アルゼンチン赤エビの美味しい食べ方!おすすめレシピや特徴も紹介

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エビは世界でも人気の食材です。その中でも、アルゼンチン赤エビは、大きくて安くて美味しいという3拍子が揃っていて、家庭料理におすすめの食材のひとつです。鮮度がいいアルゼンチン赤エビはどのような料理にも向いていますので、レシピも含めてご紹介していきます。

アルゼンチン赤エビの美味しい食べ方!おすすめレシピや特徴も紹介

目次

  1. アルゼンチン赤エビの美味しい食べ方を紹介!
  2. アルゼンチン赤エビとは?
  3. アルゼンチン赤エビの食べ方
  4. アルゼンチン赤エビのおすすめレシピ【生食編】3選!
  5. アルゼンチン赤エビのおすすめレシピ【加熱処理編】3選!
  6. アルゼンチン赤エビを美味しく食べよう!

アルゼンチン赤エビの美味しい食べ方を紹介!

アルゼンチン赤エビは、適度な大きさで食べごたえがあり、甘えびのような甘さがあり、その上、鮮度が抜群のため、生でも火を通しても美味しくいただくことができます。そのため、おすすめの美味しい食べ方をご紹介していきますので、料理のレパートリーの参考にしてください。

アルゼンチン赤エビとは?

アルゼンチン赤エビとは、南米にあるアルゼンチン南部の深海に生息しているエビで、特にパタゴニアで多く捕れることからパタゴニアエビとも言われています。年間、約12000tもの捕獲量があります。

アルゼンチン赤エビは、トロール船で捕獲された後、そのまますぐに急速冷凍されて出荷するので、私たちの食卓に並ぶ時まで鮮度を保つことができるため、生でも食すことができます。

アルゼンチン赤エビの特徴

アルゼンチン赤エビの特徴は、赤い!という事でしょう。ほとんどのエビは、火を通すことで赤く変化しますが、アルゼンチン赤エビは、アスタキサンチンが多く含まれているため、火を通さなくても赤い色をしています。

次に、体長15~20cmはある大きさも特徴です。大きさがあるので、食べごたえがありますし、見栄えを良くしたい料理、例えばパエリアやブイヤベースにもよく利用されます。

そして、何より安価であるという事でしょう。10尾パックで400~500円で購入することもできます。ブラックタイガーと比べると半額ほどで購入できますので、家庭で料理するにはおすすめです。

アルゼンチン赤エビの名産地

アルゼンチン赤エビの名産地は、南極大陸に近く、氷河観光でも知られるアルゼンチンのサンタクルス州です。ここの深海で多くのアルゼンチン赤エビが捕獲されています。

アルゼンチン赤エビはどこで買える?

アルゼンチン赤エビは、スーパーや鮮魚店で購入することができます。もし、近くにアルゼンチン赤エビを購入するところがない方は、通信販売がありますので、インターネットで購入することもできます。

スーパーや鮮魚店では、既にアルゼンチン赤エビは解凍された状態で販売していることが多い為、すぐに食すならおすすめです。しかし、調理までに日にちがある場合は、通信販売の方が冷凍のまま届き、鮮度が保てますのでおすすめです。

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アルゼンチン赤エビの食べ方

それでは、アルゼンチン赤エビの食べ方をご紹介していきます。

下処理の方法

アルゼンチン赤エビは、調理する前に下準備が必要です。エビ全般にも言えることですが、まず、購入してきた赤エビを臭みを採るために水で洗い、キッチンペーパーで水けをふき取ります。

次に、背ワタを取っていくのですが、殻つきのままでしたら、頭から3つ目の節目に爪楊枝っを入れて取り出します。殻をむいて使う場合は、殻をむいた後に背中に切り目を入れて背ワタを取る方法と、包丁を入れずに爪楊枝で取る方法があります。

背ワタを爪楊枝で取った方がエビの形をきれいなまま料理することができますし、背中に切れ目を入れると、火の通りが早くなり、ソースも絡みやすくなるので、料理によって使い分けましょう。

アルゼンチン赤エビは、殻が柔らかいので頭から尻尾まで丸ごと食べることができます。しかし、足の先端が鋭くととがっていますので、足先と髭は切っ他方が食べやすくなります。

そして、頭や殻からは、美味しい出汁が撮れますので捨てずにみそ汁やスープに利用してみてください。

生食でも加熱しても美味しい!

アルゼンチン赤エビは、捕獲後に船上で急速冷凍するため、鮮度を保ちながら私たちの食卓に並ぶことができます。そのため、お刺身やお寿司などの生で食すことはもちろん、塩焼きにしたり、パエリアやパスタや網焼きなど火を通しても美味しく召し上がることができ、いろいろな食べ方をご紹介します。

アルゼンチン赤エビのおすすめレシピ【生食編】3選!

アルゼンチン赤エビの魅力でもある甘みとプリッとした食感を堪能したいのであれば、生食がおすすめです。生食でもいくつか調理方法がありますので参考にしてください。

①濃厚で美味しい「赤エビの漬け刺身」

アルゼンチン赤エビをそのままのお刺身ではなく、醤油ベースのたれに漬ける「漬け刺身」はいかがでしょうか。マグロの漬けはよく見かけますし、食されている方も多いと思いますが、赤エビも美味しくいただくことができる食べ方です。

レシピもご紹介します。まず、赤エビの頭を取り、尻尾の部分を残して殻をむき背ワタを取ります(10尾)。背ワタを取った赤エビ醤油(大さじ3)みりん(大さじ3)薄く切ったニンニク(1かけ分)と輪切りにして種を取った鷹の爪(2/1本)をボールに入れて混ぜます。そして、かき混ぜながら冷蔵庫で1時間ほど漬け込みます。

