うなみ(西尾)はうなぎの人気店！値段や予約･おすすめメニューを紹介

愛知県は鹿児島県に次いでうなぎ生産量の多い県です。なかでも特に西尾市が多くの割合をしめており、西尾市エリアでは養殖されたうなぎを使った美味しいうなぎ料理が食べられる名店が多く存在しています。

名店のひとつ「うなみ」はリーズナブルな価格でうなぎを楽しめることで人気のお店です。いつも行列ができるほど人気な「うなみ」の魅力に迫ります。

うなみは三河一色産のうなぎを使ったうなぎ料理が楽しめる有名店です。全部で20席ほどのこじんまりとしたお店で、黒を基調とした落ち着きある内装をしています。

有名店ということもあり店内には芸能人のサイン色紙が多数飾られており、人気の高さがうかがえます。

うなみは三河一色うなぎの養殖で盛んな西尾市にあります。最寄りの駅は名鉄西尾線の福地駅ですが、歩きでは30分以上かかる距離のためタクシーやバスの利用がおすすめです。

12台の車が停められる駐車場もあるので自家用車での移動も良いでしょう。ただ、うなみはとても人気の高いお店で、開店前から駐車場がいっぱいになることもあります。予定通り利用できないこともあることを頭に入れておきましょう。

うなみは西尾エリアのうなぎ店のなかでも人気の高いお店です。地元の方はもちろん、県外からも多くの人が美味しいうなぎを求めて遠征してきます。開店時間は11時ですが、1時間前から行列ができることも多い人気店です。

営業時間が11時から15時までと、お昼限定ということもあり混雑を避けることは難しくなっています。できるだけ混雑を避けたいと考える方もいますが、比較的どの時間帯も数人並んでいることが多いため、多少の待ち時間を覚悟しておきましょう。

人気うなぎ店うなみの基本情報は以下の通りです。

うなぎの養殖で盛んな西尾市には、うなみ以外にもうなぎ料理を扱うお店はたくさん存在しています。名店揃いのなかでも一際輝く存在であるうなみには、どんな魅力的な特徴があるのでしょうか。

多くのうなぎファンを虜にするうなみの特徴について調べてみました。

まずは目玉食材であるうなぎについてです。うなみでは地元三河で育てられた三河一色産のうなぎのみが使用されています。

三河一色産のうなぎは矢作川水系の河川水を利用しており、天然うなぎが生息する水質にできるだけ近づけた水道で養殖されているのが大きな特徴です。うなぎが過ごしやすい環境を整えることによってうなぎにかかるストレスを削減しています。

さらに、餌の種類や水温など細かい点にも気を付け大切に育てることによって、身に良質な脂がたっぷりとのった品質の高いうなぎへと成長するそうです。

時間をかけて大切に育てられたうなぎは、脂がたっぷりとのって身だけでなく皮までもが柔らかいため、口のなかでとろける優しい味わいとなっています。

うなみでは地元三河一色産のうなぎというブランドうなぎのなかでも、特に身の多い大きなうなぎを厳選して仕入れているため、肉厚でボリューム満点のうなぎが楽しめます。

うなぎを焼くときに使われる方法として炭火とガス火がありますが、うなみでは炭火焼きが採用されています。お店の看板にも大きく「炭火職人」と掲げるほど、炭火焼きにこだわりを持っています。

火力と赤外線の高い炭火でじっくりと焼き上げることで、うなぎのうま味を逃がさずなかに閉じ込めます。表面はパリッと香ばしく、なかはうなぎの脂でジューシーな柔らかい食感へと仕上げられています。

ガス火と違って炭火の香ばしい味が堪能できるのも炭火焼きならではです。うなみは炭火職人の名にふさわしい炭火焼きうなぎを提供してくれます。

うなみはメインとなるうなぎはさることながら、うなぎの味を引き立たせるご飯にもこだわっているお店です。お米の王様的存在であるコシヒカリが使われています。

コシヒカリといえば発祥の福井県や新潟県を思い浮かべる方も多いでしょう。コシヒカリは全国的に生産されているお米で、西尾市のある愛知県でも栽培されています。そして、うなみでは地産地消にこだわり愛知県産のコシヒカリを選んでいるのです。

最高の状態でうなぎを味わって欲しいという想いから、うなみでは炊きたてのお米を使用しています。注文を受けてから一人分をお釜で炊き上げるため、熱々のご飯で美味しいうなぎを楽しめるのがうなみの魅力でもあります。

コシヒカリは粘りが強く芳醇なうま味が特徴的なお米で、濃い味付けの料理との相性が良いお米です。一粒一粒ふっくらと立った美味しいお米は、特製の濃厚タレに包まれたうなぎと合わないはずがありません。

それでは、うなみの基本情報や魅力を知ったところで、気になるおすすめメニューを見ていきましょう。うなみのメニューはシンプルなので、はじめての方も迷わず選びやすい内容です。

うなみを訪れたらまず食べたいのが定番の「鰻丼」です。

ご飯のうえに特製タレがたっぷりと絡んだうなぎの蒲焼がのったボリューム満点の一品。サイズは並（うなぎ1/2）・上（うなぎ2/3）・特上（うなぎ1尾）の3種類で、いずれもお漬物と肝吸いが付いてきます。

価格は並（1,700円）・上（2,100円）・特上（2,600円）です。特上は大きな丼からはみでるほど大きなうなぎが入っており、食べた方が口を揃えてコスパ抜群と叫びます。1尾のうなぎを2,000円台で提供するお店はそう多くなく、お得感満載です。

