旭川から札幌の料金！JR電車･高速バス･車の比較や所要時間も紹介

旭川と札幌は、ともに多くの人口を抱える、北海道屈指の人口の多い街。旭川から札幌に行くためのアクセス網は整備されており、地元の人はもちろん、観光で北海道に訪れた人にも多く利用されています。

また、人気アーティストのコンサートや大規模なイベントは、道内では札幌でしか開催されないことも多く、旭川から札幌にコンサート・イベント鑑賞のために移動するという人も多くいます。

この記事では、旭川から札幌までの移動を予定している人に向けて、JR(電車)、高速バス、車の料金の比較や所要時間、旭川から札幌までの距離など、役立つ情報をご紹介します。

まずは「旭川」と「札幌」がどのような街なのかについてご紹介します。

北海道の中央部、上川地方にあり、北海道で第2の都市といわれる旭川。

駅前には、ショッピングモールやグルメ店、アミューズメント施設などが建ち並ぶ「旭川買物公園通り」や市民の憩いの場「常盤公園」などがあり、都会と自然が程よく調和した魅力的な街です。

また、郊外には全国的に有名な「旭山動物園」があるなど、見どころ満載。

上川盆地にあるため、夏は暑く、冬は厳しい冷え込みに見舞われます。

北海道庁所在地であり、北海道内で最も多くの人が住む札幌市。

道内で唯一、地下鉄路線や地下街があり、交通アクセスや利便性が高く、住みやすい街として人気です。

札幌は、JR札幌駅周辺、大通エリア、日本三大繁華街のすすきのなど、ショッピングや観光を楽しめるスポットが多く、にぎやかな街。

他にも、冬の札幌オリンピックの会場となった「大倉山ジャンプ競技場」やクラーク博士像で有名な「羊ヶ丘展望台」などがよく知られています。

毎年2月には世界各国から観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」、6月には「よさこいソーラン祭り」など、イベントの開催も盛んです。

旭川から札幌までの距離は、約130km。

130kmがどのくらいの距離であるかというと、たとえば、東京からだと静岡県の沼津あたりまで、名古屋からだと三重県の伊勢市あたりまで、大阪からだと京都府の舞鶴市や兵庫県の赤穂市あたりまでの距離と同じくらいです。

北海道は、他の府県に比べると圧倒的な広さがあります。ですから、他の府県民とは距離に対する感覚が少し違います。

たとえば、片道40km～60kmは、道民にとっては「近い！」という感覚。100kmをこえる「少し遠いな」と感じますが、まだまだ序の口です。

本当に「遠い」と思うのは、300kmを超えたあたりから。

具体的には、旭川から室蘭（約250km）や函館（約430km）、 釧路（約270km）や根室（約360km）が当てはまります。

北海道民にとって、片道130㎞という距離は、決してそれほど遠いものではありません。

まずは、旭川から札幌の料金と所要時間【JR(電車)の場合】についてご紹介します。

旭川から札幌までのJR(電車)の料金は、大人で片道2,860 円です。

特急電車の場合、旭川から札幌まで乗り換えなしの直通で、所要時間は約1時間30分です。

普通電車の場合、旭川から札幌まで乗り換えることなく乗車した場合、約3時間。他の電車と乗り継ぎをすると、もう少し時間がかかります。

旭川から札幌までJR（電車）で行く方法には、特急電車と普通電車の2パターンあります。時短と乗り換えのない楽さを望むのなら、特急を利用することがおすすめです。

旭川から札幌までJR（電車）で移動する場合、最も短時間で移動することができるのが特急の「ライラック」と「カムイ」になります。

「ライラック」と「カムイ」の違いは、使われている車両の種類や設備によるもの。運行本数はライラックの方が多いです。

また、網走から札幌までを結ぶ「特急オホーツク」の乗車でもOK。特急オホーツクは、網走を出発してから途中で旭川駅に停車します。

どの電車も、旭川駅を出発し、深川（ふかがわ）駅→滝川（たきかわ）駅→砂川（すながわ）駅→美唄（びばい）駅→岩見沢（いわみざわえき）駅に途中停車したあと、札幌駅に到着します。

旭川から札幌までは、普通電車で向かうこともできます。

ただし、乗り換えなしで札幌まで行ける電車は一日に数本しかなく、他は、岩見沢駅や滝川駅で一度下車して乗り換えます。

所要時間が2倍になるので、移動時間を短縮したいという人は不向き。普通電車は、北海道をのんびり旅したいという人に向いています。

続いて、旭川から札幌の料金と所要時間【高速バスの場合】をご紹介します。

 旭川から札幌まで高速バスを利用するなら、北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、道北バスが共同運行している「高速あさひかわ号」を利用しましょう。 