後は盛り付けて完成ですが、好みにより刻み葱をトッピングしてもいいでしょう。さっぱりとして濃厚なエビの旨みを堪能でき、お酒も進む一品です。

②お酒にぴったり!「赤エビのカルパッチョ」

アルゼンチン赤エビのカルパッチョは、さっぱりとしいますので、前菜としてワインのお供として人気のある食べ方です。

レシピをご紹介します。まず、水洗いをして、ペーパータオルで水気を取ります。そして、頭と殻をむき、背中からお腹の手前まで切れ目を入れて背ワタを取り(8尾)、お皿に盛りつけます。

玉ねぎ(1/4玉)をみじん切りにしてボウルに入れ、塩・胡椒コショウをして混ぜて、フレンチドレッシング(玉ねぎと同量)、EXVオリーブオイル(玉ねぎと同量)、みじん切りのイタリアンパセリ(適量)をスプーンで混ぜてソースを作ります。

できたソースを赤エビの上に載せます。好みでトマトなど彩の綺麗な野菜を散らして完成です。見た目にも涼しいカルパッチョは、手軽にできて目にも楽しい一品です。

③レモンとよく合う「赤エビのマリネ」

アルゼンチン赤エビをマリネで食してみましょう。カルパッチョとはまた違ったさっぱり感と程よい酸味が夏にはぴったりな一品です。

それでは、レシピをご紹介します。

赤エビは、殻つきのまま背ワタを取り(6尾)、白ワイン(大さじ2)レモンの輪切り(1枚)を一緒に鍋に入れ、蓋をして蒸します。ここで、イカを入れる際は一緒に蒸します。

マリネ液を作ります。赤玉ねぎの薄切り(1/6玉)赤パプリカの細切り(20g)セロリの薄切り(15g)レモンの輪切り(2枚)ワインビネガー(大さじ1/2)薄口しょうゆ・胡椒少々を混ぜます。

できたマリネ液にあればホタテや赤エビやイカを汁ごと加えて冷蔵庫で1時間以上置いてなじませます。盛り付けの際に赤エビの殻をむきます。そしてイタリアンパセリで彩をそえて完成です。

赤エビのマリネは、ワインやビールのおつまみにもなりますので、ちょっとしたホームパーティーにもおすすめです。

アルゼンチン赤エビのおすすめレシピ【加熱処理編】3選!

アルゼンチン赤エビの食べ方の過熱処理のレシピをご紹介します。

①パーティーにもおすすめ「赤エビのアヒージョ」

赤エビを使ったアヒージョは、オリーブオイルを使っているので体にも優しい料理で、赤エビの旨みが楽しめる一品になっています。

それではレシピをご紹介します。赤エビ(5尾)を頭と尻尾を残して背ワタを取り、塩・コショウで下味をつけます。鍋にオリーブオイル(200mlほど)ニンニクのみじん切り(2~3かけ)ヘタと種を覗いて半分にした鷹の爪(1~2本)を入れて火にかけます。ニンニクを焦がさないようにするのがポイントです。

オリーブオイルが温まり香りがして来たら、赤エビ・マッシュルームなど好みの具材(適量)を入れ、具材が浸るまでオリーブオイルを加えて5~8分ほど煮込みます。具材に火が通ったら器に盛り付けてパセリを散らして完成です。

②旨味たっぷり「赤エビのパスタ」

アルゼンチン赤エビは、癖がないのでパスタとの相性も抜群です。パスタのソースの種類がたくさんありますが、シンプルなペペロンチーノがおすすめです。

それでは、レシピをご紹介します。赤エビは、殻をむき背中に切れ目を入れ背ワタを取ります。フライパンに赤エビ・キノコなど好みの具材・つぶしたニンニク(1かけ)種を取って輪切りにした赤トウガラシ(1本)をいれて塩(小さじ1/4)を振り入れて混ぜます。

そのフライパンにオリーブオイル(大さじ4)を加えて火にかけます。細かい泡が出てきたら弱火にして約5分そのまま煮ます。オリーブオイルで具材がかぶるくらいが目安です。

ゆであがったスパゲッテをフライパンに加えて具材と馴染ませ、塩コショウで味を調えてお皿に盛り付けて完成です。

具材は、好みでアレンジすればレパートリーが広がりますので、いろいろと試していただきたいです。

③シンプルで美味しい「赤エビの酒蒸し」

アルゼンチン赤エビの酒蒸しは、頭から尻尾まで丸ごと食べることができますので、お酒のおつまみに最高の一品です。エビの殻をむくのが苦手でエビを食さない人も多いと思いますが、赤エビの酒蒸しは、殻をむく手間がなくビールを持ちながら片手で赤エビを食すことができます。

それではレシピをご紹介します。まず、浅い鍋かフライパンに背ワタを取った赤エビ(5尾)を頭付きのまま並べ、塩(少々)酒(大さじ2)を入れて蓋をし、中火で3分ほど蒸します。火けして2分そのままにして粗熱で赤エビに火を通します。

器に盛り付けて入り撮りでパセリやレモンを添えて完成です。

時間がない家で仲間が集まって楽しむ時でも、さっと美味しくできるありがたい一品です。

アルゼンチン赤エビを美味しく食べよう!

アルゼンチン赤エビをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。大きくて見栄えも良く、美味しくて安い赤エビは、コストパフォーマンスが非常に高い食材と言えます。

そのため、月末の家計がピンチな時の救世主として、鯵も味も大事ですが量も欲しいホームパーティー時には、アルゼンチン赤エビを加えてみてはいかがでしょうか。食卓に花を添えてくれることでしょう。

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