トトロの森は埼玉県所沢市狭山丘陵にある？ジブリのモデルの場所？

埼玉県所沢市には、となりのトトロのモデルになった「トトロの森」が存在していると言われています。ジブリの中でも人気が高いトトロですが、サツキとメイが住んでいる自然いっぱいのあの場所が実際に見られるなら見たいと思いませんか？

今回は、トトロの森がなぜ、となりのトトロのモデルになった場所と言われているのかや、トトロの森の見所についてまとめました。

子供にだけ見える可能性があるトトロですが、大人になってもトトロの世界観を感じたいという人は多いでしょう。大人でも純粋な気持ちになれるトトロの森をチェックしましょう！

トトロの森について知る前に、トトロとは何かについて紹介します。トトロは、多くの人が知るキャラクターです。

なぜ、トトロが好きな人が多く、トトロに会いたいと願う人が多いのでしょうか？

トトロは、「となりのトトロ」というジブリの名作です。田舎に引っ越してきたサツキとメイがトトロに出会うという話です。メイが1人で外を冒険中にどんぐりを落とす小さいトトロがいたり、木のトンネルを抜けたりしながら大きなトトロに出会います。

また、トトロでは1度は乗ってみたいと思ってしまうネコバスも登場します。自然豊かな風景に、現在の日本人はどこか羨ましさを感じるのではないでしょうか。

そのため、トトロやサツキ、メイに憧れを抱くのでしょう。

「トトロの森」は、「となりのトトロ」のモデルになった場所と言われていますが、本当にモデルになった場所なら行きたいと思いませんか？日本を代表するスタジオジブリの「となりのトトロ」が再現される可能性がある場所です。

トトロの森に行けば、トトロに出会えるかもしれないとか、ネコバスに乗れるかもしれないという期待を持つ人もいるほどです。

トトロの森に行くときは、是非、子供のときみたいな純粋な心を持って行ってください。そのほうが、様々なものに感動することができるでしょう。

トトロの森は、埼玉県所沢市の挟山丘陸にあります。ここは、東京からも近いながら、「首都圏から残された島」とも言われています。いわゆる、陸の孤島のようなところなのです。それだけに、大自然がある場所です。

トトロの森は、とてもリアルだと言われています。埼玉県出身の人でも、見るとびっくりするものが多いでしょう。

トトロの森はとても広いので、どこにアクセスしたいのか予め決めておくことをおすすめします。

トトロの森には、公共機関を使っていくことをおすすめされています。ただ、車でも行けないことはありません。

トトロの森に行くとなると、帰ってこれるかな？と不安になったり、迷って辿りつかないかもしれないという心配も出てくるでしょう。

トトロの森に訪れる前に、しっかりとアクセス方法を確認しておいてください。

トトロの森に公共機関を使っていく場合は、「小指駅」、「西武球場前駅」、「下山口駅」、「西武遊園地駅」が最寄り駅となります。

バスで行く場合は、西部バスの「椿峰小学校入口」で降りてください。トトロの森のホームページや、挟山丘陸の情報を公式サイトで確認しましょう。

トトロの森に車で行く人もいるでしょう。しかし、トトロの森は専用の駐車場を準備していません。車で行くと車を停めるのに苦労するとも言われています。近くの駐車場を利用するしかないでしょう。

挟山湖の近くにある「市営第1駐車場」や「K'sPARL三ヶ島駐車場」、挟山自然公園の近くにある「市営第2駐車場」、トトロの森3号地付近の「上山口第一駐車場」などを利用してください。

「所沢市上山口1661上野駐車場」は、安くて人気がありますが、利用する前に予約が必要です。人が多くなる年末年始やお花見の時期、ゴールデンウィークなどは駐車場も埋まるので、公共機関を利用することをおすすめします。

トトロの森に行くと、「ここがあの場所？」と思わせてくれるようなスポットが多々あります。また、トトロの森はとても広いので、その広さから本当にトトロが住んでいそうだというのを想像することもできるでしょう。

しかし、本当に「となりのトトロ」の舞台になった場所なのかな？という疑問も出てくるものです。なぜ、トトロの森が「となりのトトロ」のモデルになったと言われているのでしょうか。

「となりのトトロ」は、確かに、昭和30年代前半の埼玉県所沢市がモデルになっています。そのため、トトロの森が、となりのトトロの舞台になったというのも信憑性があるものです。

もっと、信憑性を深めるためにも、トトロの森が舞台になっていると感じられるポイントについて見ていきましょう。

トトロの森が、となりのトトロの舞台になったことが分かって訪れると、より面白い時間を過ごすことができるのでおすすめです。

七国山病院は、サツキとメイのお母さんが入院している病院です。この七国山病院は、挟山湖付近にある「八国山緑地」がモデルになっていると言われています。八国山緑地は、周りが緑いっぱいで自然豊かな場所です。

サツキとメイのお母さんが入院していた七国山病院も緑豊かな場所でした。七国山病院そのものは、八国山にある「新山手病院」と言われています。

現在も新山手病院は存在しており、当時よりも大きな病院になっているとのことです。

サツキとメイが埼玉に引っ越してきたときに、おばあちゃんと一緒に引っ越しの荷物の整理をしているシーンがあります。その荷物の中に、「挟山茶」と書かれているものがあるのです。

埼玉県所沢市は、挟山茶の生産が行われた地域です。クロスケの家は、挟山茶の生産者が使っていた農家とも言われています。

作品の中で、「挟山茶」が出てきたため、やはりトトロの森が舞台にされたんだと思う人も多いでしょう。

メイがいなくなり、ネコバスがサツキの元にやってきて、メイがいる場所につれていってほしいとお願いします。そのとき、ネコバスの行き先が「牛沼」に変わり、「めい」に変わるという瞬間があります。

