養浩館庭園は福井のおすすめ観光スポット!アクセスや見どころを紹介

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養浩館庭園は、福井のおすすめ観光スポットとなっている日本庭園です。この記事では、養浩館庭園とはどのような場所なのかについて詳しく紹介しました。養浩館庭園のアクセス方法や見どころについても紹介したので、ぜひチェックしてみてください。

養浩館庭園は福井のおすすめ観光スポット!アクセスや見どころを紹介

目次

  1. 福井県の養浩館庭園について紹介!
  2. 養浩館庭園とは?
  3. 四季折々の景色が楽しめる養浩館庭園
  4. 養浩館庭園の見どころ
  5. 養浩館庭園の建物内の見どころ
  6. 養浩館庭園へのアクセス
  7. 養浩館庭園で趣のある風景を満喫しよう!

福井県の養浩館庭園について紹介!

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福井県の養浩館庭園は、観光スポットとして人気の日本庭園です。この記事では、おすすめの観光スポット福井県の養浩館庭園について詳しく紹介していきます。

養浩館庭園とは?

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ここからは、福井県にある養浩館庭園とはどのような庭園なのか詳しく紹介していきます。

江戸時代を代表する名園

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福井県にある養浩館庭園は、江戸時代を代表する名園です。かつては福井藩主松平家の別邸だった養浩館庭園は、回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)で江戸時代初期から中期を代表する名園となっています。

回遊式林泉庭園は、園内を回遊して鑑賞する庭園のことを言います。福井藩主松平家の別邸だった江戸時代には、回遊式林泉庭園は「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と呼ばれていました。

養浩館庭園は福井城の本丸から北東約400mの位置にあり、福井城の外堀の土居に接しています。

御泉水屋敷(養浩館庭園)は文献上にも出てきています。福井藩の歴史書である「国事叢記」などに出てきます。「国事叢記」には、4代藩主光通(みつみち)の側室が、御泉水屋敷において男子(権蔵)を産んだと書かれています。

国の指定名勝に認定

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福井県にある養浩館庭園は、国の指定名勝に認定されています。

実は、福井県にも空襲がありました。1945年7月19日午後11時24分から7月20日午前0時45分にかけてのアメリカ軍による福井大空襲によって、養浩館庭園の建造物が焼失しました。

その後、養浩館庭園は1982年に国の指定名勝に認定されたことが契機となり、文政6年の「御泉水指図」により整備が行われていきました。「御泉水指図」を見ると、景石・石橋などが現在の養浩館庭園と一致していることがわかります。現在の養浩館庭園は、江戸時代の状態を保っているのです。

現在では、建造物や中央の池だけでなく、四季折々の自然の美しさを感じることができるのでおすすめです。

海外からも評価される名所

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福井の養浩館庭園は、海外からも評価される名所となっています。アメリカの日本庭園雑誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(JOJG)」のランキングでは、福井の養浩館庭園は常に上位に入っています。

「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング(JOJG)」による日本庭園全国ランキングの基準ですが、庭そのものの美しさ・上質な時間を過ごせる空間であるかなどを基準としてランクがつけられています。

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四季折々の景色が楽しめる養浩館庭園

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ここからは、四季折々の景色が楽しめる福井の養浩館庭園について詳しく紹介していきます。

花菖蒲が咲き誇る春

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福井の養浩館庭園は春になると、花菖蒲(はなしょうぶ)が咲き誇ります。

3月には梅を楽しむことができます。4月になると、美しい新緑が見頃を迎えます。ミツバツツジ・ヤブツバキも咲き始め、4月中旬となるとヤマザクラが花を開いていきます。4月の下旬からは、水際のカキツバタ・ツツジ・牡丹も咲き始めます。

5月には、牡丹・ツツジが見頃を迎え、庭を鮮やかに彩ります。日本海型気候の谷沿いなどに自生しているというタニウツギ・エゴノキも楽しめます。

また、5〜6月の時期は花菖蒲(はなしょうぶ)だけでなく、カキツバタも見頃を迎えます。花菖蒲(はなしょうぶ)の可愛らしい可憐なお花や、カキツバタがとても美しく、緑と紫のコントラストもとても綺麗です。お花が好きな方は、春に養浩館庭園を訪れることをおすすめします。

