大阪の古本屋･古書店のおすすめ！梅田や難波の人気店も紹介

近年ではインターネットで本を買う方が増えていますが、街中の本屋に行って実際に本を手に取るのも良いものです。電子書籍と違って本の重みや匂いが直に伝わり、読書の喜びを体全体で味わえます。

特に、古い書籍を取り扱っている古本屋がおすすめ。インターネット通販サイトですら販売されていないような掘り出し物が見つかる可能性があり、ちょっとした冒険をしているような気分を楽しめます。

そこで今回は、大阪・梅田周辺にあるおすすめ古本屋・古書店をまとめてみました。古本屋巡りが好きな方は、ぜひ参考にしてください。

大阪市北区にある梅田駅は、大阪メトロ・阪神・阪急・JR西日本の路線が接続している大阪キタの玄関口です。周辺にはたくさんの商業施設が立ち並んでいて、遠方からも多くの観光客がショッピングをするためにやってきます。

時代の波に押され、最近ではレトロな古本屋・古書店が少なくなってしまいました。しかし、商人の街・大阪では、庶民的な本屋が今でも街の各地で営業を続けています。

まずは、梅田駅周辺にあるおすすめの古本屋・古書店を見ていきましょう。

梁山泊は、大阪梅田駅1階の阪急古書のまちにあるおすすめ古本屋です。和本を中心に、哲学・思想・宗教・芸術・運動史など絶版・品切れを含むあらゆるジャンルの古書を取り扱っています。

おしゃれで落ち着いた雰囲気の内装が印象的。梅田駅の改札近くにあるため、アクセス性も抜群です。

杉本梁江堂は、梁山泊と同じく阪急古書のまち内にあるおすすめ古本屋です。阪急店と天神橋店の2店を構えています。

明治36年創業の老舗古書店で、古典籍・浮世絵・学術書など多彩なジャンルの書籍を網羅。京町家のような和風テイスト漂う店内で、掘り出し物の古書を安く購入できます。

もっきりやは、梅田一丁目にある地上34階地下4階建ての雑居ビル・大阪駅前第3ビルの地下2階で営業しているおすすめ古本屋です。

絶版漫画、アイドルの写真集、スポーツ、鉄道、音楽など、サブカルチャー系の古書が幅広く取り扱われています。万人向けの古本屋とは言えませんが、特定のジャンルが大好きなマニアにとっては最高の環境です。

梅田駅から南に4kmほど離れた場所にある南海電鉄の難波駅も、大阪・キタの重要な交通拠点の一つです。地下鉄各線との乗り換えも簡単で、周辺にはたくさんのショッピング施設があります。

続いては、難波駅周辺にあるおすすめの古本屋・古書店を見ていきましょう。

BOOKOFF 大阪難波中店は、なんば駅から徒歩すぐの場所にあるおすすめ古本屋です。

BOOKOFFは、古本や中古家電類などの買取・販売事業を全国展開している大手企業。ここ大阪難波中店は非常にフロアが広く、漫画・雑誌・実用書など様々なジャンルがバランスよく取り扱われています。

毎月5の付く日（5日・15日・25日）には、買物のポイントが5倍になるポイントUPデーを実施。定期的に足を運びたくなる魅力があります。

Colombo cornershop（コロンボ コーナーショップ）は、難波神社の近くにあるおすすめ古本屋です。

デザイン・写真といったヴィジュアルアート系の古書を中心に、料理や手芸などの実用書も充実。洋書も豊富で、海外の観光客の間でも評判です。

ちなみに、店内ではコーヒーも販売されており、カフェオレを飲みながら憩いのひと時を過ごせます。

K-BOOKSなんば壱番館は、難波駅から徒歩5分ほどの場所にあるおすすめ古本屋です。漫画・アニメ・ゲーム系のコンテンツを中心に取り扱っていて、レアなグッズを購入できます。

3階の中古コーナーでは、女性向けの同人誌や同人小説が充実。刀剣乱舞やヒプノシスマイクなど、イケメン男子好きな女性におすすめの作品が満載です。

古本屋という言葉を聞くと、古臭くてダサいお店をイメージする方がいるかもしれません。しかし、大阪にはオシャレな古書店も多く、女性でも一人で気軽に入店できる安心感があります。