また、作品の中で、カン太という男の子が雨の中でサツキに傘を渡すシーンがありますが、そこも牛沼の光景にそっくりだと言われています。トトロの森を歩いていると、まさに作品中に出てきた光景がそのまま出てきたのでは？と思わされる場所が多々あるのです。

牛沼は、埼玉県所沢市に実在する地名です。やはり、となりのトトロの舞台になった場所なのでしょう。

となりのトトロを見たことがある人なら、「松郷」という地名は聞いたことがあるのではないでしょうか。サツキがメイを探しているとき、どこから来たか聞かれ「松郷」と答えるシーンがあります。

また、電報が届いたときにも松郷が登場しています。サツキとメイは、松郷に住んでいました。この松郷も、埼玉県所沢市に位置する地名です。

松郷は一部が所沢カルチャーパークになっており、今も美しい自然が守られています。これも、トトロの影響なのではないでしょうか。

トトロの森はとにかく広いので、行くときはどこを観光したいのかを予め決めていたほうがいいでしょう。ここでは、行っておくべきおすすめの観光スポットについて紹介します。

トトロの森に行ったときは、やはり、実際にとなりのトトロを感じたいものです。本当にサツキとメイが走り回っていそうな場所や、真っ黒クロスケやトトロが出てくるのでは？と思わされる場所について見ていきましょう。

トトロの森に行くと、感動する場所もたくさんあります。綺麗な自然を感じながら、サツキやメイ、トトロの姿を想像してみましょう。

クロスケの家は、古民家です。母屋、蔵、茶工房があり、母屋は100年以上建っている民家と言われています。本当にトトロに会えるのでは？と思えるほどの趣深さがあります。

挟山丘陸の自然を守るためにクロスケの家になり、「トトロのふるさと募金」の拠点にもなっています。縁側には大きなトトロの模型が置いてあり、写真スポットにもなります。

トトロを実現しているかのような雰囲気を持つクロスケの家は、トトロ好きなら何度も訪れたい場所でもあるでしょう。探せば、真っ黒クロスケを発見することができるので、探してみてください。

挟山丘陸にある三ヶ島八幡神社は、とても神秘的な神社です。トトロの森に行ったとき、挟山湖に行くのなら、ここの神社も参拝してはどうでしょうか。

とても綺麗に整備してあります。また、周りの風景ともマッチしており、澄んだ空気の中参拝することができるため、パワーを感じ取ることも可能でしょう。

挟山湖は、「山口貯水池」と呼ばれている池です。トトロの森からクロスケの家に行く途中で、挟山湖に寄ることができます。この湖は絶景が拝めるところがポイントでしょう。天気が良い日は、湖の向こう側に富士山が現れる可能性があります。

トトロの森は広いので、ちょっと一休みしたいときにも挟山湖を眺めてみてください。自然豊かで、本当にトトロがいるのでは？という気持ちが芽生えるでしょう。

学問の神様で知られている神社です。トトロの森の横にあるので、参拝しやすいでしょう。勉強のリフレッシュに訪れるのもおすすめです。赤い鳥居があり、神社の力強さを感じることができます。

トトロの森のすぐ近くなので、自然多き神社であり、トトロも現れるのかな？とか、さつきやめいも来たのかな？と想像しながら歩くと面白いでしょう。

1980年代に早稲田大学のキャンパスの建設が挟山丘陸と発表され、反対運動が起きたことがきっかけで出来たのがトトロのふるさと基金です。ボランティアやグッズ販売などの収益でトトロの森は守られています。

トトロのふるさと基金で販売されているグッズは、宮崎駿監督が描いてくれたもので、宮崎駿監督もこの活動に携わっているのです。美しい自然を守り、いつまでもトトロがいる雰囲気を壊さないように、この活動に少しでも関われるといいでしょう。

トトロのふるさと基金は、トトロの森に行かなければ参加できないと思っている人もいるでしょう。しかし、グッズ購入などはインターネットから行うことができます。

トトロのふるさと基金でしか購入できないものなので、チェックしてみてください。売上げはトトロの森を守るために使われます。

実は、大分県にも「トトロのバス停」があります。大分県も、実写版トトロができるのでは？と思うほど自然豊かな場所が多々あります。このトトロのバス停は、大分県佐伯市に轟（ととろ）という地名があることから実在したものです。

現在は使われていないのですが、バス停が残ったままになっています。また、誰かがトトロと、さつきとめいを描いた看板のようなものを設置したことで、よりトトロらしさが出ています。

周りの風景も自然が美しいため、まさにトトロっぽさが出たバス停になっているのです。このスポットもトトロが好きな人なら訪れたい場所でしょう。

トトロの森は、となりのトトロの舞台になったと言われる埼玉県所沢市にあります。探検していると、メイがトトロと出会うためにくぐった木のトンネルにような場所もあると言われています。

また、真っ黒クロスケを発見したり、大きなトトロが座っているスポットを見ることもできるでしょう。作品の中で、トトロからもらったどんぐりの実を植えたら木が生えてきた場所と同じようなスポットを見つけることもできます。

トトロの森では、たくさんのサツキとメイの面影やトトロの面影を探すことができるでしょう。また、トトロの森を訪れると、自分の気持ちが豊かになり自然を大切にしたいという気持ちも芽生えるはずです。是非、様々なことを感じてください。