緑が美しい夏

福井の養浩館庭園の夏は、緑が美しいです。夏の福井は、実は暑さがかなり厳しいです。

ただ、養浩館庭園の緑と養浩館庭園にある大きな池を眺めながら散策すると、とても涼やかで癒されます。

また、6月頃にはガクアジサイ・ヤマアジサイが咲きます。7月や8月になると、養浩館庭園を通り抜けるそよ風や、美しい緑を楽しめます。

「日本家屋の別邸の味わいが最も楽しめる季節」と言われている福井の養浩館庭園の夏なのでおすすめです。ぜひ楽しんでください。

紅葉に染まる秋

福井の養浩館庭園の秋は、紅葉に染まります。

福井の養浩館庭園は9月中旬頃になると、庭園内のさまざまな樹木の紅葉が始まり、池周りの樹木の紅葉の見頃は11月上旬頃です。

東西園路のヤマモミジの見頃は、11月中旬〜11月下旬頃です。12月上旬頃には、炎が消える寸前のような紅葉の美しさを楽しむことができておすすめです。

毎年、福井の養浩館庭園では10月中旬には雪吊りをします。雪吊りとは、冬に雪が付着することで、樹木の枝が折れないように縄で枝を保持することを言います。ぜひ、福井の養浩館庭園の秋を楽しんでください。

雪景色が綺麗な冬

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福井の養浩館庭園の冬は、綺麗な雪景色を楽しめます。

養浩館庭園は冬の12月からサザンカを楽しむことができます。1月になるとたくさんの雪が降って雪景色を楽しめます。2月になると梅を楽しむことができておすすめです。

水墨画のような雪景色を楽しむことができるので、ぜひ冬の時期に福井の養浩館庭園を訪れてみてください。ただ、冬の時期の養浩館庭園はとても寒いので、暖かい格好をして行くことをおすすめします。

養浩館庭園の見どころ

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ここからは、養浩館庭園の見どころを紹介していきます。

中央に池がある「回遊式林泉庭園」

福井の養浩館庭園の見どころ1つ目は、中央に池がある「回遊式林泉庭園」です。福井の養浩館庭園は、この記事の最初の方でも紹介しましたが「回遊式林泉庭園」となっています。「回遊式林泉庭園」は園内を回遊して鑑賞する庭園のことを言いますが、養浩館庭園の中央には池があります。

福井の養浩館庭園の中央に池があることで、色々な場所から見るとまったく違う印象の景色となります。中央の池の周りは一周できるようになっているので、ぜひ散策してみてください。

また、池の周りを一周した後には、屋敷の中からの景色もチェックしてみてください。

自然の石橋がかかる「遣水」

福井の養浩館庭園の見どころ2つ目は、自然の石橋がかかる「遣水」です。

「遣水」とは、池に水を引き入れるための水路のことを言います。福井の養浩館庭園ではかつて、芝原上水の豊富で清らかな水を、滝や大きく曲がりをつけた小川で一つの流れを作り上げ、池に導いていたのです。

ただ、現在は流れの幅を狭めて、池の水も芝原上水ではなく地下水をくみ上げて利用しています。

現存例のめずらしい「砂利汀」の流れは再現されていて、水のごく近くを歩いて楽しむことができるのでおすすめです。ぜひ、「遣水」にも注目してみてください。

花崗岩で再現「七重層塔」

福井の養浩館庭園の見どころ3つ目は、花崗岩で再現された「七重層塔」です。

池にそって南に進むと、花崗岩で再現された石製の七重塔があります。元々この場所にあったという塔は、「御泉水指図」にも記載があるように戦前までは残っていましたが、現在は鯖江市の民家に移されているとのことでした。

花崗岩で再現された「七重層塔」は、笏谷石製の層塔で永享6年の銘が刻まれています。ぜひ、福井の養浩館庭園を訪れた際には、花崗岩で再現された「七重層塔」もチェックしてみてください。

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養浩館庭園の建物内の見どころ

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ここからは、養浩館庭園の建物内の見どころを紹介していきます。

屋敷の中心「御座ノ間」

養浩館庭園の建物内の見どころ1つ目は、屋敷の中心「御座ノ間」です。

「御座ノ間」の柱は杉丸太、天井は椹(さわら)の木の板を使った棹縁天井(さおぶちてんじょう)です。

「御座ノ間」は池に面しているので、「御座ノ間」から池を眺めることもできます。「御座ノ間」には出書院もあります。桑材でできた欄間は、麻の葉の模様のとても綺麗な透彫があるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします。