ここでは、梅田周辺にあるおすすめのおしゃれな古本屋・古書店を見ていきましょう。

blackbird booksは、緑地公園駅近くの住宅街の一角で営業しているおすすめ古本屋です。

ガラス張りの店内には、小説、漫画、同人誌、写真集など貴重な古書がノンジャンルで取り扱われています。エレガントなBGMを聴きながら、自分だけの世界に没入できる魅力があります。

居留守文庫は、阿倍野区文の里にあるおすすめ古本屋です。オーナー自作の木箱が店内に約400個も置かれており、ジャンルごとに仕分けされた古書がその中に整理されて展示されています。

セレクトショップのようなスタイリッシュな内装が印象的。都会の隠れ家的な雰囲気の中、まさに居留守感覚で現実を忘れて本の世界を旅することができます。

LVDB BOOKSは、田辺駅近くの住宅街の一角にあるおすすめ古本屋です。2015年3月に銭湯を改装して開店した古書店が、2018年4月に現在地に移転しリニューアルオープンしました。

長屋を改装した和風な店内に、アメリカ・欧州・アジアなど世界各国のユニークな古書を展示。和洋折衷の古本屋には、ギャラリーと呼ぶに相応しいクールな雰囲気が漂っています。

近年では、店内にカフェスペースを併設している本屋が増えています。美味しいコーヒーを飲みながら、ゆったりした気分で古書を楽しめるメリットがあります。

ここでは、梅田周辺にあるカフェ併設のおすすめ古本屋・古書店を見ていきましょう。

FOLK old book storeは、東横堀川沿いにあるおすすめ古本屋です。1階が喫茶店・谷口カレー、地下1階が古書店になっていて、書籍の購入と食事を一か所で済ませられます。

10食限定のシーフードカレーや20食限定の麻辣豚バラキーマカレーなど、スパイスの効いたカレーメニューが大人気。平日の11:30から売り切れまでの時間にしか食べられない絶品料理をぜひオーダーしてみてください。

スタンダードブックストアあべのは、あべのHoopの6階で営業しているおすすめ古本屋です。

「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」というユニークなキャッチフレーズを抱えている同店は、書籍とその書籍に関連した雑貨を一緒に販売している梅田周辺の名物書店。

カレー、ケーキ、ドリンクなどの軽食をオーダーできるカフェスペースもあり、小休憩に重宝します。

Calo Bookshop&Cafeは、肥後橋駅の近くにあるおすすめ古本屋です。

写真集や美術書を中心に取り扱っている古書店スペースとギャラリーが併設されていて、様々な芸術品を観賞できます。

また、カフェスペースではコーヒーや紅茶をオーダー可能。軽食にも対応しており、スパイシーなチキンカレーやパウンドケーキが大人気です。

古典文学などの芸術系古書を入手できるのは、古本屋ならではの強みです。一般的な本屋には無い専門書が充実していて、研究者にとっては宝の山と言えるでしょう。

ここでは、梅田周辺にある専門書が豊富なおすすめ古本屋・古書店を紹介していきます。

永井古書店は、梅田駅近くの大阪駅前第3ビル地下2階で営業しているおすすめ古本屋です。

「日本の歴史・文化・伝統を守る」をコンセプトに、保守系の歴史書を専門的に取り扱っています。反日左翼系メディアが作り上げた偽りの歴史解釈に疑問を感じている方は、右派系の古書を読んで日本の歴史を学んでみてはいかがでしょうか。

大阪シカクは、千鳥橋駅の近くにあるおすすめ古本屋です。梅田駅から南西に約4km。繁華街から離れたレトロな雰囲気の漂う住宅街の一角で、ミニコミやリトルプレスなどインディーズ系のコンテンツを取り扱っています。

ギャラリースペースでは、アーティストの個展も開催。他の古本屋にはまず確実に置いていないニッチな古書を入手できる魅力があります。

藤沢書店は、大阪梅田駅1階の阪急古書のまちにあるおすすめ古本屋です。梁山泊と杉本梁江堂の間にあります。

考古学関連のコンテンツを専門的に取り扱っていて、歴史書から宗教の教本まで様々な古書が揃っています。仏陀の涅槃図や西国三十三所順礼絵図などの掛け軸もあり、歴史的価値の高い商品が満載です。

今回は、梅田周辺のおすすめ古本屋・古書店を紹介いたしました。

数が減ってきているとはいえ、大阪ではまだまだ古書を取り扱う古本屋が健在です。大阪を訪れる際は、ぜひ本記事を参考にして梅田方面の人気古書店を回ってみてください。