので、4種類とも手にいれてお土産にしてください。台湾のおすすめなお土産です。
住所 | 台北市長安東路二段73号 |
電話番号 | 02-2506-2255 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 9:00~21:00 【定休日】 旧暦の大晦日から五日間 |
アクセス | MRT「松江南京」駅から徒歩約7分 |
④玉珍齋
老舗のお菓子やとして地元の人に愛されている「玉珍齋」は、1877年創業という歴史です。100年以上も前からの伝統の味を受け付いたお店で、今の店主は5代目とのことです。そんな玉珍齋のお菓子の中でも、太陽餅は定番のおすすめお菓子としての地位を築いています。
玉珍齋の太陽餅と特徴は、バターがあまり使われていないところです。中の餡はしっとりとしていますが、胃やお腹にもたれないので軽くいただくことができます。賞味期限が太陽餅のパッケージにそれぞれしるされているので、お土産としても安心して渡すことができます。
住所 | 台中市西区中港路一段203号(台中二店) |
電話番号 | 04-2319-3072 |
営業時間・定休日 | 【営業時間】 (日~木)8:30~22:00 (金・土) 8:30 ~22:30 【定休日】 無休 |
アクセス | 台鉄「台中」駅の前から台湾大道を直進 |
太陽餅と一緒に買いたい!台湾土産に人気のお菓子3選!
台湾で太陽餅を手に入れる時に気になるのが、太陽餅以外のお菓子です。台湾名物になる太陽餅以外のお菓子もご紹介します。あわせて購入してみましょう。太陽餅とは違ったおいしさがあります。
①パイナップルケーキ
台湾と言えばパイナップルケーキという声もあるくらい、地元の人にも、またお土産としても喜ばれるお菓子です。パイナップルケーキには主に2種類があります。1つめは「土鳳梨酥」と呼ばれるもので、中の飴にパイナップル100%を使用して出来ているものです。酸味が強く、おいしくいただけることができます。
2つめは「鳳梨酥」です。パイナップルと甘みの強い冬瓜を加えて餡を作っています。こちらもジャムのようなしっとりとした味わいが楽しめるパイナップルケーキになります。台湾のあちらこちらに、パイナップルケーキが販売されているので、試食して好みのパイナップルケーキを手に入れてください。
②ヌガー(牛軋糖)
台湾でお土産探しをしているなら、「牛軋糖」であるヌガーも見逃せられません。水飴の代わり麦芽糖が使われていて、ソフトなものから硬めのものまでさまざまです。また、牛軋糖にナッツ入りの牛軋糖や、濃厚ミルク味の牛軋糖など、色々な種類があるので、あれもこれもついつい買いすぎてしまうほどです。
最近は南国フルーツを混ぜ合わせた牛軋糖も販売されています。イチゴ味やマンゴー味などもあるので、気に入ったらそれらの牛軋糖をお土産にすることもできます。保存は約1か月ほどなので、ゆっくり味わって食べられます。
③花生酥
観光の途中で必ずといっていいほど見かける「花生酥」は、ピーナッツや麦芽糖を使ってできているシンプルなお菓子です。すりつぶしたピーナッツに、材料を混ぜ合わせて固めたもので、口に入れるとピーナッツの香りが口いっぱいにひろがります。
クッキーのような口あたりなので、お茶やコーヒーにピッタリあいます。お茶うけとして出すこともできるので、大量にあっても困らない、貰ってうれしいお土産になります。
ピーナッツ味がするお菓子なので、子供から大人まで、幅広い年齢の人に好まれるお菓子です。パイナップルケーキと同じく、地元の人にも好まれているものなので、ばらまきお土産として購入していく人が年々増えてきています。
販売されているお店によって花生酥の味が少しずつ違ているので、観光をしながらあちらこちらの花生酥を食べてみるのもいいかもしれません。お気に入りの味や納得の値段のものがあれば、即ゲットしてください。
台湾へ行ったら太陽餅を購入しよう!
人気の台湾に旅行に行ったなら、次のお土産に太陽餅を買ってみましょう。個別包装になっているものがほとんどですし、パッケージが可愛いものが多いので、お土産としてピッタリです。気になる太陽餅のお店に行って、味見をしてから購入しましょう。