月を眺める部屋「御月見ノ間」

養浩館庭園の建物内の見どころ2つ目は、月を眺める部屋「御月見ノ間」です。

養浩館庭園の「御月見ノ間」は月を眺めることができる部屋で、東側の月見台から月の出を楽しめて、西側の出書院からは池に映る月を楽しむことができる部屋となっています。

養浩館庭園養浩館庭園では秋の時期になると、夜にライトアップを行っています。ぜひ、ライトアップされている時期に「御月見ノ間」から美しい月を眺めてみてください。

お風呂にあたる部屋「御湯殿」

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養浩館庭園の建物内の見どころ3つ目は、お風呂にあたる部屋「御湯殿」です。

養浩館庭園の「御湯殿」は、昔お風呂として使われていた部屋です。お風呂というと、お湯を張るイメージを持つ方が多いと思いますが、現在のお風呂とは異なり当時は「蒸し風呂」でした。

養浩館庭園の「御湯殿」の部屋に入ると分かるのですが、床が中央に向かって斜めになっています。これは、蒸し風呂で使用した水が部屋の中にたまらないように、流すためです。「御湯殿」に行った際には、そうしたところもチェックして見ることをおすすめします。

養浩館庭園へのアクセス

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養浩館庭園へのアクセス方法を紹介していきます。養浩館庭園の住所は、福井県福井市宝永3丁目11−36です。

養浩館庭園へは、JR福井駅から徒歩で行けます。福井県庁(福井城本丸跡)の中を通り抜けて、歩いて15分ほどで養浩館庭園に着きます。

養浩館庭園へ鉄道で行く場合は、JR福井駅西口バスターミナル1番・2番乗り場から京福バス20系統 幾久新田塚線(幾久先回り)、57系統 心臓センター町屋線に乗車して「養浩館口江戸上町」で下車してください。「養浩館口江戸上町」から養浩館庭園まで歩いて3分ほどです。福井駅からの運賃は100円です

えちぜん鉄道を利用する場合、「新福井」駅で下車してください。「新福井」駅から養浩館庭園まで歩いて約10分です。福井鉄道福武線を利用する場合は、「仁愛女子高校」駅で下車してください。「仁愛女子高校」駅から養浩館庭園まで歩いて約15分です。

養浩館庭園の入場料は、220円です。養浩館庭園には無料日があり、家庭の日(毎月第3日曜日)、文化の日(11月3日)、ふるさとの日(2月7日)は無料です。

住所

〒910-0004 

福井県福井市宝永3丁目11−36

電話番号

0776-21-0489

営業時間・休業日

9:00〜19:00

(11月6日から翌年2月末日までは

午後5時閉園

入園は閉園時間の30分前まで)

休館日は年末年始(12月28日〜翌年1月4日)のみ

アクセス

JR福井駅から徒歩で15分

【電車】

JR福井駅西口バスターミナル 

1番・2番乗り場より
京福バス 20系統 幾久新田塚線(幾久先回り)

57系統 心臓センター町屋線などで

「養浩館口江戸上町」下車 

徒歩約3分

福井駅からの運賃は100円

えちぜん鉄道で「新福井」駅下車

徒歩約10分

福井鉄道福武線で「仁愛女子高校」駅下車

徒歩約15分

【バス】

すまいるバス 

北ルート田原・文京方面「江戸上町」下車 

徒歩約3分

料金

220円

無料日は、家庭の日(毎月第3日曜日)

文化の日(11月3日)

ふるさとの日(2月7日)

駐車場の有無

有り

東門受付側に10台分の駐車場有り

西門側にも駐車場有り

公式URL

http://fukuisan.jp/ja/yokokan/index.html

養浩館庭園で趣のある風景を満喫しよう!

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観光スポットとして人気の日本庭園である福井県の養浩館庭園について詳しく紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。養浩館庭園は福井県を襲ったアメリカ軍による福井大空襲によって、建造物が焼失してしまっていました。

しかし、1982年に国の指定名勝に認定されたことが契機となり、文政6年の「御泉水指図」により整備が行われていきました。福井県の養浩館庭園は、江戸時代を代表する名園です。養浩館庭園は回遊式林泉庭園(園内を回遊して鑑賞する庭園)となっていて、中央に池があります。

中央に池があることで、色々な場所から見るとまったく違う印象の景色となります。養浩館庭園では、春夏秋冬の四季折々の景色が楽しめます。ぜひ、福井県の養浩館庭園で趣のある風景を満喫してください。

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