青森の心霊スポットランキング！恐山など行ってはいけない危険スポットも紹介

青森はねぶた祭りや青森グルメなど明るいイメージが強いですが、実は青森は心霊スポットが多いことでも有名です。恐山のような一般的にも有名な心霊スポットから知る人ぞ知る廃墟やトンネルなどの心霊スポットまでランキング形式でご紹介します。

軽い気持ちで行くことをおすすめはできませんが、行く場合には事前に危険スポットなどの情報をチェックしてから行きましょう。

青森の心霊スポットランキング第10位～第7位をご紹介します。

三内霊園は青森市にある公営霊園で、昭和17年に開園しました。歴史上の著名人だと版画家の棟方志功や写真家の沢田教一 がこの地に眠っています。霊園はとても広く、道路沿いには桜の木が植えられているので春になると桜が満開になります。

日中は明るく心地よく過ごせる環境ですが、夜になると人気がなくなり雰囲気が一変します。四つん這いで追いかけてくる女性の霊や座り込む男の子の霊が出るという噂があります。シャトルバスのロータリーを3周すると帰り道がわからなくなるという言い伝えもあります。

旧久栗坂トンネルは浅虫温泉近くの国道4号線にあった旧トンネルです。旧トンネルの横に新久栗坂トンネルができ、現在は旧トンネルへは行けなくなっています。新トンネルでも心霊現象が起きると言われています。

トンネル内で交通事故があり、その時亡くなった人の霊が彷徨っていると噂されています。トンネルを通った人が発行体を見たり、女性の霊を見たりということが続出しています。遊び半分でトンネルの行き来は絶対しないようにしましょう。

野内病院は県道259号線沿いにある廃病院です。廃病院の入り口前には1台の廃バスが置かれており、この中に無数の霊がいると言われています。面白半分でバスに乗ることはやめましょう。

廃墟と化した病院は窓が割れていたり草木に覆われていたりしていて、廃墟巡りとして訪れる人も多いです。建物内では老婆や少女の霊の目撃談が多くあります。一歩足を踏み入れると無数の視線を感じ、背筋が凍る体験をすると言われています。

スペース21は岩木山の麓にある廃業したホテルです。1985年～1995年頃開業したと言われており、4階建ての本館と3階建ての別館からなるスパリゾート風ホテルとして営業していましたが、2000年代初頭にはすでに廃墟となっていたと確認されています。

建設時から事故で死者が出ており、廃業後も心霊現象が多いという理由から解体作業が中断されました。経営不振で自殺したオーナーの怨念が最も強く、多くの霊を呼び寄せており、大浴場付近が特に霊力が強い場所となっていると言われています。

青森の心霊スポットランキング第6位～第4位をご紹介します。

十和田湖は青森県と秋田県にまたがる湖で、約2000年前の火山活動で出来た二重式カルデラ湖です。大きさは日本で12位、深さは日本で3位で、神秘の湖と言われています。季節によって違った表情を見せる風光明媚な観光地として知られていますが、実は心霊スポットとしても有名です。

昔ダイナマイトで心中を図った事件があり、湖面に女性の顔や目玉を見ることがあると言われています。十和田湖で自殺した人は決して浮き上がってこないとも言われています。近くにある十和田神社は霊的パワーが最強のスポットとして知られ、心霊体験には事欠かない場所です。

久渡寺は青森県弘前市にある真言宗智山派寺院です。津軽三十三観音霊場の一番札所で、オシラサマ信仰や伝丸山応挙筆の幽霊図でも有名です。昔久渡寺付近で起きた土砂崩れで命を落とした住民を慰霊するために200を超える観音像が置かれていますが、数々の心霊現象も起こると言われています。

円山応挙の幽霊画がありますが、これは円山の妻が自殺を図った後に現れた霊を描いたと言われています。また、久渡寺にある電話ボックスは突然鳴ることがあるそうです。このように久渡寺のあらゆる場所で心霊の噂が絶えません。

杉沢村は青森県にあった村で、地図から消えた村として知られています。杉沢村伝説としてテレビ・映画や雑誌などで度々取り上げられています。

昭和初期に「一人の村人が突然発狂し、村民全員を殺して自らも命を絶つ」という事件が起き、誰もいなくなった村は廃村となり、地図からも消されたと言われています。伝説なので諸説ありますが、今は悪霊が住み着く場所になっていると言われています。

青森の心霊スポットランキング第3位～第1位をご紹介します。

八甲田山は青森市の南側にそびえ、大岳を主峰とした10の山々の北八甲田、櫛ケ峰を始めとした6峰の山々を南八甲田と言い、それらを総称として八甲田山と呼んでいます。6月には新緑、11月には紅葉が美しく、冬場はスキーが楽しめます。

1902年に発生した八甲田雪中行軍遭難事件が有名で、八甲田山で行われた軍事演習に参加した軍隊が猛吹雪に合い遭難し、199名が死亡した歴史上最大の山岳遭難事故です。映画や書籍でもその様子を描いています。この時に亡くなった軍人らの霊の目撃談が絶えないため、八甲田山は心霊スポットとなっています。

カローラ山荘はかつてこの場所に精神病患者の病棟があったと言われています。暴行や感染症で多くの患者が亡くなり、その霊が今でも現れることがあるそうです。今は廃墟となっていますが、夜になると死んだ亡霊が蘇ったり、地面に埋められた死者が蘇ったりという噂があります。

敷地内に宗教施設を思わせるようなよくわからない物や銅像・オブジェが転がっており、その不気味さも心霊体験をする雰囲気を冗長させています。

恐山は862年に天台宗の慈覚大師により霊山として開山されました。高野山・比叡山と合わせて日本三大霊場に数えられています。恐山の入り口には三途の川が流れており、あの世とこの世を行き来する感覚を覚えます。

死者の成仏を願うのが恐山のお参り方法で、無間地獄・金堀り地獄・賭博地獄など、136の地獄があり、地獄巡りとして知られています。カラカラと回る風車も印象的で、これは幼い子供の霊を慰めるために置かれています。

恐山は死者の霊が集まる場所とされており、この世に未練を残し成仏できない霊も多くいることから心霊現象が起こることがあると言います。恐山を離れても憑いてしまう霊がありますが、大抵は時間が経つと離れていくそうですが、恐山内で罰当たりな行為をするとその限りではないので注意しましょう。

青森の心霊スポットは人気のない人里離れた場所にあるケースが多く、一歩足を踏み入れると簡単には逃れられないとも言われています。

遊び半分やふざけた気分で行くと、霊を刺激し後戻りできない体験をすることも多いと言われているので、注意しましょう。訪れる際は死者への弔いの気持ちを忘れないようにしてください。

青森の心霊スポットランキングをご紹介してきました。廃墟から観光スポットとなっている場所まで様々な心霊スポットがあります。軽い気持ちで行くべき場所ではありませんが、恐山など観光スポットとなっている場所は、死者への祈りを捧げる場所として神聖な気持ちで見学するようにしましょう。