価格が安いからといってうなぎの質が低いわけではありません。先述した通り三河一色産のうなぎを使用しており、肉厚でふんわりとした食感の鰻丼が楽しめます。

味に変化させていろんな食べ方を楽しみたい方におすすめなのは「釜まぶし」です。愛知県には名古屋発祥といわれる有名な食べ物ひつまぶしがあります。

ひつまぶしはお櫃にご飯とうなぎが入っていますが、うなみはお櫃の代わりにお釜のなかにご飯とうなぎを入れています。そのため、ひつまぶしではなく「釜まぶし」と呼びます。

「釜まぶし」にも並・上・特上の3種類のサイズがあり、うなぎの量は鰻丼と変わりません。肝吸いとお漬物も付いてきますが、ご飯の量だけ並・上・特上すべて300gで統一されています。

価格は並（2,000円）・上（2,600円）・特上（3,200円）です。鰻丼よりも高めですがご飯の量も多く薬味やだし汁が付いてくるため、これでもリーズナブルな価格設定といえます。

一般的なひつまぶしは3,000円から4,000円ほどで提供されており、他店と比較するとうなみの価格設定がリーズナブルだということがよくわかります。

「釜まぶし」の食べ方は一般的なひつまぶしと同じです。鰻丼本来の味を楽しみ、次に薬味をかけて味変して楽しみ、最後にだし汁をかけてさっぱりとしたお茶漬けで楽しみます。鰻丼だけでは味に飽きてしまうという方におすすめのメニューです。

ご飯や薬味などを無しに、うなぎ本来の味を楽しみたいという方におすすめなのが「長焼き」です。価格は1/2（1,300円）と1尾（2,200円）となっており、タレで味付けされた蒲焼か、素焼きした白焼かを選ぶことができます。

素材の味をしっかりと噛みしめたい場合はタレ無しの白焼がおすすめです。何も味付けされていないナチュラルな味が堪能できます。そのままでも十分美味しい白焼ですが、セットで付いてくる塩とわさび醤油で味変するのもおすすめです。

捌いたばかりのうなぎからとれた新鮮な肝を使用した「肝串」もおすすめの一品です。数量が少ない上に人気のメニューなので、オープンしてから数時間で売り切れになることも少なくありません。1本200円とこれまたリーズナブルな価格となっています。

提供時間が早いため、ご飯物が運ばれてくるまでの繋ぎとしてもおすすめです。

行列ができることで知られるうなみですが、事前に予約することができればとても便利です。うなみには予約制度があるのかを調べてみました。

残念ながらうなみには席を予約する制度はありません。事前に電話をかけて席を予約することはできないので注意してください。ただ、お店に到着前の事前予約制度はありませんが、店内に設置されたボードに名前を記入する制度はあります。

お店の方はそのボードを見てお客様を店内に入店させるため、ボードに記入しておかないおと名前が呼ばれないようです。

オープン前に来ていたのに記入をし忘れてしまい、後から来た方に先を越されてしまったというガッカリなパターンにならないよう気を付けてください。

うなみは店内飲食だけでなくテイクアウトも行っています。うなぎがたっぷりと入ったうなぎ弁当は並（1,500円）・上（1,900円）・特上（2,400円）の3種類から選べます。

さらに、長焼きや肝串もテイクアウト可能で、お土産用に日持ちがするよう冷凍真空パックに加工することもできます。このテイクアウトは事前に予約できるため、お店に着いたらすぐ商品を受け取れます。

残念ながら釜まぶしのテイクアウトはできませんが、うなぎ弁当はお店で食べる鰻丼同様ボリューミーで美味しい内容です。時間が無い方や行列に並ぶことが苦手な方は、テイクアウト予約を利用してみることをおすすめします。

うなみの特徴や魅力、人気のメニューなどを紹介してきました。最後にまとめとして県外からも多くの客が訪れるうなみの人気の秘訣について触れてみましょう。

うなみの人気の秘訣は職人の手による炭火加減で焼かれた絶品うなぎにあります。三河一色産のうなぎは良質な脂がたっぷりとのり、身が厚く美味しいと評判のうなぎです。上質なうなぎを使用しているので味が美味しいのは当たり前ともいえます。

そのうなぎをさらに美味しくしているのがうなみの炭火職人です。炭火はガス火と違って火加減の調節が難しく、作り手によって味が大きく左右されると言っても過言ではありません。

うなみの炭火職人が三河一色産のうなぎの味を最大限に引き出すことで、長年多くの方に愛される人気うなぎ店を維持させているといえます。

うなみの人気の秘訣は価格にもあります。うなみを訪れた方が口を揃えていう言葉が「リーズナブルでコスパが良い」です。ただ価格が安いだけでなく、しっかりとうなぎの量も多いので食べ応えがあるからこそ、訪れた方々から高い評価を得ています。

味が美味しいだけでなくお得感もあるため、満足度が高いといえます。

愛知県西尾市にあるうなぎの名店うなみの魅力をたっぷりと紹介してきました。うなぎ養殖量の多い愛知県には美味しいうなぎ店が数多く存在しますが、うなみは味よし価格良しのコスパ抜群のうなぎ店です。

リーズナブルな価格で絶品うなぎを堪能できるおすすめのお店なので、うなぎ好きの方はぜひ足を運んでみてください。