旭川から札幌まで運航している高速バス「高速あさひかわ号」の料金は、片道大人2,300円、往復で4,350円。

他に、4枚つづりや10枚つづりなどの回数券があり、通常のバス料金よりもお得な割引料金で乗車することができます。

20枚つづりの回数券の身「スマホ乗車券」というモバイルチケットがあり、紙の回数券よりもさらに安い料金で利用することができます。

旭川から札幌まで、高速バス「高速あさひかわ号」に乗車した場合、所要時間は季節によって違い、 夏は約2時間5分、冬は約2時間25分です。

なぜこのように季節によって所要時間の違いがあるかというと、冬は雪のために渋滞しやすいから。

また、アイスバーンの路面でノロノロ運転になったり、途中高速道路が通行止めになっている場合に一般道を走ったり、さまざまなトラブルが予測されるためです。

走行距離は、140kmです。

旭川から札幌まで高速バスに乗車する時は、旭川駅のバスターミナルから乗車します。

予約不要で、当日空きがあればチケットを購入後すぐに乗車することができるので、突然思い立って「札幌に行きたい！」という時にも便利です。

「高速あさひかわ号」は、旭川駅を出発した後、途中で納内（おさむない）や江部乙（えべおつ）、野幌（のっぽろ）などに停車し、札幌駅に到着します。

ここでは、旭川から札幌の料金と所要時間【車の場合】をご紹介します。

旭川から札幌までのドライブを予定している人にもぜひおすすめです。さっそくご覧ください。

旭川から札幌まで車で行く場合、かかる料金は「レンタカー代」と「高速道路の利用料金」です。

旭川には、レンタカー会社が多いので、札幌までの移動の際に便利です。

レンタカー料金としてかかるのは、「車両本体のレンタル料金」と「保険料（1,000円前後）」、「ガソリン代」です。

レンタカーの車両の料金は、軽自動車で約5,000円～が相場。

北海道は夏に最も観光客が多くなることから、7月や8月などの夏季は、他の月に比べると料金が2～3割高くなるところが多いです。

また、ミニバンや3ナンバーの車種など、車の大きさや排気量などにより料金が上がります。

レンタカーは、満タン返しが基本です。ガソリンが減った分は給油して満タンにしなくてはいけないので、返す直前に店舗近くのガソリンスタンドに立ち寄ることを忘れずに。

旭川北から札幌北まで高速道路を利用した場合、普通車で3560円の料金がかかります。

旭川から札幌までの車での所要時間は、高速道路を利用する場合で約1時間40分、一般道の場合は約2時間30分です。

旭川から札幌まで車で行く場合、高速道路を利用する場合と一般道を利用する場合の2パターンあります。

高速道路の場合は、道央自動車道の「旭川IC」から入り、札幌市内に入って札樽道と合流します。

一般道の場合は、国道12号線を通ります。

旭川から札幌まで行く時に役立つお得な情報をご紹介します。

Sきっぷとは、JR北海道が独自に発行しているお得な切符で、自由席往復割引きっぷのことを言います。

通常料金よりも安い運賃で利用することができるので、旭川から札幌まで往復する予定のある人にはぜひ利用してほしい切符です。

対象の駅レンタカー営業所で駅レンタカー料金が割引になる特典がついているので、レンタカーを利用する予定のある人には特におすすめ。ただし割引となるのは一部クラスなので、事前に確認しておくと安心でしょう。

「えきねっとトクだ値（ね）」とは、インターネット限定で発売されているお得な切符のこと。

「えきねっと」というサイトのみで販売されています。

年末年始やお盆、大型連休期間などの繁忙期にも使えるのでとってもお得。1回の申込みで最大6名まで利用できるので、友人や仲間、家族との旅行におすすめです。

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レンタカー料金の比較が簡単で、お得なキャンペーン割引なども利用可能。さらに、予約で楽天ポイントの付与もあり、ためたポイントをショッピングや観光に使うこともできます。

では、旭川から札幌までのJR(電車)・高速バス・車の料金を比較してみましょう。

旭川から札幌までの移動手段は、プランや予算に合わせて最適なものを選ぶのがおすすめ。適した移動手段を選べば、旅がもっと楽しくなります！

旭川から札幌までの移動手段についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

広い北海道、移動手段次第でスケジュールも大きく変わります。ぜひ自分にとって都合のいい方法を見つけてください。